2期制作決定！WEB発の伝説的漫画・ワンパンマン

伝説的WEBコミック「ワンパンマン」

2009年にインターネット上の自主制作漫画として、ONEさんにより連載が開始されたWEBコミック「ワンパンマン」。

当時、お世辞にも上手いとは言えなかった作画にもかかわらず絶大な人気を博し、じわじわとその知名度を上げていきました。

漫画家・村田雄介によるリメイク

現在、WEBコミックサイト「となりのヤングジャンプ」で連載されているのはONEさんではなく、もともとONEさんが描いたワンパンマンのファンだった漫画家・村田雄介先生による作画です。

村田雄介先生といえば、週刊少年ジャンプで「アイシールド21(原作：稲垣理一郎)」を連載していたプロの漫画家。

その村田先生からONEさんへ直接コンタクトをとり、現在の連載やアニメ化につながっているというのはかなりすごい出来事ではないでしょうか。

原作者・ONEさんの現在

現在は小学館のWEBコミックサイト裏サンデーにて「モブサイコ100」を連載しており、プロの漫画家として活躍中のONEさん。

モブサイコ100も2016年にアニメ化を果たし、今後とも活躍に期待が高まります。

ワンパンマンの魅力

あらすじ

就職活動に行き詰る青年・サイタマは、ひょんなことから、「ヒーローになりたい」という幼き日の夢を思い出し、就活を辞め趣味でヒーローを始める。

しかし、3年間の厳しい特訓により強くなりすぎてしまった彼は、どんなに強い敵でも必ずワンパンチで決着をつけてしまう…。

今までの少年漫画にありがちな、落ちこぼれの主人公がどんどん強くなって敵に立ち向かう…といった熱血ストーリーではなく、「圧倒的な力を持て余した平熱系最強ヒーロー」というありそうでなかった物語。

作品タイトルにもある通り、どんなに強い敵でも最後は必ずサイタマが「ワンパン」で敵を沈めるという痛快な”お約束”は、特撮ヒーローや水戸黄門にも通じる部分があり、誰でも楽しめるのが特徴です。

ワンパンマンの楽しみ方①ONE版と村田版の読み比べ

原作であるONEさんが描いたワンパンマンと、現在連載中の村田先生が描いたワンパンマンは、ストーリーはほぼ同じながらも、コマ割りや作画などどちらも違った魅力があります。

また、原作のストーリーとは違う点も多く、エピソードやキャラクター名などもそれぞれ変更されています。

原作とどこが変わったのか探しながら読むのも良いかもしれません。

ワンパンマンの楽しみ方②アニメより動く！？圧倒的画力で進む村田版コミック

村田雄介先生といえば、その圧倒的な画力です。
日常風景のコマであっても、他のマンガでは見られないようなアングルや精密さで描かれ、そのデッサン力は「エグい」とまで評されるほど。

となりのヤングジャンプに掲載されたワンパンマン15話では、サイタマの周りを高速で走り回る音速のソニックの様子が見開きで描かれ、アニメのように狂いのない差分が話題になりました。

アニメ版のワンパンマンも各動画配信サービスやDVDレンタルなどで視聴できるので、是非村田先生の作画によるWEBコミックと、アニメ版を見比べてみてください。

ワンパンマンの楽しみ方③ニコニコ静画連載のムービーコミック

ニコニコ動画で見られる「【ニコニコ漫画版】ワンパンマン」は、ニコニコ漫画形式と呼ばれるムービーコミックで掲載されています。

ページやコマが自動で進むだけでなく、効果音やBGMなどの音響効果により臨場感あふれる「ワンパンマン」を読めます。

また、ニコニコ動画ならではの特徴として動画に合わせてコメントを流せますが、もちろんニコニコ漫画でも可能です。

通常版を読んだことのある方も、読んだことのない方も、新しい形のワンパンマンを体験してみてはいかがでしょうか？