旬な若手俳優の菅田将暉&小松菜奈が共演の青春映画「溺れるナイフ」

溺れるナイフのあらすじ

15歳の夏に、東京で雑誌の人気モデルとして活躍していた美少女の望月夏芽（小松菜奈）は、父親の故郷である自然豊かな田舎町の浮雲町に引っ越してきます。
東京での刺激的な暮らしと比べると、浮雲町の生活は地味で退屈で夏芽は幻滅します。

しかし、夏芽はある日、長谷川航一朗（菅田将暉）と運命的な出会いをしてしまいます。地元で有名な神主の一族の出身だけれども、自由奔放な航一朗の生き方に惹かれていきます。また、一方で航一朗の方も田舎町ではあきらかに浮いた存在の夏芽の美しさに想いを寄せるようになり、二人は恋人として付き合うようになります。

「一緒にいれば無敵!」という充実した時間を過ごす夏芽と航一朗ですが、浮雲の夏祭りの夜にある事件が原因で、二人の仲にひびが入ってしまいます。

旬な俳優の菅田将暉&小松菜奈の共演！

映画「溺れるナイフ」主演の望月夏芽を演じるのは、夏芽と同様に10代の頃から「ニコ☆プチ」などの雑誌でモデルとして活躍した小松菜奈さんです。

小松菜奈さんは、NTTドコモのCMや映画「渇き。」や「バクマン。」などの作品にも出演するなど、主に映画を中心に女優としても活躍の幅を広げています。

また、2016年にインスタグラムのフォロワーは90万人を超えるなど若い世代にも人気があり、ハリウッド映画の「沈黙－サイレンス－」にも出演するなどネクストブレイクが期待されます。

そんな小松菜奈さんと長谷川航一朗役で共演するのは、俳優の菅田将暉さんです。

菅田将暉さんは、現在大ヒット中の映画「デスノート Light up the NEW world」や、日テレのドラマ「地味にスゴイ！校閲ガール・河野悦子」などにも出演中で、今一番勢いのある若手俳優です。

また、菅田将暉さんというとバラエティー番組にも出演することも多く、そのユニークなキャラクターも人気があったりします。そして、菅田将暉さんは私服が個性的かつオシャレと、ファッションリーダーとしても注目を集めています。

この作品には、小松菜奈さんと菅田将暉さん以外にも「君の名は。 」の上白石萌音さん、ジャニーズWESTの重岡大毅さんも出演するなど、旬の若手役者が勢ぞろいしているのも楽しみな点です。

20代の女性監督がみずみずしい感性で描く映像！

「溺れるナイフ」の監督・脚本をつとめるのは、1989年生まれの女性監督の山戸結希さんです。

山戸結希監督は、上智大学在学中に製作したデビュー作の「あの娘が海辺で踊ってる」の自主上映がヒットして注目を集めます。そして、山戸結希はその後も映画だけではなく乃木坂46のMVの監督も務めるなど、日本映画界の次世代を担う若手の映像作家として期待されています。

そんな山戸結希監督の感性がこの映画にも反映されています。特に作品冒頭で、原作の第1話の場面をそのまま再現した夏芽と航一朗が海に飛び込み、もつれ合うような中から、メインタイトルが浮かび上がるシーンの映像は美しくミステリアスで印象的です。

また、夏芽と航一朗とのキスシーンでは監督から菅田将暉さんに「航一朗らしいキスが見たい」と、小松菜奈さんの顔に唾を吐くように指示するという撮影秘話も明かされています。このような山戸結希監督の独特なセンスが発揮された映像世界にも注目です。