個人事業主おすすめクレジットカード15選!ビジネスカードのメリットや選び方も解説 PR

個人事業主おすすめクレジットカード15選!ビジネスカードのメリットや選び方も解説

個人事業主の中には、ご自身が日常生活で使用するクレジットカードを事業用として利用している方も多いでしょう。

しかし、「個人用と事業用のクレジットカードは分けるべきなのか」「ビジネスカードにはどんなものがあるのか」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

この記事では、個人事業主へおすすめのビジネス用クレジットカードや、個人事業主がビジネスカードを持つメリットやデメリット、カードの選び方を紹介します。

個人事業主として独立し、クレジットカード選びに迷われている方はぜひ参考にしてください。

目 次 更新日:
  1. 個人事業主におすすめのビジネス用クレジットカード15選!
  2. 年会費のコストを削減したい個人事業主へおすすめ!三井住友ビジネス for Owners クラシックカード
  3. ナンバーレスのクレジットカード!三井住友カード ビジネスオーナーズ
  4. 業界初のサイバーリスクによるサービスが付帯!JCB法人カード
  5. 個人用のサービスも利用したい個人事業主におすすめ!JCB CARD Biz
  6. 出張や接待などに役立つ優待特典が豊富!ダイナースクラブビジネスカード
  7. 楽天市場を使う個人事業主におすすめ!楽天ビジネスカード
  8. 高還元率のクレジットカードがほしい個人事業主におすすめ!Airカード
  9. 年間利用額に応じてポイント還元率が上がる!ライフカードビジネスライトプラス
  10. 出張や旅行で使えるサービスが充実!アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーンカード
  11. コストを抑えたい個人事業主におすすめ!セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
  12. カード付帯の保険重視派におすすめ!JCBゴールド法人カード
  13. ステータス性重視の方におすすめ!アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
  14. 高額のカード決済をする個人事業主におすすめ!三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド
  15. 最高峰のステータス!セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
  16. スタイリッシュで特典も豊富!ラグジュアリーカード Mastercard Titanium Card
  17. 個人事業主がビジネス用クレジットカードを選ぶときのポイント
  18. 個人事業主の利用が可能なクレジットカードか
  19. キャッシング枠があるか
  20. 利用限度額が十分にあるか
  21. ポイント還元率が高いか
  22. 特典やサービスが充実しているか
  23. そもそもビジネス用クレジットカードとは?
  24. ビジネスカードは「法人カード」の一種
  25. 法人カードと個人カードとの違い
  26. 個人事業主がビジネス用クレジットカードを持つメリット
  27. クレジットカードを持つメリット①経費の管理がしやすくなる
  28. クレジットカードを持つメリット②支払期限に余裕がある
  29. クレジットカードを持つメリット③ポイントやキャッシュバックを活用できる
  30. クレジットカードを持つメリット④出張を快適にするトラベルサービスを受けられる
  31. クレジットカードを持つメリット⑤いざという時に安心な付帯保険がある
  32. クレジットカードを持つメリット⑥ビジネスに役立つ付帯サービスを受けられる
  33. 個人事業主がビジネス用クレジットカードを持つデメリット
  34. クレジットカードを持つデメリット①年会費が必要
  35. クレジットカードを持つデメリット②支払い方法が限られる
  36. クレジットカードを持つデメリット③持ち歩くクレジットカードが増える
  37. 個人事業主のビジネス用クレジットカードの審査基準とは?
  38. 審査基準①設立年数
  39. 審査基準②実績
  40. 入会資格が個人か法人によってクレジットカードの審査対象が変わる
  41. 個人事業主がビジネス用クレジットカードの審査に通りやすくなるコツ
  42. 固定電話を置く
  43. 個人用のカードをハイステータスなカードにする
  44. 支払い口座を個人名義の口座にする
  45. 個人事業主のビジネス用クレジットカードの作り方
  46. ビジネス用クレジットカードの発行に必要なもの
  47. ビジネス用クレジットカードの発行手順
  48. 個人事業主のビジネス用クレジットカードまとめ

個人事業主におすすめのビジネス用クレジットカード15選!

個人事業主がビジネス用クレジットカードを選ぶ際には、年会費、ポイント還元率、ステータス、付帯保険、審査の通りやすさなど、人によって重視するポイントが異なります。

付帯サービスが豊富で多くの個人事業主に選ばれている、おすすめのビジネスカードを15種類ご紹介します。

年会費のコストを削減したい個人事業主へおすすめ!三井住友ビジネス for Owners クラシックカード

三井住友カードのビジネス用クレジットカードは、これまで個人事業主への発行は厳しい状況でした。

しかし、2017年に発行が始まった「三井住友ビジネスカード for Owners」は、個人事業主である経営者本人の信用力で発行が可能なので、起業したての個人事業主でも発行が可能です。

三井住友ビジネスカード for Owners クラシック(一般)カード
三井住友ビジネスカード for Owners クラシック(一般)カード
おすすめポイント
  • インターネット入会で初年度年会費無料!
  • 登記簿謄本・決算書提出不要
  • 経費精算を合理化して経費削減
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 1,375円(税込)
ポイント還元率 0.5 〜 7%
発行スピード 最短即日
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
電子マネー
  • iD(アイディ)
  • WAON(ワオン)
  • PiTaPa(ピタパ)
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

三井住友カードブランドなので、ステータス性があり、取引先の前でカード払いをする機会の多い事業主におすすめのカードです。

三井住友ビジネス for owners クラシックカードの基本情報を表にまとめました。

追加カード(税込) 440円
入会資格 法人・個人事業主
限度額 ~150万円
電子マネー・スマホ決済 iD、Apple Pay、PiTaPa、WAON
付帯保険 ・最高2,000万円の海外旅行保険
(利用付帯)
・年間100万円までのお買い物安心保険
(海外利用のみ対象)
付帯サービス ・航空券チケットレス発券サービス
・JR東海エクスプレス予約サービス
・ビジネスホテル予約&法人一括決済サービス
・レンタカー優待サービス
・VJタクシーチケット
・福利厚生代行サービス
など

三井住友ビジネスカード for Owners クラシックカードは、年会費が1,375円(税込)と低コストで持てるビジネス用クレジットカードです。しかも、ネットから申し込むと初年度の年会費が無料になります。

ポイント還元率は0.3~0.5%と標準的ですが、コンビニやマクドナルドなどの対象店舗で通常の5倍ポイント、通販サイトでは最大20倍など、ポイントアッププログラムも充実しています。

また、低コストながら、ビジネスに役立つサービスも充実しています。東海道・山陽・九州新幹線(東京~鹿児島中央間)のネット予約&チケットレスサービス「プラスEXサービス」、航空券チケットレス発券サービス、タクシーチケットの手配などの付帯サービスを活用できます。

さらに、格安で福利厚生代行サービス「ベネフィット・ワン」に加入可能というのも、個人事業主にはうれしいポイントです。

ビジネスカードの多くは、支払い方法が1回払いに限られている中で、三井住友ビジネスカード for Owners クラシックカードは、1回払いだけでなく、2回払い、分割払い、ボーナス払いなど支払い方法の選択肢が豊富なのも魅力の一つです。

三井住友ビジネスカード for Owners クラシックカードのホームページには、「設立間もない企業さまにもご入会いただいております。」という文言があるので、起業直後の個人事業主でも審査に通りやすいといえます。

また、登記簿謄本・決裁書は不要で本人確認書類のみで申し込めるため、起業間もない個人事業主向けのクレジットカードといます。

ナンバーレスのクレジットカード!三井住友カード ビジネスオーナーズ

「三井住友カード ビジネスオーナーズ」は、三井住友ビジネス for Owners クラシックカードの後に登場した、新しいビジネス用クレジットカードです。

券面にカード番号が描かれていないナンバーレスカードのため、セキュリティ面も安心です。

また、三井住友カード(NL)との2枚持ちで、特定加盟店の利用でポイント最大1.5%還元されます。ビジネスカードの中ではかなり高いポイント還元率となります。

プライベート用を三井住友カード(NL)、事業用を三井住友カード ビジネスオーナーズと使い分けてポイントを効率よく貯めるのもおすすめです。

年会費(税込) 永年無料
追加カード(税込) 永年無料
ポイント還元率 0.5%~1.5%
発行スピード 最短3営業日
国際ブランド Visa、Mastercard
入会資格 法人・個人事業主
限度額 ~500万円
※査定により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 iD、Apple Pay、Google Pay、
PiTaPa
付帯保険 最高2,000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)
※選べる無料保険あり
付帯サービス ・航空券チケットレス発券サービス
・JR東海エクスプレス予約サービス
・ビジネスホテル予約&法人一括決済サービス
・レンタカー優待サービス
・VJタクシーチケット
・福利厚生代行サービス
など

1回払いだけでなく、2回払い、分割払い、ボーナス払いなど支払い方法三井住友カード ビジネスオーナーズはカード年会費が永年無料です。追加カードも永年無料のため、年会費のコストを抑えたい個人事業主へおすすめのビジネス用クレジットカードです。

また、三井住友ビジネスカード for Owners クラシックと同じくビジネス用サービスも充実しています。

支払い方法も1回払いだけでなく、2回払い、分割払い、ボーナス払いなど幅広い選択肢があり、申し込み時の必要書類は代表者本人の本人確認書類のみです。

三井住友ビジネスカード for Owners クラシックと基本的な内容は同じですが、年会費や追加カードの費用含め、それぞれの違いを表にまとめました。

カード名 三井住友ビジネス for Owners クラシックカード 三井住友カード ビジネスオーナーズ
申し込み対象 満18歳以上(高校生は除く)の法人代表者、個人事業主の方 満18歳以上(高校生は除く)の法人代表者、個人事業主の方
年会費(税込) 1,375円
※ネットからの申し込みで初年度無料
永年無料
追加カード(税込) 440円 永年無料
カード利用額 ~150万円 ~500万円
※査定により個別に設定
三井住友カード(NL)との2枚持ちによるポイント還元
お買い物安心保険 年間100万円まで対象
※海外利用のみ
ビジネス用サービス付帯

三井住友カード ビジネスオーナーズには、海外旅行時にカード決済で購入した商品が壊れたり盗まれたりした際の補償である「お買い物安心保険」が付帯されません

旅行や出張時のお買い物でのトラブルが心配な方は三井住友ビジネス for Owners クラシックカード、年会費を抑えたい方や審査次第で利用額を大きくしたい方は三井住友カード ビジネスオーナーズを選択するとよいでしょう。

業界初のサイバーリスクによるサービスが付帯!JCB法人カード

JCB法人カードは、日本で唯一の国際ブランドであるJCBが発行するビジネス用クレジットカードです。中小企業や個人事業主向けのスタンダードなビジネスカードとしておすすめです。

JCB法人カード
JCB法人カードの詳細
おすすめポイント
  • 中小企業・個人事業主向けのスタンダードな法人カード
  • 従業員カードの付帯やETCカードの複数枚発行など、ビジネス拡大時に役立つサービスが充実
  • 法人会員向けサービスの付帯で業務効率化、経費削減を実現
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 1,375円(税込)
ポイント還元率 0.1 〜 0.35%
発行スピード 最短3営業日
国際ブランド
  • JCB
電子マネー
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

JCB法人カードがどのようなカードなのか、基本情報を表にまとめました。

追加カード(税込) 1,375円
※1枚目のカードが年会費無料の場合、追加カードも無料
入会資格 法人・個人事業主
限度額 ~500万円
※審査により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 QUICPay、MyJCB Pay
付帯保険 ・最高3,000万円の海外旅行保険
(利用付帯)
・最高3,000万円の国内旅行保険
(利用付帯)
・最高100万円までのお買い物安心保険
(海外利用のみ対象、1事故につき自己負担額1万円)
・最大50万円のサイバーリスク保険
付帯サービス ・JCBサイバーリスク総合支援サービス
・MyJCB外部接続サービスによるクラウド会計ソフトとの連携
・JCBプレモカード、ギフトカード
・JCBタクシーチケット
・航空券インターネット手配サービス
・JR東海「エクスプレス予約」サービス
・じゃらんコーポレートサービス
・タイムズビジネスサービス
・アスクルサービス
など

JCB法人カードは、業界初のサイバーリスク総合支援サービスと保険が付帯されています。

簡易リスク診断サービスや、情報・ツール提供サービスから、トラブル発生時の電話相談サービスや専門事業者紹介サービスまで行っています。

また、サイバー攻撃やヒューマンエラーなどによって発生した事故による、法律上の損害賠償責任を一定の範囲で補償する「サイバーリスク保険」も対象なので、万が一のサイバー被害に備えられて安心です。

また、会計ソフトの利用料が無料になるキャンペーンも大きなメリットです。
「弥生会計 オンライン」のプランは2年間、「やよいの青色申告 オンライン」のプランは初年度無料で利用できます(※)。

さらに、WEB明細サービス「MyJチェック」に登録のうえ、JCB海外加盟店でのカード利用でポイントが2倍になったり、カードの利用金額に応じて翌年のポイント還元率がアップするのも、魅力の一つです。

※キャンペーンは終了となる可能性があります。

個人用のサービスも利用したい個人事業主におすすめ!JCB CARD Biz

JCB CARD Bizは、JCB法人カード同様JCBが発行するビジネス用クレジットカードです。

モバ即(モバイル即時入会サービス)で入会すると、最短5分ですぐにMyJCBアプリでカード番号の確認ができ、カードが届く前にネットショッピングや店頭で利用できます。

JCB CARD Bizの基本情報を表にまとめました。

年会費(税込) 1,375円
※オンライン入会で初年度無料
追加カード(税込) なし
ポイント還元率 0.5%~
発行スピード 最短5分
※モバイル即時入会サービスにてカード番号が確認可。カード発行は申し込みから1週間程度
国際ブランド JCB
入会資格 法人代表者・個人事業主
限度額 ~500万円
※審査により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 QUICPay、Apple Pay、Google Pay、MyJCB Pay
付帯保険 ・最高3,000万円の海外旅行保険
(利用付帯)
・最高3,000万円の国内旅行保険
(利用付帯)
・最高100万円までのお買い物安心保険
(海外利用のみ対象、1事故につき自己負担額1万円)
・最大50万円のサイバーリスク保険
付帯サービス ・JCBサイバーリスク総合支援サービス
・MyJCB外部接続サービスによる会計業務の効率化
・JCBプレモカード、ギフトカード
・JCBタクシーチケット
・航空券インターネット手配サービス
・JR東海「エクスプレス予約」サービス
・じゃらんコーポレートサービス
・タイムズビジネスサービス
・アスクルサービス
など

JCB CARD Bizの大きな特徴として、個人カードに近いサービス内容でありながら、ビジネス用サービスも利用できる点があります。

通常、ビジネスカードはキャッシング機能が付帯されていないことが多いですが、JCB CARD Bizはキャッシング利用が可能です。また、JCB法人カードと同様、サイバーリスク総合支援サービスや保険も付帯されています。

また、会計ソフトの利用料が無料になるキャンペーンも対象です。
「弥生会計 オンライン」のプランは2年間、「やよいの青色申告 オンライン」のプランは初年度無料で利用できます(※)。

ただし、追加カードの発行ができないため、従業員のカードもビジネス用クレジットカードで管理したい個人事業主には不向きと考えられます。

以下でJCB法人カードとJCB CARD Bizの違いを表でまとめました。

※キャンペーンは終了となる可能性があります。
カード名 JCB法人カード JCB CARD Biz
申し込み対象 法人または個人事業主 法人代表者または個人事業主
必要書類 本人確認書類、登記簿謄本 申込者の本人確認書類
追加カードの発行
スマホ決済 QUIQPay QUIQPay、Apple Pay、Google Pay
支払い方法 ショッピング1回払い、2回払い
※リボ払いは不可
ショッピング1回払い、ショッピング分割払い、リボ払い
キャッシング

個人カードと分けつつも、個人用とビジネス用のサービスを両立させたい方はJCB CARD Biz、複数人の従業員とビジネスカードを利用し、法人専用サービスを充実させたい方はJCB法人カードを選ぶとよいでしょう。

出張や接待などに役立つ優待特典が豊富!ダイナースクラブビジネスカード

ダイナーズクラブビジネスカードは、ダイナースクラブが発行するビジネス用クレジットカードです。歴史ある国際ブランドのため、ステータスカードとしても知られています。

ダイナースクラブビジネスカード
ダイナースクラブビジネスカードの詳細
おすすめポイント
  • 社用経費の決済ができ、ポイントが貯まります
  • ダイナースクラブの充実したサービスのほか、ビジネスに役立つ独自サービスを取り揃えています
  • 海外旅行傷害保険最高1億円
年会費初年度 27,500円(税込)
年会費2年目〜 27,500円(税込)
ポイント還元率 0.4%
発行スピード カード到着まで2~3週間ほど
国際ブランド
  • ダイナースクラブ
電子マネー
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
【PR】Sponsored by ダイナースクラブ(三井住友トラストクラブ株式会社)

ダイナースクラブ ビジネスカードの基本情報を表にまとめました。

追加カード(税込) 永年無料
(4枚まで発行可能)
※3枚目以降は1枚あたり年間5,500円
入会資格 法人代表者・個人事業主
限度額 審査により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 Suica、楽天Edy、PASMO、Apple Pay
付帯保険 最高1億円の海外旅行保険
(自動付帯 一部利用条件あり)
最高1億円の国内旅行保険
(利用付帯)
最高500万円のショッピングリカバリー保険
・ゴルファー保険
付帯サービス ・クラウド会計ソフト「freee会計」
・ダイナースクラブ ビジネス・オファー
・JAL国内線出張手配「JALオンライン」
・JR東海エクスプレス予約サービス
・ビジネスラウンジ&コ・ワーキングスペース
・ダイナースクラブ ゴルフ優待サービス
・ビジネスコンサルティングサービス
・空港ラウンジ
・オンライン航空券予約
・出張時トラベルデスク
・海外現地トラベルデスク
など

ダイナースクラブ ビジネスカードの大きな特徴は、ビジネス用の特典が充実していることです。

クラウド会計ソフトの「freee」と同期設定で、利用データの自動取り込みや帳簿づけ、青色申告や決算書の作成が可能です。

ダイナースクラブ ビジネスカード会員の場合、有料プランが通常より2ヶ月分割引されるため、会計ソフトを導入する際のコストを抑えたい個人事業主におすすめのカードです。

また、名門ゴルフ場の代行予約サービスやゴルファー保険の自動付帯など、ゴルフの接待の際に役立つサービスも魅力の一つです。

さらに、ダイナースクラブならではの特典としてビジネス・オファーがあります。ビジネス・オファーとは、さまざまなビジネスシーンで活用できる優待サービスです。

具体的には、株式会社ジー・サーチが企業情報や新聞などを提供するビジネス情報サービス、税務や法律相談を優待価格で利用できる法律相談・税務相談サービスが挙げられます。

楽天市場を使う個人事業主におすすめ!楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカードの大きなメリットは、ポイント還元率が通常1%のところ、楽天市場の利用で5%還元となる点です。

個人向けの「楽天カード」を楽天市場で利用した場合は3%還元なので、楽天ビジネスカードを利用して備品などを楽天市場で購入すれば、効率よくポイントを貯められます。

楽天ビジネスカード
楽天ビジネスカード
おすすめポイント
  • 楽天ETCカードが複数枚発行可能
  • 楽天市場の商品がポイント最大5倍
  • VISAビジネスオファー利用可能
年会費初年度 2,200円(税込)
年会費2年目〜 2,200円(税込)
ポイント還元率 1 〜 3%
発行スピード 10営業日程度
国際ブランド
  • Visa
電子マネー
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

ただし、楽天ビジネスカードの発行には、個人向けの「楽天プレミアムカード」を保有していることが条件となります。

楽天ビジネスカードの会員費は2,200円(税込)ですが、楽天プレミアムカードの年会費は11,000円(税込)となるため、年会費の合計は13,200円(税込)かかります。

とはいえ、楽天プレミアムカードは特典が豊富です。楽天カード、楽天ゴールドカードは海外旅行保険のみ対象ですが、海外旅行保険だけでなく国内旅行保険も対象です。

また、手荷物宅配サービス、海外・国内の空港ラウンジが無制限(※1)で利用できます

さらに、プライオリティ・パスも無料で利用できます。本来、プライオリティ・パスを利用するには、99米ドル(約14,850円)の年会費に加えて、利用ごとに35米ドル(5,250円)が必要となります(※2)。

海外旅行などでプライオリティ・パスを年1回以上利用すれば、年会費分以上の価値があるクレジットカードです。

※1※2025年1月1日(水)以降のプライオリティ・パスのご利用は年間5回まで無料へ変更
※2 1米ドル=150円の為替レートで想定した場合

楽天ビジネスカードには、ビジネスに役立つサービスが利用できる、Visaビジネスオファーが付帯されています。

Visaビジネスオファーには「マネーフォワード クラウド確定申告」「マネーフォワード クラウド会計」の有料プランを3ヶ月無料で利用できる優待サービスがあります。

さらに、クラウドベースのツールやサービスが含まれた「Google Workspace」も優待価格(月額3米ドル)で利用できるため、ビジネスツールの費用を少しでも抑えたい個人事業主におすすめです。

楽天ビジネスカードの基本情報を表にまとめました。

追加カード(税込) なし
入会資格 法人代表者・個人事業主
限度額 ~300万円
(楽天プレミアムカード・楽天ビジネスカードの合算)
電子マネー・スマホ決済 QUICPay、Suica、楽天Edy、PASMO、楽天ペイ、au PAY
付帯保険 ・最高5,000万円の海外旅行保険
(自動付帯)
・最高5,000万円の国内旅行保険
(自動付帯)
・最高300万円までのお買い物安心保険
(1事故につき自己負担額3,000円)
※すべて楽天プレミアムカードの付帯保険
付帯サービス ・Visaビジネスオファー
・プライオリティ・パス(楽天プレミアムカード特典)
・お誕生日月サービス(楽天プレミアムカード特典)
・海外・国内空港ラウンジ(楽天プレミアムカード特典)
・楽天カード トラベルデスク(楽天プレミアムカード特典)

また、誕生日月に楽天市場や楽天ブックスを利用すると、通常分と合わせてポイントが5倍となり、楽天ビジネスカードと合わせることでより効率的にポイントを貯められます。

これらの特典が利用でき、ポイントも効率的に貯めたい個人事業主にもおすすめのカードといえるでしょう。

高還元率のクレジットカードがほしい個人事業主におすすめ!Airカード

Airカードはリクルートが提供しているビジネス用クレジットカードです。

Airカードの特徴は通常のポイント還元率が1.5%という点です。ビジネスカードのなかではかなり高い還元率です。

Airカードで貯まるリクルートポイントは、Pontaポイントやdポイントとも交換可能なため、さまざまなポイントで活用できるところも魅力です。

また、リクルートサービスの「じゃらん」や「ホットペッパーグルメ」などの利用でさらにポイントが貯まるため、出張時の宿や会食の場所を予約する際にも活用できます。

ビジネス用特典としては、弥生やfreeeなどの会計ソフトと連携したり、「Airメイト」との連携でAirカードの明細やお店の売り上げデータ(※)を自動集計したりなど、収支管理の負担を軽減できるサービスがあります。

Airカードの基本情報を表にまとめました。

※Airレジをご利用の場合
年会費(税込) 5,500円
追加カード(税込) 3,300円
ポイント還元率 1.5%~
発行スピード 約3週間
国際ブランド JCB
入会資格 法人・個人事業主
限度額 ~500万円
※審査により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 QUICPay
付帯保険 ・最高100万円までのお買い物安心保険
(海外利用のみ対象、1事故につき自己負担額1万円)
付帯サービス ・MyJCB外部接続サービスによるクラウド会計ソフトとの連携
・インターネット出張手配システム「ANA Biz」
・国内航空券予約サービス「JCB de JAL ONLINE」
・JR東海「エクスプレス予約」サービス
・じゃらんコーポレートサービス
・出張や社員旅行の手配、ゴルフ付きツアーの相談・予約サービス「JCBトラベル」
など

ただし、Airカードは海外・国内旅行保険が付帯されない点に注意しましょう。

また、会員費は5,500円(税込)かかるため、ポイントの還元率を重視する個人事業主の方はAirカードがおすすめといえます。

年間利用額に応じてポイント還元率が上がる!ライフカードビジネスライトプラス

ライフカードビジネスライトプラスは、ライフカードが発行するビジネス用クレジットカードです。

ライフカードビジネスライトプラスの特徴は、利用額に応じてどんどんポイントがたまるステージ制プログラムがあることです。

レギュラー、スペシャル、ロイヤル、プレミアムの順にステージがあり、ステージ判定は年間のカード利用額によって翌年度から適用となります。

年間利用額200万円以上のプレミアムステージの場合、カード利用で貯まるポイントは2倍になります。

ビジネス用クレジットカードの場合、経費など大きな金額をカード決済する場合もあるため、ポイントを効率的に貯めることができます。

ライフカードビジネスライトプラスの基本情報を表にまとめました。

年会費(税込) 永年無料

追加カード(税込) 無料
ポイント還元率 0.5%
発行スピード 最短3営業日
国際ブランド VISA、MasterCard、JCB
入会資格 法人代表者・個人事業主
限度額 ~500万円
※審査により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay、Google Pay
付帯保険 なし
付帯サービス ・Visaビジネスオファー
・弁護士無料相談サービス
・カーシェアリングサービス
・福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」
・海外アシスタンスサービス
・MasterCardビジネス・アシスト
・Travel Gate(旅行予約サービス)

出張や旅行で使えるサービスが充実!アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーンカード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーンカードは、アメックスのビジネスカードのなかでは一般カードに位置します。

ステータスカードのブランドとして有名なアメックスなので、ステータス性のあるビジネス用クレジットカードを利用したい個人事業主におすすめです。

また、個人事業主の場合は本人確認書類のみで申し込みが可能です。公式ホームページには「起業後すぐにカード申し込み可能」の記載があり、起業してすぐの個人事業主もカード申し込みができます

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーンカードの基本情報を表にまとめました。

年会費(税込) 13,200円
追加カード(税込) 6,600円
ポイント還元率 0.50%~1.50%
発行スピード 約3週間
国際ブランド American Express
入会基準 法人代表者・個人事業主
限度額 ※査定により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay
付帯保険 ・最高5,000万円の海外旅行保険
(利用付帯)
・最高5,000万円の国内旅行保険
(利用付帯)
・ショッピング・プロテクション
(500万円まで 1事故につき自己負担額1万円)
・リターン・プロテクション
・オンライン・プロテクション
付帯サービス ・会計ソフトとのデータ連携
・ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」
・福利厚生プログラム「クラブオフ」
・プロフェッショナル・サービス紹介
・国内外の空港ラウンジ
・国内線法人専用運賃【アメリカン・エキスプレス JALオンライン】
・カード会員様専用旅行予約サイト【アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン】
・手荷物無料宅配
・分割・リボ払いサービス「ペイフレックス® for Business」

コストを抑えたい個人事業主におすすめ!セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、ステータス性の高いアメックスのビジネス用クレジットカードです。

登記簿や決算書の提出は不要で最短3営業日で発行できるため、急遽クレジットカードが必要となる個人事業主におすすめのカードです。

また、年会費は無料、追加カードの発行費もかからないため、費用負担を抑えることができます。

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報を表にまとめました。

年会費(税込) 永年無料
追加カード(税込) 永年無料
ポイント還元率 0.5%
発行スピード 最短3営業日
国際ブランド American Express
入会資格 個人事業主
限度額 ※審査により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 QUICPay、Apple Pay、Google  Pay、ID
付帯保険 ・オンライン・プロテクション
付帯サービス ・永久不滅ポイント限定サービス
・レンタルサーバー優待サービス
・セゾンビジネスサポートローン
・事務用品の購入や宅配便、レンタカーなどの優待サービス「ビジネス・アドバンテージ」
・JR東海「エクスプレス予約」サービス

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは永久不滅ポイントのため、長期間にかけてポイントを貯めたい方におすすめです。

また、通常のポイント還元率は0.5%ですが、セゾンポイントモール経由でのネットショッピングで最大30倍ポイントが貯まります。

ヤフービジネスサービスやクラウドワークスなどビジネスシーンで役立つ対象のサイトでカードを利用すると、永久不滅ポイントが4倍貯まります。

海外旅行保険などの付帯保険はありませんが、年会費を抑えながらビジネス用サービスを利用したい方におすすめのクレジットカードです。

カード付帯の保険重視派におすすめ!JCBゴールド法人カード

JCBゴールド法人カードは、日本が誇る唯一の国際ブランドJCBが発行する法人ゴールドカードです。

ワンランクの上のカードを持ちたい方、ビジネスカードの限度額を上げたい方、充実した保険が付帯していて欲しい方におすすめのクレジットカードです。

JCBゴールド法人カード
JCBゴールド法人カードの詳細
おすすめポイント
  • 中小企業・個人事業主向けのスタンダードな法人カード
  • 従業員カードの付帯やETCカードの複数枚発行など、ビジネス拡大時に役立つサービスが充実
  • 法人会員向けサービスの付帯で業務効率化、経費削減を実現
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 11,000円(税込)
ポイント還元率 0.1%
発行スピード 最短3営業日
国際ブランド
  • JCB
電子マネー
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

JCBゴールド法人カードとはどのようなカードなのか、基本情報を表にまとめました。

追加カード(税込) 3,300円
入会資格 18歳以上で安定した収入のある法人・個人事業主
限度額 審査により個別に設定
電子マネー QUICPay
付帯保険 最高1億円の海外旅行保険
(自動付帯)
最高5,000万円の国内旅行保険
(利用付帯)
最高500万円のショッピングガード保険
・最高2万円出航遅延費用保険金
・最高2万円乗継遅延費用費用保険金
・最高2万円寄託手荷物遅延費用保険
・最高4万円寄託手荷物紛失
付帯サービス ・空港ラウンジの無料利用
・ゴルフエントリーサービス
・ドクターダイレクト24
・健康チェックサービス
・JCB.ANA@desk/JCB de JAL ONLINE
・JR東海プラスEXサービス
・JCBタクシーチケット

JCBゴールド法人カードの年会費は11,000円(税込)ですが、オンラインで申し込みをすれば、初年度年会費が無料になります。そのため、お試しで1年間無料で使ってみて、使い勝手が悪ければ解約することも可能です。

海外・国内旅行保険だけでなく、飛行機の乗継遅延費用や寄託手荷物紛失費用まで付帯しています。

飛行機が遅れて乗継に間に合わなかったり、預けた荷物が紛失したりするのは珍しいことではないので、出張が多い個人事業主の方は、持っておくと安心のビジネス用クレジットカードです。

また、JCBゴールド法人カードにはビジネスに役立つ付帯サービスも豊富です。全国1,200カ所のゴルフ場の予約代行をしてくれるゴルフエントリーサービスがあるので、取引先との急なゴルフが入っても安心です。

人間ドックを優待料金で利用可能で、24時間365日無料相談できる「ドクターダイレクト24」や専門家のアドバイスや病院紹介が受けられる「健康チェックサービス」などの健康サービスも付帯しています。

個人事業主は健康が資本で、自分で自分の健康を管理し守っていく必要があるので、ビジネスカードに付帯する健康サービスを活用するのはよい方法といえます。

審査の条件は「法人または個人事業主であり、18歳以上の申込者」と比較的緩いのもポイント。最近の口コミを調べると、審査に通ったという報告も多いのが魅力です。

ステータス性重視の方におすすめ!アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」は、ステータス性の高いアメックスブランドのビジネス用ゴールドカードで、起業したての個人事業主も審査の対象としているカードです。

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの詳細
おすすめポイント
  • 業務効率化、リモートワークを快適にするためのサポート
  • 事業拡大にともなう人員不足の解消をサポートする特典をご用意
  • 顧問料、ご利用料金等をカード決済できるプロフェッショナル・サービスのご紹介
年会費初年度 36,300円(税込)
年会費2年目〜 36,300円(税込)
ポイント還元率 0.16%~1.0%
発行スピード 2週間程度
国際ブランド
  • American Express®
電子マネー
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
【PR】Sponsored by アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードはステータス性の高いゴールドカードが欲しい人におすすめのクレジットカードです。アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの特徴を表にまとめました。

追加カード(税込) 13,200円
入会資格 20歳以上で安定した収入のある法人・個人事業主
限度額 審査により個別に設定
スマホ決済 Apple Pay
付帯保険 最高1億円の海外旅行保険
(5,000万円まで自動付帯)
(最高10万円の飛行機遅延保険含む)
最高5,000万円の国内旅行保険
(最高8万円の飛行機遅延保険含む)
最高500万円の海外・国内ショッピング保険
・キャンセル・プロテクション
・オンライン・プロテクション
・リターン・プロテクション
付帯サービス ・空港ラウンジの無料利用
(同伴者1名無料)
・空港手荷物宅配サービス
・空港クロークサービス
・空港送迎タクシーサービス
・無料ポーターサービス
・海外サポートデスク
・ゴールド・ダイニング by 招待日和
・健康相談サービス
・クラブオフ
・ゴルフ優待サービス
・新国立劇場優待サービス
・チケット・アクセス
・メンバーシップ・プレビュー

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、年会費34,100円(税込)と高ステータスのカードにふさわしい金額です。

しかも、ステータスが高いだけでなく、付帯保険や付帯サービスも充実していて、ワンランク上のビジネスライフをサポートしてくれます。

例えば、空港ラウンジの利用に本人だけでなく、同伴者1名も無料になります。また、旅行保険の内容も充実しており、海外・国内の旅行保険の両方で航空機の遅延費用を補償してもらえます。

また、空港からの手荷物無料宅配、空港で荷物を運ぶ「無料ポーターサービス」、東京駅から23区内の宿泊先に手荷物を当日無料宅配などのサービスで出張の時などのトラベルをしっかりとサポートしてもらえます。

さらに、取引先との食事や自分へのご褒美に活用できる「ビジネス・ダイニング by ぐるなび」、法人会員制クラブ「クラブオフ」VIPメンバーなどの付帯サービスも充実しています。

100円の利用で1ポイント貯まるポイントは、提携14社のマイルへ移行可能です。

年間200万円以上のカード利用で30,000ポイント(9,000円相当)のボーナスポイントがもらえます。

また、一般的な法人カードよりも審査が厳しくないという評判もあります。公式ホームページの審査基準によれば、「個人事業主であり、20歳以上の申申込者」と簡単な内容になっており、会社の営業実態などは提出しません。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの審査では、会社の運営実績と同じくらい、カード申込者の信用情報が重要になっています。

そのため、個人のクレヒスが問題なければ、審査に通る可能性は高いといえます。

このように、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードはステータス重視派の個人事業主の方なら必携のビジネス用クレジットカードです。

高額のカード決済をする個人事業主におすすめ!三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド

三井住友カード ビジネスオーナーズゴールドは、年会費が5,500円ですが、年間100万円以上のカード利用で、翌年以降の年会費が無料になります。

さらに、1万ポイントもらえる継続特典もあるため、ビジネス利用で年間100万円以上カード決済する個人事業主は、先述した「三井住友カード ビジネスオーナーズ」よりもメリットがあるといえます。

また、海外だけでなく国内旅行保険や最高300万円までのショッピング補償も含まれており、出張や旅行時の保険が手厚いのもゴールドカードならではです。

三井住友カード ビジネスオーナーズゴールドの基本情報を表にまとめました。

年会費(税込) 5,500円
※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
追加カード(税込) 永年無料
ポイント還元率 0.5%~1.5%
発行スピード 最短3営業日
国際ブランド Visa、Mastercard
入会資格 法人・個人事業主
限度額 ~500万円
※審査により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 iD、Apple Pay、Google Pay、PiTaPa
付帯保険 最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険
(利用付帯)
年間300万円までのショッピング補償
※選べる無料保険あり
付帯サービス ・国内空港ラウンジサービス
・航空券チケットレス発券サービス
・JR東海エクスプレス予約サービス
・ビジネスホテル予約&法人一括決済サービス
・レンタカー優待サービス
・VJタクシーチケット
・福利厚生代行サービス
など

また、「三井住友カード ビジネスオーナーズ」同様、個人用の三井住友カード(NL)との2枚持ちでポイント還元率が最大1.5%となります。

以下で「三井住友カード ビジネスオーナーズ」と「三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド」の違いをまとめました。

カード名 三井住友カード ビジネスオーナーズ 三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド
年会費(税込) 永年無料 5,500円
※年間100万円以上のカード利用で翌年度以降永年無料
追加カード(税込) 永年無料 永年無料
旅行傷害保険 海外のみ対象 国内・海外ともに対象
ショッピング補償

ゴールドカードの特典として、国内空港ラウンジが無料で利用できるため、年間100万円以上カード決済をし、出張や旅行へよく行く個人事業主の方はぜひご検討ください。

最高峰のステータス!セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、セゾンアメックスカードのなかでも最高ランクのビジネス用クレジットカードです。

個人に対して審査を行うため、決算書・登記簿は不要で申し込みが可能です。また、貯めたポイントは永久不滅ポイントでJALマイルと交換も可能です。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報を表にまとめました。

年会費(税込) 22,000円
追加カード(税込) 3,300円
ポイント還元率 0.75%
発行スピード 最短3営業日
国際ブランド American Express
入会資格 中小規模ビジネスオーナー・個人事業主
限度額 ※審査により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 QUICPay、Apple Pay、Google Pay、ID
付帯保険 ・最高1億円円の海外旅行保険
(自動付帯)
・最高5,000万円の国内旅行保険
(利用付帯)
・年間最高300万円までのショッピング安心保険
付帯サービス ・プラチナ会員様専用コンシェルジュ・サービス
・高級ホテルの優待特典、空港までのハイヤー送迎
・国内空港ラウンジ
・プライオリティ・パス
・永久不滅ポイント限定サービス
・レンタルサーバー優待サービス
・セゾンビジネスサポートローン
・事務用品の購入や宅配便、レンタカーなどの優待サービス「ビジネス・アドバンテージ」
・JR東海「エクスプレス予約」サービス

プラチナ会員ならではのコンシェルジュサービスや、年会費469米ドル(70,350円)かかるプライオリティ・パスが無料で利用できます(※)。

さらにセゾンプレミアムコンシェルジュも付帯され、レストランの予約から旅行プランの相談、ハイヤー送迎サービスなどを24時間対応してくれます。

ステータス性を重視し、出張や海外旅行の頻度が高い個人事業主におすすめのビジネス用クレジットカードです。

※ 1米ドル=150円の為替レートで想定した場合
※ プライオリティ・パスは別途登録が必要

スタイリッシュで特典も豊富!ラグジュアリーカード Mastercard Titanium Card

ラグジュアリーカード Mastercard Titanium Cardは、ブラッシュドステンレス加工の金属製クレジットカードです。そのため、スタイリッシュで高いステータス性が魅力的です。

ラグジュアリーカード Mastercard Titanium Cardは個人用としても、事業用口座引き落としでビジネス用としても発行できます。

Mastercard Titanium Card(法人口座決済用)
おすすめポイント
  • 1%のキャッシュバック高還元率
  • 賞品交換の最大還元率2.2%
  • 24時間365日あなたの秘書の様にビジネスをサポートするコンシェルジュ
年会費初年度 55,000円(税込)
年会費2年目〜 55,000円(税込)
ポイント還元率 1%
発行スピード 5営業日程度
国際ブランド
  • Mastercard®
電子マネー
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

ラグジュアリーカード Mastercard Titanium Cardの基本情報を表にまとめました。

追加カード(税込) 16,500円
入会資格 法人代表者・個人事業主
限度額 審査により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay、QUICPay、Suica、PASMO、PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY
付帯保険 最⾼1億2,000万円の海外旅行保険(自動付帯)
最高1億円の国内旅行保険(利用付帯)
航空機遅延費⽤
最大300万円までのショッピングガーディアン保険
交通事故傷害保険賠償責任保険
付帯サービス ・ラグジュアリーリムジン
・ラグジュアリーカードラウンジアワー
・ラグジュアリーカードコンシェルジュ
・ラグジュアリーホテル優待
・プライオリティ・パス
・国際線手荷物無料宅配
・海外緊急医療アシスタンスサービス
・会員限定のコミュニティ
・LCマーケットプレイス掲載

ラグジュアリーカード Mastercard Titanium Cardの特徴は、豊富な特典内容です。年会費は55,000円と他のカードと比べ高額ですが、ラグジュアリーカードならではの特典があります。

例えば、ラグジュアリーカード会員限定のラウンジやレストラン、経営者同士のコミュニティを利用することができます。

さらに専属秘書のようなコンシェルジュによる出張や接待の手配、自社の商品やサービスについて無料PRで他の会員へ販促活動するサポートも行っています。

経営者などの保有割合が多いラグジュアリーカードならではの特典が豊富ですので、特別なサービスを存分に活用したい方はぜひご検討ください。

個人事業主がビジネス用クレジットカードを選ぶときのポイント

ビジネス用クレジットカードにもさまざまな種類があり、カードによって特徴が異なります。

自分にとって最適なビジネスカードを見つけるために役立つ5つのポイントをご紹介します。

ビジネスカードを選ぶときのポイント
  • 個人事業主の利用が可能なクレジットカードか
  • キャッシング枠があるか
  • 利用限度額が十分にあるか
  • ポイント還元率が高いか
  • 特典やサービスが充実しているか

それぞれのポイントで、どのような点を確認すればよいのかを解説していきます。

個人事業主の利用が可能なクレジットカードか

ビジネスカードの中には、個人事業主が利用可能なものと法人経営者のみが利用可能なものがあります。

ビジネスカードを選ぶ際には、個人事業主が利用できるカードかどうかを確かめるようにしましょう。

キャッシング枠があるか

個人事業主の場合、資金調達方法が限られるので、急な出費にも対応できるようにキャッシング枠があると安心です。

仕事で海外に行く機会のある人であれば、海外でも利用できるキャッシング枠があると、ATMから現地通貨を調達でき、帰国後に繰り上げ返済すれば、両替所で両替するよりもお得に現地通貨を調達することができます。

利用限度額が十分にあるか

ビジネス用クレジットカードは、個人カードと比較して利用金額が高くなることが考えられます。そのため、まとまった額の出費に備えるため、利用限度額が高いカードが安心です。

ポイント還元率が高いか

ビジネスでは高額の出費があるので、ポイント還元率が高いとその分お得に利用できます。そのため、同じような年会費、付帯保険、付帯サービスなのであれば、ポイント還元率の高いカードを選ぶとよいでしょう。

また、還元率のほかにもポイントアッププログラムで自分がよく利用するお店でポイント倍率が高いものや利用金額に応じてボーナスポイントがもらえるものを選ぶという方法もあります。

特典やサービスが充実しているか

ビジネスカードの魅力にカードを保有しているだけで受けられる特典や付帯サービスがあります。

出張が多い方であれば、トラベルサービス、国内旅行保険、海外旅行保険などが充実しているものがよいでしょう。

買い物をする機会が多い方ならショッピング保険が付帯しているカード、取引先との食事や接待が多い方ならレストラン優待、ビジネス優待、ゴルフエントリーサービスなどが充実しているものがおすすめです。

従業人がいる方であれば、福利厚生代行サービスを利用できるカード、健康管理をしっかりしたい方には健康サービスが付帯しているカードもあります。

そもそもビジネス用クレジットカードとは?

個人事業主の中には、そもそもビジネス用クレジットカードが何なのか、個人用のクレジットカードと何が違うのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

以下ではビジネス用クレジットカード(ビジネスカード)について、個人用カードの違いと併せて解説します。

ビジネスカードは「法人カード」の一種

ビジネスカードとは、個人事業主や中小規模の法人の代表者、もしくはその従業員が、会社の事業に関する経費を支払うためのクレジットカードです。

ビジネスカードと併せて「法人カード」や「コーポレートカード」を耳にすることもあると思いますが、実は法人カードという大きな括りの中にビジネスカードやコーポレートカードがあります

法人カードの種類
  • ビジネスカード
    個人事業主(フリーランス)・中小企業向け
  • コーポレートカード
    大企業向け

ビジネスカードとコーポレートカードの機能に大きな違いはありませんが、対象となる事業の規模や、従業用に追加するカードの発行枚数が異なります

また、ビジネスカードの中でも個人事業主や法人代表者向けのクレジットカードは、代表者個人の信用情報が問われることになります。

一方でコーポレートカードは、法人が対象のため、企業の資本金や事業の継続性、財務状況などが審査のポイントになります。

そのため、個人事業主の方はビジネスカードを選択するとよいでしょう。

法人カードと個人カードとの違い

法人カード(ビジネスカード)と個人カードの主な違いとしては以下のとおりです。なお、クレジットカード機能自体に大きな違いはありません。

カード種別 引き落とし口座 付帯サービス 審査内容 追加カード
法人カード 法人口座、個人口座 法人向け 経営者や法人の信用情報 従業員用
個人カード 個人口座 個人向け 個人の信用情報 家族用

個人カードの場合、引き落とし先の口座は個人口座に限定されますが、法人カードの場合は法人口座から引き落としも可能です。

また、個人カードの付帯サービスは日常生活で役立つ内容が多いですが、法人カードの場合は出張時の飛行機の予約、財務会計システムとのデータ連携など、ビジネスシーンで役立つサービスが多いのが特徴です。

さらに、審査内容に違いもあります。どちらも申込者の信用情報が重視される点は同じですが、法人カードは審査の際に法人としての信用情報も必要となります

個人与信で発行できるケースもありますが、カード会社によっては登記簿謄本や決裁書などの提出を求められる場合もあります。

また、家族カードを発行できる個人カードに対し、法人カードは目的に応じて従業員用のカードを追加で発行可能です

追加カードは従業員1名につき1枚となり、従業員間でカードの使いまわしはできません。なお、追加カードの発行枚数はクレジットカード会社によって異なります。

個人事業主がビジネス用クレジットカードを持つメリット

個人事業主がビジネスカードを持つと、現金払いでは受けることのできない多くの補償やサービスを無料で受けられるなど、数えきれないメリットがあります。

そこで、ここでは個人事業主がビジネス用クレジットカードを持つことの主なメリットを6つご紹介します。

ビジネスカードを持つ6つのメリット
  • 経費の管理がしやすくなる
  • 支払期限に余裕がある
  • ポイントやキャッシュバックを活用できる
  • 出張を快適にするトラベルサービスを受けられる
  • いざという時に安心な付帯保険がある
  • ビジネスに役立つ付帯サービスを受けられる

それでは、6つのメリットを一つずつ解説していきます。

クレジットカードを持つメリット①経費の管理がしやすくなる

ビジネスカードを持つことの最大のメリットは、経費精算が楽になることです。

仕事用の経費はビジネスカードで支払い、プライベートな買い物は個人用のカードで支払うようにすると金銭の公私混同がなくなります。

仕事で発生する交通費、宿泊費、ガソリン代、接待、会食などの経費をビジネスカードで支払うことで、カード明細書には経費分しか載りません。

そのため、ビジネスカードの利用明細を見るだけで会計処理ができ、経費なのかプライベートの買い物なのか悩まなくてよくなります。

そして、毎月のカード明細書を見るだけで、いつ、どこで、なにを、どれくらい経費で使用したかが一目でわかるので、確定申告の際にも経費の証明に使えます。

確定申告の際に、経費かプライベートの買い物を悩んで経費の申告漏れになってしまうのを防げるのは、節税が課題の個人事業主には嬉しいメリットといえるでしょう。

クレジットカードを持つメリット②支払期限に余裕がある

事業にとって必要な支払いを現金や銀行振り込みですると、その場で支払わなければならず、支払期限に猶予がありません。

しかし、それらの支払いをビジネスカードですれば、30~60日間支払いが猶予されることになります。

手元にお金がなければ黒字でもビジネスに行き詰ることになってしまいます。資金繰りが大変な起業したての時こそ、ビジネスカードを活用して資金の流れに猶予をもたすべき時です。

ビジネスカードを活用することで、銀行からの借り入れを減らせたり、事業拡大に資金を回せたりもします。

個人カードよりもビジネスカードの方が限度額が高く設定されている場合が多いため、急な出費に備えることも可能です。

クレジットカードを持つメリット③ポイントやキャッシュバックを活用できる

現金ではなく、ビジネスカードで支払うことで利用金額に応じてポイントが付与されたり、キャッシュバックが受けられたりします。

貯まったポイントをマイルに交換して、出張や旅行に無料で行けたり、ギフト券商品券に交換して、普段のお買い物に使ったりすることができます。

カードによって異なりますが、対象店舗でポイント倍率がアップしたり、利用金額に応じてボーナスポイントがもらえたりする特典もあるので、それらを活用することで、さらにお得になります。

利用金額が大きいビジネスカードだからこそ、ポイントやキャッシュバックといった特典を活用しない手はありません。

クレジットカードを持つメリット④出張を快適にするトラベルサービスを受けられる

クレジットカード機能だけでなく、ビジネスカードを持つことでさまざまなトラベルサービスを受けられるというのもメリットの一つです。

トラベルサービスの内容はカードによって異なりますが、一例として、空港ラウンジの無料利用、空港や駅からの手荷物無料宅配サービス、トラベルサポートデスクなどのサービスが付帯しているカードがあります。

JR東海EXサービス、航空券チケットレスサービスなど新幹線や飛行機のチケットを便利でお得に手配できるサービスもあります。

JR東海EXサービスの「プラスEX」なら自由席と同じ料金で指定席に乗れたり、予約変更は何度でも可能だったり、3日前までのネット予約でIC早割の適用となったりします。

これらのトラベルサービスを活用することでビジネスライフはよりお得で便利になります。

クレジットカードを持つメリット⑤いざという時に安心な付帯保険がある

ビジネスカードを持っているだけで、もしくは旅行代金をビジネスカードで支払っておくだけで、追加料金を払わなくても海外旅行保険や国内旅行保険がついているカードがあります。

補償内容や補償金額はカードによって異なりますが、旅行保険があることで旅行先でのケガや病気、携行品の損害、賠償責任などが生じた際にカード付帯の保険でカバーすることができます。

また、カードによっては旅行保険で航空機が遅延した際のホテル代や食事代、寄託手荷物が遅延・紛失した際の被服費などを補償してくれるものもあります。

さらに、ビジネスカードで購入したものが壊れた場合に補償してもらえるショッピング保険、ビジネスカードが盗まれたり、無くしたりして不正利用された際の盗難・紛失保険など、いざという時に補償が受けられます。

現金での支払いでは、これらの補償が全くありません。ビジネスカードを持つことで安心と安全を持つことにもなります。

クレジットカードを持つメリット⑥ビジネスに役立つ付帯サービスを受けられる

ビジネスカードはビジネスシーンで役立つサービスも数多く付帯しています。

例えば、タクシーチケットの手配、ゴルフエントリサービス、レストラン優待、福利厚生サービスなどの付帯サービスが受けられます。

また、経費精算や会計処理に役立つ財務会計システムデータ連携サービスなどもあり、経理業務の効率化、経営分析のためのツールとして活用することができます。

専門家からのコメント

山田琴江
山田 琴江

個人事業主は、会社員とは異なり、年に1回の確定申告をしなければなりません。そのためには、日頃からビジネスにかかったお金を正確に把握しておく必要があります。

プライベートとビジネスでかかったお金を一緒にしていると、確定申告や帳簿作成が大変であるばかりではなく、補助金や事業融資を受ける際の妨げにもなりかねません。

このため、プライベートとビジネスのお金の出口であるクレジットカードはわけておくことをおすすめします。

個人事業主がビジネス用クレジットカードを持つデメリット

個人事業主がビジネスカードを持つことにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。

ここでは、3つのデメリットをご紹介します。

ビジネスカードを持つ3つのデメリット
  • 年会費が必要
  • 支払い方法が限られている
  • 持ち歩くクレジットカードが増える

3つのデメリットを一つずつ解説していきます。

クレジットカードを持つデメリット①年会費が必要

ビジネスカードは個人カードのような年会費無料のカードが少ないため、ビジネスカードを持とうと思うと年会費が必要になります。

しかし、年会費は経費に計上できるので、実質負担は大きくありません。そのため、ビジネスカードでワンランク上のカードを持つことで、実質負担を軽くして、ラグジュアリーなサービスを受けられるようになりますから、デメリットよりもメリットともいえるかもしれません。

どうしても年会費を支払いたくない場合は、年会費無料のビジネスカードもありますし、条件を満たすことで初年度年会費無料のカードや年会費1,000円台というビジネスカードもあります。

クレジットカードを持つデメリット②支払い方法が限られる

ビジネスカードの支払い方法は1回払いのみといったように、個人カードのように分割払いやボーナス払いのような豊富な支払い方法がない場合がほとんどです。

個人カードと比較して支払いが高額になりがちなビジネスカードで支払い方法の選択肢が少ないというのはデメリットといえます。

しかし、中には分割払い・リボ払いが可能なビジネスカードも存在しますので、支払い方法を選びたいという方はそのようなカードを選ぶとよいでしょう。

クレジットカードを持つデメリット③持ち歩くクレジットカードが増える

ビジネスカードを持つことにすると、常に個人カードとビジネスカード、最低2枚のカードを持ち歩かないといけなくなります。

保有クレジットカードの枚数が増えると管理が煩雑になるため、デメリットと感じる方もいるかもしれません。

専門家からのコメント

山田琴江
山田 琴江

ビジネスを継続しておこなうためには、何よりも資金管理が重要になります。このため、ビジネスが軌道に乗るまでの間は、できる限りコストを下げることが大事です。

クレジットカードの特典が充実している高ステータスのカードは、年会費が高くなります。特典やステータスに惑わされず、自分のビジネスの規模に合ったクレジットカードを選択し、必要に応じてカードを切り替えるとよいでしょう。

個人事業主のビジネス用クレジットカードの審査基準とは?

起業したばかりの個人事業主のなかには、クレジットカードの審査が通るのか心配な方もいるでしょう。

起業後すぐに発行が可能なビジネスカードもありますが、基本的には起業したての個人事業主には審査が厳しいカードが多いのが現実です。

ビジネスカードの審査基準
  • 設立年数
  • 実績

法人カードやビジネスカードの審査でみられる2つのポイントをご紹介します。

審査基準①設立年数

ビジネスカードや法人カードの一般的な審査基準としては、「設立後3~5年経っていること」といわれています。

しかし、設立1年目でも審査に通るカードもあります。実際に、ホームページに「設立間もない企業さまにもご入会いただいております。」という文言があるカードもあるので、そのようなカードは起業直後の個人事業主でも審査に通りやすいといえます。

審査基準②実績

ビジネスカード・法人カードの審査基準2つ目は、「2年連続黒字経営であること」です。

しかし、赤字経営でも代表者本人に信用があれば、審査に通るカードもあります。

入会資格が個人か法人によってクレジットカードの審査対象が変わる

ビジネスカードの入会資格には「個人事業主」や「法人」、「法人代表者」などカード会社によって異なります

入会資格が「個人事業主」や「法人代表者」の場合は、申込者本人のクレジットカードヒストリー(カードの利用歴)に問題なければ、審査に通る可能性は高くなります

しかし、入会資格が「法人」の場合は、先述のとおり会社の設立年数や経営状態などの実績によって審査に落ちる可能性があります。

この記事で紹介しているクレジットカードは、すべて「個人事業主」が入会資格に含まれているビジネスカードですが、起業後すぐにビジネスカードを発行したい方は注意しましょう。

個人事業主がビジネス用クレジットカードの審査に通りやすくなるコツ

個人事業主がビジネス用クレジットカードを申し込んだ際、審査で重視されるのは、申込者本人のクレジットカードヒストリーです。

個人事業主の場合は審査において、個人の信用が重要視されます。ほかのカードで延滞があったり、リボ払いやキャッシングの残債が多くあると審査に通るのは厳しいといえます。

また、クレヒスが良くても、個人事業主は法人経営者よりも審査が厳しいといわれているのも現実です。

そこで、ビジネスカードの審査を通りやすくする3つのコツをご紹介します。

審査を通りやすくする3つのコツ
  • 固定電話を置く
  • 個人用のカードをゴールドカードなどハイステータスなカードにする
  • 支払い口座を個人名義の口座にする

ビジネスカードの審査に通りやすくする3つのコツについて、どんな点に気を付ければよいのか解説していきます。

固定電話を置く

最近はスマートフォンが普及したため、固定電話を置かない個人事業主も増えていますが、クレジットカードの審査においてはマイナスです。

ビジネスカードを申し込む際の申込書に記載する電話番号は、固定電話の番号を書くと、会社内に社長以外の社員が常駐しているという印象を与えて、審査にプラスに働きやすいといわれています。

審査に不安があるという方は、まずは固定電話を置くようにしましょう。

個人用のカードをハイステータスなカードにする

年会費無料や年会費の安い、ステータスの低いカードの方が審査に通りやすいと思いがちですが、そうではありません。

年会費が担保の代わりをするので、年会費無料や年会費の安いカードよりも年会費の高いビジネスカードを選ぶとよいでしょう。

また、個人事業主が個人用にゴールドカードやプラチナカードなどのステータスの高いカードを持っていることも、申込者が社会的な信用があるとみなされて、審査に有利に働く可能性があります。

支払い口座を個人名義の口座にする

個人事業主がビジネスカードを申し込む場合は、個人の信用が重視されるので、支払い口座は会社名義の口座よりも個人名義の口座にする方が審査に有利に働く可能性があるといわれています。

使っていない銀行口座がない場合は、ビジネスカードの引き落とし口座用に一つ個人名義で口座を開設するようにしましょう。

個人事業主のビジネス用クレジットカードの作り方

個人事業主のビジネス用クレジットカードは、個人用のクレジットカードと同じようにインターネットから申し込みができます。

基本的には個人用クレジットカードの発行手順と一緒ですが、必要な書類が異なる可能性があるため、注意しましょう。

ビジネス用クレジットカードの発行に必要なもの

ビジネス用クレジットカードの発行で必要なものは以下のとおりです。

必要なもの
  • 申込者の本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
  • 登記簿謄本、印鑑証明書
  • 事業用口座

ただし、ビジネス用クレジットカードのなかでも、個人事業主向けのカードは登記簿謄本などが不要の場合もあります。

書類準備の手間を省きたい個人事業主は、決裁書などが不要で本人確認書類と口座のみで申し込めるビジネス用クレジットカードを選ぶことをおすすめします

また、クレジットカードの審査状況によっては、年収が確認できる書類が必要になる可能性もあります。

主に前年度の確定申告書を提出するケースが多いです。

ビジネス用クレジットカードの発行手順

ビジネス用クレジットカードの発行手順は以下のとおりです。

ビジネス用クレジットカードの発行手順
  1. カード会社の申し込みサイトで必要情報を入力する
  2. クレジットカードの審査を受ける
  3. 必要に応じて書類の記入や提出を行う
  4. クレジットカードを受け取る

主な流れは個人用クレジットカードと同じです。

個人事業主の場合、職業や勤務先の入力欄は「自営業」を選択し、事務所がない場合は勤務地に自宅の住所を入力してください。

また、審査結果によって必要書類が発生したら、記入や提出を忘れないよう注意しましょう。

個人事業主のビジネス用クレジットカードまとめ

個人事業主がビジネスカードの持つことは、確定申告に備えた経費精算の面でも、ビジネスライフをより快適、便利、お得に変え、いざという時に安心できるという面でも多くのメリットがあることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

ビジネスカードにもさまざまな種類がありますので、ご自身の事業形態に最適の1枚を見つけるために、ポイント還元率、キャッシング枠の有無、利用限度額、特典・サービス内容などのポイントを比較検討していただければと思います。

山田琴江

専門家からの一言

山田 琴江

副業が大手企業で解禁されるなど、個人事業主となる人が増えてきました。気軽に始められる一方で、お金の管理については、意識していない人も多く見受けられます。

個人事業主としてビジネスをやる以上、帳簿をつけて、確定申告をしなければなりません。

年1回の確定申告時に苦労しないためにも、ご自身にあったビジネス用のクレジットカードを見つけ、適切に管理できる仕組みを作りましょう。

お金と時間の専門家。自分の家計について不安を抱き、第2子の育休中にファイナンシャルプランナーの資格を取得。知識をつけることで、お金に関する悩みが解消されたことから、誰でもお金の知識を学べる社会にしたいと思い活動している。その人の価値観やクセにあった家計管理が得意。家計管理や投資の始め方に関する講座の開催、執筆、個別相談を実施。また公認会計士としての知識も踏まえ、起業したい女性向けのセミナーも実施。さらに、ライフオーガナイザーとして時間管理に関するセミナーなどもおこなっている。

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学生時代には月間1,000万PV規模のWebメディアでインターンを経験。 SI系のベンチャー企業での勤務を経て、2017年に株式会社サイバーエージェント入社ののち株式会社CyberSS(現:CyberOwl)に異動。 クレジットカードはアメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)とJAL Global WALLET、キャッシュレスではLINE Payを愛用中。 釣りが趣味で船、陸問わず釣りに行く。どこかにマイルを使って南の島に釣りに行くのが目標。

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