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キャッシングって何だろう?意味や種類、利用方法から注意点まで徹底解説!

キャッシングって何だろう?意味や種類、利用方法から注意点まで徹底解説!

「どうしよう…現金が足りない!」

「すぐに、気軽に、お金を調達できる方法はないかな?」

そんなときに私たちの心強い味方となってくれるのが、「キャッシング」のサービスです。キャッシングを利用すれば、誰にもばれずにお金を借りることができ、その日のうちにお財布の中に現金を用意することもできます。

本記事ではキャッシングについて、意味や種類、利用方法から活用のポイントまで、余すところなく解説していきましょう。

この記事をご覧になっている読者の皆様の中には、「キャッシングって何だろう?」と手探りの状態の方もいれば、すでにキャッシングをご利用中で何らかの疑問を解消するためにこのページにたどり着いた方もいらっしゃることでしょう。

「キャッシング」という言葉は昔からよく聞かれました。キャッシングとは、「お金を借りる」ということの総称として広い意味で使われることもありますし、仕組みとしては一般的にクレジットカードのキャッシング機能のように一時的に小口のお金を借りることを指すこともあります。

仕組みとしてのキャッシングなのか、カードローンなのか、単なる借入れなのかとよくわからないまま「簡単に借りられそうだから、借りてみよう」とキャッシングに安易に手を出すのは危険です。

現金を借りるということは、それに伴うリスクや返済の計画をよく検討してみる必要があります。「知らない」ままでの軽率な利用が、取り返しのつかない大きな後悔を生むこともあるのです。

この記事では、キャッシング初心者の方から経験者の方までを対象に、キャッシングに関するあらゆる疑問について解説させていただきます。

今更聞けない?キャッシングサービスの意味とは

キャッシングとは、"cash"をもとにした和製英語です。主に小口でお金を借りることができる仕組みを指すことが多く、一般的にはATMなどを通じて現金を借りることができるサービスを総じた名称でもあります。

とても便利なサービスですが、利用する前には概要を押さえておきたいものです。キャッシングの種類や利用の流れ、メリット・デメリットについて説明していきましょう。

キャッシングとは「お金を借りられるサービス」

利用者がWebやATMを通じて、会社からお金を借りられる仕組みを表す画像

キャッシングとは、一言でいうと「お金を借りられるサービス」です。クレジットカードのキャッシング機能やカードローンを利用して、現金を一時的に手にすることができるのです。

キャッシング機能が付いたクレジットカードを使うのであれば、新たな申し込みは必要ありません。

新しくお金を貸してくれる業者に申し込む場合は、ATMインターネット電話などを通じて、手軽かつスピーディに申込みや借入申請をできるところがキャッシングの便利なところです。

急に現金が必要になった人にとっては、非常にありがたいサービスとなります。

もちろん借金なのできちんと返済しなければなりませんし、誰にでも貸してくれるというわけでもありません。また、実際に現金を借り入れるまでにはいくつかのステップが必要となります。

キャッシングの種類

キャッシングには、大きく分けて2種類の方法があります。クレジットカードのキャッシング機能を利用する方法と、消費者金融や銀行などのカードローンを利用してキャッシングする方法です。

多くのクレジットカードには、任意でキャッシング機能をつけることができます。普段買い物をしているカードを活用して、主にATMやキャッシュディスペンサーから現金を引き出すことができるのです。

カードローンを利用してキャッシングする場合には、銀行や消費者金融などの金融機関と契約をして、専用のローンカードで現金を引き出すことになります。新規の場合はいくつかのステップが必要ですが、一度契約してしまえば何度でも借入れることができます。

クレジットカードとカードローンを利用したキャッシングの詳細については後述するとして、まずはキャッシングを利用する際の大まかな流れを紹介いたします。

カードローンを利用したキャッシングの流れ

「業者選定→申込み→審査→契約→融資→返済」というキャッシング利用の流れを表す画像

キャッシングを利用する際には、大きくわけて「業者選定→申込み→審査→契約→融資→返済」の流れをとります。それぞれのステップについて、順番に説明していきましょう。

1.業者選定

「どこの会社のどのサービスを使えばいいんだろう?」という、誰もが向き合う課題を検討していくのがこのステップです。

クレジットカードのキャッシング機能か、カードローンを利用したキャッシングか。銀行カードローンか、消費者金融か。様々な会社が多種多様なサービスを提供しているため、迷わない方が難しいかもしれません。

「最高の業者を利用したい!」と思われるかもしれませんが、キャッシングの業者選定において全員に当てはまるベストアンサーはありません。一人ひとりのニーズに合わせたサービスを選定していくことが大切です。

本記事では、様々なニーズに合わせた業者選定についても記述していますので、そちらも併せてご覧ください。

2.申込み

利用したい会社を選んだら、次は申込みです。「あなたの会社でキャッシングを利用したいです」という申請を行う必要があります。

とはいえ、手続き自体はそこまで難しいものではありません。店舗窓口やインターネット、電話や郵送などを通じて、キャッシングをしたい旨を伝えるのみです。

その際には、名前・住所・勤務先・収入などといった個人情報の申告と、それを証明する書類の提出が必要になります。この情報をもとに、次のステップである「審査」が始まるのです。

3.審査

「キャッシングしたいけど、ちゃんと借りられるのかな?」と思っている方もいるでしょう。その点を決めていくのが、「審査」のステップになります。

キャッシングは手軽で便利ですが、「会社からの借金」である以上は、会社もお金を貸してよい案件なのかどうかを判断する必要があります。ちゃんと返済してくれるかどうか、申告内容にウソはないか、などを確認しなくてはならないのです。

申告した情報や信用情報などをもとに総合的に判断された結果、審査の可否が決定します。

4.契約

「この人にお金を貸したい!」ということになれば、いざ契約です。金融取引である以上は、双方の合意のうえで法的手続きを行う必要があります。

契約書類に双方が合意の署名捺印をした時点で、契約成立となります。

5.融資

契約を締結すれば、念願の借入れに進むことができます。ATMネット電話郵送などを介して、必要な現金をキャッシングしましょう。

6.返済

借りたお金は、きちんと返さなくてはなりません。選択した返済方法と返済期日に従って返済しましょう。

お金を貸してくれる機関には、様々な返済方法やプランが用意されています。お得な返済方法については、本記事の「返済」の項をご参照ください。

クレジットカードのキャッシング機能

クレジットカードには、「ショッピング機能」「キャッシング機能」という2種類の機能があります。カードによっては、ショッピング機能のみしか備えていないクレジットカードもあります。

ショッピング機能とは、日ごろの買い物や支払いに活用するためのものです。クレジットカードを持っていても、こちらしか利用していないという方も多いでしょう。

一方でキャッシング機能とは、クレジットカードを使って会社からお金を借りるためのものです。ショッピング機能との最大の違いは、利用者が現金を手に入れることができることです。

返済方式については、一回払いかリボ払いから選択できるカードと、翌月一回払いしか認められていないカードがあります。クレジットカードでキャッシングを利用する前には、あらかじめ選択できる返済方法を確認しておきましょう。

ショッピング機能とキャッシング機能は、利用の際に発生する利息が異なります。ショッピング機能で一回払いを選択した場合、利息が発生することはありません。しかしキャッシング機能で現金を借りた場合には、無利息期間などを除いては必ず利息が発生します。

クレジットカードでキャッシングする場合の金利は、多くの場合において18%以下という数字がベースとなっています。これは、10万円以上100万円未満の借入れを行った際における法定の上限金利です。

会社によって金利は異なりますが、基本的に10万円、20万円など一時的に不足するお金を立て替えることが目的ですので、返済方法も毎月の支払指定日に引き落とされる形です。

ほとんどが一括返済で、残高スライド制の返済を取り入れているところもあります。小口で金利が法で決まった上限ぎりぎりであるという点が、クレジットカードのキャッシング枠利用の特徴です。

そのほかに特記すべき点としては、カード会社によって年会費が発生することがあります。また、法人向けカードの場合は、個人事業主以外の人はキャッシングが利用できないこともあります。

クレジットカードでキャッシングしたい場合には、上記の点をよく確認しておきましょう。

キャッシング枠って何?利用限度額とは違うの?

クレジットカードのショッピング機能とキャッシング機能について、両者の限度額は「ショッピング枠」、「キャッシング枠」と呼ばれます。勘違いされることが多いですが、この2つの枠は独立したものではなく、ほとんどの場合ショッピング枠の中でキャッシング枠が設定されています。

「利用限度額」という言葉はショッピング枠を指していることが多く、その中にキャッシング枠が含まれています。キャッシング機能を利用した分だけショッピング枠は圧迫され、逆もまた然りということです。

使わないのでキャッシング枠を0円に設定している、という方もいるでしょう。不正利用や安易な使用を防ぐことができるという点ではよい方法ですが、いざキャッシング機能を使いたいという際に改めて審査を受けなくてはならないことに注意しましょう。

海外のみで利用できる、海外キャッシング専用の枠を設定することができるカードもあります。海外旅行の際には、事前に確認しておくとよいですね。

キャッシングの初回限度額は、ほとんどの場合10~30万円に設定されています。必要な場合には、適宜増額申請をしましょう。

クレジットカードのキャッシング機能に適しているケース

クレジットカードを利用したキャッシングがおすすめなのは、下記のようなケースです。

クレジットカードがおすすめなケース

  • 海外旅行中に現地の現金を手にしたい場合
  • 手続きなしで現金を手に入れたい場合
  • カードを1枚にまとめたい場合

① 海外旅行中に現地の現金を手にしたい場合

クレジットカードを利用したキャッシングの長所は、海外でも利用できることが多いという点です。

海外で現地通貨が急に必要になることもあるでしょう。クレジットカードが使えない場所なのに、両替するための日本円がない…という状況になれば、困り果ててしまいますよね。両替所はあるけれど、レートが極端に悪いということもあり得ます。

そんなとき、海外キャッシングに対応しているクレジットカードであればATMから簡単に現地通貨を引き出すことができます。クレジットカードを利用したキャッシングは、海外旅行の強い味方なのです。

② 手続きなしで現金を手に入れたい場合

急に現金が必要になった場合、手続きをできるだけ省略したいと考える方は多いでしょう。新規でカードローンに申込む際には、必ず審査や契約のステップを踏まなくてはなりません。

しかし、すでにクレジットカードを持っていて、キャッシング機能をオンにしていれば、必要なときに新規で申込むことなくキャッシングが利用できます。

③ カードを1枚にまとめたい場合

クレジットカードのよいところは、一枚でショッピング機能とキャッシング機能の両方を持っていることです。

近年はカードローンでもカードレスで利用できるサービスがありますが、クレジットカードをすでに持っていれば、取引する会社を一つにまとめたいというニーズもあるでしょう。

お金周りを一本化したいという方には、金額によってはクレジットカードのキャッシング機能がおすすめです。

カードローンを利用したキャッシング

カードローンを利用したキャッシングとは、一般的にローンカードを利用して銀行消費者金融からお金を借りることです。

クレジットカードのキャッシングよりも多く借りたい、分割で返したいという場合に向いています。最近はATMで引き出すという借り方だけではなく、Web完結型のカードレス取引も増加しています。

クレジットカードの付属機能ではなく、「お金を借りる」という目的だけをもって金融機関と契約するのがカードローンを利用したキャッシングです。

返済方式は、元利均等法式・元金均等方式・分割払い・一括払いなど会社によって様々ですが、現在はリボ払いが主流となっています。

金利については、銀行カードローンは軒並み低金利の傾向があります。メガバンク3社の金利はどれも2〜14%台で、借入金額により異なります。低金利でキャッシングしたい場合には銀行カードローンがおすすめです。

消費者金融系カードローンの金利は3〜18%で、借入金額により異なります。クレジットカードによるキャッシングの金利は15~18%が多く、比較しても大きな相違はありません。

会社によって金利は異なるものの、10万円以上100万円未満の借入れにおける法定の上限金利である18%以下に近い金利設定をしている会社が多いといえます。

借入れするまでの手続きとしては、すでにキャッシング機能付きのクレジットカードを持っている場合よりは手間がかかるかもしれません。新規に申込む場合には、必ず申込み→審査→契約→融資のステップを踏まなくてはならないからです。

ただし、一度契約をすれば何度でも借入れが可能であり、カードローンによっては即日で融資してもらえる場合もあります。

カードローンのキャッシング機能に適しているケース

カードローンを利用したキャッシングがおすすめなのは、下記のようなケースです。

カードローンがおすすめなケース

  • 低金利でキャッシングしたい場合
  • キャッシングに特化したサービスを利用したい場合
  • 大口の融資を受けたい場合

① 低金利でキャッシングしたい場合

どうせ借りるなら、少しでも低い金利で利用したいものですよね。

銀行カードローンを筆頭とした低金利のカードローンを利用すれば、多くの場合においてクレジットカードのキャッシングよりも金利を抑えることができます。低金利でキャッシングしたい場合には、カードローンの検討をおすすめします。

ただし、銀行などの低金利カードローンは、一般的に審査が厳しい傾向にあるといわれています。金融事故の心当たりがあるなど、自信がない場合には融資を受けることが難しいかもしれません。

また、消費者金融のカードローンについては、クレジットカードと比較して金利があまり変わらないこともあります。低金利のキャッシングを目指す場合には、各社の金利や条件をよく確認して業者を選定する必要があります。

② キャッシングに特化したサービスを利用したい場合

カードローンは、お金を借りることに特化した仕組みです。そのため、クレジットカードの付随機能としてのキャッシングとは異なり、キャッシングに特化した様々なサービスが各社で展開されています。

カードローンの返済方法は、口座引き落としやATM振込みだけでなく、会社によってはPCやスマホからのWeb返済も利用することができます。返済日についても日にちや適用する制度(「約定返済制」、「サイクル制」など)を選ぶことができ、自由度が高いのが特長です。

また、周囲に借入れを知られたくないという場合には、厳重な秘密保持サービスを提供してくれる会社もあります。「自宅に郵送物を届けない」、「カードレスでのWeb完結借入」、「電話の際には会社名を名乗らない」などの様々な工夫により、家族や職場にばれない融資が追及されています。

「○○日間無利息」という無利息キャンペーンを活用すれば、利息なしでお金を借りることも可能です。キャッシングに特化したカードローンならではのサービスを、是非チェックしてみましょう。

③ 大口の融資を受けたい場合

まとまった額の借入れをしたい場合にも、カードローンはおすすめです。

クレジットカードの初期限度額は10~30万円と低めに設定されており、増額をしても500万円を超えることはめったにありません。しかし、カードローンの利用限度額は最大500万円を超えることが多く、一部銀行を筆頭にして最大限度額を1,000万円以上に設定している会社もあります。

事業資金などを調達したい場合には、このように大口の融資を受けることができると大変うれしいですね。会社によっては、事業資金を調達する人のために専用のプランが用意されていることもあります。

ただし、会社が提示する最大の限度額を誰でも利用できるわけではありません。限度額を決めるにあたっては審査が行われ、高額の申込みになるほど審査は厳しくなるといわれています。

また、個人の借入総額が原則として年収の1/3を超えないように、貸金業法で総量規制が定められています。利用者は、この金額を超えて限度額を設定することはできないという点に注意しましょう(銀行や信用金庫、信用組合や労働金庫は貸金業者ではないため、総量規制の対象外となります)。

専門家からのコメント

横山 光昭
家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表
横山 光昭さん

クレジットカードのキャッシングは、カードを持っているだけで簡単に使うことができるので、より身近です。

お金を借りる行為ですし、高額な利息を支払わなくてはならないので、お勧めしますとは言い切れませんが、一時的に立て替えをしてもらうつもりでの利用であれば、便利だと思います。特に海外旅行時に便利だという話をよく聞きます。

カードローンのキャッシングは、私から見ればただの借金です。利用枠が大きいので、少額だけと思ってもズルズル借りてしまうということもあるようです。

ただ、きちんと目的と返済計画を持って利用する分には、キャッシングより利息が低いですし、良いと思います。

こういった一時しのぎの使い方も、常用するようになってしまってはいけません。借金を抱えてしまうようになるきっかけの一つはキャッシング。

より気軽にできるクレジットカードからのキャッシングをきっかけに借金を膨らませてしまっている人も少なくありません。

それだけ、計画性を持って利用しなければ、いつも借金を抱えた状態になってしまうということです。

キャッシングのメリット・デメリット

キャッシングは非常に便利なサービスですが、メリットがあればデメリットもあります。両者をきちんと理解していることが、キャッシングサービスを有効活用するための重要なポイントとなります。

特にデメリットについては、「知っている」ことが非常に重要になります。リスク管理の第一歩はリスクを把握することであり、予想ができていればそれに伴った対策を講じることができるというものです。

ここでは、キャッシングの便利なポイントと気を付けたい注意点をそれぞれ紹介しましょう。キャッシングを利用する際には、是非一度目を通していただくとよいでしょう。

キャッシングのメリット

キャッシングには、3つの大きなメリットがあります。

メリット

  • 短時間で手軽にお金を借りることができる
  • 「いつでも」「どこでも」現金を手にすることができる
  • 保証人や担保なしでも利用することができる

① 短時間で手軽にお金を借りることができる

必要なときにすぐにお金を用意することができれば、これほど便利なものはありませんよね。そんな希望を叶えるのが、キャッシングの特長です。

キャッシングは申込みから融資までの時間が短い傾向にあり、即日キャッシングをウリにしている業者もあります。クレジットカードのキャッシング機能であれば、必要になったときにいつでもキャッシングを始めることができます。

短時間で手軽に現金を手に入れたいと思っている方にとっては、非常に便利なサービスであるといえるでしょう。

② 「いつでも」、「どこでも」現金を手にすることができる

ATMWebを通じて、いつでもどこでも利用することができるのがキャッシングの利点です。店舗窓口の営業時間を過ぎてしまっていても、最寄りのATMから何時でもお金を引き出すことができるというのはうれしいですね。

対応しているカードであれば、海外でも現金を引き出すことができます。国内だけでなく海を越えてもお財布のサポートをしてくれるとは、大変心強いサービスです。

③ 保証人や担保なしでも利用することができる

通常、お金を借りる際には保証人や担保が必要であるという考え方が一般的です。しかし、保証人を立てれば借入れが周囲にばれてしまったり、書類提出などの手続きが煩雑になったりします。担保となるものを用意できないという方も珍しくはないでしょう。

その点において、キャッシングには保証人や担保を用意する必要はありません。審査を行う保証会社がその役割を担ってくれるため、周囲への気遣いや面倒な手続きに煩わされる必要はないのです。

専門家からのコメント

横山 光昭
家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表
横山 光昭さん

キャッシングのメリットは、一時的な資金不足を助けてもらえるとことです。

小口で借りることが多いので、翌月に返済の目途が立っているのであれば、立て替えてもらうという意識で利用でき、友人や親など、他社を頼らなくてもよいので、お金面で人間関係を崩すということがありません。

また、海外旅行ではカード払いが主流なのでしょうが、急に現金が必要になった場合に現地のお金を引き出せるという点で便利です。

金利は高いのですが、少額を1か月だけ借りるとなると、支払う利息もすくなくてすみます。自分に合わせた使い方をしたいですね。

キャッシングのデメリット

キャッシングには、下記のようなデメリットがあります。お金がかかわるサービスなので、事前にしっかりとチェックしておきましょう。

デメリット

  • 利息が発生する
  • 信用情報に影響を与える
  • 紛失・盗難に伴う不正利用のリスクがある

① 利息が発生する

キャッシングとは会社からの借金であり、借りたお金に対しては当然ながら利息が発生します。

「そんなことは当たり前だ!」と思うかもしれませんが、手軽なキャッシングを利用しているうちに利息が膨らんでいた、ということは十分にあり得ます。特にクレジットカードのキャッシング機能は、普段利用しているカードとATMで現金を引き出すことができるため、安易な利用を招きかねないのです。

いくら利息を支払っているのか、という点は常に確認しておきましょう。なおかつ、余裕があるときに一括返済をしたり、借入件数が増えた場合にはおまとめローンを活用したりと、利息を最大限に抑える工夫ができるとよいでしょう。

② 信用情報に影響を与える

クレジットカードやローンを利用する際には、その内容が信用情報機関を通じて記録されます。これが信用情報です。

信用情報とは、「お金をきちんと払うことができる」というような、個人の信用に関する記録です。キャッシングを利用した際にも、その旨がこの信用情報に記録されていきます。

今後、住宅ローンや自動車ローン、ショッピングローンやカードローンを利用することがあるかもしれません。その際には、信用情報を確認して審査が行われます。キャッシング借入額が大きかったり延滞の記録があったりすれば、審査にマイナスの影響をもたらす可能性があります。

キャッシングの利用履歴が今後のローン審査において直ちにマイナスの影響を与えるとは言い切れませんが、審査内容は各社によって異なります。取引の内容が記録されていることを念頭に置きましょう。

信用情報機関に開示請求をすれば、自分の信用情報を知ることができます。もっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

信用情報機関はどんな情報があるのか?また情報開示についても解説
住宅ローンやカードローンなどお金を借り入れる際には、信用情報機関というあまり馴染みのない言葉を耳にすることがあるかと思います。この記事ではその信用情報機関について、詳しく解説していきます。

③ 紛失・盗難に伴う不正利用のリスクがある

カードが紛失や盗難に遭ってしまい、不正利用に遭ってしまった場合の損害は計り知れません。

キャッシングを提供しているクレジットカードやカードローンの中には、カードが不正利用に遭った場合でも補償を行わない旨を規約に明記しているものが珍しくありません。ショッピング機能には補償があるが、キャッシング機能には補償がないというクレジットカードもあります。

なぜなら、カードをリーダーに通すだけで利用できることがあるクレジットカードのショッピング機能に対して、キャッシングを行う際は原則的に暗証番号認証が必要となるからです。

暗証番号が知られなければ安心の仕組みですが、そのために万が一不正利用されてしまっても補償されないことがあるのです。

キャッシングであっても、不正利用に対して十分な補償が用意されている会社もあります。キャッシングを利用する際には、事前に会社による補償の有無を確認しておきましょう。

専門家からのコメント

横山 光昭
家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表
横山 光昭さん

防犯や利息への注意ももちろんありますが、キャッシングのデメリットはなんといっても「使いすぎ」、「返せなくなる」ことでしょう。

キャッシングはクレジットカードで簡単にできるので、生活費の補てんに使うという人もいます。

ですが、翌月一回の返済でも、残高スライドで分割で返済したとしても、借りれば翌月の生活費が返済で減るわけですから、また、借ります。

だんだんと借りる枠がなくなって、次にはカードローンに手を出すようになります。

そういった繰り返しで、少額のキャッシングを利用しただけのはずが、大きな借金になってしまうという状態に、思ったよりも簡単になってしまうのです。

これはカードローンが始まりであっても同じことがいえるので、気を付けたいところです。

いざ業者選定!おすすめの金融機関はどこ?

「どの業者が一番おすすめ?」と結論を急ぎたくなるかもしれません。しかし、全員の方におすすめの業者というものはありません。

キャッシング業界には多くの金融機関が参入しており、それぞれの業者が様々な利点を持っています。一人ひとりの状況とそれに適したサービスを見極めることが、キャッシング業者を選定するための最短かつ最善の道となるのです。

適切な業者選びでニーズにマッチしたキャッシングを

業者選びで重要になるのは、「現状の把握」「こだわりの反映」です。

まずは、「現状の把握」について説明しましょう。業者選びにおいて第一に重要になるのは、自分の状態を把握することです。自身の経済状況、勤務状況や今までの信用情報などを振り返ってみましょう。

これによって、「申込みできる/できない」という点を確認することができます。「僕は学生だけど、この会社なら申込みできる!」とか、「総量規制のことを考えると、○○円以上は申込みできないな」といった具合です。

次に、「こだわりの反映」に移ります。これは、各々の目的やこだわりを選定基準に織り込んでいくことです。

例えば、「すぐに借りたいから、スピードを重視したい」「とにかく低金利でキャッシングしたい」といったような、一人ひとりのニーズがこだわりの部分です。

つまり、「申込み可能である」かつ「こだわりに合っている」サービスを利用することが重要になります。

第一の「現状の把握」については、個々の状況に合わせて各社の申込基準を満たしているかを確認しましょう。第二の「こだわりの反映」について、下記で様々なニーズに対するおすすめの業者を紹介していきます。

即日融資!スピード重視の方へのおすすめ

「急に現金が必要になった!」という方には、即日融資が可能であるキャッシング業者がおすすめです。

キャッシング機能付きのクレジットカードを持っていれば、そのカードを利用すれば手続きなしで借入れすることができます。新規に申込む場合には、銀行カードローンでは即日融資ができないため、消費者金融のカードローンを検討しましょう。

特におすすめできるのが、『プロミス』です。プロミスは最短1時間での融資が可能であり、短時間融資をアピールしている業者の中でも非常に早い融資時間となっています。

アコム』や『アイフル』も、審査最短30分と公称しています。審査後に契約・融資に移るため、融資完了までの時間は公にされていませんが、プロミスに肉薄する可能性は大いにあります。

低金利!利息を抑えたい方へのおすすめ

金利を重視する方には、銀行カードローンがおすすめです。

【カードローン別金利比較表】
商品名 金利(実質年率)
三井住友銀行カードローン
4.0~14.5%
みずほ銀行カードローン
2.0~14.0%
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)
1.8~14.6%
りそなカードローン
3.5~12.475%
住信SBIネット銀行カードローン(ミスターカードローン)
0.99~14.79%
楽天銀行カードローン(楽天スーパーローン)
1.9~14.5%
ソニー銀行カードローンMONEYKit
2.5~13.8%
イオン銀行カードローン 3.8~13.8%

上記の表からもわかるとおり、銀行カードローンは 軒並み低金利となっています。
金利を調べるときには、「○○%~○○%」という表示があれば、最高金利の方を参照するとよいでしょう。最低金利で借入れができるのは審査で選ばれた限られた利用者のみですが、最高金利は契約を結んだ利用者全員に適用されます。

近年はネット銀行も業界に参入しており、面白いサービスを展開しています。『楽天銀行スーパーローン』では、カードローンの利用で楽天ポイントを貯めることができるのは、その一例です。

旅行中も!海外でキャッシングしたい方へのおすすめ

海外でキャッシングを利用したい場合には、クレジットカードを利用してキャッシングをすることがおすすめです。

クレジットカードをすでにお持ちの方は、そのカードを利用するのもよいでしょう。新規に申込みを検討している方のために、代表的なキャッシング機能付きクレジットカードとその特長をいくつか紹介しましょう。

【代表的なキャッシング機能つきクレジットカード】
商品名 年会費(税抜) 金利(実質年率) 特典
楽天カード 無料 18.0% ・入会やカード利用で楽天ポイントが貯まる
エポスカード 無料 18.0% ・海外旅行保険、提携施設での割引
・カード利用でエポスポイントが貯まる
三井住友VISAクラシックカード 1,250円(※) 15.0~18.0% ・セキュリティ対策と付帯保険が充実
・カード利用でワールドプレゼントポイントが貯まる
JCB一般カード 1,250円(※) 15.0~18.0% ・セキュリティ対策と付帯保険が充実
・国内外約3,000万店の加盟店
・カード利用でOki Dokiポイントが貯まる
イオンカード 無料 7.8%~18.0% ・買い物代金5%オフなど、提携施設での割引
・カード利用でときめきポイントが貯まる
(※)初年度年会費無料、翌年度以降も条件により年会費無料


クレジットカードでキャッシングする場合の最高金利は、ほぼ横並びとなっています。ライフスタイルに合わせた特典などで選ぶとよいでしょう。

大手に落ちた!?中小消費者金融をお探しの方へのおすすめ

大手のカードローンで借りられないという方は、中小消費者金融に視野を広げてみるのもよいでしょう。

あまり名前を知らない金融機関を利用する際には、正規に登録されている貸金業者かどうかを確認するようにしましょう。代表的な中小消費者金融である『アロー』『フタバ』『キャッシングエニー』のように、正規の貸金業者として登録番号を持っている場合は安心して利用することができます。

ユニークなサービスとしては、『キャッシングエイワ』の対面与信があります。Web完結で借入れできるキャッシングも多い現代ですが、エイワでは人と人との関係性を大切にするために、あえて対面与信を徹底しているそうです。Web上の操作が煩雑だという方は、検討してみてはいかがでしょう。

中小消費者金融だからといって、審査が緩いとは限らない点に注意しましょう。ただ、中小消費者金融の中には独自審査を実施している会社も多いため、検討の余地はあるといえます。

専門家からのコメント

横山 光昭
家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表
横山 光昭さん

貸金業者について不安があるのであれば、できるだけ名前をきいたことがある、大手を利用すると安心ですね。

貸金業法などを違反する心配もないでしょう。聞いたことがある名前の業者から、自分が利用しやすいサービスがある業者を選ぶとよいでしょう。

してはいけないのは、お金が急に必要になったからといって、街角で看板だけで宣伝していたり、電柱などに張り紙してあるような業者です。調べないで利用すると、もしかすると闇金的なものである場合もあり危険です。

この記事に書かれていることを参考に、きちんとした業者を探したいものです。

キャッシングの金利が高い?知っておくべき利息の話

キャッシングをする際に、考えなくてはならないのが「利息」と「金利」のことです。

利息とは、借りたお金に対して一定の割合で支払う対価のことです。そして、元金に対する利息の割合を金利といいます。

つまり、借りたお金にプラスしていくら支払わなければならないのか、ということです。無駄に利息を支払いたいという人はいないでしょう。しかし利息の管理は意外と見落とされがちであり、気づいたら総支払額が大きく膨らんでいた、ということもままあるのです。

利息の計算方法

借入前に金利が何%であるかをチェックしたら、その際に利息がいくらになるか概算しておくとよいでしょう。前もって支払額を確認しておくことで、『思ったよりも利息が高かった!』『たくさん利息を払って、損をした気分』といった事態を防ぐことができます。

利息の計算式

  • 利息金額=借入残元金×金利(利率)÷365×借入日数(借入当日除く)

それでは、上記の計算式で試しに計算をしてみましょう。

翌月に返済できたとして、10万円を30日で返済した場合の利息はいくらになるでしょうか。この場合の利息金額は、100,000×0.18÷365×30=1,479円(小数点以下切り捨て)となります。総支払額は101,479円です。

一方で、1年間かけて返済した場合にはどうなるでしょうか。ここで注意したいのは、返済が複数回に渡る場合には前回の返済を受けた借入残元金を算出する必要があり、上記の計算式だけでは単純計算できない点です。

2回目以降に支払う利息の計算には毎回の返済額の算出が必要になるため、各社の返済シミュレーターなどを利用すると良いでしょう。

10万円を1年間で12回に分けて返済した場合、利息の合計額は10,011円です。総支払額は110,011円となり、30日間で返済した場合よりも8,532円も多くの利息を払うことになるのです。

多くの会社では公式ホームページに返済シミュレーションが用意されています。借入額と返済期間を入力すると、その会社の条件に合わせた毎月の返済金額を教えてくれるツールです。このようなツールを活用すれば、返済期間によってどれだけ利息が変動するかをリアルに体感することができます。

利息を抑えたいならば、可能な限り短期間で返済するほうがお得です。借入金額が大きくなるほど、金利1%がもたらす影響は大きくなります。

あらかじめ利息金額を把握したうえで、できる限り短期間の返済を目指しながら無理のない返済計画を立てていきましょう。

金利には上限がある!一般的な金利は?

金額に応じて変動する法定の上限金利を表す画像

それでは、どの程度が一般的な金利の目安となるのでしょうか。実は、金利には法律で定められた上限があります。

【借入金額に応じた上限金利表】
借入額 上限金利
10万円未満 20.0%
10万円以上100万円未満 18.0%
100万円以上 15.0%

つまり、借入額が高いほど上限金利は下がっていくということです。利用者はこの上限金利を超えて利息を支払う必要はありませんし、出資法の上限金利である20.0%を超えて貸付けを行った業者は刑事罰の対象となります。

つまり、10万円以上100万円未満の借入れであれば18.0%が最高の金利となりますが、上限金利ギリギリの金利設定をしているカード会社は少なくありません。上限金利よりも数%低い金利であれば、低金利のカードローンとして分類できるでしょう。

利息は少ない方がよい!低金利のキャッシングとは?

クレジットカードや消費者金融のカードローンと比較すると、やはり低金利なのは銀行カードローンです。審査に自信がある方ならば、まずは銀行カードローンを利用したキャッシングを利用したいところです。

また、短期間で返済できる見込みがあれば無利息キャンペーンを活用するのもよいでしょう。仮に金利が高いカード会社であったとしても、無利息期間に返済することができれば利息は発生しません。「○○ユーザーは金利優遇」といったサービスを行っている会社もあるため、各社の施策をチェックしておきたいところです。

「○○%~○○%」というように記載に幅があり、どの会社が低金利なのかわからないこともあると思います。

適用される金利は、利用限度額などの条件によって変動します。迷ったときは実際に審査を受けてみると、自分に適用される金利を把握することができます。

最初から1社で絞り込むよりも、複数社の金利を比較検討するとよいでしょう。

審査に通るか不安!チェックポイントや審査通過のコツは?

借入れしたい業者を選んだら、次のステップはカードローンの審査です。

「本当に借りられるのかな?」、「審査って何を見られるの?」など、キャッシングの中でも特に不安が生じやすい部分ではないでしょうか。

キャッシングの審査基準は、各社によって異なります。しかし、大まかな流れやチェックされやすい項目については、どの会社も大きな違いはないといえるでしょう。

審査の流れやポイント、落ちてしまう理由や学生主婦のキャッシング審査について、順番に説明していきましょう。

審査のタイミング

キャッシングの審査は、どのように行われるのでしょうか。

業者を選定したら、キャッシングを利用するために会社に申込みます。その際に名前・住所・勤務先・収入などといった個人情報の申告と証明書類の提出を行いますが、これらの情報をもとにして審査が行われることになります。

クレジットカードの場合には、カードの新規発行時か、後からキャッシング機能の付加を希望したときが審査のタイミングとなります。カードローンの場合には、新規申込時に審査が行われるというわけです。

審査の中では、自宅や会社に本人確認在籍確認の電話がかかってくることもあります。気になる場合は、申込みの際に会社に確認しておくとよいでしょう。

審査のチェックポイント

お金を融資する立場である会社は、利用者の情報から「返済可能性を担保できるかどうか」という部分を見ています。つまり、貸したお金をちゃんと返してくれる人物かどうかということです。

まず、安定した継続的な収入があるか、ということは非常に重要なチェックポイントです。いま現在お金が足りなくてキャッシングを利用するのですから、収入が安定的に発生していく見込みがなければ、返済可能性は低いと判断されます。

ただし専業主婦/主夫の場合は、配偶者の同意があれば後述の配偶者貸付によって借入れできる場合があります。

また、今までの信用取引の履歴もチェックされます。他社での借入状況が大きかったり、支払いを延滞した経験があったりすれば、今後の取引にも影響を及ぼすかもしれません。

自宅情報も、判断材料の一つです。賃貸の住居であれば、今後も定常的に家賃支払が発生していくことが見込まれるため、持ち家の方が評価は高くなる可能性があります。

申込みの際に虚偽の申告をした場合には、それがばれてしまうと信用面での評価を大きく下げることになります。キャッシングに申込みする際には、必ず正直な内容を申告するようにしましょう。

専門家からのコメント

横山 光昭
家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表
横山 光昭さん

審査では、年収や他社からの借入額ということも大切ですが、個人信用情報がどう記載されているかも重要です。

最近は携帯代などに端末の分割料金も含まれていますが、その支払いを滞ると、端末の分割払いが「遅延」と判断され、個人信用情報に記載されてしまうことがあります。

そうすると、キャッシングなどを申し込んでも、審査が通りにくくなります。また、一度に、また短い間隔で申し込むと、多重申し込みとされて、「お金を必要としているのかな、なんかあやしい」と判断され、審査が通りにくくなります。

申し込み時に嘘を書いても、個人信用情報を見ると借入れやクレジットカードの利用に関してはすぐわかってしまうので、嘘がないということも、大切なことですね。

審査に落ちてしまった!なぜ?

審査に落ちてしまう場合には様々な原因が考えられますが、代表的な理由は以下の3つです。

審査に落ちてしまう3つの理由

  • 総量規制を超えて借入れしようとしている
  • 信用情報に問題がある
  • 収入や勤務状況に不安がある

① 総量規制を超えて借入れしようとしている

貸金業法では総量規制が定められており、貸金業者を利用する場合には年収の1/3以上を占める金額を借入れすることはできません。これは1社を利用しているときだけでなく、複数の業者をまたいでいる場合も同様です。

A社ですでに借入れをしており、B社に申し込んだ借入額との合計が総量規制に抵触するものであれば、それが審査に落ちてしまった原因だと考えることができるでしょう。

② 信用情報に問題がある

信用取引における長期延滞や強制解約、債務整理などの金融事故を経験している場合には、キャッシングの審査にマイナスの影響を及ぼしていると考えられます。金融事故までに至っていなくても、過去の短期延滞や他社との取引内容から低い評価を受けている可能性があります。

自分の信用情報の状況が分からない場合には、信用情報機関に開示請求をすることができます。インターネットや郵送でも申請することができるので、気になる場合には確認しておきましょう。

③ 収入や勤務状況に不安がある

キャッシングを利用するためには、「安定収入がある」と判断されることが必要です。安定収入の定義は会社によって異なりますが、収入に対する定常的な支出(住宅ローン、家賃、奨学金、携帯電話の割賦購入など)の割合が大きい場合には、毎月の返済可能性が低いと判断される可能性があります。

勤続年数については、あまりに短い場合には「安定している」と判断されないかもしれません。勤務先に在籍確認がとれなかった場合にも、定職についていることが確認できなければ審査結果にマイナスの影響を与えるでしょう。

専門家からのコメント

横山 光昭
家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表
横山 光昭さん

万が一、審査に落ちてしまったら、その記録は半年ほど残ってしまいます。

一度に複数申し込むと、お金に困っているとか、犯罪か何かに使われる可能性を疑われ、審査落ちしやすいので、一度落ちてしまったら半年、申し込みを我慢しましょう。

というのも、一度落ちてしまうと他社に申し込んでも落とすという場合が多く、そうなれば「申し込んだけど契約が認められなかった」という記録がつみあがっていくだけになるからです。ですから、記録が消えてからのほうが安心です。

申し込む前にクレジットカードやそのキャッシングを使って、返済が遅れたということも、個人信用情報機関に記録されると新たなカードローンなどは審査が通りません。

審判を利用して分割払いをしている支払いが遅れることが何度も続くと、これも記載されます。

延滞が続くと、1~5年記録が残ってしまいます。そうなると、その後は年単位で申し込みを待たなくてはいけなくなります。

落ちた後できることは期間を空けること程度しかないので、悪い情報が記載されないような利用の仕方を、常に心掛けておきたいものです。

学生・主婦/主夫でも…キャッシングの利用は可能!

学生であっても、20歳以上であり安定収入があれば申込み資格を満たしているため、審査に通ればキャッシングを利用することができます。

収入が少ない、もしくは家事を専業とする主婦/主夫はどうするのかというと、配偶者の同意のもとに借入れをすることができる場合があります。その際には、配偶者の年収証明書類や同意書、婚姻関係証明書類が必要となります。

しかし、配偶者貸付に伴う書類提出が面倒であり、配偶者が借入れしたほうが早いという考え方もあるようです。どうしても主婦/主夫の名義でキャッシングを利用したい場合には、配偶者貸付を活用するとよいでしょう。

借入れってどこでできるの?少額でも借りられる?

審査に通り、契約を結べばついに借入れすることができます。お金を借りたかった方にとっては、待望の瞬間ではないでしょうか。

近年は技術の発展により、借入れにも様々な手段が用意されています。「いつでもどこでも借入れしたい」「少額から借りたい」といった利用者のニーズに応えるべく、各社もいろいろなサービスを展開しているのです。

ここでは、代表的な借入れの方法と最低借入額について説明していきましょう。

駅やコンビニでも!ATMで気軽に借入れ

キャッシング機能付きのクレジットカードやローンカードがあれば、ATMから気軽に借入れることができます。

利用している会社のATMを利用すれば、手数料がかからずに借入れできる場合も多くあります。銀行カードローンであればその銀行のATM、クレジットカードや消費者金融であれば自社ATMから借入れすれば、手数料を節約することができるでしょう。

上記のATMが近隣になかったり、営業時間を過ぎてしまったりしても、心配はいりません。多くの会社は大手コンビニなどのATMと提携しています。手数料がかかることもありますが、身近なコンビニで手軽に借入れできるのはうれしいですね。

自分の会社とコンビニのATMだけでなく、ほかの金融機関や銀行と幅広く提携している会社もあります。借入れに際する利便性を求めるのであれば、提携ATMの数が多い業者は魅力的です。

PCやスマホから!ネットキャッシングでどこでも借入れ

PCやスマートフォンを介して、Web上で借入れできる会社も珍しくありません。この方法は、「ネットキャッシング」と呼ばれることもあります。

多くの場合、利用している会社の公式ホームページやアプリから、会員専用ページにログインすることができます。Web上で借入れしたい場合には、そこから振込申請をしましょう。早ければその日のうちに、登録している銀行口座へ現金が振込まれます。

家にいながらでも借入れできるため、ネットキャッシングは非常に便利なサービスとなります。Webで完結することができれば、カードレスで利用できる会社があるのも特長です。

少額から借りたい!最低借入額は?

借入額が大きければ、金利の影響も高まります。必要な分だけ、少額から借りたいという需要もあるのではないでしょうか。

最低借入額は会社によって異なりますが、1,000円単位や10,000円単位の少額から借入れできる会社が多くなっています。

銀行口座を利用した借入れの中には、1円単位から借入れ可能な会社もあります。ただし、多くのコンビニなどの提携ATMでは、小銭の取引ができないという点に注意しましょう。

即日でキャッシングできるって本当?

即日キャッシングにより、申込み・審査・借入の流れを当日中に完了している人の画像

「今日中にお金を調達したい!」という気持ちでキャッシングを利用される方も少なくないでしょう。そんなときにぜひ活用したいのが、即日キャッシングです。

即日キャッシングとは、その名のとおり即日中に融資を受けることが可能なキャッシングのことです。申込みから融資までを、その日のうちに完了することができます。

ただし、即日キャッシングを利用できる会社は限られています。銀行カードローンでは、即日融資を受けることはできません。低金利なキャッシングを希望していて時間に余裕がある場合には、即日キャッシングは選択肢にならないかもしれません。

大手消費者金融では、即日キャッシングのサービスが提供されている会社も多くあります。店舗窓口だけでなくWebや電話でも即日キャッシングが可能な場合もあり、大変便利なサービスであるといえます。

注意点としては、即日キャッシングにはタイムリミットがあるということを覚えておきましょう。タイムリミットとは、「即日キャッシングを利用するためには、少なくとも○時までに申込みをする必要がある」という時間のことです。

会社によって時間は異なりますが、Webや電話で振込融資を受けるとすれば、融資する会社が銀行の営業時間内に振込手続きを済ませている必要があります。窓口やATMで申込む際にも、審査や契約の時間を営業時間から逆算する必要があります。

状況によっては、予想していた以上の時間を審査に要することも十分に考えられます。即日キャッシングを利用したい場合には、時間に余裕をもって手続きに臨むことができるとよいでしょう。

即日融資についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事もご参照ください。

即日融資を受けたい方は必見!審査から最速で借りるための方法まとめ
即日融資は、「給料日までのつなぎのお金が必要」、「銀行残高が不足していてクレジットカードの引き落としができなくなりそう」あるいは、「家電などの大きな買い物をしたいが、給料日までに待てない」といった場合に、融資を申込んだその日に金融機関からお金を借りられるので大変便利です。 ここでは即日融資・最速で融資を受けられる金融機関の情報や借りるための方法や注意点をご紹介します。

返済方法って?一括払いとリボ払いの違いは?

キャッシングを利用すれば、近いうちに返済が始まります。返済方法や返済方式について、あらかじめ確認しておくことが必要です。

キャッシングの返済方法は、口座引き落とし振込みの2つに大別されます。口座引き落としの場合は、期日までに返済額を口座に用意しておく必要があります。

返済方式や返済期間によって、総返済額は変動します。可能な範囲で、最善の返済計画を選択したいものです。

返済方式の種類

返済方式には、大きく分けて一括払いリボ払いがあります。

一括払いとは、一回ですべての返済額を支払ってしまうことです。一方でリボ払いとは、毎月一定の金額を支払って返済することです。どちらの方式でも、元金に利息を追加して返済していくことになります。

会社によって、一括払いとリボ払いのどちらでも選択可能なこともあれば、どちらかの返済方式に限られていることもあります。借入れの際には、事前に返済方式を確認しておきましょう。

リボ払いには、大きく分けて「定額方式」「定率方式」「残高スライド方式」の3種類があります。

定額方式とは、毎月一定の金額を支払っていく方式のことです。元利定額リボルビング方式では、一定の支払額の中に利息が含まれています。元金定額リボルビング方式では、一定の元金返済額に追加して利息を支払います。

定率方式とは、一定の割合で算出した返済額を支払っていく方式のことです。元利定率リボルビング方式では、借入残高に利息を加えたうえで定率を適用した金額を支払っていきます。元金定率リボルビング方式では、借入残高に定率を適用して算出した元金返済額に追加して利息を支払います。

残高スライド方式とは、借入残高によって段階的に定額または定率で返済していく方式のことです。残高スライド方式は残高スライド定額方式と残高スライド定率方式に2分され、そこからさらに元利均等方式と元金均等方式の種類があります。

リボ払いの場合には毎月一定額しか返済できないのかというと、その限りではありません。会社によって、繰り上げ返済一括払いを併せて利用することができます。リボ払いの長期化による利息の増加を防ぐために、積極的に使っていきたい仕組みです。

どの返済方式を選択することができるかは、会社によって異なります。それぞれに特徴があるため、自分に合った返済方式を選択できるとよいでしょう。

返済が遅れると、遅延損害金が発生します。遅延によって課せられる利息の割合は法律で20.0%までと定められていますが、利率として決して低いものではありません。信用情報への影響を考えても、延滞が発生しないような堅実な返済計画を進めたいものです。

一括払いのメリット・デメリット

一括払いのメリットとしては、利息の発生を最小限に抑えられるという点が挙げられます。返済期間が長引くほど、支払う利息は増えていきます。一回で支払うことができれば、利息はぐっと抑えられるのです。

一括払いのデメリットは、返済時の負担が大きいことが挙げられます。今月用意できなかったお金が、翌月には用意できるとは限りません。一括払いを選択する際には、返済時に余裕をもって返済額を準備できるとよいでしょう。

専門家からのコメント

横山 光昭
家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表
横山 光昭さん

一括払いとは、借りたお金を約束の日に一括で返すということなので、あまり大きい金額の利用は、現実的ではありません。

また、生活費の補てんなどで使うと、翌月にお生活が減ってしまうので、好ましくないですね。

利用するときに気を付けたいのは、「次の給料が入れば返せる」ということだけではなく、返してもその後借り続けなくてはいけないという状況にはならないということです。

利息は安いところに越したことはありませんが、1か月単位で借りるにはそう大きく変わらないはずです。

借り先は安全で信頼できるところである必要はありますが、金利などよりも、自分の返済計画をきちんと立てておくことが、一括払いの場合は大切だと思います。

もし、繰り返しの利用が想定されるのであれば、分割で無理なく支払うことを計画したほうが良いでしょう。

リボ払いのメリット・デメリット

リボ払いのメリットは、借入額が大きく一括で返済することができない場合にも、一定期間にわたって返済期間を設けることで借入れが可能になることです。一時的にまとまったお金を調達したい方にとっては、うれしい仕組みであるといえるでしょう。

また、毎回の返済額が一定なので返済計画を立てやすいという特長もあります。毎月の収入のうちから、あらかじめ返済分を確保しておくとよいでしょう。

リボ払いのデメリットとしては、返済が長期化してしまいがちであることが挙げられます。返済期間が長引けば長引くほど、支払う利息は膨らんでいきます。

定額方式であれば、追加で借入れしても毎月の返済額は変わらないということがあります。結果として、「いつまでたっても返済が終わらない!」「返済の長期化で、膨大な利息を支払っていた!」ということが起こりうるのです。

専門家からのコメント

横山 光昭
家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表
横山 光昭さん

リボ払いは、できれば利用をお勧めしません。返済の回数が決まっていないですし、期間も決まってないので、ズルズルと返済をすることになってしまいがちだからです。

その間ずっと利息を払い続けなくてはいけませんから、利息の総支払額が大きくなってしまいがちです。

使える枠があるからと、何度も借入れを繰り返すと、気が付いたら利用残高がすごく膨らんでいた、ということにもなりやすいので、きちんと返済計画を立て、利用するようにしてほしいと思います。

キャッシングを活用するポイント

ここまで読み進めていただいた方は、すでにキャッシングの仕組みについて十分に理解を深められていることでしょう。

キャッシングをさらに上手に利用していただくために、活用のポイントを紹介しましょう。実際にキャッシングする際に、この部分を読み直して役に立てていただければ幸いです。

キャッシングは、有効に活用すれば非常に便利なサービスとなります。キャッシングの利点を存分に享受するためには、返済などに伴う負担を最小限に抑えることが重要です。

キャッシングをもっと便利に!利用のポイント

キャッシングを活用するうえで大切なポイントは、「少なく借りる」&「早く返す」ことによってとにかく利息を抑えることです。気軽にお金を借りることができてうれしいキャッシングですが、苦い思いをしてしまうとすれば返済や利息に関連した部分です。

借入金額が大きくなれば金利が下がることもありますが、合計で支払う利息は大きくなりやすいのが事実です。借入金額は十分に精査し、必要な分だけ借りるようにこころがけましょう。

返済期間を短縮することは、非常に重要なポイントです。この記事では何度も確認してきましたが、返済期間が長くなるほどに利息は増加していきます。少しでも早く返済する工夫が必要なのです。

そのためには、繰り上げ返済一括返済を積極的に活用して、余裕があるときにできる限り多く返済できるとよいでしょう。

利息を抑えるためには、無利息キャンペーンを利用することも効果的です。無利息キャンペーンには短期間の期限が設けられているので、必然的に「早く返す」ことができます。短期返済が可能な場合には、是非活用したいサービスとなります。

借入れの際には、完済期限を明確に設定しておきましょう。「いつか返せるかな…」といったぼんやりとした気持ちでは、ずるずると返済期間が長期化しかねません。

借入期間中は、住宅や車などといった新規のローン審査に影響を与えることもあります。ライフプランに合わせてできるだけ早めの完済期限を厳守できるとよいでしょう。

現在の金利に納得がいかなかったり、借入件数が増えてしまったりした場合には、借り換えおまとめローンを活用するとよいでしょう。どちらも、うまく活用すれば支払っている利息を引き下げることができる方法です。

専門家からのコメント

横山 光昭
家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表
横山 光昭さん

キャッシングはいざというときは便利ですが、実は貯蓄があれば利用しなくても良いものでもあります。

本当はきちんと蓄えを作っていただき、キャッシングなどは利用しないでほしい、と思うのが本音です。ですが、そうはいかないという人もいるでしょう。

そういったときには、最低限の金額を借り、すぐに返すという利用の仕方ができると、一番良いのではないかと思います。

返済を先延ばしにすると、返さなくてはいけない時にお金がなかったり、また借りなくてはいけない状況になったりするかもしれません。

そうなると、悪循環になってしまいますので、借りてすぐ返すという使い方が、上手なキャッシングの使い方、利息を抑えるコツになると思います。

キャッシング枠を使い切った!「クレジットカードの現金化」って大丈夫?

現金を調達する裏ワザとして、「クレジットカードの現金化」が紹介されていることがあります。これは、キャッシング枠を使い切ったがショッピング枠は残っているという場合などに、ショッピング機能で購入した品物を現金化業者に引き渡して現金を調達するという手段のことです。

結論からいえば、クレジットカードの現金化は絶対にやめましょう。このような行為はクレジットカード会社の規約で厳重に禁じられており、発覚した場合にはカードを強制解約されることになってしまいます。信用情報に大きく傷がつき、今後のあらゆる信用取引においてマイナスの影響を与えます。

現金化業者の中には詐欺のような手口を使っている場合もあり、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう危険性も十分にあります。クレジットカードの現金化は、気軽に現金を調達する方法の選択肢としては除外しておくのが賢明です。

まとめ~適切なキャッシングの利用で快適なマネーライフを!

申込・借入・返済のサイクルを活用して、快適にキャッシングを利用している人の画像

キャッシングは会社からの借金である以上は、もちろん注意すべき点や返済のリスクが伴います。計画性のない安易な利用は,経済面でより苦しい状況を招く可能性もあるため、しっかりと準備して利用に臨むことが非常に重要です。

しかし、それを十分に理解したうえで上手に活用した場合において、キャッシングは困ったときに頼ることができる大変便利な金融サービスです。「すぐ、気軽に、現金を調達したい!」というニーズに対しては、最も有力な解決方法であるといっても過言ではありません。

キャッシングについての正しい理解と無理のない範囲での適切な利用を実現することができれば、あなたのお財布がピンチに陥った際にもキャッシングは心強い味方となってくれるでしょう。この記事を読んでくれた方が、キャッシングを上手に活用してより良いマネーライフを送られることを心より願っています。

監修者のプロフィール
横山 光昭
家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表 横山 光昭

お金の使い方そのものを改善する独自の家計再生プログラムで、家計の問題の抜本的解決、確実な再生をめざし、これまで15,000人以上の家計を再生した。個別の相談・指導で家計の再生と飛躍を実現する活動は業界でも異端児的活動で、各種メディアへの執筆・講演も多数。 お金の悩みが相談できる店舗を展開するmirai talk株式会社の取締役共同代表を務めるなど、個人のお金の悩みを解決したいと奔走するファイナンシャルプランナー。

執筆者のプロフィール
CHISA
CHISA

会計コンサルタントを経て、ライターとして活動。現在はマネ会にてカードローン記事を担当。主なテーマを金融・ビジネスとして、記事の執筆や書籍の編集に携わる。