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みずほ銀行カードローンを申込む前に知っておきたい!審査のポイントや特長を徹底解説

みずほ銀行カードローンを申込む前に知っておきたい!審査のポイントや特長を徹底解説

三井住友銀行、三菱UFJ銀行とならんで、日本のメガバンクのひとつである「みずほ銀行」は、富士銀行、第一勧業銀行、日本興業銀行が2002年に合併してできた銀行です。

もともと法人向け金融が強い銀行でしたが、近年は個人向け金融にも力を入れています。ここでは、みずほ銀行のカードローンの特長や申込時のポイントについて、詳しくご説明します。

みずほ銀行カードローンの口コミ・評判

みずほ銀行カードローンの基本情報

みずほ銀行カードローンと基本的な商品内容についてご説明します。利用する前に知っておきたい基本的な疑問に答えていきますので、ぜひみずほ銀行カードローンを利用する前に読んでおきましょう。

みずほ銀行カードローンはどんな人が利用できる?

みずほ銀行カードローンの利用資格として公式サイトでは下記の三点が記載されています。

利用資格

  1. 契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満
  2. 安定して継続した収入が見込めること
  3. 保証会社である株式会社オリエントコーポレーション(オリコ)の保証が受けられること

借入したお金の使用用途に関しても事業用資金としての使用以外、原則自由となっています。

限度額と返済に関する疑問にお答え

みずほ銀行カードローンの利用限度額は10万円、20万円、30万円、50万円、100万円~800万円(100万円単位。インターネットで申込の場合50万円単位)となっています。

また当然ながら借入金額が大きくなればなるほど金利は下がっていきます。詳しくは下記の表をご確認ください。

利用限度額 金利
10万円以上100万円未満 年14.0%
100万円以上200万円未満 年12.0%
200万円以上300万円未満 年9.0%
300万円以上400万円未満 年7.0%
400万円以上500万円未満 年6.0%
500万円以上600万円未満 年5.0%
600万円以上800万円未満 年4.5%
800万円 年2.0%


また、みずほ銀行カードローンの返済方法は残高スライド方式となっており、毎月10日(銀行休業日の場合は翌営業日)に利用残高に応じた以下の返済額が、みずほ銀行普通預金口座から引き落とされます。

残高スライド方式による毎月の返済額(利用限度額が200万円未満の場合)
前月10日の利用残高
(元金へ利息を組み入れたあとの残高)
毎月の返済額
1万円未満 前月10日の残高全額
1万円以上50万円以下 1万円
50万円超100万円以下 2万円
100万円超150万円以下 3万円
150万円超200万円以下 4万円
残高スライド方式による毎月の返済額(利用限度額が200万円以上の場合)
前月10日の利用残高
(元金へ利息を組み入れたあとの残高)
毎月の返済額
1万円未満 前月10日の残高全額
1万円以上100万円以下 1万円
100万円超200万円以下 2万円
200万円超300万円以下 3万円
300万円超400万円以下 4万円
400万円超500万円以下 5万円
500万円超600万円以下 6万円
600万円超700万円以下 7万円
700万円超800万円以下 8万円

みずほ銀行カードローンでは、毎月の返済日に、前月返済日の前営業日から当月返済日の前営業日の前日までに発生した利息(つまり1か月分の利息)が元金に組み入れられます。

この利息を元金(借入残高)に加えることは「元加(がんか)」または「元加方式」と呼ばれており、銀行のカードローンでよく行われている仕組みです。

毎月の返済がきちんとできていれば、組み入れられた利息分は返済できるので問題ありません。しかし、返済が滞ったときには利息を加えた借入残高に金利がかかるため、利息に利息が発生して借入残高が増えやすくなります。

この場合、利息に利息がかかる分、表面上の金利より実効金利が高くなります。

遅延損害金の金利は年率19.9%となっているので余裕をもった借入を心がけるようにしましょう。遅延損害金とは返済が遅れたときに徴収される罰金のようなものです。返済が1日遅れると遅延損害金の利率で日割り計算した金額を、毎月の返済額のほかに払うことになります。

また保証人や担保は不要となっています。保証会社の審査に通れば利用することができるので比較的利用しやすいカードローンということができるでしょう。

みずほ銀行にはどんな種類のカードローンがあるの?

みずほ銀行カードローンには2種類あります。

一つは「キャッシュカード兼用型」というもの。みずほ銀行普通預金口座のキャッシュカードにカードローン機能がついた、キャッシュカードとカードローンが一体になったカードです。

もう一つは「カードローン専用型」のものです。こちらはカードローンでの利用に限定したカードです。キャッシュカード兼用型のほうが利便性は高いといえます。また下記の「自動貸越機能」はキャッシュカード兼用型でしか利用できないサービスになっています。

みずほ銀行に普通預金口座を持っていて、インターネットで「みずほ銀行口座をお持ちの方」ボタンから申込んだ場合は自動的に「キャッシュカード兼用型」になります。「カードローン専用型」を希望する場合は「みずほ銀行口座をお持ちでない方」ボタンを選択してください。

すでに「総合口座貸越選択サービス」「貯蓄預金スイングサービス」を利用している場合は、「カードローン専用型」のみの申込となります。

自動貸越機能とは、「キャッシュカード兼用型」で普通預金を引き出す際に残高が不足する場合、利用限度額内で不足額分についてカードローン口座から自動的に貸越(借入)を行い、引き出しができるようにする機能です。

総合口座貸越を利用している場合は、総合口座貸越の限度額を超過した分がカードローンからの借入となります。また自動貸越機能を利用している場合は次にご紹介する「総合口座貸越選択サービス」および「貯蓄預金スイングサービス」を利用できません。

オプションで利用できるサービスも

みずほ銀行カードローンにはその他に「スイングサービス」というサービスが追加可能です。スイングサービスの概要は下記の3点です。

①自動融資サービス

公共料金の自動支払いやクレジットカードの決済などで、普通預金口座の残高が不足する場合、利用限度額内で不足額を自動的に融資します。

※ただし、普通預金の引き出しやカードローンの返済などは自動融資サービスの対象外です。

②自動振替サービス

カードローン口座へのカードによる入金時に入金後の残高がプラスとなる場合、プラス残高部分を普通預金口座に自動的に入金します。

また「キャッシュカード兼用型」には、自動振替サービスのみ自動的に付加され、自動振替サービスはみずほ銀行ATM・コンビニATM(イーネット・ローソン)のみ利用可能です(セブン銀行ATMでは利用できません)。

③即時振替サービス(店頭でカードローンを申込んだ場合)

カードローンの口座開設と同時に、利用限度額内でカードローン口座から普通預金口座へ希望の融資金額を振替入金することが可能です。

みずほ銀行カードローンのメリット

みずほ銀行カードローンの基本情報を確認したところで、続いてはメリットの部分を見ていきましょう。差が出にくいカードローンにおいてどんな強みがあるのでしょうか。

他社と比べて低金利

みずほ銀行カードローン最大の魅力は、ほかの銀行キャッシング・カードローン比べると金利が低いことです。

利用限度額が100万円未満の場合、消費者金融会社の金利がほぼ年18%、大手銀行のカードローンの金利が年14%台後半という中で、みずほ銀行カードローンの年14.0%は低金利といえます。100万円以上の利用限度額でも、ほかの銀行や消費者金融会社よりも低い金利設定です。

ほかの金融機関のキャッシング・カードローンの利用限度額・金利との比較
みずほ銀行
カードローン
三井住友銀行カードローン
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)
アイフル(キャッシングローン)
アコム(カードローン)
10万円以上100万円未満
年14.0%
100万円以下
年12.6%~14.5%
10万円以上100万円以下
年13.6%~14.6% 
100万円未満
年3.0%~18.0%
100万円以上200万円未満
年12.0% 
100万円超200万円以下
年10.0%~12.0% 
100万円超200万円以下
年10.6%~13.6%
100万円以上800万円以下
年3.0%~15.0%
200万円以上300万円未満
年9.0%
200万円超300万円以下
年8.0%~10.0% 
200万円超300万円以下
年7.6%~10.6%
300万円以上400万円未満
年7.0%
300万円超400万円以下
年7.0%~8.0%
300万円超400万円以下
年6.1%~7.6%
400万円以上500万円未満
年6.0% 
400万円超500万円以下
年6.0%~7.0%
400万円超500万円以下
年1.8%~6.1%
500万円以上600万円未満
年5.0% 
500万円超600万円以下
年5.0%~6.0% 

600万円以上800万円未満
年4.5%
600万円超700万円以下
年4.5%~5.0% 

800万円
年2.0% 
700万円超800万円以下
年4.0%~4.5%

金利が利用限度額ごとに決まっている

みずほ銀行カードローンの借入金利は利用限度枠ごとに設定されています。

一方、多くの消費者金融会社やほかのメガバンクのカードローンは幅がある金利表示になっており、審査によって最終的な適用金利が決まります。

このように幅がある金利表示の場合、幅の上限の一番高い金利が適用になることがほとんどです。

とはいえ、申込時に最終的な適用金利がはっきりとしないのは不安です。その点、みずほ銀行カードローンは申込時に利用限度額に応じた適用金利がわかるため安心といえます。

住宅ローン利用者向け金利特典がある

カードローン契約時にみずほ銀行で住宅ローンを利用していると表示金利より年0.5%、カードローンの金利が割引になります。みずほ銀行の住宅ローン利用者ならカードローンを申込むときもみずほ銀行にすることをおすすめします。

最大800万円と限度額が大きい

ほかの銀行カードローンや消費者金融会社のキャッシングに比べると、最高800万円の利用限度額は高い方です。利用限度額が高額になるとほかのローンの代わりに利用できます。

例えば、みずほ銀行の教育ローンは「変動金利型:年3.475%、固定金利型:年4.250%。10万円以上300万円以内」。カードローンの利用限度額が800万円の場合は金利が年2%となり、教育ローンよりも低金利で大きな資金を用意することができます。

銀行残高が不足したときに自動貸越機能や自動融資サービスなどが受けられる

みずほ銀行カードローンには普通預金口座残高が不足した場合に、以下のような自動融資サービスがあります。

・自動貸越機能
普通預金引き出し時に残高が不足する場合、利用限度額内で不足額を自動的にカードローン口座から借入れます。

・自動融資サービス
公共料金の自動支払いやクレジットカードの決済などで残高が不足する場合、利用限度額内で不足額を自動的にカードローン口座から借入れます。スイングサービスの1機能。

・自動振替サービス
カードローン口座へのカードによる入金時に入金後の残高がプラスとなる場合、プラス残高部分を普通預金口座に自動的に入金します。

キャッシュカード兼用型 カードローン専用型
自動貸越機能 〇(自動付加) ×(利用不可)
自動融資サービス 申込により追加可能 申込により、「自動振替サービス」とセットで追加可能
自動振替サービス 〇(自動付加) 申込により、「自動融資サービス」とセットで追加可能

年金受給者でも申込可能

みずほ銀行カードローンは年金収入だけでも申込が可能です。

大手消費者金融会社は、年金以外の収入がないと申込を受け付けていないため、年金収入だけでも申込可能なみずほ銀行はありがたい存在といえるでしょう。

ただし、「20歳以上66歳未満」という年齢制限を満たしている必要があります。

手続きがWeb上で完結

すでに、みずほ銀行の口座を持っている場合、Web上で申込を完結することができるため非常に便利です。注意点として、本人確認書類に運転免許証以外は使うことができないという点が挙げられます。

申込の流れとしては公式サイトからアクセスし、氏名や年齢などの基本情報を入力。その後、仮審査を通過してから本人確認書類を提出します。

実際にWebで申込を完結させた方の口コミを見てみましょう。

(20代/女性/会社員/年収200〜400万円/借入金額50〜100万円)

みずほ銀行のWEB完結申込は、会社員にとっては、すごく活用しやすいサービスだと感じました。仕事やプライベートの都合で銀行の空いている時間に行けない人は多くいると思います。通勤時間や、休憩時間を活用して借入をすることができるので、急な出費や、用立てが必要な際に便利でした。

(30代/女性/派遣社員/年収200万円未満/借入金額10万円以内)

「WEB完結申込」を利用しました。初めての人と会うと非常に緊張してしまうと思うのですが、ネットだと対面を一切しなくてもいいし、自分の好きな時間に契約ができて忙しい人にも便利でいいと思います。

「平日は働いて時間が取れない…」、「人と話すのが苦手」という方にはぜひおすすめしたいサービスです。

専門家からのコメント

平木 恭一
経済ジャーナリスト
平木 恭一さん

最近は電子マネーが普及し、現金の持ち合わせが少ない人が増えています。しかし、冠婚葬祭など急な出費があり、どうしても現金が必要な場合もあります。

そんなときに用立ててくれるカードローンは、多忙で預金を引き出す時間のない人たちにとっては強い味方になるでしょう。ただし、借りた金額が少額でも、そのままにしておくと金利は増えます。早めに返済したほうがいいでしょう。

みずほ銀行カードローンはこんな人におすすめ

以上の点を考えると、みずほ銀行カードローンをおすすめできるのは次のような人です。

おすすめできる人

  • 日にちがかかってもいいからとにかく低金利がいい
  • みずほ銀行で住宅ローンを借りている(年0.5%の金利優遇受けられる)
  • みずほ銀行に口座を持っている
  • みずほ銀行ATMへ手軽に行くことができる
みずほ銀行カードローン
みずほ銀行カードローンのバナー
おすすめポイント
  • 金利年2.0%~14.0%と納得の金利!
  • 最高ご利用限度額800万円
  • 初心者の方に最適!安心の1枚!
審査時間 公式サイト参照
融資時間 公式サイト参照
実質年率 2.00〜14.00%
無利息期間 なし
借入限度額 800万円
パート・アルバイト
収入証明書 公式サイト参照
利用可能なコンビニ セブンイレブン ローソン ファミリーマート ミニストップ
【PR】Sponsored by 株式会社みずほ銀行 ※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

みずほ銀行カードローンのデメリット

実際に利用する場合でもデメリットを知ったうえで利用するのと、そうでないのでは大違いです。しっかりデメリットの部分も知っておきましょう。

みずほ銀行に普通預金口座が必要

カードローンの返済はみずほ銀行普通預金口座からの口座引き落としになるため、どうしてもみずほ銀行に普通預金口座を持つ必要があります。

みずほ銀行に口座を持っていない場合は、銀行口座も併せて開設しなくてはなりません。またその場合、普通預金口座開設のあとにカードローン口座開設という手続きになるため、カードローンが使えるようになるまでに日にちがかかります。

即日融資はできない

2018年1月より銀行カードローン即日融資はできなくなってしまいました。理由は、全国銀行協会が加盟銀行に対し2018年1月よりカードローンを含む個人向け融資の審査の際に、警察庁が保有する暴力団情報データベースへの照会を義務づけたためです。

警察庁の暴力団情報データベースへオンライン照会をしても、オンライン回答(該当あり・なし)が銀行側に返ってくるのが原則として翌営業日。

万が一「該当あり」の場合は、同姓同名などの間違いがないか、銀行側は都道府県警察に個別照会をするため、その回答が返ってくるのは1~2週間後になります。これでは即日融資はできません。

この暴力団情報データベースへの照会の義務化は暴力団組員という反社会的勢力との関係を断つことが目的です。

2013年にみずほ銀行がオリコのローンを通じて暴力団に融資をしていた不祥事をきっかけに、暴力団情報データベースとの接続が急務となったという背景があります。

この暴力団情報データベースへの照会義務化の大きなきっかけになってしまったのが、当のみずほ銀行だっただけに、みずほ銀行はローンの審査に慎重になっています。

一方、消費者金融会社は暴力団情報データベースへの照会が義務づけられていないため、即日融資が可能です。

みずほ銀行の口座の有無や申込方法によって借入までの日にちが大きく変わる

みずほ銀行カードローンは、みずほ銀行の口座の有無や申込方法によって、融資までにかかる日数が大きく変わります。さらに、「キャッシュカード兼用型」を選ぶか「カードローン専用型」を選ぶかによっても日にちが変わってきます。

口座の有無 口座開設方法 申込方法 カードの種類 申込から融資までの所要日数
あり インターネット キャッシュカード兼用型 10日程度
あり インターネット カードローン専用型 3~4週間
あり 郵送 キャッシュカード兼用型 2~3週間
あり 郵送 カードローン専用型 3~4週間
あり 電話 キャッシュカード兼用型 3~4週間
あり 電話 カードローン専用型 1か月程度
あり 店頭 キャッシュカード兼用型 1~2週間
あり 店頭 カードローン専用型 2~3週間
なし インターネット(同時申込) インターネット キャッシュカード兼用型 3週間程度
なし 店頭 インターネット キャッシュカード兼用型 最短3週間程度
なし 店頭 インターネット カードローン専用型 最短1か月程度
なし 店頭 電話 キャッシュカード兼用型 最短3~4週間程度
なし 店頭 電話 ローンカード専用型 最短1か月程度
なし 店頭 店頭 キャッシュカード兼用型 2週間程度
なし 店頭 店頭 ローンカード専用型 3~4週間程度

提携ATM利用手数料やみずほ銀行ATM時間外利用手数料がかかる

みずほ銀行カードローンの借入・追加返済をATMで行う場合、提携ATMではATM利用手数料、みずほ銀行ATMでも平日8:45~18:00以外だと時間外ATM利用手数料がかかります

ほかのメガバンク2社(三井住友銀行、三菱UFJ銀行)のカードローンでは、自社ATMやコンビニATMのATM利用手数料を「借入も返済もいつでも無料」としています。

また、大手消費者金融会社では、提携ATMの利用手数料がかかっても、自社ATMではいつでも手数料無料というのが一般的です。

これらに比べると、みずほ銀行カードローンはATM利用手数料の面で不利です。

借入方法と返済方法は少なめ

借入方法、返済方法ともに選択肢が少なく、この点に関してもデメリットということができます。

まずはみずほ銀行カードローンの借入方法を見てみましょう。みずほ銀行カードローンでは、ATMによる借入と、インターネットバンキング・モバイルバンキング兼テレホンバンキングの「みずほダイレクト」による借入が可能です。

「みずほダイレクト」での借入は、カードローン口座から自分の普通預金口座に振替入金することになるため、基本的にはキャッシュカードでお金を引き出すことになります。したがって、この場合でもATM利用手数料を気にしなければなりません。

一方、大手消費者金融会社は、ATMによる貸し出しのほか、手数料無料で希望の銀行口座への振込融資も行っており、利便性に優れています。

続いて、返済方法です。

毎月の約定返済は、みずほ銀行普通預金口座からの口座引き落としに限られます。また引き落とし日は毎月10日(10日が銀行営業日でない場合は翌銀行営業日)だけです。

みずほ銀行ATMや提携ATM、「みずほダイレクト」による返済も可能ですが、この場合は任意返済扱いとなり口座引き落としは止められません。

一方、ほかのメガバンクの三井住友銀行・三菱UFJ銀行では、毎回の約定返済に口座引き落とし、またはATM返済を選択できます。またインターネット銀行の楽天銀行ではほかの銀行からの口座引き落としが可能です。

さらに大手消費者金融会社では、毎回の約定返済はどの銀行の口座引き落としでOK、ATMでもOK、インターネット決済でもOK、銀行振込でもOKと利便性に優れています。

そのためみずほ銀行は、ほかのメガバンクや大手消費者金融会社に返済方法の便利さの点ではかないません。

無利息期間がない

大手消費者金融会社では新規顧客向けに1か月程度無利息期間キャンペーンをよく行っています。

しかし、みずほ銀行カードローンをはじめとする銀行カードローンにはこういった無利息期間キャンペーンがほとんどありません。

長期ではなく1か月以内の短期の借入をする場合は、無利息期間キャンペーンを行っている消費者金融会社を利用した方が、支払い利息の節約になります。

みずほ銀行カードローン「キャッシュカード兼用型」と「カードローン専用型」の違い

みずほ銀行カードローンには、キャッシュカードにカードローン機能がついた「キャッシュカード兼用型」とカードローン用専用カードが発行される「カードローン専用型」があります。「キャッシュカード兼用型」と「カードローン専用型」では、次の表のようにサービスなどに違いがあります。

比較項目 キャッシュカード兼用型 カードローン専用型
契約手続き完了から借入までの期間 契約手続き後、カードローン口座が設定されたらすぐ利用可能 契約手続き後、カードローン専用カードが書留で送付されるまでに約1~2週間かかる
1日の利用限度額 カードローンの借入額はキャッシュカードの1日あたりのATM利用限度額に加算される。

キャッシュカード出金額+カードローン借入額=キャッシュカードの1日の利用限度額以下
カードローンの利用額はキャッシュカードの1日あたりのATM利用限度額とは別の限度額。
自動貸越機能 〇(自動付加) ×(利用不可)
自動融資サービス 申込により追加可能 申込により、「自動振替サービス」とセットで追加可能(1つのみの申込は不可)
自動振替サービス 〇(自動付加) 申込により、「自動融資サービス」とセットで追加可能(1つのみの申込は不可)

「キャッシュカード兼用型」は便利なサービスに見えますが、自分の気がつかないところで借入が発生してしまうので注意が必要です。

さらに、「キャッシュカード兼用型」と「カードローン専用型」では利用できるATMにも違いがあるので気をつけましょう。

ATMの種類 キャッシュカード兼用型 カードローン専用型
借入 任意返済※ 借入 任意返済※
みずほ銀行ATM
E-net ATM
ローソンATM
セブン銀行ATM
ゆうちょ銀行ATM
提携金融機関ATM
※任意返済の取扱時間は、平日8:45~18:00、土・日9:00~17:00


みずほ銀行カードローンの申込について

みずほ銀行カードローンの融資までの日数を説明する画像

繰り返しになりますが、申込めるのは20歳以上66歳未満で、定収入がある人だけです。

申込方法は、みずほ銀行普通預金口座の有無で違うため、みずほ銀行に口座を持っている場合と持っていない場合に分けてご説明します。

みずほ銀行に口座を持っている場合の申込方法

みずほ銀行に口座を持っている場合は、インターネット申込、郵送(メールオ-ダー)申込、電話申込、店頭申込が可能です。

ただし、「カードローン専用型」をインターネットで申込む場合、申込画面で「みずほ銀行口座をお持ちでない方はこちら」を選んだのち、「普通預金口座の同時申込を希望しない」を選択しなければならないため注意が必要です。

インターネット(パソコン、スマートフォン)申込のフロー(「キャッシュカード兼用型」の場合)

一番早いのがこの方法です。カードローン専用カードの送付が不要のため、申込から10日程度で借入ができるようになります。

フロー 備考
①申込
インターネットの申込画面で「みずほ銀行口座をお持ちの方はこちら」
を選択し、必要事項を入力して送信。
②仮審査 所要日数:2~3営業日
※保証会社からの在籍確認あり
③仮審査結果の回答
メールで仮審査の結果と必要書類登録用URLの連絡がくる。
※希望極度額から減額になって審査に通る場合あり
④必要書類の提出
本人確認書類の画像を必要書類登録用URLにアップロード。
⑤本審査
所要日数:1週間程度
⑥カードローン口座開設
本審査の結果を受け、カードローン口座が開設される。
※メールで「カードローン利用可能」の連絡がくる
⑦借入
手持ちのキャッシュカードで借入。

インターネット(パソコン、スマートフォン)申込のフロー(「カードローン専用型」の場合)

「カードローン専用型」を申込む場合、「みずほ銀行口座をお持ちでない方はこちら」を選んだのち、「普通預金口座の同時申込を希望しない」を選択しなければなりません。

カードローン専用カードを選んだ場合、契約書類を郵送でやりとりする必要があるため、申込から借入まで3~4週間程度かかります。

フロー 備考
①申込
インターネットの申込画面で「みずほ銀行口座をお持ちでない方はこちら」→
「普通預金口座の同時申込を希望しない」を選択し、必要事項を入力して送信。
※「キャッシュカード兼用型」のみが対象
②仮審査
所要日数:2~3営業日
※保証会社からの在籍確認あり
③仮審査結果の回答
メールにて仮審査の連絡がくる。
※希望極度額から減額になって審査に通る場合あり
④契約書類の送付・返送
契約書類が書留で送付されてくるので、必要事項を記入し、
本人確認書類を同封して返送。
※契約書類で「カードローン専用型」を選択すること
⑤本審査
所要日数:1週間程度
⑥カードローン口座開設・専用カード送付
本審査の結果を受け、カードローン口座が開設される。
※メールで「カードローン利用可能」の連絡がくる
⑦借入
送付されたカードローン専用カードで借入。

郵送(メールオーダー)での申込のフロー

郵送申込の場合は、必要書類を申込時に送付できるため、申込書到着後すぐ本審査に入れます。「カードローン専用型」を希望するなら、店頭申込の次に早い方法です。

支店の営業時間に来店できない人でも、ATMコーナーなどでメールオーダー用申込書は入手できます。申込から借入まで、「キャッシュカード兼用型」なら2~3週間程度、「カードローン専用型」なら3~4週間程度かかります。

フロー 備考
①申込
みずほ銀行店頭やATMコーナーに備え付けの「メールオーダー用申込書」に
必要事項を記入し、本人確認書類を同封して郵送。
※メールオーダー用申込書で「キャッシュカード兼用型」「カードローン専用型」の選択、
「自動融資サービス+自動振替サービス」の申込も可能
②本審査
所要日数:1週間程度
※保証会社からの在籍確認あり
※希望極度額から減額になって審査に通る場合あり
③カードローン口座の解説
「キャッシュカード兼用型」の場合、郵送で「カードローン利用可能」
の連絡がくる。
「カードローン専用型」の場合、1~2週間でカードが書留で到着。
④借入
手持ちのキャッシュカード、あるいは送付されたカードローン専用カードで借入。

電話申込のフロー

電話申込の場合は契約書類のやりとりがあるため、「キャッシュカード兼用型」も「カードローン専用型」も申込可能です。

申込から借入までは「キャッシュカード兼用型」なら3~4週間程度「カードローン専用型」なら1ヶ月程度かかります。

フロー 備考
①申込
②仮審査
所要日数:2~3営業日
※保証会社からの在籍確認あり
③仮審査結果の回答
電話で仮審査の回答。
④契約書類の送付・返送
契約書類が書留で送られてくるので、必要事項を記入し、本人確認書類を同封して返送。
⑤本審査
所要日数:1週間程度
⑥カードローン口座開設
「キャッシュカード兼用型」の場合、郵送で
「カードローン利用可能」の連絡がくる。
「カードローン専用型」の場合、1~2週間でカードが書留にて到着。
⑦借入
手持ちのキャッシュカード、あるいは送付されたカードローン専用カードで借入。

店頭申込のフロー

店頭申込の場合は、必要書類をその場で提出できるため、やりとりにかかる時間を短縮することができます。申込から借入まで、「キャッシュカード兼用型」なら1~2週間程度「ローンカード専用型」なら2~3週間程度です。

フロー 備考
①申込
みずほ銀行店頭で窓口専用申込書を記入し、本人確認書類を提出。銀行印も必要。
②本審査
所要日数:1週間程度
※保証会社からの在籍確認あり
③カードローン口座の開設
「キャッシュカード兼用型」の場合、郵送で「カードローン利用可能」
の連絡がくる。
「カードローン専用型」の場合、1~2週間でカードが書留にて到着。
④借入
手持ちのキャッシュカード、あるいは送付されたカードローン専用カードで借入。

みずほ銀行に口座を持っていない場合の申込方法

みずほ銀行に口座を持っていない場合は、インターネット申込、電話申込、店頭申込が可能です。口座開設手続きに時間がかかることを考えると、口座開設とカードローン申込を同時にできる店頭申込が一番早くなります。

インターネット申込では、カードローンとともに口座開設を同時に申込むことも、普通預金口座を別途自分で作る手配をすることも可能です。ただし、カードローンと口座開設の同時申込をしても、カードローンの審査に通らなかった場合、口座は作成されません。

インターネット(パソコン、スマートフォン)申込のフロー(口座開設とカードローン同時申込の場合)

カードローンと普通預金口座の同時申込には、現住所記載の運転免許証が必要です。また、同時申込を選択した場合は、自動的に「キャッシュカード兼用型」となります。

運転免許証がない人、運転免許証の住所変更をしていない人、「カードローン専用型」を希望する人は、同時申込を利用できないため、ほかの申込方法を考えましょう。

同時申込を選んだ場合、カードローン機能付きキャッシュカードを受け取る前に、通帳などを本人限定受取郵便で受け取る必要があります。本人限定受取郵便をタイミングよくすぐに受け取れた場合は、申込から借入まで3週間程度です。

フロー 備考
①申込
インターネットの申込画面で「みずほ銀行口座をお持ちでない方はこちら」→
「普通預金口座の同時申込を希望する」を選択し、必要事項を入力して送信。
②仮審査・本審査
同時進行
仮審査所要日数:2~3営業日
本審査所要日数:1週間程度
※保証会社からの在籍確認あり
③仮審査結果の回答
メールで仮審査の連絡がくる。
④普通預金口座の開設
普通預金口座開設。1~2週間後、通帳一式を本人限定受取郵便で送付。
※本人限定受取郵便を受け取らないと、その後の手続きが遅れてしまうので注意
⑤カードローン口座開設・キャッシュカード送付
本人限定受取郵便の受領確認後、カードローン口座が開設され、
キャッシュカードが書留で送付される。
⑥借入
送付されたキャッシュカードで借入。

インターネット(パソコン、スマートフォン)申込のフロー(口座開設とカードローン同時申込を選択しない場合)

普通預金口座とカードローンの申込をしない場合は、カードローンの仮審査の連絡を受けたあと、できるだけ早く口座開設をしなければその後の手続きが遅れることになります。

仮審査の連絡後、すぐに店頭で口座開設をすませることができれば、申込から借入までは、「キャッシュカード兼用型」なら3週間程度、「ローンカード専用型」なら1か月程度です。

フロー 備考
①申込
インターネットの申込画面で「みずほ銀行口座をお持ちでない方はこちら」→
「普通預金口座の同時申込を希望しない」を選択し、必要事項を入力して送信。
②仮審査
所要日数:2~3営業日
※保証会社からの在籍確認あり
③仮審査結果の回答
メールで仮審査の連絡がくる。
④契約書類の送付・返送 契約書類が書留で送られてくるので、必要事項を記入し、
本人確認書類を同封して返送。
契約書類記入時にみずほ銀行普通預金口座番号が必要。
⑤本審査
所要日数:1週間程度
⑥カードローン口座開設
本審査の結果を受け、カードローン口座が開設される。
カードローンの口座開設とともに、メールで「カードローン利用可能」の連絡がくる。
⑦借入
手持ちのキャッシュカード、あるいは送付されたカードローン専用カードで借入。

電話申込のフロー

みずほ銀行の普通預金口座を持っていなくても、電話でカードローンの審査を申込むことは可能です。ただし、仮審査の連絡後、できるだけ早く口座開設をしなければその後の手続きが遅れることになります。

仮審査の連絡後、普通預金口座をすぐに用意できるのであれば、申込から借入までは、「キャッシュカード兼用型」なら3~4週間程度、「ローンカード専用型」なら1か月程度です。

フロー 備考
①申込
②仮審査
所要日数:2~3営業日
※保証会社からの在籍確認あり
③仮審査結果の回答
電話で仮審査の回答。
④契約書類の送付・返送
契約書類が書留で郵送されてくるので、必要事項を記入し、本人確認書類を同封して返送。
契約書類記入時にみずほ銀行普通預金口座番号が必要。
⑤本審査
所要日数:1週間程度
⑥カードローン口座開設
「キャッシュカード兼用型」の場合、郵送で「カードローン利用可能」の連絡がくる。
「カードローン専用型」の場合、1~2週間でカードが書留にて到着。
⑦借入
手持ちのキャッシュカード、あるいは送付されたカードローン専用カードで借入。

店頭申込のフロー

みずほ銀行に普通預金口座がない場合は、店頭で口座開設とカードローンの申込を同時にすませる方法が一番早くなります。店頭申込なら、申込から借入まで「キャッシュカード兼用型」で2週間程度、「ローンカード専用型」で3~4週間程度です。

フロー 備考
①申込
みずほ銀行店頭で、普通預金口座開設と窓口専用申込書でカードローンを申込。本人確認書類を提出。
即日通帳発行、後日キャッシュカードが書留で送付。
②本審査
所要日数:1週間程度
保証会社からの在籍確認あり。
③本審査結果の回答
「キャッシュカード兼用型」の場合、郵送で「カードローン利用可能」の連絡がくる。
「カードローン専用型」の場合、1~2週間でカードが書留で到着。
④借入
手持ちのキャッシュカード、あるいは送付されたカードローン専用カードで借入。

必要な書類はなに?

絶対に必要な書類は本人確認書類です。インターネット申込で「キャッシュカード兼用型」を希望する場合は、必要書類のコピーの代わりに必要書類の画像のアップロードになります。

本人確認書類

  • 運転免許証のコピー
  • パスポートのコピー
  • 各種健康保険証のコピー
  • 住民基本台帳カードのコピー
  • 住民票のコピー
  • 印鑑証明書のコピー
  • 運転経歴証明書

カードの種類によって郵送物は異なる

申込時に送付される郵送物は、カードの種類やケースによって次のものがあります。

申込時に送付される郵送物

  • 「カードローン専用型」を申込んだ場合:カードローン専用カード
  • 「キャッシュカード兼用型」を申込んだ場合:契約内容に関する書類
  • 契約時の利用限度額が申込時と異なる場合:契約内容に関する書類

なお、カードローン利用時や口座引き落とし前に利用明細書は郵送されません。借入残高などの情報は「みずほダイレクト」(インターネット・モバイル・テレホンバンキングサービス)で確認することができます。

みずほ銀行カードローンの審査について

みずほ銀行カードローンの審査は、保証会社(オリコ)での審査がメインです。オリコの審査業務は平日のみで、土・日・祝日には行っていません。そのため、インターネットで土・日・祝日に申込をしても、実際の審査は翌営業日以降となります。

Q
一般的に消費者金融よりも銀行カードローンのほうが審査が厳しいという声を聞きますが、なぜでしょうか?

専門家からのコメント

平木 恭一
経済ジャーナリスト
平木 恭一さん

どちらも融資は返済リスクをある程度見越したうえで金利を設定する点は同じです。

しかし、銀行は預金者から預かったお金をもとに融資をしているので、預金者保護の観点から、リスクは最小限に留めることを原則にしています。一方、消費者金融は、実質的に消費者ローンだけで利益を上げるビジネスモデル。

融資の「量」を追求するのが経営戦略ですから、銀行に比べれば、ローンの審査基準は厳しくありません。

ただ、カードローンの上限金利が同じになった貸金業法の施行以来、両者の審査レベルに大きな違いはないと思われます。

審査に落ちる人の特徴

審査基準はどの銀行・消費者金融会社・クレジット会社でも公表していません。審査基準を公表してしまうと、審査に通るために申込の際に記入・入力する情報を偽る申込者が出てしまうからです。

しかし、法規制や審査の仕組みなどからある程度、審査に落ちる人の傾向がわかります。

信用情報機関に金融事故の記録がある

個人信用情報機関とは、ローン・クレジットカード・割賦販売・リースなどの申込情報・契約内容・利用残高・返済状況といった個人の信用情報を登録し管理している機関で、現在、国の指定機関として3機関あります。

銀行や消費者金融などカードローンを行っている業者は、融資の申込を受けた人の信用情報をこうした専門の機関に信用照会することが義務付けられています。

金融事故とは、個人信用情報機関に登録されている延滞、代位弁済、債務整理、自己破産などの返済トラブルのことを指します。

銀行、消費者金融会社、クレジット会社などの金融機関が、審査の際に重要視するのが個人信用情報機関に登録されている信用情報です。

したがって、過去に金融事故(返済トラブル)の記録がある人は、「過去の返済実績に難あり」として審査に通らなくなってしまいます。過去に返済トラブルがある人には金融機関もお金を貸そうとはしません。

金融事故の登録期間は原則として、発生日、契約終了日または完済日から5年(破産の場合は5年、または10年)です。この登録期間を過ぎないうちは、個人信用情報機関に金融事故の記録が残っているため、カードローンやクレジットカードなどの申込をしても審査に落ちることになります。

これが「ブラック」と呼ばれる状態です。よく「ブラックリストに載る」という表現が使われますが、実際には「ブラックリスト」というものはありません。

金融事故記録があるために審査に通らなくなる状態(ブラック状態)のことを、わかりやすく「ブラックリスト」と表現しているだけです。

個人信用情報機関に登録されている申込情報の件数が多い

個人信用情報機関に登録されている信用情報の中には、ローン・クレジットカード・割賦販売・リースなどの申込情報があります。申込情報の個人信用情報機関での登録機関は6か月です。

ローンの申込を受けた金融機関は、個人信用情報機関から信用情報を得る際に、過去6か月のローン・クレジットに関する申込情報も入手することができます。

この過去6か月の申込件数が多いと、金融機関は「お金に困ってローンやクレジットの申込を繰り返している多重申込者」とみなし、審査で落としてしまうのです。なお、「過去〇か月以内に△件以上の申込情報があれば不可」という基準は金融機関によって異なります。

過去のローンやクレジットなどの申込件数が多く、審査に落ちてしまう状態は「申込ブラック」と呼ばれます。万が一、多重申込の状態に陥った場合、登録機関の6か月が過ぎて過去の申込情報が消えてから新たな申込をするべきです。

借入残高が多い

「貸金業法」の中の「総量規制」という規定により「年収の3分の1を超える融資はしてはいけない」ことになっています。

これは「他社での借入残高も含めて年収の3分の1を超える貸し出しをしてはいけない」という規定です。

厳密にいうと、「貸金業法」は消費者金融会社、クレジットカード会社や信販会社などの「貸金業」を営む業者を対象とした法律で、銀行は「貸金業法」の対象外です。しかし、金融庁や全国銀行協会は、銀行各社にもこの「貸金業法」の規定を守るよう指導をしています。

そのため、カードローンをはじめとする銀行の個人向けローンも2017年半ば以降「年収の3分の1」ルールに従うようになりました。

なお、申込者の他社からの借入残高は個人信用情報機関から入手可能です。したがって、申込書で他社からの借入件数・借入残高を実際より少なく申告しても、通用しません。

勤続年数が短い

みずほ銀行カードローンの申込条件に「安定かつ継続した収入の見込める方」という一文があります。勤続年数が短いと「安定・継続した収入が見込めない」とみなされ、審査で落とされる原因となります。転職したばかりの人は要注意です。

まず転職する前にローンの申込をしておきましょう。

審査申込書に虚偽の内容を記載

申込書は金融機関が審査を行うための重要な書類であり、真実を記入しなければなりません。申込書にウソがある場合や内容に不備がある場合は、疑われてしまい審査で落とされる原因となります。

また、審査に通ってカードローンを手にしても、のちに「虚偽の内容」が見つかった場合は、カードの強制解約やローン残高の一括返済を迫られる可能性があります。

実際には、勤続年数を「3月入社だったか4月入社だったか?」と1~2か月間違った程度や、会社の従業員数を「よくわからないが大企業で支店も多いから『1000人以上』を選んでしまえ」という程度なら問題にはなりません。

しかし事実とかけ離れている場合は「うっかり」ではすまされなくなります。以下にみずほ銀行カードローンの申込書で記入を求められる項目をあげておきますので、記入時にあわてないように事前に確認しておきましょう。

また、これはインターネット申込の際の入力項目ですが、基本的には、電話申込でも郵送申込でも店頭申込でも聞かれる内容は同じです。

インターネット申込時の入力項目(みずほ銀行口座をお持ちの方)
本人情報 勤務先情報 みずほ銀行との取引状況・その他
・希望極度額
・氏名
・性別
・生年月日
・住所
・自宅電話番号
・携帯電話番号
・住居区分
・居住年数
・配偶者有無
・子どもの有無
・利用中の無担保ローン
・税込年収
・家族との同居

・勤務先名称
・勤務先住所
・勤務先電話番号
・内線番号
・所属部署
・役職名
・勤続年数
・全社従業員数
・職種
・業種・内容
・出向先・派遣先
・みずほ銀行返済用普通預金の銀行支店名・口座番号
・利用中のカードローン口座番号・銀行支店名
・取引の目的(貯蓄、生活費決済、給与・年金受取、住宅、個人ローン、投資、外国為替取引、その他から多項目選択)
・メールアドレス
・審査結果確認用パスワード
Q
上記の審査項目で、特に厳しく見られる項目はありますか?

専門家からのコメント

平木 恭一
経済ジャーナリスト
平木 恭一さん

個人信用情報機関に延滞など何らかの事故記録がある人は、銀行や消費者金融の審査を通ることは厳しいと言わざるを得ません。しかし最悪なのは、申込書に虚偽の内容がある場合でしょう。

個人信用情報機関に信用照会する以前の問題です。また、申込書の提出後は確認書類の提出を求められますから、不誠実な融資の申込は何のメリットもありません。

審査時の在籍確認について

みずほ銀行カードローンの場合、在籍確認の電話は保証会社からかかってきます。保証会社のオリコが土・日・祝日は休みのため、平日にかかってくることになります。

なお、在籍確認の電話は個人名でかかってくるため、会社の人が電話に出ても不審に思われる心配はありません。

それでも心配な場合は、自分が出勤している日にち・時間帯に電話がかかってくるよう、申込方法や申込のタイミングを考えましょう。例えば、インターネット申込を夜中にしておけば、ほぼ翌営業日の日中に在籍確認があります。

利用限度額の増額審査について

利用限度額を増額したい場合は、増額した希望利用限度額でカードローンに新規に再申込をすることになります。この審査に通れば増額した新利用限度額での利用が可能です。

ただし、カードローン契約やカードが2つになるわけではありません。また、現在のカードローンの契約の種類によっては、新たな利用限度額になる際に、カードローン専用カードの差し替えが必要になる場合があります。

万が一、増額した希望利用限度額でのカードローン審査に通らなかった場合は、現在の利用限度額のまま現在のカードローンを使い続けることになります。

みずほ銀行カードローンの借入について

借入は、①ATMでの借入、②「みずほダイレクト」(インターネットバンキング、モバイルバンキング、テレホンバンキング)での借入の2種類です。

しかし、②の「みずほダイレクト」での借入は平日0:00~15:00しか利用できない上に、自分のカードローン口座から普通預金口座への振替入金となります。

結局はキャッシュカードでお金を出金することになるため、実質的にはATM利用と考えた方がいいでしょう。

ATMを利用する際には、利用するATMや時間帯によってATM利用手数料がかかります。利用できるATMと手数料は以下の通りです。

なお、「みずほマイレージクラブ」(年会費無料のサービスプログラム)に登録し月末にローンの利用残高がある場合、翌々月のみずほ銀行ATMの時間外手数料が無料(コンビニATM手数料も月4回まで無料)になります。

ATMの種類 キャッシュカード
兼用型
カードローン
専用型
ATM利用手数料
曜日・時間帯 1万円以下 1万円超
みずほ銀行ATM 平日
8:45~18:00
無料 無料
平日
8:00~8:45
18:00~23:00
23:00~8:00

土・日
8:00~22:00

祝日・振替休日
8:00~23:00
108円 108円
平日
23:00~8:00

土・日
0:00~8:00

祝日・振替休日
23:00~8:00
108円 216円
コンビニATM 平日
8:45〜18:00
108円 108円
E-net ATM
ローソンATM
セブン銀行ATM
上記以外の曜日・時間帯 108円 216円
ゆうちょ銀行ATM 平日
8:45〜18:00
108円 108円
上記以外の曜日・時間帯 108円 216円
その他提携ATM 平日
8:45〜18:00
108円 108円
上記以外の曜日・時間帯 108円 216円
ほかの金融機関のキャッシング・カードローンの借入方法との比較
金融機関 ATM 口座振込
(インターネット申込)
口座振込
(電話申込)
みずほ銀行カードローン みずほ銀行ATM(手数料無料~216円)
コンビニATM・ゆうちょ銀行ATM・その他提携ATM(手数料108円・216円)
× ×
三井住友銀行カードローン
三井住友銀行ATM(手数料無料)
コンビニATM(手数料無料)
ゆうちょ銀行ATM(手数料無料)
その他提携ATM(提携ATM所定の手数料)
× ×
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック) 三菱UFJ銀行ATM(手数料無料)
コンビニATM(手数料無料)
× ×
アイフル アイフルATM(手数料無料)
その他提携ATM(手数料:1万円以下108円、1万円超216円)

(手数料無料)

(手数料無料)
アコム アコムATM(手数料無料)
その他提携ATM(手数料:1万円以下108円、1万円超216円)

(手数料無料)

(手数料無料)
プロミス
プロミスATM(手数料無料)
三井住友銀行ATM(手数料無料)
その他提携ATM(手数料:1万円以下108円、1万円超216円)

(手数料無料)

(手数料無料)

他社と比較すると、みずほ銀行カードローンは手数料無料で利用できるATMが限られること、口座振込融資を受け付けていないことで不利になっています。

みずほ銀行カードローンの返済について

返済は毎月10日(銀行休業日の場合は翌営業日)の口座の引き落としによる約定返済のほかに、ATMや「みずほダイレクト」、銀行振込みなどによる任意返済も可能です。ただし、任意返済をしても毎月の口座引き落とし返済は止められません。

返済方式は「残高スライド方式」

みずほ銀行カードローンの毎月の約定返済には、利用残高に応じて返済額が決まる「残高スライド方式」が採用されています。

この「残高スライド方式」はほとんどのキャッシング・カードローン商品で使われている一般的な返済方式です。「残高スライド方式」の場合、利用残高が多いときは返済額が多く、利用残高が少なくなるにつれて返済額が少なくなります。

みずほ銀行カードローンでは、以下のように返済額が定められています。

残高スライド方式による毎月の返済額
毎日10日の利用残高
(元金へ利息を組み入れたあとの残高)
毎月の返済額
利用限度額が200万円以上の場合 利用限度額が200万円未満の場合
1万円未満
前月10日の残高全額 前月10日の残高全額
1万円以上50万円以下
1万円 1万円
50万円超100万円以下 2万円
100万円超150万円以下 2万円 3万円
150万円超200万円以下 4万円
200万円超300万円以下
3万円 以降、利用残高が50万円増える毎に1万円追加
300万円超400万円以下 4万円
400万円超500万円以下 5万円
500万円超600万円以下 6万円
600万円超700万円以下 7万円
700万円超800万円以下
8万円
800万円超 以降、利用残高が100万円増えるごとに1万円追加

利用残高が多いときは返済額も多く、利用残高が少なくなるにつれて返済額が少なくなる「残高スライド方式」は、利用者にとって都合がいいように見えます。しかし、実際には金融機関にとって都合がいい返済方式なのです。

「残高スライド方式」の場合、利用残高が減るにしたがって返済額も減るために返済期間が長くなり、その分利息を長く払い続けることになります。つまり、金融機関にとっては長く利息を稼げる「都合がいい」返済方式なのです。

したがって、金融機関のいう通りに返済をしていると、長く利息を払い続けることになります。俗にいう「カモ」状態です。

ずるずると利息を払い続けないですむように、どんどん任意返済(繰り上げ返済)をして利用残高を減らし、早期完済をめざしましょう。

毎月の返済額の比較

しかし、みずほ銀行だけが「都合がいい」ことをしているわけではありません。
「残高スライド方式」を採用しているほかの金融機関のキャッシング・カードローンの毎月の返済額を見てみましょう。

<ほかの銀行・消費者金融会社のキャッシング・カードローンの利用残高と返済額の比較>
金融機関 利用残高に対する返済額
10万円 50万円 100万円 150万円 200万円
みずほ銀行カードローン
(利用限度額200万円未満の場合)
1万円 1万円 2万円 3万円
4万円
三井住友銀行カードローン
2,000円 1万円 15,000円 2万円
25,000円
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)
(金利年8.1%超15.0%未満の場合)
2,000円 1万円 2万円 3万円 4万円
アイフルキャッシングローン(約定日制の場合)
4,000円 13,000円 26,000円 31,000円
36,000円
プロミスフリーキャッシング
4,000円 13,000円 26,000円 3万円 4万円

ほかのメガバンクや大手消費者金融会社と比べると、みずほ銀行カードローンは利用残高に対する返済額が高く、特に利用残高10万円以下での返済額がぐっと多くなっています。

例えば、利用残高が10万円のケースを考えてみましょう。計算を簡単にするために、利息を考えずに単純に利用残高を返済額で割ると、みずほ銀行では10か月で返済が終わることになります。一方、同様の計算で、井住友銀行と三菱UFJ銀行の場合、返済はあと50か月もあります。

つまり、みずほ銀行には10か月分の利息だけでいいのに、三井住友銀行と三菱UFJ銀行には50か月分の利息を支払うということです。したがって、利息の点では、みずほ銀行は競合他社に比べて有利となります。

みずほ銀行カードローン利用時の注意ポイント

多少申込に日にちがかかっても、借入方法や返済方法が少なくて不便でも、低金利で返済期間が長くなりにくいみずほ銀行カードローンは利用価値があります。それではみずほ銀行の賢い利用の方法をご説明します。

みずほ銀行カードローン利用時のポイントを説明する画像

低金利をねらうため利用限度額は高めで申込む

高い利用限度額を獲得できれば金利は低くなります。みずほ銀行カードローンに申込む際には、ワンランク上の利用限度額に挑戦してみましょう。50万円の利用限度額を100万円に上げることができれば金利は年2%低くなります。

100万円の利用限度額を200万円に上げることができれば金利は年3%低くなります。この差は大きいです。ただし、利用限度額は上げても借入は必要最低限にしましょう。

積極的に繰り上げ返済を行う

支払い利息を低く抑えるには繰り上げ返済が効果的です。お金に余裕があるときにできるだけ任意返済(繰り上げ返済)をしましょう。

例えば、10万円を繰り上げ返済できれば、1日約38円の利息の節約になります。まずは平日8:45~18:00のみずほ銀行ATM利用手数料無料の時間帯をねらいましょう。

ATM利用手数料無料時間帯にみずほ銀行ATMに行けない場合は、他行宛て振込手数料が無料になるネット銀行を使います。みずほ銀行の普通預金口座宛てに手数料無料で振込送金できれば、「みずほダイレクト」を使って手数料無料で普通預金口座からカードローン口座に返済が可能です。

例えば、大和ネクスト銀行なら自分名義のほかの銀行口座宛てに何度でも無料でインターネット振込ができます。しかも、大和ネクスト銀行口座への入金はセブン銀行ATMを使えばATM利用手数料は無料です。大和ネクスト銀行で口座を開くための条件は、大和証券に証券口座を持つことです。

大和証券の口座は利用しなくても証券口座を持っているだけで大丈夫です。そのほか、SBJ銀行(月7回までネット振込手数料無料)、ソニー銀行(月1回ネット振込手数料無料)、住信SBIネット銀行(月1回ネット振込手数料無料)など、ネット振込手数料が無料になる銀行があります。

みずほ銀行住宅ローン利用者向け金利特典を使う

カードローン契約時に、みずほ銀行で住宅ローンを利用している場合は、カードローンの金利が表示金利より年0.5%引き下げになります。みずほ銀行の住宅ローン利用者なら、カードローンを申込むときもみずほ銀行にすることをおすすめします。

「みずほマイレージクラブ」特典を使う

「みずほマイレージクラブ」は、取引状態に応じて、手数料無料などのサービスが受けられる年会費無料のサービスプラグラムです。

この「みずほマイレージクラブ」に登録していると、月末にローン残高(カードローン、住宅ローン、各種ローン残高)がある場合、以下の手数料無料サービスが受けられます。

サービス内容

  • みずほ銀行ATM・イオン銀行ATMの時間外手数料が無料
  • コンビニATM(E-net ATM、ローソンATM、セブン銀行ATM)の利用手数料・時間外手数料が月4回まで無料
  • ATM・みずほダイレクトによる他行宛て振込手数料が月4回まで無料
  • 新規・切り替え・再発行時のカード発行手数料が無料

特に1、2は、キャッシュカードやカードローンのATM利用手数料が無料になるため大きいです。これらの手数料無料特典を目当てに、わざと1円、2円といったわずかなローン残高を残すという手もあります。

みずほ銀行カードローンのまとめ

以上のように、低金利や手数料無料特典を考えると、申込に多少日にちがかかるものの、長い目で見ればみずほ銀行カードローンは利用価値があるカードローンです。

みずほ銀行に口座を持っている人やこれから口座を持とうと思っている人は、カードローンを申込む際にもみずほ銀行を選ぶことをおすすめします。

監修者のプロフィール
平木 恭一
経済ジャーナリスト 平木 恭一

明治大学文学部卒。金融業界紙元編集長。金融業界の取材歴30年。銀行、ノンバンク(クレジットカード・信販・消費者金融)の取材・執筆に長く携わる。2014年に独立。これまで主要な経済紙誌に寄稿した記事は900本。金融業界の入門書は3冊執筆し、いずれも5版を重ねて定評がある。金融では保険・証券を含めて全業種をこなすが、地方銀行と消費者金融は特に造詣が深い。近年は小売から製造、サービスなど取材範囲を広げている。