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銀行員の資産形成プラン大公開! 新社会人&投資初心者でも失敗しない資産形成のコツとは?

銀行員の資産形成プラン大公開! 新社会人&投資初心者でも失敗しない資産形成のコツとは?

政治・経済のニュースを見ると、「超低金利時代」、「老後2,000万円問題」、「年金の支給開始年齢の引き上げ」など、ただ貯蓄をしているだけでは将来の生活が不安になる言葉がたくさん並んでいます。

安定の代名詞である「年功序列」と「終身雇用」は、崩壊の一歩手前かもしれません…。

若い世代にとって、いかに貯蓄を増やすか? は大きな関心事のひとつでしょう。

そこで今回は、お金のプロである銀行員とファイナンシャルプランナーに新社会人でも失敗しない資産形成のコツを聞いてみました。

新社会人が投資? まだ早いんじゃない?

そんなことはありません!

スパークス・アセット・マネジメント株式会社が全国20歳〜79歳の男女1,000名を対象に実施した調査によると、若い世代では現在投資している人は少ないものの、株式投資に関心がある人が多いことがわかっています。

投資の状況を年代別にみると、「現在投資している」割合は20代で 8.2%と、60代・70代(26.6%)などと比べると低いものの、「現在投資していないが、関心がある」割合(45.5%)を足すと 53.7%で、そのほかの年代よりも高くなりました。

また、現代において20代のうちから投資を始めることは、決して珍しくありません。

西日本シティ銀行の若手銀行員に聞いてみた

銀行員に資産形成について相談しているイメージ画像

福岡県福岡市に本店を構える西日本シティ銀行の若手銀行員Aさんが実際におこなっている「投資信託を活用した資産形成事例」を紹介し、新社会人でもマネできそうな資産形成のポイントについて説明します!

投資信託」とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家の投資額に応じて分配される仕組みの金融商品のこと。

新社会人に投資信託をおすすめする理由は、少ない金額から購入できるから。

通常、株式投資には、ある程度まとまった資金が必要になります。しかし、投資信託であれば1万円程度から手軽に始められるのです。

投資に馴染みのない方は、最低でも数10〜100万円単位の資金がないと始められないと思っていたかもしれません。しかし、1万円程度であれば、新社会人でもお金の勉強を兼ねて気軽に始められるのではないでしょうか?

投資すると世の中の動きがわかり始める!

若手銀行員Aさんの場合

世界の成長企業に長期分散積立投資! ”海外株式の投資信託”で成長を狙いたい!

「新人研修を受けた時に、投資信託で成長企業の株式に投資できることを知り、海外株式の投資信託に毎月1万円ずつ積立投資しています。成長企業だけに値動きは大きいですが、下がった時こそ安く購入できてラッキーと思っています。」

投資信託は国内のみならず、海外企業の株式に投資することができます。

あなたが働く業界の世界的トップ企業に投資することで、その企業の評価がどのように変動するのか体感できるかもしれません。

例えば、新製品の発表やサービスの縮小などのタイミングで株価をチェックすることで、世間の評価と株価の関連性が見えてくるかもしれません。

気になる質問をQ&Aで解決!

西日本シティ銀行の新人銀行員が実際に行っている、「投資信託を活用した資産形成事例」を紹介しました。投資初心者の方でも、なんとなく投資信託や資産形成のイメージができたのではないでしょうか?

とはいえ、まだまだわからないことがあるはず。

投資についてまだ何も知らない新社会人が気になる質問を、Q&A形式にしてまとめました。

Q.そもそも、投資信託って何ですか?

A.投資信託とは、投資家から集めたお金をもとに、運用の専門家(ファンドマネージャー)が株式や債券など複数の商品に投資・運用する金融商品のこと。投資信託のメリットは、下記の3つが挙げられます。

投資信託のメリット

  • 少額で投資ができる
  • 運用はプロが代行する
  • 手軽に分散投資できる

Q.株はなんとなくイメージがつくけど…、株式と投資信託の違いは?

A.株式投資は、企業が発行する株式を自ら売買します。自分で銘柄を選び、自分で売買のタイミングを決めて注文する必要があります。

それに対して投資信託は、複数の投資家から集めた資金をもとに、運用の専門家(ファンドマネジャー)が株式や債券などの複数の商品に投資・運用する金融商品です。上記の3つのメリットに加えて、その運用成果を投資家の投資額に応じて還元する仕組みの金融商品ですので、簡単に投資ができます。

Q.投資信託を始めるために必要なものは?

A.銀行口座とは別に投資信託の口座開設が必要です。口座開設に必要なものは運転免許証やパスポートといった身分証明書、マイナンバーも必要になりますので、事前に確認をしておきましょう。

Q.初心者は毎月いくらから始めればいいの?

A.月々の収入と支出のバランスや将来のライフプランを考慮して、無理のない金額で始めてみてはいかがでしょう。

継続は力なりです。毎月のお給料の10%を積立投資に回すなど中長期で目標を立てて、継続できる金額にしましょう。

Q.株式は常に相場をチェックしないといけないイメージ…

A.投資信託は、運用の専門家が運用してくれるので、個別の株式などの価格を常にチェックする必要はありません。

しかも、購入方法を積立にすると投資信託の購入代金は、毎月決まった日に自動で銀行口座から引き落とされるので、手間もかかりません。

ファイナンシャルプランナーにも聞いてみた

ファイナンシャルプランナーと相談しているイメージ画像

人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいますが、ファイナンシャル・プランナーは家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識を持ちアドバイスを行う、お金のプロフェッショナルです。

資産形成を始めるにあたって注意する点などを聞いてみたので参考にしてください。

監修者のプロフィール
古関 夢香
ファイナンシャルプランナー 古関 夢香

大手証券会社をはじめ、都市銀行の融資課、消費者金融の督促など、金融機関に計10年間勤務してきました。証券会社では個人顧客400名の資産運用を担当し、お金にまつわるアドバイスをしていました。 銀行や消費者金融では、審査のための稟議書の作成や期日に返済が困難なお客様の対応をしてきましたので、審査でどのような点がチェックされるか、返済が困難になった場合の対処方法などを熟知しています。

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よくある失敗の行動パターン

ここでは、投資を始めるにあたって起こりがちな4つの失敗のパターンについて詳しく解説していきます。

よくある失敗の行動パターン

  1. 投資資金が用意できない
  2. 積立資金が続けられない
  3. 何に投資して良いかわからない
  4. 元本割れしたときの対応がわからない

①投資資金が用意できない

投資をしようと思っても、投資に充てる資金を用意できないということがあります。特に新社会人の方は、お付き合いや生活必需品を揃えるために、何かとお金がかかります。

社会人1年生から余るほどの給料をもらえることは稀ですので、「必要なものに充てたら、投資するお金が残っていなかった!」という事態も起こります。

ただ、投資は未来をよくするための資金です。給料の一部を将来のためにとっておくという意識で投資を考えると、投資資金を確保しやすくなります。

また、人の意思はそのときの状況によって影響を受けやすいため、毎月毎月、自分の意思で投資をするのは大変です。

給料の受取口座から、自動的に投資用口座へ一定の金額を振り替えられるように手続きをしておけば、投資資金を確保しやすくなります。

できれば、給料が振り込まれたらすぐに振替られるようにしておくと、投資に充てる分はもともとなかったものとして、残った金額のなかでうまくやりくりできるようになっていきます。

②積立投資が続けられない

毎月の積立投資を始めても、年齢が上がるにつれて、生活にかかるお金が変化していき、投資資金を確保することが難しくなることもあります。

投資が厳しくなってきたなと感じたら、生活費の内訳を見直し、投資資金も含めて毎月の収支をプラスにできるように設計し直しましょう。

また、目的もなくお金を貯めることは困難です。投資資金の確保が難しくなっても、投資の目的をしっかり持っていれば、投資を続ける意欲が湧いてきます。

投資はより良い未来を築くためのお金なので、今よりもっと楽しい未来が待っていると想像して頑張っていきましょう。

どうしても投資できない時は、その月だけ投資を見送る形にし、それまで投資してきたお金は極力使わないようにしてください。

③何に投資して良いかわからない

投資の対象となる商品には、さまざまなタイプがあります。どれに投資をすればいいのか、迷ってしまうこともあるでしょう。

何に投資をしていくかは、あなたが何のために投資をするのかに大きく影響します。

投資はすべて自己判断、自己責任になります。ただし、どのように投資するかについて信頼できる専門家からアドバイスをもらうことは有効な方法です。

良い情報を集め、投資に対する方針や目的をはっきりさせたら、自分の意思で投資を行ってください。

④元本割れしたときの対応がわからない

投資対象となる商品の中には、ハイリスク・ハイリターンの商品があります。ハイリスク・ハイリターン商品とは、高いリターンを目指す代わりに、相応のリスクも伴うとされる投資商品のことです。

ハイリスク・ハイリターン商品は大きく利益が出ることを期待できる反面、大きく元本割れをする可能性も含んでいます。

投資の経験が浅いにもかかわらず、ハイリスク・ハイリターン商品に投資をすると、相場の変動などにより、投資したお金が大きく元本割れしてしまい、対応に困る可能性があります。

リスクの高い商品は元本割れすることもあらかじめ想定しておくことが大切です。そのうえで投資資金が元本割れしているときに、どのように対応するか計画を立てておきましょう。

自分だけで判断することが難しいときは、お金の専門家など、良きアドバイザーを見つけることが大切です。

新社会人が今すぐ投資を始めるべき3つの理由

続いて、新社会人が今すぐにでも投資を始めるべき3つの理由について、詳しく解説していきます。

新社会人が今すぐ投資を始めるべき理由

  1. 早くスタートするほど、時間を味方につけられる
  2. 早くスタートするほど、投資資金が確保しやすい
  3. 早くスタートするほど、将来に向けてじっくり準備できる

①早くスタートするほど、時間を味方につけられる

毎月一定の金額を積み立てる投資スタイルなら、投資期間が長くなるほど、投資の総額が大きくなります。

投資資金が大きくなると、その分、リターンも大きくなることが期待できます。 

また、投資期間が長くなるほど、複利による効果が大きくなります。複利とは、投資によって得られる配当金や分配金などのリターンを、元本に合わせて再投資していくことです。

投資のリターンとして得たお金も、再投資することで運用益を受け取ることが可能です。投資期間中、継続して再投資し続けることで、大きなリターンになることが期待できます。

さらに、投資に関するスキルや知識、有益な情報を得ることで、投資実績を高めていくことができます。投資スキルはすぐに身につくものではありませんが、経験を積むことで、知識やスキルを上げていくことが可能です。

投資の腕が上達すれば、ハイリスク・ハイリターンの投資商品も対応できるようになります。

②早くスタートするほど、投資資金が確保しやすい

給料を全額使わずに、あらかじめ投資口座へ自動振替することで、残った金額内で生活する習慣をつけることができます。

もらった給料を全額使ってしまう癖がつくと、あとから投資資金を捻出することが難しくなってしまいます。

早く投資をスタートする方が、お金を使う癖がついていないために、投資に充てるお金を確保しやすくなります。

③早くスタートするほど、将来に向けてじっくり準備できる

新社会人の方は、将来に大きな夢や希望を持って、仕事を始めたところかと思います。

早いうちに投資をスタートすることで、この先に控えている結婚や出産、マイホーム購入、旅行、スキルの習得、転職、起業など、将来の楽しみや実現したい願望に向けて、じっくり準備することができます。

また、お金は人生のクッションでもあります。急な事故や病気、トラブルが起こったときや、人生の一大イベント、大きな決断を伴うときに、お金があるとその衝撃を和らげてくれます。

一定の資産があれば、気持ちに余裕を持って、生活できるようになります。

新社会人がはじめる投資のコツまとめ

資産形成」=自分には縁がないもの、興味はあるけど始めるにはまだ早い、と思っているかもしれません。

しかし、アンケート調査では20代でも一定数が「投資している」、「投資に関心がある」という結果が出ていますし、お金のプロである銀行員は20代から資産形成を始め、成功体験を得ている人もいます。

また、ファイナンシャルプランナーによる新社会人&投資初心者が失敗を避けるための3つのコツ「なるべく早いうちに始める(時間を味方につける)」、「少額からはじめる(残ったお金でするのではなく、まずは給料から少額を別ポケット(=運用)に移す)」、「長く続ける(時間を味方につける)」を徹底することで、リスクを可能な限り抑え、少額から資産形成を始められることがわかったはず!

今回資産形成事例を紹介し、たくさんの質問に答えてくれた西日本シティ銀行では、資産運用などに関する個別相談会を専門のスタッフが無料で実施しています。しかも、ご来店予約はネットでカンタンにできます。

実際に資産形成を始めてみたい、投資のことをもっと詳しく知りたいと思った方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?