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70~80歳代、年金受給者でも作れるクレジットカードと審査の注意点を解説します

70~80歳代、年金受給者でも作れるクレジットカードと審査の注意点を解説します

クレジットカードは現金を持ち歩く必要もなくなりますし、ポイント還元や割引、特典もついていて便利でお得になります。

そんなクレジットカードですが、審査に通らなければ発行はできません。一般的に現役を退いた高齢者の人に対するクレジットカードの審査は厳しいとされています。

実際に、70~80歳代のシニア世代はクレジットカードを作ることはできるのでしょうか。

この記事では70~80歳代のシニア世代がクレジットカードを利用することのメリットと、審査に通るための注意点を解説します。

70~80歳代でもOK?クレジットカードは作れる?

クレジットカードは70~80歳で、現役を退いた人でも作ることは可能です。クレジットカードの審査では、安定した収入が認められれば高齢者であっても審査に通るからです。

一般的に高齢になればなるほど、クレジットカードの審査が厳しくなるという傾向はあります。しかしながら本人に安定した収入があるならば、クレジットカードの審査に通る可能性があります。

現役引退後にアルバイトやパートタイムの仕事をしていれば、安定した収入として認められます。また、アルバイトやパートタイムの仕事をしていない人でも、年金をもらっていれば安定した収入とみなされるのです。

現役引退をした70~80歳代の人でも年金受給者であれば、クレジットカードの審査に通りカードを発行することができるのです。

70~80歳代ならではのクレジットカードを利用するメリット

70~80歳代になってからクレジットカードを利用すると、高齢者ならではのメリットも存在しています。

クレジットカードの種類によっては、シニア世代向けの特典を用意しており他の世代とは違う特典を受けることができます。また、クレジットカードを持っていれば、日々の生活も便利になります。

たとえば、財布を持ち歩く必要がない、利用明細が発行されるため何を買ったのか把握することなどができます。さらに、クレジットカードを利用すると旅行時に便利でお得になることも多くあります。

現役引退後に有意義な時間を過ごすために、旅行に出かける人も多いでしょう。クレジットカードを持っていれば、旅行時に付帯保険がついたり、旅行先で特別なサービスを受けたりすることもあります。

クレジットカードを持っていれば、旅行も安心でお得になるのです。ここからはシニア世代がクレジットカードを持つメリットを細かく紹介していきます。

メリット① 現金を持ち歩く必要はなく利用明細も残る

クレジットカードを持っていれば、買い物の時に現金を持ち歩く必要がなく利用明細も残ります。

クレジットカードが使用できる店舗での買い物をする場合であれば、現金や財布などを持ち歩く必要がないためお金を無くしてしまう心配がありません。

とくに高額な商品の買い物をするときでも、大量のお金を持ち歩く必要がなく安心です。ネット通販などの買い物でもクレジットカードがあれば、自身のカード情報を入力するだけで購入時の手間が省けます。

クレジットカードを利用して決済した買い物はすべて利用明細が発行されます。そのため購入品や支払金額を忘れてしまっても、利用明細があれば支払金額や利用日時の後日確認が可能なのです。

利用明細は合計金額なども計算された状態になっているので、月々の家計の計算なども楽になります。

メリット② 旅行でお得に利用できる

クレジットカードを持っていれば旅行でも便利でお得に使用できるのもメリットです

シニア世代で現役を退いている人には時間的な余裕もあり、現役時代には行けなかった旅行を楽しみたい人もいるでしょう。

クレジットカードの種類によっては旅行時に国内や海外での付帯保険がつくものや、ホテル代金やレストランでの費用が割引になるものなどもあります。

空港での飛行機の待ち時間はクレジットカード会員専用のラウンジを無料で利用することも可能です。

旅行は知らぬ間に疲労がたまってしまうものです。クレジットカードの特典によっては待ち時間はラウンジの利用ができるため、疲労をとりながら飛行機を待つことができます。クレジットカードを利用して、安心で楽しい旅行を楽しみましょう。

メリット③ シニア世代だけの特典やポイントの還元が受けられる

70~80歳代でもクレジットカードを持っていれば、他の世代よりもお得になる場合があります。クレジットカードの種類によっては、シニア世代を対象とした割引や特典が用意されています。

たとえば、買い物の時にシニア世代限定で割引が適用されたり、ポイントの還元率が上がったりします。そのため現金での買い物をするよりも、割引やポイント還元がされる日を選んで賢く使えばお得になるのです。

インターネットからの申し込みであれば、さらにオンライン限定の特典がつく場合もありますので、発行する場合はキャンペーンの確認をしておくと良いでしょう。

貯まったポイントは旅行や趣味、日々の生活のための買い物など使い道は多くあります。クレジットカードを発行して、お得で便利に利用しましょう。

たとえば、55歳以上の人は、毎月15日にイオンカードを全国のイオンで利用すると、5%割引で買い物ができます。

イオンカードセレクト

イオンカードセレクトの詳細
年会費 : 無料
ポイント還元率 : 0.5%~2.0%

70~80歳代がクレジットカードの審査を通すための条件と目安

ここまで70~80歳代の人がクレジットカードを持っていると、たくさんのメリットがあることを紹介してきました。しかしクレジットカードを発行するためには、審査に通る必要があります。

クレジットカードの審査基準では、自宅が持ち家であるかどうかで信用度が変わってきます。そのため、自宅が持ち家である場合は信用度が増します。

さらに、住宅のローンをすべて返済している人だと有利になる傾向があります。ただし、これらの条件に該当しない人でもクレジットカードの審査に通る可能性は充分にあります。

ここからは、クレジットカードの審査を通るための条件や目安を詳しく解説していきます。

国民年金や厚生年金の受給者であること

70~80歳代の人がクレジットカードの審査を通るためには、国民年金や厚生年金の受給者であることが一つの目安となります。

クレジットカードの審査では、安定した収入の有無が重視されます。国民年金や厚生年金は審査時に「安定した収入」とみなされます。そのため、年金受給者はクレジットカードの審査に通ることが可能なのです。

審査では国民年金だけの受給者よりも、厚生年金を含んだ人の方が受け取る年金額も多く審査に有利になる傾向にあります。

クレジットカードを申し込む際には、職業欄に「年金受給者」のチェックを入れるようにしましょう。そして、年収欄には自身が受け取る年金の受給額を記入すれば審査に通る可能性も上がります。

過去の履歴で信用情報に問題ないか

クレジットカードの審査を通すためには、自身の信用情報に問題がないか確認しておくことも大事です。過去の信用情報に傷がついている人はクレジットカードの審査が通ることはありません。

もしも心配な人はクレジットカードの申し込みをする前に、信用情報機関に問い合わせて情報の開示を申請すれば自身の履歴を確認することができます。

自身の信用情報履歴に傷がついている場合でも、その履歴がクレジットカード会社に共有される期間は限定されています。

焦ってクレジットカードの申請をして審査に落ちてしまうと、審査に落ちてから更に半年間はクレジットカードの発行ができなくなってしまいます。自身の履歴が心配な人は、事前に信用情報を確認しておきましょう。

審査に落ちてしまうケースの紹介と解説

クレジットカードの審査に通るためには、審査に落ちてしまうケースも知っておくことが必要です。

審査に落ちてしまう条件を知っておくことで、事前に対策をしておくことも可能になるからです。

70~80歳代の人で信用情報に履歴が無いスーパーホワイトの人やクレジットカードを短期間に複数社に申し込みをしている人、申し込み時に多額のキャッシング枠を申請している人は審査に落ちてしまう場合があります。

クレジットカードの審査を通すためには、事前に審査に通りやすくする対策をおこなうことも可能です。

ここからは、クレジットカードの申請時の注意点を解説します。事前に対策をしておき、審査に落ちるようなことが無いようにしましょう。

70~80歳代で信用情報がスーパーホワイトの状態

信用情報にまったく履歴が無いようないわゆる「スーパーホワイト」の人は審査に落ちやすくなっています。

現役時代には現金主義でクレジットカードを発行したことが無かったような人は、信用情報になにも記載がない状態になっています。

そのためクレジットカード会社の審査が難しくなります。クレジットカード会社は貸し倒れを防ぐために、「スーパーホワイト」の人の審査を通さないこともあります。

「スーパーホワイト」の人は、クレジットカードの審査を通りやすくするために、信用情報を貯める必要があります。

信用情報を貯めるには審査に通りやすいクレジットカードを選択して発行し、延滞や滞納をすることなく履歴を作る必要があります。

クレジットカードの多重申込をしている

クレジットカードの申請を同時に複数社に申し込みしていると、審査に落ちてしまうことがあります。

クレジットカードの審査は、会社が違っても同じ人が複数の会社に申し込みをしている情報を共有しています。

複数社に同時に申し込みをしている人はお金に困っていると判断されてしまうため、審査に落ちてしまう可能性が高まります。そのため、短期間に複数枚のクレジットカードの申し込みは避けるようにしましょう。

クレジットカードの審査に落ちてしまうと、審査に落ちた履歴がクレジットカード会社間で共有されるため半年間クレジットカードの審査に通ることがなくなります。

クレジットカードの申込みは1度に1枚ずつか多くても2枚にしておくと良いでしょう。

キャッシング枠の申し込みをしている

クレジットカードの申し込みの際に、キャッシング枠を記入していると審査に落ちてしまう可能性が高くなります。

クレジットカードの申請時にはキャッシング枠も必須の記入事項となっています。ここにキャッシング料金を記入すると、クレジットカード会社からお金に困っている人と判断されてしまうことがあります。

そのため、審査を通すためにもキャッシング枠の記入は避けた方がよいでしょう。もしも、キャッシングが必要になった場合はクレジットカードの審査に通り、カードを受け取ってからでも設定は可能です。

クレジットカードの申請時はキャッシング枠を0円にするか、どうしても必要な場合は少額におさえておきましょう。

年金受給者でも申込み可能なおすすめのクレジットカード

ここまで、70~80歳代のクレジットカードを利用するメリットと審査の目安や条件について説明してきました。

ここからは具体的に70~80歳代の人向けのおすすめのクレジットカードを紹介していきます。

クレジットカードを選択する際には、自身の生活スタイルに合わせて選択をする必要があります。

また、メリットで紹介したようにシニア世代に向けた限定の特典を用意しているクレジットカードもあります。

自身の用途に合わせた最適なクレジットカードを選ぶためにも以下のカードを参考にしてみましょう。

イオンカードセレクト

イオンカードセレクト
イオンカードセレクトの詳細
VISA MasterCard アメリカン・エキスプレス 非対応 JCB ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • イオングループの対象店舗なら、ときめきポイントがいつでも基本の2倍!
  • 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は お買い物代金が5%OFF
  • 55歳以上の会員さま限定!毎月15日「G.G感謝デー」は5%OFF
年会費初年度 年会費2年目〜 ポイント還元率
無料 無料 0.5%~2.0%
電子マネー
WAON(ワオン)
ID(アイディ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

イオンカードセレクトは年会費無料で作れて、イオングループの対象店舗でときめきポイントがいつでも基本の2倍もらえるお得なクレジットカードです。

大手スーパーであるイオンが発行しており、18歳以上で電話連絡可能な人なら審査も通りやすくなっています。

イオンカードセレクトはイオン銀行のキャッシュカードとクレジットカード、電子マネーWAONが一体となっていて、用途が広く便利な機能がついています。

55歳以上の会員限定で、毎月15日の「G.G感謝デー」にはクレジットカードでの商品購入時に5%の割引が適用されます。イオンカードセレクトのこの特典は、本会員でも家族会員でも割引きとなります。

イオンカードセレクトは55歳以上のイオンでの買い物が多い人や、イオン銀行を利用している人におすすめのクレジットカードです。

楽天カード

楽天カード
楽天カードの詳細
VISA MasterCard アメリカン・エキスプレス JCB ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • 年会費永年無料
  • ポイントがザクザク貯まる
  • 安心のセキュリティ
年会費初年度 年会費2年目〜 ポイント還元率
無料 無料 1.0%~20.0%
電子マネー
楽天Edy(エディ)
QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
【PR】Sponsored by 楽天カード株式会社

楽天カードはクレジットカードの中でも審査に通りやすいカードです。70~80歳代のシニア世代も例外ではありません。

年金受給者であり安定した収入があるのであれば、審査にとおることも充分に可能です。年会費は無料でポイントの還元率も1%と高いため、お得に使えるクレジットカードです。

さらに買い物に関してもわざわざ店舗に行くことなく、楽天市場でのネットショッピングで欲しい商品を購入できます。しかも楽天市場でのネットショッピングでは、楽天ポイントを有利に貯めることができます。

貯まったポイントは、楽天ポイントを使える場所ならばどこでも現金のように使用することも可能です。さらに、旅行を楽しみたい人でも楽天トラベルを通してホテルの予約をすればポイントの還元や割引、特典もついてきます。

クレジットカードを初めて作る人や、ネットショッピングや旅行を楽しみたい人にはおすすめのカードです。

セディナカードJiyu!da!

セディナカード jiyu!da!
セディナカード jiyu!da!の詳細
VISA MasterCard アメリカン・エキスプレス 非対応 JCB ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • 年会費無料!
  • 毎月の支払額、お支払い方法も自由に決められる
  • 海外でのショッピングご利用でわくわくポイント3倍!
年会費初年度 年会費2年目〜 ポイント還元率
無料 無料 0.5%~10.0%
電子マネー
QUICPay(クイックペイ)
ID(アイディ)
楽天Edy(エディ)
nanaco
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
【PR】Sponsored by SMBCファイナンスサービス株式会社

セディナカードJiyu!da!の申し込み対象者は高校生を除く18歳以上の人であり、シニア世代の高齢者でも作れるカードです。

利用者を積極的に募っているので、年金受給者の高齢者でもカードを発行してくれる可能性が高くなっています。

信用情報の履歴が無い「スーパーホワイト」の人でも作れる可能性が高いので、信用情報を貯めるためには最適なクレジットカードとなります。

ポイントの還元率は0.5%となっていますが、利用する場所によってポイントの還元率が高くなります。

たとえば、大手コンビニエンスストアのセブンイレブンや大手スーパーマーケットのダイエーやイオンで使用すると1.5%のポイント還元になります。

貯まったポイントはJALマイル、Amazonギフト券などに交換できるのであらゆる用途に使用できます。日々の生活で該当する店舗を利用する人は、セディナカードJiyu!da!を選択しましょう。

家族カードも検討しよう

個人のクレジットカードを作るのに抵抗がある人は、現役で働いている自身の子供世代の人に家族カードを作ってもらうことも検討しましょう。

クレジットカードの種類によっては家族カードを作る制度のあるカードもあります。家族カードであれば、本会員以外の人の審査をする必要がありません。

ただし、家族カードには注意が必要な点もあります。家族カードでは自身の信用情報を貯めることにはなりません。すべてが本会員の履歴となります。

利用情報の明細が本会員に届くため、自身のプライベートを隠すことができません。逆に他の人がチェックすることによって詐欺などの被害を防ぐことにもなるためメリットであるとも言えます。

信用情報を貯める必要がない人や他の家族と利用情報を共有したい人は、家族カードを作ってもらいましょう。

カードが不要になったら解約は忘れずに

クレジットカードが必要なくなった場合は、解約をする必要があります。家族カードを発行した場合、解約時には基本的には本人がおこなわなければなりません。

クレジットカードの解約は利用や本人が「必要なくなった」と言った時や、本人が他界されてしまったときです。高齢となり仕事を引退すると、現役時代とはクレジットカードの利用方法も異なってきます。

たとえば、出張の時にクレジットカードを利用してマイルを貯め、プライベートの家族旅行に使用していた人もいるでしょう。現役を退くと会社の経費での出張もなくなります。

そのため、マイルを貯めるために使用していた仕事用のクレジットカードは不要となり解約したくなる人もいるでしょう。不要となったクレジットカードは解約することによって、年会費などの不要な支払いを抑えることが可能です。

解約に関しては、各カード会社への電話で簡単に解約することができます。クレジットカードの種類によっては、会員用のサイトからでも解約手続きをおこなうこともできます。

クレジットカードを解約する際には、公共料金などの定期的な支払い先を変更してあるか、還元されたポイントが残っているかどうか、などを確認しておきましょう。

公共料金の支払い先を変更していないと督促状が届くことになってしまいますし、還元されたポイントは解約と同時に無くなってしまいます。

イオンカードセレクト

イオンカードセレクトの詳細
年会費 : 無料
ポイント還元率 : 0.5%~2.0%

70~80歳代で作るクレジットカードのまとめ

70~80歳代の年金を受給しているシニア世代でもクレジットカードを作ることは可能です。

クレジットカードを利用することによって、現金を持ち歩く必要がなくシニア世代向けのお得な特典を受けるなどのメリットもあります。

クレジットカードを持っていれば、旅行保険も付帯されているので安心して旅行を楽しむことができるのもメリットです。

クレジットカードの審査時には、年金受給者であることを記入すれば安定した収入を得ていると判断されて審査に通る可能性も高まります。

クレジットカードの審査が心配な人や、個人のクレジットカードを持ちたくない人は、多少の注意点はありますが家族カードを作ってもらうことも検討しましょう。

食品や雑貨商品などを扱うライター・編集を経て、マネ会を担当。クレジットカードのポイント還元や特典だけでなく、各カード会社の戦略やマーケティングにも興味あり。普段使っているクレジットカードはJALカードで、実家への帰省の際には、貯めたマイルを特典航空券に交換している。ヤフオクやヤフーショッピングで買い物をする際には、ヤフーカードも使用。体を動かすことが好きで、定期的にジムで筋トレ。機会あれば、山へハイキングに出かけ、帰りの温泉を楽しむ。

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