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JTBの外貨両替とクレジットカードならどっちがお得?

JTBの外貨両替とクレジットカードならどっちがお得?

JTBとUCカードが提携を結び、2017年2月1日より「JTBの外貨両替」の決済に、MasterCardも利用できるようになったというニュースが流れました。外貨両替と言えば、2016年からTravelers BOX(トラベラーズボックス)が始まり、ポケットチェンジというサービスもスタートを予定しており、外貨両替が盛り上がりを見せています。

以前に紹介したTravelers BOXは、帰国後に外貨を両替するサービスでしたが、今回紹介する「JTBの外貨両替」は、出国前に両替ができるサービスです。一体どのような内容になっているか見てみましょう。

外貨を電子マネーに交換!Travelers BOXってどんなもの?
大手旅行会社JTBによると、2016年に年末年始を海外で過ごした方は65万人にも上るそうです。 新年を観光地でのんびり迎える事ができるのは、たいへん幸せなことですが、旅行者は帰国後にはある共通した悩みを持ちます。 それは外貨が余ってしまい、その使いみちが無いという点です。当然、国内の店舗では使う事ができなく、硬貨に至っては銀行で両替すら行っていません。しかし、2016年7月からTravelers BOX(トラベラーズボックス)という外貨を手軽に電子マネーに交換できるサービスが始まりました。これを使えば家で眠っている外貨を利用できるようになりますよ。 この記事の情報は2017年1月10日時点のものです。

JTBの外貨両替とは

JTBの外貨両替とは、国内最大級の旅行会社「JTB」が、海外に行く方を対象に行っているサービスで、日本円と外貨の両替ができます。

JTBの外貨両替はここがすごい

34種類の外貨に交換できる

JTB外貨両替では、34種類の外貨を交換できます。一般的に、どこの銀行でも外貨への両替を行っていますが、対応している通貨は、ドル・ユーロなどのメジャー通貨だけというケースがほとんどです。

それと比べると、34種類の外貨に対応というのは、サービスの便利さに圧倒的な差があります。
日本人が観光に行く主要な国は、ほとんど網羅されています。

地域 両替対応通貨
北米 ドル、カナダドル、メキシコペソ
アジア 韓国ウォン、元、台湾ドル、香港ドル、バーツ、シンガポールドル、インドネシアルピア、マレーシアリンギット、フィリピンペソ、ベトナムドン
中近東 トルコリラ、UAEディルハム、サウジアラビアリアル、カタールリヤル
ヨーロッパ ユーロ、イギリスポンド、スイスフラン、スウェーデンクローネ、デンマーククローネ、ノルウェークローネ、ロシアルーブル、チェココルナ、ハンガリーフォリント、ポーランドズロチ
オセアニア オーストラリアドル、ニュージーランドドル、パシフィックフラン、フィジードル
アフリカ エジプトポンド、南アフリカランド
南米 ブラジルレアル

両替した外貨は自宅に配送できる

両替した外貨は、空港で受け取るだけでなく自宅に配送してもらうこともできます。観光シーズンになると空港の両替所は混み合っている事も多いため、このサービスを使えば余計な待ち時間無しに外貨を受取できます。しかも、自宅に配送する際の配送料も無料で、受取日や時間を指定する事もできます。

クレジットカード払いに対応!実店舗でも両替可

外貨への両替は、街のJTB実店舗やクレジットカードを利用してネットから行います。クレジットカードを利用する場合、これまではVISAとJCBだけしか対応していませんできたが、今回からMasterCardも利用できるようになりました。

外貨への両替というサービスのため、日本人以外の利用者も見込まれますが、利用できるクレジットカードは、国内で発行された3Dセキュア※対応のカードに限ります。

※3Dセキュアとは、事前にカード発行会社へ登録し、取得したパスワード(4桁の暗証番号以外のもの)を決済時に入力する事で、カードを利用しているのがカード所有者本人であることを証明できるサービス

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気になるのは両替レート

JTBの外貨両替は、両替手数料なしと説明されています。しかし、実際は両替レートが高く設定されているため、両替をすると元金が減ってしまう事になります。

例えば、日本円を米ドルに交換する場合、この記事を作成時点では交換レートは1ドル=117.05円と表示されています。これに対し、実際の同時刻の為替レートは、1ドル=113.3円で、4円近く開きがあります。

両替レートでどのくらい元金が減る?

では、実際の為替レートと4円近く差があるとどのくらい元金が減ってしまうかを見てみましょう。
ここでは分かりやすくするために、現在の為替レートが1ドル=100円と仮定します。

もし為替レートと両替レートが同じ値であったなら、1万円をドルに替えると100ドルになり、海外でも100ドル分のお買物ができるわけです。

次に、両替レートが4円高く設定されていると場合を見てみましょう。この場合1ドル=104円という事になるので、1万円をドルに替えると96.1ドルにしかなりません。

両替レートは、時間によって変動しますが、両替所や銀行では、ドルの場合だと実際のレートより3円ほど高く設定しているケースが多いようです。これと比べると、JTBの外貨両替では、これらの場所よりも少し高めに設定している事になります。

両替レートが高い場所で両替をすると、海外で使えるお金が減ってしまうことになるため、あまりオススメできません

2017年1月31日時点の両替レート

円から外貨
JTBの外貨両替 117.05
みずほ銀行 116.81

両替は現地で行う方がお得

一般的に、ドル・ユーロ以外は、現地で両替した方がお得というのが通説になっています。この理由は、経済力が高い国の通貨ほど欲しがられるため、日本よりも経済力が低い国の方が円を高く評価、つまりお得なレートで交換してくれるからです。

そのため、「それなら現地で両替しよう」と行きたい所ですが、海外では両替手数料を超高額に設定している場所や、金額をごまかす料金所の職員もいると噂されているので、注意が必要です。

クレジットカードなら両替の必要なし

そんな時にオススメなのはクレジットカードです。基本的に、国内で作ったクレジットカードであっても海外の加盟店でいつもと同じように利用できます。クレジットカードなら現金を使わずに済むため、両替に頭を悩ますこともありません。

キャッシングをすれば、大量の現金を持ち歩く必要がない

また国によっては、チップ文化や、日本以上にクレジットカードの普及率が低い国もあり、現金が必要な場面もあると思います。

そんな場合でも、クレジットカードなら現地の提携ATMから、両替手数料並の金利でキャッシングができるため、その都度キャッシングを利用すれば大量の現金を持ち歩く必要もありません。

キャッシングには、抵抗が有る方も多いと思いますが、海外ではキャッシングを利用した方が安全です

海外旅行傷害保険が付く

さらに、クレジットカードには海外旅行傷害保険が付帯しているカードもあります。海外では医療費が高額な傾向があり、事故や病気をすると日本の何十倍~数百倍も高い金額を請求されるケースもあります。そのため、海外旅行中は旅行傷害保険の契約が必須です。

クレジットカードの中には、年会費無料にもかかわらず、旅行傷害保険が付帯しているかカードもあります。そして、クレジットカードの海外旅行傷害保険は、死亡保障以外の項目なら合算して補償を受けるられるため、そういったカードを複数持っておくと、余計なお金を払わないで保険を利用できます

以下のクレジットカードは年会費無料で海外旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードです。

まとめ

・JTBの外貨両替がMasterCardに対応

・JTBの外貨両替は交換手数料が高め

・外貨の両替は現地で行うほうがお得な場合が多い

・海外ではクレジットカードを使った方が安全でお得