楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)の8つの特長!口コミを使って審査のポイントも解説

カードローンという言葉は聞いたことがあるけれど詳しくは知らない、という人は少なくないでしょう。
楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)は、スマートフォンで申込みが完結することやほとんどのコンビニで手数料が無料になるなど、多くの人から支持されているカードローンです。
この記事では、カードローンに詳しい人も、そうでない人も理解できるように口コミも引用しながら解説していきます。

- 重視した点
- 申込み方法・借入用途
まずは楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)の審査について、審査時間や申込み条件を他社と比較!
インターネット銀行大手の楽天銀行が取り扱うカードローンが、楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)です。利用するたびに楽天ポイントが付与されるため、楽天ユーザーは見逃せないサービスです。
しかしせっかく使い勝手のいいカードローンを見つけても審査に通らないと利用することはできません。はじめに楽天スーパーローンの審査ではどのようなポイントを見られ、どの程度の厳しさなのかを確認していきましょう。
審査の難易度と通過するためのポイントは?申込み条件を他社と比較
最初に知っておかなくてはならない点として、楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)では審査を行う時間帯が平日9時~20時までなので、この時間帯以外に申込みをしても、即座に審査結果が来る訳ではありません。
急ぎで審査結果が知りたい場合は、営業時間内に申込みを行うようにしましょう。
カードローン名 |
詳細 |
楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン) |
・満20歳以上62歳以下の人(パート・バイト・専業主婦は60歳以下) ・日本国内に居住している人(外国籍の人は永住権または特別永住権を所持している人) ・毎月安定した定期収入のある人(パート・バイトを含む)、または専業主婦 ・楽天カード(株)または(株)セディナの保証が受けられる人 |
三井住友銀行カードローン |
・満20歳以上69歳未満の人 ・安定した収入のある人 ・SMBCコンシューマーファイナンス(株)の保証を受けられる人 |
みずほ銀行カードローン |
・満20歳以上66歳未満の人 ・安定かつ継続した収入の見込める人 ・保証会社の保証を受けることができる方 ・外国籍の人は永住許可を受けている人 ・みずほ銀行の普通預金口座の開設ができる人 |
申込み属性は、学生でも収入さえ安定しているならば申込み可能です。また「年収○○万円以上」という条件もありませんので、現在の支出のバランスが整っていれば、審査に通過できる可能性は高いといえます。
また、審査の際には信用情報が大事になります。信用できない人にお金を貸すことは銀行側のリスクになるからです。審査の際に気をつけるべきことを下記にまとめました。
審査の際に気をつけるべき点
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固定電話番号の記入
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申込み時に虚偽を記入しない
-
金融事故歴、延滞履歴がないこと
- 審査に落ちた場合、6ヶ月履歴が残るためそれ以上期間を空けて申込む
固定電話番号は、住所が確定できていることの証明になるので、信用につながります。反対に、金融事故歴や延滞履歴などがあると審査に通らない可能性が高くなります。
金融事故とは、借金の返済が正常にできなくなるということです。過去に金融事故を起こしてしまうと、「返済能力が低い」と判断され、信用が低くなります。
審査につきましては楽天銀行口座を持っていたので審査スピードは早かったですし収入証明書もいらなく書類もメール添付で本人確認書類だけで簡単でした。
金利もいろいろ調べてみましたがメガバンクの金利と同じくらいでしたのでそれほど高いとは思いませんでした。返済も無理なく返済できるようにオペレーターの方も一緒に考えてくれました。独自のサービスとして楽天なだけあって入会すれば1,000ポイントもらえました。
楽天銀行は大手の楽天が経営していることもあり安心感があったのでカードローンの申込みをしました。お金を借りること自体初めてで結構大きな額だったので審査が通るかな?と心配でした。
他の会社も利用したことがあるので審査の面で比較すると審査はとても甘く感じました。給料明細を送るだけでした。他は会社に電話がかかってきたりすることもありました。
口コミからも、審査のスピード感や審査の簡単さが伺えます。他のカードローンでは会社に電話がかかってくることがありますが、楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)では、周囲にカードローンを使っていることが知られることなく利用できます。
専門家からのコメント

インターネット通販では最大級の楽天市場を運営するグループの銀行のカードローンだけに、会員になれば色々なメリットがあるようです。迅速で簡便な審査は、利便性を追求するインターネット銀行ならではの長所といえるでしょう。
ただ、比較的容易に借り入れができたからといって、返済もラクと考えてはいけません。必要以上の借り入れは慎むべきでしょう。
楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)の8つの特長!金利や借入限度額を他社と比較!
続いて楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)にはどのようなメリットがあるのか、審査基準は通常の銀行と変わりないのかなど、くわしく解説していきます。
1. 高額融資が可能だからおまとめローンとしても使える!
カードローンは銀行カードローンと、クレジットカード・信販・消費者金融のいわゆるノンバンクのカードローンに大別できます。
銀行カードローンには、三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)やセブン銀行カードローンなどがあります。楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)はこの「銀行カードローン」の仲間となります。
ノンバンクのカードローンには、クレジットカードである三井住友カードのカードローン、オリエントコーポレーション(オリコ)など信販会社のカードローンがあり、そして消費者金融のカードローンには、プロミス、アコム、アイフルなどのカードローンがあります。
2007年に貸金業法が制定されたことで、ノンバンクも銀行もカードローンの金利は利息制限法を基に決めているので、基本的には同じです。しかし、実際は銀行とノンバンクでは金利は多少異なります。
また多くの銀行ではカードローンは申込みしたその日にお金を借りること(即日融資)はできませんが、消費者金融のカードローンは即日融資を受けるところが多いようです。
では、楽天スーパーローンの金利を見ていきましょう。各社の金利と借入限度額をまとめました。
楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)と消費者金融の金利比較
カードローン名 | 金利 | 借入限度額 |
楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン) | 1.9%〜14.5% | 10万円〜800万円 |
アイフル | 3.0%〜18.0% | 1万円〜800万円 |
アコム | 3.0%〜18.0% | 1万円〜800万円 |
プロミス | 4.5%〜17.8% | 1万円〜500万円 |
レイクALSA | 4.5%〜18.0% | 1万円〜500万円 |
消費者金融と比較すると、楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)の金利は年1.9%から14.5%となっており、3%ほど低いことがわかります。楽天スーパーローンは最高融資額800万円と高額でありながら、資金使途が原則自由と利便性の高い商品です。
楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)と大手銀行カードローンの金利比較
カードローン名 |
金利 |
借入限度額 |
楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン) |
1.9%〜14.5% |
10万円〜800万円 |
みずほ銀行カードローン | 2.0%〜14.0% | 10万円〜800万円 |
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック) |
1.8%〜14.6% |
10万円〜500万円 |
三井住友銀行カードローン |
4.0%〜14.5% |
10万円〜800万円 |
りそな銀行カードローン(りそなカードローン) | 3.5%〜12.475% | 30万円〜800万円 |
大手銀行カードローンと比較すると、楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)の金利は平均水準であることがわかります。また、借入限度額は比較的高いようです。
楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)と他のネット銀行カードローンの金利比較
カードローン名 |
金利 |
借入限度額 |
楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン) | 1.9%〜14.5% | 10万円〜800万円 |
住信SBIネット銀行カードローン(ミスターカードローン) |
0.99%〜14.79% |
10万円〜1,200万円 |
オリックス銀行カードローン |
1.7%〜17.8% |
10万円〜800万円 |
じぶん銀行カードローン(じぶんローン) | 2.2%〜17.5% |
10万円〜800万円 |
ソニー銀行カードローン | 2.5%〜13.8% |
10万円〜800万円 |
イオン銀行カードローン | 3.8%〜13.8% |
10万円〜800万円 |
セブン銀行カードローン | 15.0% | 50万円 |
他のネット銀行カードローンと比較すると、楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)の金利は平均水準です。住信SBIネット銀行カードローン(ミスターカードローン)は銀行口座を開設しなければならないのに対して、楽天スーパーローンは口座を開設しなくても利用できます。
専門家からのコメント

インターネット銀行は、メガバンクや地方銀行などと同じ「銀行」です。カードローンの金利は借入額によって決まるので、店舗がある通常の銀行もネット銀行も、カードローンの金利の差は、競争上はあるとしても微々たるものです。
カードローン金利は、利息制限法で定める上限金利の範囲内で設定しています。10万円未満は年利20%、10万円以上100万円未満は18%、100万円以上は15%が上限です。どこの銀行、ノンバンクでもこの範囲で金利を設定しています。
上の表のように比較すると、ネット銀行の中でも金利の差が出ていますが、これは借入限度額に沿って明示しているからです。金利だけを見て「高い、低い」と比較するのは、あまり意味がありません。
ただ、ネット銀行は店舗を持たず支店行員も不要なので、通常の銀行に比べてローン金利を低くすることはできる、と言われています。
利用額と金利の関係
利用額 | 金利 |
10万円〜100万円 | 14.5% |
100万円〜200万円 | 9.6%〜14.5% |
200万円〜300万円 | 6.9%〜14.5% |
300万円〜350万円 | 4.9%〜12.5% |
350万円〜500万円 | 4.9%〜8.9% |
500万円〜600万円 | 4.5%〜7.8% |
600万円〜800万円 | 3.0%〜7.8% |
800万円以上 | 1.9%〜4.5% |
上記の表は、楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)を使った場合の利用額に対する金利です。通常金利は利用額が多くなるにつれて金利は低くなっていくため、小額の借り入れでは金利が高くなります。
おまとめローンとしての活用について
おまとめローンとは、複数の金融機関からの借金を借り換えによって一つの金融機関にまとめる方法のことです。複数の会社から借り入れている人や返済を続けているが借金が減らない人、毎月の返済が厳しい人にオススメの方法です。
楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)は資金使途が自由であることから、もちろんおまとめローンとして、他社借り入れの借り換え目的でも使うことができます。特に複数の金融機関から借り入れている人は、楽天スーパーローンに一本化することで支払利息を減らすなど返済の負担を軽減することができる可能性もあります。
2. 全員に楽天ポイント付与!楽天会員には優遇サービスあり
楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)に申込むと、全員に楽天ポイント1,000ポイントが付きます。利用の有無や一定の金額を借りるなどの条件はなく、新規で申込んだ人であれば全員がポイントをもらえる対象になります(既に完済して再度利用の場合は対象外)。ただしポイントが付くタイミングは入会月の翌月末になるため、入会後すぐにポイントを利用することはできませんので注意しておきましょう。
また、楽天会員に設定されるランクによって、審査の優遇があります。楽天会員はその利用状況により、「レギュラー会員」からはじまり「シルバー会員」、「ゴールド会員」、「プラチナ会員」、「ダイヤモンド会員」の5段階のランクが設定されています。条件は楽天カードの保有のほか、過去6カ月の間にどれだけ楽天ポイントを獲得しているかです。
楽天ポイントを獲得するには、楽天市場で商品を購入したり、あるいは楽天グループのサービスを利用するといった取引が必要です。楽天グループを利用している人は、支払い能力に問題がないと判断されますから、審査の際にはその点が考慮される仕組みとなっています。
3. 申込みはパート・バイト・専業主婦でもOK!WEB完結で周囲に知られにくい
楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)の申込みは、安定した収入のある人であれば、パートやアルバイトの人でも申込めます。また配偶者に安定した収入があれば専業主婦も対象です。外国籍の人の場合は、永住権あるいは特別永住権を取得してれば申し込むことができます。
さらにネット銀行という利点を活かして、申込み方法もWEB完結となっています。必要書類の提出も、郵送のほか「証明書類送付アプリ」を利用して、簡単に送信することができます。
このように楽天スーパーローンはスマホやパソコンで申込みから契約まで行うことができ、面倒な書類記載は必要もないことから、家族など周囲にも知られずに済むので、利用しやすい商品といえるでしょう。
4. 楽天銀行の口座不要!でも口座を持っていれば24時間いつでも振込み可能!
カードローンを申込むときには、申込み先の預金口座の開設を求められることが多い中、楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)は楽天銀行の銀行口座を開設しなくても借り入れができ、手数料無料で振り込んでもらえます。
楽天銀行の銀行口座を指定しておけば、平日はもちろん土日祝日関係なく365日24時間の即時振込が可能となります。手続きもパソコンやスマホから簡単に操作するだけです。
楽天銀行は楽天株式会社の完全子会社で、口座数が650万以上とネット銀行でも利用者数がトップクラス。信頼度の高い会社です。また、楽天銀行を利用することで「ハッピープログラム」という優待プログラムを受けることができます。それによってATM手数料が月に最大7回無料になったり、振込手数料が月に最大3回無料になったりと、お得にATMが利用できます。
すばやく融資を受けるためにも、楽天スーパーローンに申込むときは、楽天銀行の預金口座も開設するとよいでしょう。
5. コンビニATMの利用手数料が無料
キャッシング利用時に便利なのがコンビニATMです。楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)の場合、全国10万台以上あるコンビニATMおよび、提携金融機関のATMも使用手数料が無料となっています。コンビニATM以外は一部の銀行でも手数料無料で利用できます。
手数料無料のATM
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セブン銀行ATM
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ローソンATM
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イーネットATM
(ファミリーマート、セイコーマートなど) -
イオン銀行ATM
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三井住友銀行ATM
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みずほ銀行ATM
上記以外のATMを利用する場合は、1万円以下で108円、1万円超で216円の手数料がかかるので気をつけてください。
6. 月々の返済額は2,000円から。入会金・年会費も不要!
お金を借りる際、毎月の返済金額も気になるポイントです。楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)の最小返済金額は月2,000円(10万円以下の利用の場合)と、生活の負担になりにくい金額設定になっています。
もちろん生活に余裕があれば、最小返済額よりも多く返済することもできます。余分に入金した分は元金に充当されるので、完済までの期間を短縮することができます。
大変便利なカードローンであれば、利用の有無を問わず「念のために1枚持っておきたい」という人も多いでしょう。しかし、ただ持っておくために入会金や年会費がかかるのであれば申込みをためらってしまいます。その点、楽天スーパーローンは発行にかかる費用が無料ですので、万が一の時のためにカードローンを持っておくことができます。
7. 無利息期間サービスが非常に使える!
楽天銀行の普通預金口座を持っていない人が、楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)の申込みと同時に口座開設を申込んだ場合は、30日間の無利息特約サービスを受けることができます。しかも無利息となる基準の日は借り入れした日の翌日から数えることになっており、すぐにカードローンを利用しない人でも、30日間の無利息特約サービスを受けることができます。
無利息期間があるカードローンは他にもありますが、プロミス、アコム、アイフル、レイクALSAといった消費者金融が多いです。比較的金利が低い銀行のカードローンで、無利息期間があるものは少ないのでこの楽天スーパーローンはオススメです。
「カードローンの無利息期間」の仕組みや注意点について、さらに詳しく知りたい方は下記の記事をご参照ください。

8. 総量規制が適用されない借り入れが可能!
借り入れする際には基本的には総量規制を考える必要があります。総量規制は、借り入れの総額が自身の年収の3分の1を超えてはいけないというルールです(一部の住宅ローン、自動車ローンなどは除く)。
この総量規制がつくられた理由としては、多重債務を抱える人が増えないようにするという目的のためです。
総量規制対象の金融機関 |
総量規制対象外の金融機関 |
・消費者金融 ・信販会社 ・クレジットカード会社 |
・銀行 ・信用金庫 ・信用組合 ・労働金庫 ・保険会社 ・証券会社 |
総量規制には対象の金融機関と対象外の金融機関があります。総量規制は貸金業法に基づく規制なので、同法が適用される金融機関が総量規制の対象となります。
楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)は「貸金業法」が適用されない金融機関のため総量規制の対象にはならず、場合によっては高額の借り入れが可能となります。しかしながら返済能力を超える借り入れはやめましょう。
以上の8つの特長をふまえて、楽天スーパーローンが向いている人、向いていない人をまとめました。
向いている人 |
向いていない人 |
・3〜5日以内に契約したい人 ・金利をおさえたい人 ・楽天スーパーポイントを利用している人 ・1回あたりの返済額が少ない方が良い人 ・コンビニで返済したい人 ・無利息サービスを利用したい人 |
・当日に融資を受けたい人 ・電話で相談しながら申込みたい人 ・引き落とし以外の返済方法を希望する人 |

- 入会でもれなく1000ポイント!
- ネット銀行ならではの金利 年1.9%~14.5%
- コンビニATMでも利用OK!
審査時間 | 最短即日 |
---|---|
融資時間 | 最短即日 |
実質年率 | 1.90〜14.50% |
無利息期間 | 公式サイト参照 |
借入限度額 | 10万円〜800万円 |
パート・アルバイト | |
収入証明書 | 公式サイト参照 |
利用可能なコンビニ |
|
4つのステップで素早く登録!楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)の申込みについて

「楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)のメリットは理解できたけど、申込みって結構大変なのでは?」と感じた人は多いのではないでしょうか。
しかし、楽天スーパーローンはメリットでも述べたとおり、WEBから簡単に申込むことができます。それでは申込みの流れについてみていきましょう。
申込みの流れ
申込みに関しては、以下の4ステップで簡単に行うことができます。
楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)の申込み
-
公式HPにアクセス、必要項目入力
-
在籍確認と契約内容確認
-
必要書類の提出
- 郵送でカード発行
1.公式HPにアクセス、必要項目入力
楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)のサイトにアクセスし、ローンの種類を選択します。種類に関しては下記表のような項目があります。その後、必要項目を入力していきます。
楽天スーパーローンはWEB(スマホ)完結なので、申込みは24時間対応可能です。思い立ったらすぐに申込みができるため利便性が高いです。
ローン名 |
借入限度額 |
金利 | 最長借入期間 |
スーパーローン | 800万円 | 1.9%〜14.5% |
- |
不動産担保ローン | 100万円〜1億円 | 3.05%〜9.65% |
1年〜25年 |
教育ローン |
10万円〜500万円 (医学部は1,000万円) |
変動金利の年3.214% 固定金利の年3.900% (提携校は優遇あり) |
1年〜14年 |
ブライダルローン | 10万円〜300万円 | 7.0% |
8年4ヶ月 |
トラベルローン | 10万円〜100万円 | 11.5% |
5年10ヶ月 |
住宅ローン | 500万円〜1億円 |
変動金利の年0.527% 固定金利の年1.242% |
1年〜35年 |
楽天銀行のローンには楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)以外に「不動産担保ローン」、「教育ローン」、「ブライダルローン」、「トラベルローン」、「住宅ローン」の5種類があります。また、いずれも月々の返済は1万円からになります。
教育ローンに関しては大学生専用で、楽天銀行と提携している大学ではさらに金利が優遇されます。
2.在籍確認と契約内容確認
インターネットで申込みをしたあとは、「申込受付メール」が自動配信で届きます。そして「審査結果のメール」が届き、在籍確認が行われます。
在籍確認での注意点
-
基本的に在籍確認の電話は担当者の個人名
-
社名を聞かれたら「楽天銀行」を名乗る
-
あらかじめ非通知設定で電話をかける
- 非通知拒否の場合、通知をONにして電話をかける。その際に「楽天銀行」を名乗る
カードローンの在籍確認については、下記の記事でも詳しく解説しています。

専門家からのコメント

電話による在籍確認は、借り入れを申込んだ本人が申込書に記した勤務先で勤めているかどうかを確かめるためにおこないます。
携帯電話での通話では、本当に勤務しているかどうかは確認できません。連絡を取っても留守にしていることが多い場合、貸金業者のほうは時間を指定して電話をかけてくると思います。
外回りで社内にいないことが多い人は、できるだけ指定した時間に在籍するようにしましょう。留守が重なると、貸金業者も不審に思うことがあるかもしれません。
3.必要書類の提出
必要書類として、「本人確認書類」と「収入証明書」が必要となります。
本人確認書類 (下記のいずれかが必要) |
収入証明書について (下記のいずれかが必要) |
・運転免許証 ・健康保険証 ・パスポート ・マイナンバーカード ・住民基本台帳 |
・源泉徴収書 ・課税証明書 ・給与明細書 ・確定申告書 |
4.郵送でカード発行
成約となり、カードが発行される場合は、発行手続き完了のメールが届いた後に、簡易書留でカード発送されます。到着日や発送日の指定はできません。見送りの場合は、審査結果見送りのメールが届きます。
ネットでかんたん!楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)の返済と増額の方法について
最後に、返済や増額の方法をご紹介します。返済に関しては返済日や返済方式をくわしく解説します。増額をすると、限度額を増やすことができ、さらに金利が下がる可能性もあります。
しかし、増額の申請をしたことにより、審査で減額になってしまう可能性もあります。そうならないためにも、増額の条件をこの記事で確認していきましょう。
返済方法と利用残高について
返済方式は、「残高スライドリボルビング方式」と「元利込定額返済」の2パターンがあります。残高スライドリボルビング方式に関しては、利用残高に応じて下記の表のように少額を少しずつ返済するという形になります。
利用残高 |
毎月の返済額 |
10万円以内 | 2,000円 |
10万円〜30万円 |
5,000円 |
30万円〜50万円 |
10,000円 |
50万円〜100万円 | 15,000円 |
100万円〜150万円 |
20,000円 |
150万円〜200万円 |
30,000円 |
200万円〜250万円 | 35,000円 |
250万円〜350万円 |
40,000円 |
350万円〜400万円 |
45,000円 |
400万円〜500万円 |
50,000円 |
500万円〜600万円 |
60,000円 |
600万円〜700万円 |
80,000円 |
700万円〜800万円 | 100,000円 |
元利込定額返済の場合は、下記の表のように契約の利用限度額に応じて毎月一定の額を返済する形になります。こちらの方式は新規の申込みの方は選択できません。
利用限度額 |
毎月の返済額 |
50万円以内 |
10,000円以上 |
50万円〜100万円 |
20,000円以上 |
100万円〜150万円 | 25,000円以上 |
150万円〜250万円 |
35,000円以上 |
250万円〜300万円 |
40,000円以上 |
300万円〜350万円 | 50,000円以上 |
残高スライドリボルビング方式は、毎月一定の金額を少しずつ返済できるというメリットがあります。しかし、借り入れを重ねた場合は、毎月の返済額は一定なので、その分返済額が延びてしまうデメリットがあります。
元利込定額返済は、元金返済分と利息返済分を合計した毎月返済額を、一定の金額に固定する方式です。元利込定額返済は毎月の返済額が一定なので、家計の管理がしやすいメリットがあります。しかし、返済初期の頃は、利息返済分の割合が高いので、元金が減りにくいデメリットもあります。
専門家からのコメント

残高スライドリボルビング方式は、毎月の返済負担は変わりませんが、借入額を増やした場合には返済期間が自動的に延長します。
経済的負担が変化しないので、増額したことを忘れがちになり、借入額が知らないうちに増えるリスクが潜んでいます。
増額はできるだけ避けるのが望ましいです。止むを得ない事情がある場合でも、ある程度返済が進んだ段階で増額するべきでしょう。
元利定額返済方式は利息から返していくので、増額すると初期返済に戻ってしまい、元本返済が遠のきます。返済負担がなかなか軽くならないので、長期の返済になるような借入額は控えるべきでしょう。
返済方法は、「随時返済」と「一括返済」が可能です。どちらの返済方法でも、ATMやインターネットからの振り込みにより返済をすることができます。余裕がある時には随時返済をすると良いでしょう。自分の好きなタイミングで毎月の返済とは別に返済をすることができます。
返済日は1日・12日・20日・27日から選択することができます。返済日によって決済代行会社が変わります。1日の場合は「みずほファクター(株)」、12日の場合は「楽天カードサービス(株)」、20日と27日の場合は「みずほらくファクター(株)」となります。
また。楽天銀行口座を引き落とし口座に指定した場合のみ返済日を27日にすることができます。
遅延損害金は19.9%となります。遅延損害金とは、その名の通り、お金を借りた人が返済が遅れたことで、貸した側が損害を被ったということで請求されるお金のことです。遅延損害金が発生しないよう、無理のない返済計画を立てましょう。
融資増額の方法とその審査について
融資を増額させるときの流れは以下のようになります。
増額の流れ
-
電話かネットで申込み
-
必要項目を申請して増額審査
- 電話で結果通知
申込む際には電話かインターネットで本人情報と最新の勤務状況など必要項目を申請して増額審査を受けます。その後、電話で結果通知が来ますが、審査に落ちた場合はメールまたは郵送で連絡が来ます。
また、楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)のメンバーズデスクでキャッシング、利用限度額増額の申込みをすることもできます。メンバーズデスクは会員専用でインターネット返済、一括返済シミュレーション、残高照会などもできる便利な機能です。楽天スーパーローンを利用する際は、事前に確認しておきましょう。
借り入れの増額をするには、前回審査から6ヶ月経過していることが条件となります。限度額の増額が可能な場合は希望連絡先に電話連絡が来ます。要望に沿えない場合は、メールまたは送付先住所へ郵送で連絡が来ます。
楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)まとめ
金利は年1.9%から14.5%で、融資額も最大800万円まで可能な楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)。最小返済金額は月2,000円(10万円以下の利用の場合)なので生活の負担にもなりにくく、初めてカードローンを使う人も安心して利用することができます。
また、WEBで申込みが完結することや、提携ATMの手数料が無料になることなど利用者にやさしい特長がたくさんあります。少しでも気になった方は利用してみてはいかがでしょうか。

明治大学文学部卒。金融業界紙元編集長。金融業界の取材歴30年。銀行、ノンバンク(クレジットカード・信販・消費者金融)の取材・執筆に長く携わる。2014年に独立。これまで主要な経済紙誌に寄稿した記事は900本。金融業界の入門書は3冊執筆し、いずれも5版を重ねて定評がある。金融では保険・証券を含めて全業種をこなすが、地方銀行と消費者金融は特に造詣が深い。近年は小売から製造、サービスなど取材範囲を広げている。