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出典:amazon

2019/05/10
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2パックの死から20年以上、未だ謎に包まれた事件の真相は?生存説も

1996年、25歳という若さでこの世を去った伝説のラッパー・2パック。ヒップホップ界の頂点に登りつめた彼の死に追いやった犯人は未だ不明のまま。一体犯人は誰なのか・・・。

目次

2パックがヒップホップ界のレジェンドになるまで

2パックこと本名トゥパック・アマル・シャクールは、1971年6月16日ニューヨークのハーレム生まれ。

母親は過激な思想で知られる黒人政治団体ブラックパンサー党の一員であるアフェニ・シャクール、父親はギャングスタで、2パックが14歳の時に1回会ったきり、その年に死亡しています。

幼少期、貧困だったため親戚がいるブロンクス、ボルチモアを渡り住み、叔母のいるオークランドで当時人気だったヒップホップグループ「デジタル・アンダーグラウンド」と出会い、オーディションを受けて一員となる。

“MCニューヨーク”というMCネームで活動し、1991年には「Same Song」でレコードデビュー、同年に2パックとして「2PACALYPSE NOW」でソロデビューを果たします。

その後、1992年にはブラックムービー作品「ジュース」に出演し、俳優としても活躍するも、警官狙撃、性的暴行、銃撃、投獄など度重なるゴシップでも注目を集めていました。

2パックの栄光

デス・ロウ・レコードとの契約を交わした2パックは、ドクター・ドレとフューチャリングした「California Love」を始めとするヒット曲を次々と生み出し、「Me Against The World」(95年発売)や「All Eyez On Me」(96年発売)などミリオンセラー、全米チャート1位を獲得。

それだけに留まらず、2パック死後に発売された未発表アルバムや、ベストアルバム、2パックを尊敬しているエミネムが楽曲プロデュースに加わったアルバムなど、すべてが大ヒットを記録しています。

2017年4月に行われたロックの殿堂授賞式で、2パックが賞を受賞し、2パックの親友であるスヌープ・ドッグが代理でスピーチを行いました。

死後から21年たった現在でも、2パックの栄光は引き継がれています。

デス・ロウ・レコードとの契約後、悲劇は突然に…

デス・ロウ・レコードのマリオン・シュグ・ナイトにスカウトされ、獄中で契約を交わした2パック。

数々のヒット作を生み出すも、ある日悲劇は起きてしまいます。

1996年、友人でもあるマイク・タイソンの試合観戦に出掛けた帰りに、横付けされた車から4発の被弾を受けてしまい、6日後に病院で亡くなりました。

隣に同乗していたシュグナイトも同じく被弾し、頭部内にはまだ弾が残っていると彼自身が告白しています。

警察や関係者が色んな見解を繰り広げる中、銃撃事件の真相は未だ解決しておらず、犯人も捕まっていません。

事件から数年、真実が明らかに!?

2002年に英国作家にて制作されたドキュメンタリー作品「ビギー&トゥパック」では、2パックの死の真相を突き止めるため、2パックとの関わりがある関係者たちに取材している模様を映像に収めています。

取材当時服役中だったマリオン・シュグ・ナイトを始めとする事件関係者?の証言によって事件の一部始終が見えてきます。

2パックを狙った犯人は一体誰なのか?仲間からの裏切りによる行為?裏で刑事が繋がっていたとか・・・取材によって様々な事実が明らかに!

関係者は本当に事実を語っているのか、それともデマなのか、本人にしかわかりませんが、リアリティーがあってすごい取材でした。

死んだはずの2パックが、キューバで生存している説も!

様々な見解が飛び交う中、2パック生存説まで出てきています。

2パックはトップスターで居続けることに疲れ果て、業界から消えたいという願望から、自分で工作したのではという話もあります。

実際に、キューバで生存している?2パックらしき人物の様子を撮影した映像がYouTubeで上がっています。

2パックの叔母が住んでいるキューバというのもまたリアルっぽいですね。

個人的に、小さすぎるのではないか?と思いましたが、2パック実際には180cmいかないくらいの身長。

周りの黒人と比べると、小さく見えるのは当たり前なのか?との解釈もできてしまいました。

アメリカで伝記映画「オール・アイズ・オン・ミー」が公開

2パックの生誕日である6月16日、全米で2パックの伝記映画「オール・アイズ・オン・ミー」が公開されました。

この作品では、2パックの貧困だった幼少期から、ラッパーとして成功を収めるまでのストーリーを描き、その裏で起こる、東西闘争、銃撃事件、収監など、2パックが辿った人生すべてに近い、物語が映し出されています。

2パックを襲った犯人について触れられているかどうかは不明ですが、2パックの死後から20年経って、どう再現しているのかぜひ見てみたいです。

本人にそっくりと言われている2パック役のディミートリアス・シップ・ジュニアですが、個人的にノトーリアスB.I.G.役のジャマル・ウッドラードの方が激似すぎて衝撃でした。ちなみにウッドラードは、ビギーの伝記映画「ノトーリアス・B.I.G.」でも本人役を務めています。

本作は、公開から3日足らずで、興行成績全米3位の大ヒットを記録し、興行収入は30億円を超えています。

日本では今冬に公開予定と待ち遠しいですが、興味のある方はぜひチェックしてみてはどうでしょう?

参考元

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