パワーアップした夜食テロはまだまだ続く！「孤独のグルメSeason2」【中編】

第５話「神奈川県横浜市白楽の豚肉と玉ねぎのニンニク焼き」

第５話では、以前納品した馬の彫刻のことで神奈川大学の教授のもとを訪れます。

教授は自分の知識を披露したく質問を投げかけますが、井之頭五郎はそれに対してあっさりと正解を答えてしまいます。教授のご機嫌を損ねた井之頭五郎は、慌てて研究室を出て久しぶりに学食を覗き、ソフトクリームを食べます。

次に商店街の喫茶店でコーヒーを飲み、店内での不思議な出来事を考えていると、ふいに空腹を感じお店を探すことにします。

今回お店で注文した料理は次のようになっています。
・スペシャル友風焼き
・豚汁
・ハムポテトサラダ

神大ソフト

神奈川大学の学食にあるカフェで井之頭五郎が注文した「神大ソフト」、トッピングはフルーツミックスを選びます。

「神大ソフト」はカフェの名物で、井之頭五郎はカップを選びましたがワッフル生地のコーンを選ぶことも出来ます。

店舗情報

神大ソフトを食べたお店は、神奈川区六角橋にある神奈川大学の10号館3階にある「シフォン」です。こちらのお店は神大ソフトの他にケーキやパンも有名で、パンは授業の休憩時間に合わせて焼き上げているそうです。

「シフォン」は神奈川大学内にありますが、こちらの学生でなくても利用出来るので、食べてみたい方はぜひどうぞ！

仲見世ブレンド

仲見世商店街の中にある喫茶店で、井之頭五郎は「仲見世ブレンド」を注文します。

こちらのお店ではコーヒーはサイフォンに入った状態で出てくるので、コーヒー好きには堪りません。

また、「地獄のカレーパン」というパンも有名で、横浜で一番辛い食べ物と称されています。メニューには「罰ゲーム並の辛さ」「完食した人はエンマ台帳に記名＆コメント願います」との但し書きがあるほど･･･。

辛いもの好きで自信がある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

店舗情報

コーヒーを飲んだ喫茶店は、神奈川区六角橋の仲見世商店街にある「珈琲文明」というお店で、店内は禁煙となっています。

こちらのお店の天井は「天井劇場」と呼ばれていて、時間の経過と共に空の景色が変わるようになっています。天井劇場の景色は26分で変わるため、「26分以上店内にいて下さい」と看板が出ています。

スペシャル友風焼き

飴色に炒められた玉ねぎの下には、豚肉・フライドポテト・スパゲティが隠れています。

実際に食べた方の感想では、その他にも人参やピーマンが入っていたとの口コミも見受けられました。

醤油とワインで味付けされ、ニンニクの香りがする「スペシャル友風焼き」は再現レシピに挑戦している方も多いメニューです。

店舗情報

今回訪れたお店は、神奈川区六角橋にある「キッチン友」です。
「孤独のグルメ」以外にもテレビで紹介されたことのあるお店で、「ジャンボランチ」も人気メニューです。

第5話のゲスト

第5話では、気難しい大学教授に入江雅人さん。
喫茶店で講談師さながらに講談を披露する客に斉木しげるさん。

そして、名物「ふらっとQUSUMI」のコーナーには裁判ウォッチャーとして有名な阿曽山大噴火さんが登場しています。

第6話「江戸川区 京成小岩の激辛四川料理」

顧客との商談のため、京成小岩駅に降り立った井之頭五郎。

まだ約束の時間には早かったため、散策していると不思議な名前の店を発見し、そこでケーキを食べることにします。

のんびりし過ぎて顧客との約束の時間ぎりぎりに客先に到着します。今回の顧客は写真スタジオ店主で、撮影に使用する椅子を選んでもらっていると、突然空腹になる井之頭五郎。商談を終わらせて、食事するお店を求め中華料理店を見つけます。

今回お店で注文した料理は次のようになっています。
・豚肉のニンニクタレかけ
・ご飯

追加で注文した料理は次のようになっています。
・パオサイ・ウィー
・じゃがとろ

ガトーフレーズ

井之頭五郎が驚いたケーキ屋の看板には、「かえるのケーキ屋さん」とあります。店先にカエルグッズを置いていたところ、地元の方々から「カエルのケーキ屋さん」という愛称で呼ばれるようになったのが由来だそうです。

こちらのケーキ屋の正式な店名は「ラトリエ・ドゥ・シュクル」で、井之頭五郎はガトーフレーズとコーヒーを注文しました。

店舗情報

ケーキを食べた「ラトリエ・ドゥ・シュクル」は、現在2店舗が展開されています。

井之頭五郎が訪れたのは、江戸川区北小岩にある「ラトリエ・ドゥ・シュクル　セントラルキッチン」になります。イートインコーナーもあるので、好きなケーキを買ってその場で食べることが出来ます。

犬用のケーキも販売していて、テラス席ではペット同伴で美味しいケーキを頂くことが可能です。

豚肉のニンニクタレかけ（蒜泥白肉）

「豚肉のニンニクタレかけ」の正式名称は「蒜泥白肉」で、四川料理では前菜になります。茹でた豚肉にニンニクタレをかけた四川料理の定番メニューで、本格的に作ると時間がかかる料理です。

こちらの料理を食べた井之頭五郎は、「ガツン系の味」と表現しています。

パオサイ・ウィー（泡菜魚）

井之頭五郎が追加の料理に悩んでいたところ、隣席の客が注文した「パオサイ・ウィー」を勧められ注文します。

「パオサイ・ウィー」の正式名称は「泡菜魚」で、揚げた魚と漬物のスープ煮込み料理です。新鮮な魚でないと作れないメニューで、作中ではカワハギを使用していました。

井之頭五郎曰く、「四川、本気出してきた！」と言うほど辛かったようです。

じゃがとろ

常連客が「じゃがとろ」を注文したところ、店内にいる全員も注文したため、井之頭五郎もその流れに乗って追加注文しました。

どんな料理か質問するも、「食べたらわかる」と言われたじゃがとろですが、マッシュポテトにそぼろ餡がたっぷりかかった一品です。

Twitterでは再現されている方が多い人気の一品でもあります。

店舗情報

今回訪れたお店は、江戸川区西小岩にある四川家庭料理「珍々」です。
魚を使った料理など予約が必要なメニューもあるので、事前に電話で確認してから行くと良いようです。

第6話ゲスト

第6話では、井之頭五郎が立ち寄ったケーキ屋の店員に小松彩夏さん。

四川家庭料理店のお母さんに山下容莉枝さん。

「ふらっとQUSUMI」のコーナーにはゲストとして、ヒップホップアーティストのかせきさいだぁさんが登場しています。

第7話「千葉県旭市 飯岡のサンマのなめろうと蛤の酒蒸し」

第7話は、旅館の窓から海を眺める井之頭五郎のシーンから始まります。

井之頭五郎はここ最近睡眠不足が続いていました。
顧客に渡す商品と持ち帰る商品を間違ってしまい、翌日に商品を再度届けることにしたのですが、睡眠不足な現状や翌日の往復時間を考えて、そのまま九十九里浜に宿泊することにしました。

宿泊すると決めた井之頭五郎は、飯岡灯台までの散策中に喫茶店を見つけたのでそこでチーズケーキを食べます。

民宿に素泊まりして清々しい朝を迎えた後、港を歩いていると空腹になりお店を探すことにします。

今回お店で注文したメニューは次のようになります。
・刺身定食
・赤貝
・ハマグリの酒蒸し

レアチーズケーキのセット

飯岡灯台に向かう途中で見かけた喫茶店で、レアチーズケーキのセットを注文する井之頭五郎。

こちらのお店のチョコレートケーキ、レアチーズケーキは自家製なんだそうです。

店舗情報

レアチーズケーキのセットを食べたお店は、千葉県旭市にある「ライトハウス」です。
飯岡灯台の前にあり、店先ではソフトクリームやコーヒーなどをテイクアウトすることも出来ます。

刺身定食

定食屋で井之頭五郎が注文した「刺身定食」。

お刺身の種類を選ぶことが出来、井之頭五郎はまぐろとサンマを選びます。

普段は冷奴がつくのですが、「今日は寒いから」という食堂の方の気遣いにより冷奴ではなく目玉焼きが出てきました。

サンマのなめろう

刺身定食のお刺身にサンマを選んだ井之頭五郎。
お店の人からサンマはなめろうに出来ると言われ、サンマのなめろうにしてもらいます。

なめろうは房総半島の郷土料理で、鯵のなめろうが有名ですが、鯵以外でもサンマやイワシ、トビウオなどの青魚を使用することがあります。青魚と香味野菜を一緒に叩いて、味噌で味付けするのが一般的です。

サンマのなめろうは甘みがあり、井之頭五郎は「ご飯に最強」と賞賛していました。

蛤の酒蒸し

のぼりには「やきはま」と出ていたので「やきはま」を注文するのですが、お店の方から「やきはま」はやっていないと言われます。蛤の酒蒸しはやっているそうで、そちらを注文します。

「ふらっとQUSUMI」のコーナーでは、やきはまを注文していましたが、出てきたのはやはり蛤の酒蒸しでした。どうやら、のぼりにある「やきはま」は蛤の酒蒸しを指しているようです。

作中では出てきませんでしたが、蛤の天ぷらも美味しいと評判です。

店舗情報

今回訪れたお店は、千葉県旭市にある「つちや食堂」です。こちらのお店は向かって右手が食堂で、左手では貝類を直売しています。

マリンスポーツやドライブの際に立ち寄る方が多く、時間帯によっては行列が出来ることもある人気店です。

第7話のゲスト

第7話では意外な方がゲスト出演しています。

井之頭五郎が銚子電鉄の車内で居眠りしているところを車掌さんから起こされるのですが、この車掌さんを演じているのは斎藤清六さんです。

アップのシーンがなかったため、放送当時から斎藤清六さんっぽいけど確信がなかった方が多かったようです。

また、井之頭五郎が港を散策している際に目にした漁師達のやり取りのシーンで、先輩漁師を演じていたのはガッツ石松さんです。

今回宿泊した民宿は？

井之頭五郎が宿泊した民宿は旭市にある「岸壁荘」です。井之頭五郎は素泊まりでしたが、磯牡蠣や蛤、あんこうなど季節に合った美味しい料理を出してくれる民宿です。

第8話「墨田区両国の一人ちゃんこ鍋」

ここ最近、ため息が多いと隅田川を眺めながら嘆く井之頭五郎。

仕事で小口の取引が続いているからなのか、はたまた秋という季節から来るものなのか、考えても答えは出ずにいます。

両国に来ている井之頭五郎は、甘味処で団子を食べ、客先である理髪店に向かいます。

理髪店では押しの強い女性理容師から客に間違えられ、中々用件を切り出せずにいます。ようやく用件を切り出して商品を取り出したところ、店の奥から大柄な男性が出てきました。

今回の顧客はこの大柄な男性で、商品を見て「かわいい」と喜ぶ姿とのギャップに井之頭五郎も驚きます。聞けば、元力士だったという男性。奥さんである女性理容師は元ファンだったそう。

二人のやりとりを聞いているうちに、少し元気が出て良い気分になった井之頭五郎は、お腹がすいていることに気づきます。

場所は両国。「食べるならちゃんこ鍋」と店を探し、雰囲気の良いお店に入ります。

今回お店で注文した料理は次のようになっています。
・ちゃんこ鍋
・山芋の千切り

シメで注文したのはうどんです。

だんごセット

回向院に行こうとした井之頭五郎が、途中で見つけた「あんこあられ」ののぼり。

気になって店内に入り、二階にある甘味処でだんごセットを注文します。

こちらのお店のだんごセットは、あんこの乗った団子、みたらし団子、刻み海苔が乗った磯辺焼きになります。あんこの乗った団子は、餡をスプーンで掬って食べます。

店舗情報

だんごセットを食べたお店は両国にある「両国 國技堂」で、お店の人気商品は井之頭五郎も手に取って見ていた「あんこあられ」です。

こちらのお店は場所柄もあって力士の方も立ち寄られることがあるそうです。

山芋千切り

ちゃんこ鍋が準備されている間に山芋千切りを食べる井之頭五郎。

山芋短冊よりもさらに細く切った山芋千切りには青のりがかかっていて、生卵が付いてきます。

ちゃんこ鍋

一口に「ちゃんこ鍋」と言ってもその種類は豊富。迷った井之頭五郎はお店の人に相談して、人気のある「鳥そっぷ」に決めます。

具材が多く、野菜は一通り下茹でされています。また、こちらのちゃんこ鍋には白菜ではなくキャベツを使用するのですが、これは時津風部屋流だそうです。

店舗情報

今回訪れたお店は、両国にある「割烹ちゃんこ 大内」です。

こちらのお店、実は昭和30年代に活躍した大関・大内山が開いたお店です。
大内山は時津風部屋に所属していたため、時津風流のちゃんこなんだそうです。

現在は二代目がお店を切り盛りされています。