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2017/06/21
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【アラン・ドロンの魅力 PART1】引退宣言でも話題のフランスが誇る永遠の美男俳優!

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「太陽がいっぱい」、「山猫」などの名作に出演し、その美貌で人気を博したフランス出身の俳優のアラン・ドロン。81歳になった今年、俳優を引退することを宣言しました。そんな美男俳優の代名詞とも言える彼の出演した名作を紹介します!

目次

アラン・ドロンの魅力①プロフィール

アラン・ドロンは、フランス出身で1935年11月8日生まれの現在81歳の俳優です。

アラン・ドロンは俳優になる前、17歳でフランス海軍に入隊して軍隊生活を送った後に、いくつのかの職を転々とします。

そうした生活を送っていたアラン・ドロンですが、カンヌ映画祭でアメリカの映画プロデューサー、デヴィッド・O・セルズニックに俳優としての才能を見出されます。

アラン・ドロンは、セルズニックとの間に俳優としての契約を結びますが、契約を破棄して、1957年のイヴ・アレグレ監督の「女が事件にからむ時」で映画デビューを果たします。

1960年公開のルネ・クレマン監督作の「太陽がいっぱい」で野心溢れる青年リプリーを演じて、アラン・ドロンは世界的に名声を高めます。

そして、アラン・ドロンはイタリア映画の巨匠ルキノ・ビスコンティ監督作の「若者のすべて(1960)」や「山猫(1963)」などの作品に出演します。

この後も「冒険者たち(1967)」や「仁義(1970)」など作品に出演して、1960年代から1970年代にかけて美男俳優の代名詞として、日本でも絶大な人気を誇りました

アラン・ドロンの魅力②代表作にもなった名作「太陽がいっぱい」

アラン・ドロンの代表作として名高いのがルネ・クレマン監督作の「太陽がいっぱい(1960)」です。

映画は、貧しい家庭に生まれたトム・リプリーと、富豪の家に生まれ怠惰な生活を謳歌するフィリップとを対比して描き、リプリーの嫉妬がやがて殺意に変わってゆく過程を描くサスペンス映画です

「太陽がいっぱい」で目を惹くのは、リプリーを演じるアラン・ドロンの作り物ような硬質な美しさです。

物語の主人公・リプリーは犯罪者で悪人なのですが、そうした彼の悪行すら許せてしまうようなアラン・ドロンの美貌がこのキャラクターを魅力的なものにしています。

リプリーは自身の貧しさに負い目を感じ、金も美しい恋人も持つフィリップへの憎しみを募らせます。

アラン・ドロンという役者の瞳は常に成功を求めるかのようにギラギラしていてます。野心溢れるアラン・ドロンの持つ雰囲気も見事にリプリーのキャラクターにはまっています。

そして、映画の舞台となる地中海の太陽と海が美しく撮影されていますが、その美しさとリプリーの冷たい殺意がみごとなコントラストを描いています。

また、ニーノ・ロータ作曲によるテーマ曲の物悲しいメロディも、作品に忘れがたい印象を与えます。

アラン・ドロンの魅力③巨匠・ヴィスコンティに見出された「若者のすべて」

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アラン・ドロンはイタリア映画界の巨匠・ルキノ・ヴィスコンティに愛された俳優ですが、そんな彼が初めてヴィスコンティの作品に出演したのが「若者のすべて(1960)」です。

貴族出身のヴィスコンティは、重厚な歴史劇で有名な監督ですが、「若者のすべて」はイタリア南部からミラノへと移住してきた家族が都会の生活に翻弄される様を描いた現代劇です。

「若者のすべて」でアラン・ドロンは、パロンディ家の三男ロッコを演じます。

ロッコはボクサーとして才能を見出されて、腕を磨いていく一方で、自堕落な生活をおくる兄・シモーネとの関係に悩ませられます。

寡黙で優しく兄を救うために奮闘するロッコをアラン・ドロンは繊細に演じて、特に哀愁をおびた彼の表情は実に印象的です

また、ボクシングの場面では、本当に腕っぷしが強そうに見え、ボクサーとしての姿が様になっているのも見どころです。

アラン・ドロンの魅力④目を見張る豪華絢爛な舞踏会の映像美で見せる「山猫」

映画「山猫(1963)」は、1860年代のイタリア統一を目指す革命の波が押し寄せるシチリア島を舞台に、没落してゆく貴族の美学を豪華絢爛な映像で見せる大河ドラマです

ちなみにタイトルにもなっている山猫は主人公のサリーナ公爵の紋章で、アラン・ドロンは映画でサリーナ公爵の甥のタンクレディ役で出演しています。

作品の見所は豪華な映像ですが、とりわけ、映画全体の3分の1の時間が割かれる舞踏会の場面は圧巻です。

このシーンの撮影には実際の貴族が出演したり、当時の世界観を忠実に再現するために、自然光とロウソクで明かりを演出するなど監督のこだわりが発揮されています。

また、監督のヴィスコンティの出自にも連なり、この作品以降の映画でも彼のテーマになる、貴族階級の滅びの美学というテーマが濃密に描かれているのも注目点です。

目を見張る豪華絢爛な舞踏会の映像美で見せる「山猫」

「山猫」の中で、アラン・ドロン演じるタンクレディは新興ブルジョワ出身のアンジェリカと恋に落ちます。

このアンジェリカ役の女優クラウディア・カルディナーレも野性味のある美人女優で、アラン・ドロンと彼女が並ぶ姿は美しいです。

映画では、若くて美しいタンクレディとアンジェリカのカップルに象徴される新しいイタリアと、貴族階級の終焉を感じるサリーナ公爵の古いイタリアが対比して描かれます。

アラン・ドロンは、イタリア統一に向けての革命軍の戦士として戦うタンクレディの野心家で情熱的な部分と貴族らしい優雅な立ち振る舞いの両方を、この映画で見せています。

アラン・ドロンの魅力⑤名優ジャン・ギャバンとコンビを組んだ「地下室のメロディー」

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刑務所から出てきた老ギャングが、カンヌのカジノから大金を盗み出すために、若い相棒のフランシスとコンビを組む、ピカレスクロマンの名作が「地下室のメロディー」です。

主人公の老ギャングのシャルルをフランスの名優として知られるジャン・ギャバンが、その相棒のフランシスをアラン・ドロンが演じます。

作品では、刑期を終えたのに考えるのは大金を強奪することだけのシャルルと、血気盛んなフランシスとのコンビが魅力です。

そのフランシスの、チンピラだけどプレイボーイで女にモテる感じが、アラン・ドロンにぴったりです。

また、ミシェル・マーニュ作曲の軽快なメロディのテーマ曲も作品を忘れ難いものにしています。

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