学生向けクレジットカードの選び方、作り方、おすすめカードを総まとめ!現役学生に突撃調査も!

初めてのアルバイトや一人暮らし…学生になると自分で管理するお金も増えてきます。それに伴いクレジットカードを作ってみたいと考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、いざカードを作るとなると、意外にわからないことが沢山。
「クレジットカードって色々あるけど、どれを選べばいいの?」
「そもそもクレジットカードは必要?」
「どのくらいの割合の人がクレジットカードを持ってるの?」
こんな疑問を解消すべく、この記事では学生のためのクレジットカードの基礎知識、作り方からおすすめカードまで、役立つ情報をまとめました。
さらに、現役学生を対象にクレジットカードの利用状況アンケートを実施。みんなが持っているカードの枚数や平均利用額など、なかなか聞けない実態を調査しました。
クレジットカードを作りたい人はもちろん、別にいらないんじゃない?なんて思っている人にもきっと参考にしてもらえるはずです。
現役学生に突撃調査!クレジットカード利用状況アンケートの結果は!?
マネ会編集部では、2018年8月~9月に現役の学生を対象にアンケート調査を実施しました。
そこでわかったのは、思った以上に高い学生のクレジットカード所有率。気になる結果は以下のとおりです。
学生の8割がクレジットカードを持っていた!すでに2枚目3枚目を持っている人も!

クレジットカードを持っていると答えた人は86%。学生のうちにクレジットカードを作る人がかなり多いことがわかります。
さらに、クレジットカードを持っていると答えた人を対象に、何枚持っているのかを聞いてみました。

平均所有枚数は1.9枚という結果に。クレジットカード所有者のうち、半数近くの人がクレジットカードを複数持ちしていることがわかります。
最初のクレジットカードは18歳の時に!きっかけは海外旅行が多数!


高校卒業直後の18歳でクレジットカードを作る人が多いようです。作ったきっかけは海外旅行・留学がもっとも多く、次に親・友人のすすめが続きます。
学生のクレジットカード平均利用金額は月2.5万円!

2万円台が35%ともっとも多く、学生らしく堅実な印象。中には10万円以上という人や、クレジットカードを持ってはいるものの、使わないようにしているという人も。
クレジットカードのことを考えはじめたあなたのために…学生向けクレジットカード基礎知識

学生向けのクレジットカードってなに?
学生向けのクレジットカードには以下の2種類があります。
学生向けクレジットカード2種
- 学生専用のクレジットカード
- 学生専用ではないが、学生が持つのに向いているクレジットカード
1つめの学生専用クレジットカードは、その名の通り「学生」のみ持つことができます。「学生」とは、18歳以上の大学生、短大生、専門学校生、大学院生などを指し、高校生は除かれます。高専生については、4、5年生であれば申し込みができることもあります。
年齢の上限や、どこまでを「学生」とするかは各クレジットカード発行会社の定めによりますが、以下のような場合は学生とみなされないことが多いようです。
学生と見なされないことが多い肩書き
- 語学学校生
- 予備校生
- 聴講生
- 研究生
2つめのクレジットカードは18歳以上であれば学生以外も申し込むことができますが、一部のカードでは年齢の上限が設けられていることもあります。
どちらのカードも学生のための特典やサービスが充実していることが特長で、代表的なものとしては、社会人向けカードよりポイントが優遇されるもの、学生の間は年会費が無料になるもの、海外旅行のための補償が手厚いものなどがあります。
そもそも学生でも持つべきなの?クレジットカードが必要な理由
学生のうちは大きな買物をすることも少ないし、お財布の中の現金で十分事足りるのでは?そう思う人もいるかもしれません。確かに、日常のお買い物は現金払いでも特に問題ないですよね。
しかし、アンケートの結果を見てもわかる通り、実際は学生の多くがクレジットカードを持っています。
では何故、学生でもクレジットカードが必要なのでしょうか。以下にその理由を解説していきます。
学生でも海外旅行に行くならクレジットカードが必須
自分探しに、お友達との卒業旅行に。高校を卒業して自由な時間が持てるようになると、旅行に行く機会が多くなります。初めて海外旅行に行くという方もいるのではないでしょうか。
そこで必ず持っていてほしいのがクレジットカードです。海外旅行の際にクレジットカードが必要な理由としては、主に以下のようなものがあります。
海外では…
- ホテルに宿泊する際、クレジットカードの提示を求められる
- クレジットカードがないとレンタカーを貸してもらえない
- 医療費が高額なため、クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険が便利
- 現金は盗難にあっても補償がないが、クレジットカードは不正利用の際の補償がある
このように、海外ではクレジットカードは「便利なツール」というより、もはや必需品なんです。もっと詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせてご覧ください。

ネットショッピングの支払いはクレジットカードが便利
最近は、インターネット上のショッピングサイトで洋服や本を通販する機会も増えてきましたよね。ネットショッピングでの支払い方法は、主に3種類あります。
ネットショッピングでの支払い方法3種
- 銀行振込
- 代金引換
- クレジットカード払い
銀行振込は振込手数料がかかることが多く、インターネットバンキングを使わない場合は、わざわざ振込に行かなくてはならないので手間もかかります。
代金引換は、商品が手元に到着した時に配達業者に代金を支払う方法ですが、別途代引手数料がかかる場合があります。
クレジットカード払いなら手間もかからず、手数料も抑えることができます。
さらに、ショッピングサイトと提携しているクレジットカードで支払えば、ポイントが優遇されて実質割引になることも。ネットショッピングを利用するなら、クレジットカードはもはや欠かせない存在と言っていいでしょう。
収入なしの学生でもクレジットカードの審査に通る?その理由とは
学生は基本的に収入がありません。たとえアルバイトをしていても、社会人に比べて収入は少なめで、安定しているとも言えません。
にも関わらず、学生でもクレジットカードは作れます。さらにそれだけでなく、各社さまざまな特典を用意して、学生の申し込みを促しています。
これってちょっと不思議な感じがしませんか?
なぜクレジットカード会社が学生を優遇しているのかと言うと、それはクレジットカード会社が学生を将来の優良顧客として捉えているから。
クレジットカードは、一度作ると解約されにくいという傾向があります。確かに特に問題がなければ、せっかく作ったクレジットカードをわざわざ解約しようとは考えませんよね。
そこで、クレジットカード会社としては、学生のうちに最初の1枚として自社のクレジットカードを選んでもらい、社会人になってからも引き続き愛用してもらおうと考えているんです。
学生向けクレジットカードは利用限度額が低め
とはいえやはり支払い能力に限界がある学生ですから、基本的に利用限度額は低めに設定されています。社会人向けのクレジットカードの限度額は100万円というものも珍しくありませんが、対して学生向けクレジットカードは10~30万円が相場となっています。
このように、利用限度額を下げることで支払いが滞った時のリスクを最小限に抑えているので、学生にもクレジットカードを持ってもらうことができるんですね。
学生のためのクレジットカードの選び方
ひとことでクレジットカードといっても、その種類は数えきれないほどあります。
カードで支払った金額に応じて貯まるポイントの率(ポイント付与率・還元率)や、クレジットカードの知名度、ステータスなど、特長はカードによってさまざまです。
では、クレジットカードは一体どのように選べばいいのでしょうか。ここでは、学生のためのクレジットカードの選び方を紹介していきます。
学生なら年会費無料のクレジットカードを選ぶ
クレジットカードの年会費は無料のものから何万円もするものまであり、年会費が高額なカードほど特典や保険の優遇があることが一般的です。
しかし学生が買物に使う程度なら、むしろステータスカードの豪華な特典などは不要。また、年会費の高いカードは審査が厳しいことが多く、学生では審査に通らない可能性もあります。
年会費無料カードでももちろん決済機能は変わりませんし、十分便利に使うことができます。学生のうちは年会費無料のクレジットカードを選びましょう。
クレジットカードを何のために作るのか?目的で選ぶ
あなたは何のためにクレジットカードを作るのでしょうか。スーパーでのお買い物、ネットショッピング、海外旅行…目的は人それぞれですよね。
クレジットカードは個々のカードによって特長や優待内容などが異なるため、その中から自分の目的に合っているものを選ぶ必要があります。
たとえばよく行くスーパーがあるなら、そのお店と提携しているクレジットカードを作ってポイント優遇、割引などを受ければ生活費の節約になります。
また、海外旅行のためにクレジットカードを作るなら、旅行のサポートや海外旅行傷害保険の補償が手厚いカードを選ぶといいでしょう。
みんなが持っているから、何となくクレジットカードを作ってみようかな?と考えている人も、一度ライフスタイルを見直してみることで、自分に合ったクレジットカードが見つかるはずです。
学生のうちから将来を見据えてクレジットカードを選ぶ
在学中のことだけではなく、将来のことを考えてクレジットカード選ぶという方法もあります。
クレジットカードの中には、学生のうちに作っておけば卒業後にゴールドカードにランクアップできるものがあります。
将来ゴールドカードを持ちたいと考えているなら、こういったものを選んでクレジットカードを育ててみてもいいかもしれません。
学生のためのクレジットカードの作り方

いざクレジットカードを作ろうと決意しても、初めてのことだから何を用意したらいいのかわからない…。
そんな人のために、クレジットカードの申し込み方、作り方についてまとめてみました。
学生のためのクレジットカード申し込み方法
クレジットカードの申し込みってなんだか面倒くさそう…そんな印象はありませんか?
しかし、最近はWebでの申し込みが主流で、発行までの期間も短め。思いのほか簡単にクレジットカードを手にすることができるようになりました。
申し込みの際必要になるのは、主に以下のようなものがあります。
申し込みの際に必要な持ち物
- 本人確認書類(運転免許証、健康保険証、パスポートなど)
- 銀行口座(ゆうちょもOK)
- 銀行印
このほか、学生であることを証明するために学生証が必要になることあります。
また、クレジットカードの申し込みの際によくある質問として、職業は「学生」と「アルバイト」のどちらを選べばいいのか、というものがあります。
確かに学生でアルバイトもしているなら、より収入のある「アルバイト」を選んだほうがいいのでは?と考えてしまいますよね。しかし、ここは迷わず「学生」を選んでください。
「アルバイト」を選ぶと、学生専用クレジットカードを申し込むことができません。その他のカードでも、社会人なのに収入が少ないと判断され、審査に不利になることもあります。
未成年がクレジットカードを申し込むには親権者の同意が必要
学生かどうかに関わらず、未成年者がクレジットカードを申し込む際には、親権者の同意が必要になります。同意の方法はカード会社の定めによりますが、一般的に以下の2パターンになります。
親権者による同意の方法
- 申し込みの際に同意書を添付する
- 申し込み後、親権者あてに電話連絡が来る
いずれにしても、親権者に内緒でクレジットカードを作ることはできません。もしどうしてもクレジットカードを作ることに反対されてしまうようなら、デビットカードという選択肢もあります。
デビットカードは銀行口座の残高を上限としてカードで支払いをすることができ、決済をすると即座に口座から利用額が引き落とされるという仕組みのカードです。
デビットカードであれば、ものによっては親権者の同意が不要ですので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
クレジットカードの作り方についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせてご覧ください。

学生がクレジットカードを持つ際注意すべきこと

さまざまな場面で便利に活躍してくれるクレジットカードですが、使い方に注意しないと思わぬトラブルに発展してしまうことも。
ここではクレジットカードの使い方で特に気をつけてほしい点をまとめました。
学生がクレジットカードを持ったら、使いすぎ・延滞に注意して!
クレジットカードで支払ったお金は、後日まとめて銀行口座から引き落とされます。便利な一方で、お財布の現金が減らないことからつい使いすぎてしまうことも。
学生アンケートでも、「いくら使ったか忘れてしまう」「思っていた以上の請求が来てしまった」という声があがっていました。
これを防ぐためには、定期的に自分の家計を見直して、クレジットカードの支払いに回せる金額を把握し、それ以上の浪費をしないことが大事です。
この時うっかり忘れがちなのが、ネットコンテンツの利用費や習い事の月謝など、毎月なんとなく支払っているもの。自分が思っているよりも出費は多いかもしれません。
毎月ギリギリでやりくりをしていて、「携帯の料金を払い忘れた」「家の電気が止まった」なんて笑い話にしている人は要注意です。信用力で成り立っているクレジットカードを延滞すると、他のクレジットカードを作れなくなったり、住宅ローンの審査に通りにくくなったりと、その後の人生にも影響が出かねません。
一度失った信用を取り戻すのは大変です。社会人になってから困らないよう、クレジットカードの管理には十分気をつけていきましょうね。
学生にリボ払いやキャッシングは不要!クレジットカードは原則1回払いで
クレジットカードの支払い方法は1回払いや分割払いなどさまざまなものがありますが、中でも気をつけてほしいのが「リボ払い」。
支払いを先延ばしにできるのでついつい使ってしまう人もいると思いますが、要はお金を借りているのと同じことです。
また、簡単に現金が手に入る「キャッシング」にも要注意。気軽な気持ちで使うと返済しきれなくなってしまうことも…。
リボ払いとは?
リボ払いにはいくつか種類がありますが、代表的なのは使った金額に関わらず毎月一定額を支払う方法です。
例えば月々の支払いが5,000円のリボ払いなら、ある月のクレジットカードの利用額が合計10万円でも、金利手数料などを含めて毎月5,000円だけを支払えばいいということになります。
一見、月々の負担が少なく済んで便利なように見えますが、この金利手数料がくせもの。
金利手数料は、その月の残高に応じた金額を支払う必要があります。たとえば残高が10万円、金利手数料が年利15%の場合、10万円×15%=1万5,000円が一年分の金利手数料。これを12で割った1,250円がその月の金利手数料となります。
本人は5,000円を支払っているつもりが、実際に借りたお金を返せているのは5,000円から1,250円を引いた3,750円分のみということになります。
全額返済し終わるまでにかかる金利手数料は1万5,782円。一括払いよりもかなり損をしていることがわかります。
さらに、リボ払いの本当に厄介なところは、翌月以降もクレジットカード利用料をリボ払いにする癖がついてしまうこと。
先ほどの例だと既に9万6,250円の借り入れがある状態なのですが、毎月の支払いが少ないためについそのことを忘れてしまい、またリボ払いでショッピングをしてしまう…。
これを繰り返すとリボ残高は増え続け、月々の支払いも高額になり返済しきれなくなることも。
このようにリボ払いは管理が難しいため、なるべく使わないようにしましょう。
キャッシングは借金と考えて
現金を借り入れるキャッシングは、いわば借金。もちろん金利がかかります。学生には不要と考えられ、どのクレジットカード会社も学生向けクレジットカードのキャッシング枠は0~10万円程度と、かなり低めに設定しています。
もしキャッシングをしなければならないような状況であれば、生活を見直す、ご両親に相談するなど、クレジットカードに頼る以外の方法を検討したほうがいいかもしれません。
学生に限らず、クレジットカードの現金化は絶対にやめましょう
クレジットカードの現金化とは、クレジットカードで買った品物を現金化業者に引き渡し、代わりに現金を受け取るというもの。
一見、すぐに現金が手に入って便利なように思えますが、詐欺のような手口を使う業者もあり、関わりを持つのはリスクがあります。たとえ現金を受け取れたとしても、手数料などさまざまな名目で金額は相当減額されてしまいます。
さらに、自分自身のクレジットカードで買物をするわけですから、支払いは翌月以降、全額自分に降り掛かってきます。
そもそも、クレジットカード会社の規約で現金化は禁止されています。もし発覚した場合、カード契約はもちろん解除。今後クレジットカードを作る際にも影響が出かねません。クレジットカードの現金化には、絶対に手を出さないようにしましょう。
学生におすすめのクレジットカード9選

①海外旅行でキャッシュバックが嬉しすぎる!学生専用ライフカード
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年会費 | 永年無料(卒業後も) |
申し込み資格 | 18〜25歳の学生 |
国際ブランド | JCB、Visa |
ポイント還元率 | 0.5〜1% |
最短発行日 | 3営業日 |
学生専用ライフカードの特長は、なんと言ってもキャッシュバック制度があること。これは海外旅行先での利用額の5%が銀行口座に振り込まれるというもので、事前の登録が必要ですが、他にはない非常にお得なサービスです。
さらに海外旅行傷害保険が自動付帯で、最高2,000万円の補償が受けられます。まさに海外旅行のためのクレジットカードですね。
また、入会初年度はポイント還元率が1.5倍、毎年誕生月は3倍など、お得なポイント制度にも注目です。
ただし、キャッシュバックも海外旅行傷害保険も、学生の間だけの特典になっています。
②将来はゴールドカードにランクアップ!三井住友VISAデビュープラスカード
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年会費 | 初年度無料(翌年以降も年1回の利用で無料) |
申し込み資格 | 18〜25歳の学生 |
国際ブランド | Visa |
利用可能枠 | 10〜30万円 |
最短発行日 | 3営業日 |
CMでお馴染みの三井住友VISAカード。実は若者向けからステータス性の高いものまで多くの種類が用意されています。
なかでもデビュープラスカードは25歳までの若年層向けで、その名のとおりクレジットカードデビューにぴったりのカード。
年間100万円までのショッピング補償、ポイントは常に通常カードの2倍、入会後3ヶ月間はなんと5倍と嬉しい特典が盛りだくさんです。
さらに、26歳以降の最初のカード更新時には、自動的に三井住友VISAプライムゴールドカードに切り替わります。将来的にゴールドカードが欲しいという人には見逃せませんね。
また、セキュリティ対策にも力を入れており、カードの不正利用検知システムで不審な取引がないかを24時間体制でチェック。さらにスキミング犯罪を防止するICカードを導入するなど、安心してクレジットカードを持てるようにさまざまな工夫がされています。
三井住友VISAカードは知名度抜群でサービスのバランスが良く、1枚目のクレジットカードにぴったり。
VisaとMasterCardを両方申し込むことができ、海外旅行傷害保険付帯のクラシックカード、海外・国内旅行傷害保険が充実している女性向けのアミティエカードなどもおすすめです。
年会費 | 無料 |
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次年度以降 | 1,250円 |
ポイント還元率 | 0.6%~10.5% |
マイレージ還元率 | 0.6%~1.5% |
ETC年会費 | - |
発行期間 | 3営業日程度 |
付帯サービス |
![]() カード ![]() 貯まる ![]() カード ![]() 保険あり ![]() 保険あり ![]() 保険あり ![]() 可能 ![]() 可能 |
③ワンランク上のサービスはさすがのアメックス!セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
国際ブランドの中でもステータスが高いと言われているアメックス。しかし、アメックスのクレジットカードを持ちたいと思っても、プロパーカードの申し込み条件は「20歳以上で安定した収入があること」。残念ながら学生が入手することはできません。
そこでおすすめなのが、アメックスとクレディセゾンの提携カードであるセゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード。このカードはアメックスブランドでありながら、若年向けで学生にも申し込みができます。
若年向けとはいっても、その内容はさすがのアメックス。最大3,000万円まで補償される海外旅行傷害保険が自動付帯、また年会費無料カードの中では珍しく国内旅行傷害保険も利用付帯となっています。
年間100万円までのショッピング補償もあり、各種補償の厚さは文句なし。その他にも空港から自宅までの手荷物無料宅配サービス、海外用携帯電話無料レンタルサービスなど、贅沢すぎる待遇が受けられます。
さらにポイントに有効期限がないことも特長。海外での利用分はポイントが2倍になるのも嬉しいですね。
また、オンライン申し込みなら、最短即日発行が可能。いたれりつくせりのカードとなっています。
年会費 | 無料 |
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次年度以降 | 3,000円 |
ポイント還元率 | 0.7% |
マイレージ還元率 | 0.90% |
ETC年会費 | 無料 |
発行期間 | 3営業日程度 |
付帯サービス |
![]() カード ![]() 貯まる ![]() カード ![]() 保険あり ![]() 保険あり ![]() 保険あり ![]() 可能 ![]() 可能 |
④年4回10%オフ!即日発行!カラオケも居酒屋もお得!マルイのエポスカード
エポスカードはマルイが発行しているクレジットカード。年4回の「マルコとマルオの7日間」期間中はマルイでの買物が10%オフになります。マルイでショッピングをする人には、エポスカードは必須ですね。
さらにカラオケ店やファミレス、居酒屋などを中心に全国に10,000以上の優待施設があり、割引が受けられるのは学生には嬉しいところ。
最高補償額500万円の海外旅行傷害保険も自動付帯、最短即日発行も可能と全体的に使い勝手がよく、おすすめ度高めのクレジットカードです。
年会費 | 無料 |
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次年度以降 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~5.0% |
マイレージ還元率 | |
ETC年会費 | 無料 |
発行期間 | 1営業日程度 |
付帯サービス |
![]() カード ![]() 貯まる ![]() カード ![]() 保険あり ![]() 保険あり ![]() 保険あり ![]() 可能 ![]() 可能 |
⑤学生もそうじゃない人も…ネットショッピングでおなじみの楽天カード
クレジット取扱高ナンバーワンの地位を築いている楽天カード。会員数も1,500万人を突破しており、今やもっともメジャーなカードのひとつと言っていいのではないでしょうか。
ポイント還元率は通常でも1%で、楽天市場で買物をするなら3%以上。ポイントアップのキャンペーンも多く、ポイントが貯まりやすいのが特長です。
貯まったポイントは楽天市場で現金代わりに使えるほか、楽天Edyにチャージすればコンビニなどでも使え、無駄なく利用することができます。
海外旅行傷害保険も利用付帯ですが最高2,000万円の補償がついていますし、楽天カードは便利さ、ポイントの貯めやすさにおいては文句なしのクレジットカードです。
また、楽天がスポンサーをつとめるFCバルセロナや楽天イーグルスなど、カードのデザインが選べるところも嬉しいですね。
年会費 | 無料 |
---|---|
次年度以降 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~4.0% |
マイレージ還元率 | 0.5% |
ETC年会費 | 無料 |
発行期間 | 7営業日程度 |
付帯サービス |
![]() カード ![]() 貯まる ![]() カード ![]() 保険あり ![]() 保険あり ![]() 保険あり ![]() 可能 ![]() 可能 |
⑥マイルの貯めやすさ・使いやすさに特化!JALカードnavi(学生専用)
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年会費 | 無料 |
申し込み資格 | 18歳以上30歳未満 |
国際ブランド | Visa、MasterCard、JCB |
利用可能枠 | 10万円 |
ポイント還元率 | 1%〜 |
最短発行日 | 約3週間 |
JALカードnavi(学生専用)は、その名の通りJALが発行しているクレジットカード。
100円利用ごとに1マイルが貯まるほか、入会後JALの航空機に初搭乗で1,000マイル、翌年以降も毎年初搭乗で1,000マイル、搭乗ごとのマイルは10%増量と、旅行好きには嬉しい特典が盛りだくさん。
さらに最大6割引のマイル数で航空券と交換ができる減額マイルキャンペーンを行っているうえ、在学期間中はマイルの有効期限がありません。JALカードnaviは、マイルの貯めやすさ、使いやすさに特化したカードと言えます。
また卒業後にJALカードnaviをJALカードに切り替えて継続利用すると、卒業祝いとして2,000マイルが貰えるサービスも。学生生活が残り少ない人にもメリットのあるカードとなっています。
ただ、利用限度額が10万円までと少なめなところは注意が必要。旅先でのお買い物は、別のクレジットカードと複数枚持ちしてカバーするか、カード会社に一時増額の申請をした方がいいでしょう。
⑦Amazon、スタバ、セブン…学生の日常でポイントが貯まる!JCB CARD W
JCB CARD Wの申し込み年齢は39歳まで。大学院生でも安心して申し込むことができますね。
基本のポイント還元率は1%と優秀ですが、JCBオリジナルシリーズパートナー加盟店での利用の場合、さらにポイントが優待されます。セブン・イレブンやアマゾンは2%、スターバックスならなんと5.5%という高還元率。どこも学生がよく行くお店ばかりですよね。
海外旅行傷害保険も最高額2,000万円のものが付帯していて、旅行用のカードとしても文句なし。
女性の方なら、女性疾病保険の優待がついているJCB CARD W plus L、入会後1年まではポイントが優遇される29歳以下限定のJCB CARD EXTAGEもおすすめです。
年会費 | 無料 |
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次年度以降 | 無料 |
ポイント還元率 | 1 〜 7% |
マイレージ還元率 | |
ETC年会費 | - |
発行期間 | 7営業日程度 |
付帯サービス |
![]() カード ![]() 貯まる ![]() カード ![]() 保険あり ![]() 保険あり ![]() 保険あり ![]() 可能 ![]() 可能 |
⑧ポイントはオートキャッシュバック!デザイン豊富な三菱UFJニコスのVIASOカード
VIASOカードは、クレジットカードのポイント交換手続きが面倒な人にぴったりのカード。貯まったポイントは1ポイントを1円として、年に一度クレジットカード料金の引き落とし口座に振り込まれます。
通常のポイント還元率は0.5%ですが、携帯電話料金やインターネットプロバイダーの料金を支払った場合はポイント2倍。
さらにVIASO eショップを通じて提携ネットショップでお買い物をするとポイント還元率は最大で10%になります。提携ショップの中には、楽天市場やamazon、YAHOO!ショッピングなどもありますよ。
海外旅行傷害保険も利用付帯で最高2,000万円の補償が受けられます。
年会費 | 無料 |
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次年度以降 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~10.0% |
マイレージ還元率 | - |
ETC年会費 | 無料 |
発行期間 | 1営業日程度 |
付帯サービス |
![]() カード ![]() 貯まる ![]() カード ![]() 保険あり ![]() 保険あり ![]() 保険あり ![]() 可能 ![]() 可能 |
⑨学生限定のポイントアップキャンペーンが熱すぎる!オリコカード THE POINT
Orico Card THE POINTはポイントが貯めやすいのが特長。基本のポイント還元率は1%、さらに入会後半年はポイント還元率が2倍になるので、どんどんポイントが貯まります。
ネットショッピングの際は、オリコモールを経由すればポイント還元率がさらにアップ。参加ショップは約600店で、最大でポイント還元率15%のお店もあります。
一休やじゃらん、OZmallなどの予約サイトも対象となっているので、ネットショッピングだけでなく、お出かけ好きな人にもおすすめです。
年会費 | 無料 |
---|---|
次年度以降 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~3.0% |
マイレージ還元率 | 0.6% |
ETC年会費 | 無料 |
発行期間 | 8営業日程度 |
付帯サービス |
![]() カード ![]() 貯まる ![]() カード ![]() 保険あり ![]() 保険あり ![]() 保険あり ![]() 可能 ![]() 可能 |
学生向けクレジットカードまとめ
以上のように、クレジットカードには学生のためのサービスや特典がたくさん用意されています。学生のうちに作っておくことで、さまざまなメリットが受けられるということがわかっていただけたでしょうか。
使いすぎや延滞に気をつければ、クレジットカードは非常に便利でお得なもの。あなたに合ったクレジットカードを上手に使って、楽しい学生生活を過ごしてくださいね。

大手電機メーカー系SIerに勤めていた26歳のとき、貯蓄80万円しかもたずマンションを衝動買いしたものの、物件価格以外にも費用がかかることを知り、あわててお金の勉強と資産形成を始める。現在は夫婦で4つの物件を保有し、賃料収入を得ている。 不動産会社を経て、2013年ファイナンシャルプランナーとして独立。努力で実現する家計改善ではなく、仕組みやシステムで家計を良くする「ほったらかし」を得意とする。現在はテレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。

法律事務所、金融機関などを経て編集者に転身。マネ会ではライターとしてクレジットカードの記事を担当しています。愛用クレカは楽天カード。