クレジットカードを変更したらまずやるべきこととは?

クレジットカードを変更したらまずやるべきこととは?

メインで使っているクレジットカードを変更したら、まず公共料金や携帯料金、インターネットの月額料金などの決済情報を新カードへ更新する必要があります。

そのほかにも、未払金の清算や使わなくなったカードの解約など、カードの変更に合わせてやらなくてはいけないことがいくつかあります。

「今までずっと◯◯カードをメインに使っていたけど、●●カードのほうがポイントが貯まりやすいのでメインカードを変更したい」

本記事ではそのような方のために、メインカードを変更する際の注意点を徹底解説していきます。

クレジットカードを変更したらまず決済情報を新カードへ更新

電気・ガス・水道などの公共料金や携帯料金、インターネットの月額料金などをクレジットカード払いにしている場合、カードの変更に合わせてそれぞれの支払方法を新しいクレジットカードに変更する必要があります。

この支払方法の切り替えをしないと、旧カードの解約により利用料金の決済ができず支払い延滞扱いとなり、最悪の場合ブラックリストに載ったり、電気やガスを止められる可能性もあります。

「メインカードを変更したら、まず決済情報を新カードへ更新!」と覚えておきましょう。

公共料金の変更方法

メインのクレジットカードを変更したら、公共料金の支払方法はどのように変更したら良いのでしょうか。

電気・水道・ガス料金のクレジットカードでの支払い手続きの方法について、一覧表にまとめてみました。

利用サービス 手続方法 利用できる国際ブランド
電気(東京電力) インターネット
郵送

【郵送の手順】
①インターネットまたは電話で「クレジットカード支払い申込書」を取り寄せる
②申込書に必要事項を記入し、返送する

(※)申込書が手元に届くまで1週間程度かかります
・VISA
・Mastercard
・JCB
・アメリカン・エキスプレス
・ダイナースクラブ
水道(東京都水道局) 郵送

【郵送の手順】
①インターネットまたは電話で「水道料金・下水道料金クレジットカード払い申込書」を取り寄せる
②申込書に必要事項を記入の上、郵送する

(※)手続き完了まで、申込後1か月程度かかる場合があります
・VISA
・Mastercard
・JCB
・アメリカン・エキスプレス
・ダイナースクラブ
ガス(東京ガス) インターネット
郵送

【郵送の手順】
①インターネットで「クレジットカード払い申込書」を取り寄せる
②申込書に必要事項を記入し、返送する

(※)申込書が手元に届くまで1週間程度かかる場合があります
・VISA
・Mastercard
・JCB
・アメリカン・エキスプレス
・ダイナースクラブ

公共料金をクレジットカード払いにしている方は、カードの変更に合わせて各利用料金の支払方法も変更する必要があります。電気・水道・ガス料金の変更は、上記の手順を参考にしてください。

クレジットカードを変更する際の5つの注意点

メインのクレジットカードを変更する際は、以下の5点に気をつけなくてはいけません。

メインカード変更時の注意点
  • カードをアップグレードするとカード番号は変わる
  • 旧カードの未払金を清算する
  • 残っているポイント・電子マネーは使い切る
  • 使わなくなったカードは解約する
  • 旧カードは裁断してから破棄する

それぞれどのような内容なのか、順番に見ていきましょう。

カードをアップグレードするとカード番号は変わる

メインとして使っているクレジットカードをほかの券種に変更すると、それに合わせてカード番号も変わります。

これは異なるカード会社から発行されているカードに変更する場合に限らず、同じカード会社から発行されているカードであっても同様です。

また、一般カードからゴールドカードへの切り替えなど、上位クラスへのアップグレードによってもカード番号は変わるので、注意が必要です。

旧カードの未払金を清算する

旧カードの解約時に未払金があると、一括払いを求められることがあります。分割払いやリボ払いの未払いがある場合は、旧カードの解約前に未払金の返済方法をカード会社に確認しておきましょう。

一括払いを避けたいという方は、未払金を払い終えるまで新カードと旧カードを並行して使い続け、残債の処理が終わってから旧カードの解約をするようにしましょう。

残っているポイント・電子マネーは使い切る

旧カード利用時に貯まったポイントは、解約する前に使い切るようにしましょう。

ポイントの交換先はカード会社によって異なりますが、一般的に以下のような選択肢が用意されています。

主なポイント交換先
  • 他社ポイント
  • ギフト券・商品券
  • マイル
  • 家電や調理器具などの景品

貯めていたポイントは、カードの解約に合わせて失効してしまいます。使わなくなったカードは解約する前に、ギフト券や景品などと交換するなどして、使い切るようにしましょう。

また、SuicaやPASMOなどの電子マネー機能がついたクレジットカードをお使いの場合は、解約前にチャージ分も使い切るようにしましょう。

使わなくなったカードは解約する

新規発行にともない使わなくなった古いカードは、解約することをおすすめします。

年会費が有料のカードは使わないのに持っているのはもったいないですし、年会費が無料のカードでも、紛失などにより不正利用される危険があります。

新カードと並行して利用したい事情がある場合をのぞき、使わなくなったクレジットカードは早めに解約するようにしましょう。

旧カードは裁断してから破棄する

解約した旧カードを、そのままゴミ箱に捨てるのは絶対にNGです。

クレジットカードには個人情報が記録されているため、データを復元し、悪用されないようにハサミで細かく切り刻んでから処分しなくてはいけません。

また、細かく裁断したカードの破片はカード番号や署名などを読み取られないよう、一度にまとめて捨てるのではなく、数回に分けて破棄するようにしましょう。

クレジットカードは捨て方を誤ると危険!正しい処分方法でリスクを回避しよう

クレジットカードを変更したらすべきことのまとめ

メインのクレジットカードを変更する際にすべきことについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

最後に、特に重要なポイントをまとめてみました。

クレジットカードを変更したらすべきこと
  • メインのクレジットカードを変更したら、まず決済情報を新カードへ更新する
  • 旧カードの解約時に未払金があると、一括払いを求められることがある
  • 旧カード利用時に貯まったポイントは、解約すると失効してしまう
  • 使わなくなった古いカードは解約する
  • 解約した旧カードは、ハサミで切り刻んでから処分する

公共料金や携帯料金、インターネットの月額料金などをクレジットカード払いにしている場合、カードの変更に合わせて各利用料金の支払方法を新しいクレジットカードに変更する必要があります。

この変更手続きをせずに旧カードを解約してしまうと、利用料金の決済ができず支払い延滞扱いとなり、最悪の場合ブラックリストに載ってしまう可能性もあります。

使わなくなった古いカードは、紛失による不正利用などを避けるために、なるべく早く解約することをおすすめします。また、解約した旧カードは個人情報を読み取られないよう、ハサミで細かく裁断してから処分するようにしましょう。

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