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出典:amazon

2019/04/24
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ゲーム「オープンワールド」が大ブーム!ヒットの要因とは?

近年、”オープンワールド”と呼ばれるジャンルのゲームが、存在感を放っています。ゲーマーは何故オープンワールドに惹かれるのか?そしてオープンワールドは今後どのようにゲームを変化させるのでしょうか?

目次

オープンワールドとは何か?

皆さんは”オープンワールド”と呼ばれるジャンルのゲームを知っているでしょうか?

オープンワールドとは以下のようなゲームを指します。

プレイヤーに与えられる移動可能な空間が、いわゆるステージ制のような一方通行、あるいは限定的な経路で成るのではなく、自由な移動や行動が可能な開かれたワールドが用意されたゲームとその設計を指している。

出典:http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89

ニコニコ大百科より

つまり、ストーリーを進めるにあたって、必ず決まったルートを通る必要がなく、プレイヤーの自由度が大幅に上がっているゲームの事で、オープンワールドを謳った主なシリーズとして「Minecraft」や「グランド・セフト・オート」が有名ですね。

欧米では昔からポピュラーなジャンルであったオープンワールドですが、日本でこのジャンルが広く認知されるようになったのは、PS3やXbox 360といった、第7世代と呼ばれるゲームハードが普及しだしてからと感じる人も多いのではないでしょうか。

そして最近、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」や「ファイナルファンタジー15」など、従来オープンワールドとして認知されていなかった有名タイトルの続編が、続々とオープンワールド化され、その知名度が一気に向上しました。

こうした経緯もあり、ネット上では国産のオープンワールドが増えたと感じる書き込みやつぶやきを見かけることがあります。

しかし、オープンワールド増加の要因について、詳しく分析したという人は少ないのではないでしょうか。

では近年、どうして日本でもゲームのオープンワールド化が進んでいるのでしょうか?また、このオープンワールドの波は今後どこまで進むのでしょうか?

今回はそんなオープンワールド増加の要因と、今後の未来について考察していきます。

何故オープンワールドが増えたのか?

出典:

まず前提として、昔の日本でもオープンワールドが全く存在していなかった訳ではありません。

例えば国産RPGの先駆者である「ドラゴンクエスト」は、決まったシナリオを全てこなさなくても竜王を倒すことが可能で、かつその順序も自分で決めることが出来ました。

「ドラゴンクエスト」は上述したオープンワールドの定義に当てはまっており、世界の隅々を自分の力で自由に探索するという冒険要素が、大ヒットの一つの要因となったのです。

つまり、オープンワールドは昔から存在していたのですが、それを日本人がオープンワールドとして認識していなかっただけなのです。

それでは、何故日本人はオープンワールドを認識し始めたのでしょうか。

据え置きゲーム機の高性能化

まず、オープンワールドの認知が広まった要因として考えられるのが、据え置きゲーム機の高性能化という技術的な要因が挙げられます。

リアルで奥行きがありシームレスなオープンワールドを可能にしようとすると、高性能な3Dレンダリング技術や、処理速度の向上が求められます。

「やりたかったけど出来なかった」という開発者の願いが、技術革新により自由でスムーズなオープンワールドを実現可能にし、それがプレイヤーにも浸透したのだと考えられます。

尚、携帯ゲーム機やスマートフォンでオープンワールドを実現しようとしても、まだ今の技術では限界があり、どうしても高性能な3Dグラフィックスを兼ね備えたオープンワールドは作ることが出来ません。

オープンワールドの市場はまだ、据え置きゲーム機にイニシアチブがあるのです。

流行の周期がゲームにも当てはまる

出典:

しかしながら、先程述べた据え置きゲーム機の高性能化だけでは、”日本で”オープンワールドの認知が増えた事の説明は不十分です。

そこで考えられるのが、一般的に他の先進国と比較しても、保守的で価値観が変わりにくいとされる日本人の思考が、ここにも関係しているのではないかということです。

この思考が、オープンワールドの認知を遅らせていたのですが、グローバル化が進んだ事と上述のゲームの高性能化が組み合わさり、近年になってやっとオープンワールドの増加を認知し始めたのです。

現に「ドラゴンクエスト」をオープンワールドと認識して遊んでいた人は少ないのではないでしょうか。

しかし、欧米ではゲームが2Dの頃からオープンワールドという概念があり、ここに日本人との明確な差が存在しています。

新しい概念をすぐに受け入れる欧米と、保守的な日本の思考が、認知にかかる時間の差を生み出したと考えられます。

オープンワールドの今後はVRが握る?

さて、そんな日本でも認知が広がったオープンワールドですが、今後はどんな展開が期待できるのでしょうか。

今、ゲーム業界だけでなく世界的にブームとなっているのは何と言ってもVR技術です。

ソニーが「PlayStation VR」を2016年に発売し、ゲームの世界で、よりリアルで臨場感と奥行きのある遊びが体現出来るようになりました。

このリアルな臨場感は自由度の高いオープンワールドと親和性が高く、組み合わせる事によって、よりゲームへの没入感を増幅させることが可能となります。

実際オープンワールドの「ファイナルファンタジー15」ではVR版も発売され、今後VR技術を採用したオープンワールドのゲームが増えていくことでしょう。

今後オープンワールド化されそうなタイトルは何か?

では今後、オープンワールドが期待される国産ゲームに何があるでしょうか。

まず最初にモンスターハンターシリーズです。従来は村とフィールドが別れていましたが、村とフィールド間の概念を取っ払い、より広大な空間でモンスターを自由に狩れるようになるのではないでしょうか。

次にマリオシリーズです。マリオと聞くと2Dの横スクロールアクションを思い浮かべる人が多いかと思いますが、「スーパーマリオ64」などの3Dアクションはオープンワールド化されるかもしれません。

実際、次回作の「スーパーマリオオデッセイ」はオープンワールドの要素が多分に含まれている様相を感じさせています。

今後、ゲームのオープンワールド化はますます加速していくでしょう。

広い世界で、思ったことが何でも出来るようになるゲームが登場する日も近いかもしれませんね。

参考元

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