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2017/06/26
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陸奥圓明流1000年の歴史!『修羅の門』陸奥の系譜を時系列で追う!

1987年から月刊少年マガジンで連載開始から96年まで連載されたのち、約14年の休載を経て連載再開された『修羅の門』。長きに渡る陸奥圓明流の歴史に幕を閉じようとして表舞台に現れた陸奥九十九までの陸奥の歴史と歴代の陸奥について時系列で紹介します。

陸奥圓明流とは?

陸奥圓明流とは、代々陸奥家に伝えられてきた一子相伝の格闘術です。

その歴史は長く、地上最強を目指して1000年と言う長い歴史の中でただの一度も敗北したことが無いと言われています。

陸奥圓明流の「陸奥」とは最強を意味し、陸奥圓明流を継承したものだけが陸奥を名乗れると言う厳しい背景があるのでした。

歴史の陰に陸奥の名あり

陸奥圓明流の開祖は定かではありませんが、歴代の陸奥の当主は「陸奥1000年の歴史」を口にしており、その歴史は長いものだと言うことだけは判明してます。

常にその時代の強者を求め、放浪の旅を送っていることが作中で描かれています。

歴代の陸奥は温厚で掴みどころの無い性格の人物が多く、およそ闘争などと縁がない風貌ですが、強者に出会えば陸奥の血が顔を出すのでした。

そして、歴史上の名だたる剣豪や闘技者たちと陸奥は立ち合い、その全てに勝ち抜いてきたのです。しかし、その功績は決して史実として残ることはありませんでした。

決して歴史の表舞台に立つことはなく、陸奥の代々の墓標にも名前は刻まれていません。

歴代・陸奥当主

陸奥は常に最強の名を背負う身であり、最強を目指す者にとっては、言わばブランドと言える名前でした。

始まりの陸奥は作中でも語られていませんが、作中では最古の陸奥として、本編の番外『修羅の刻』で平安時代末期から陸奥が登場します。

9代目当主・陸奥鬼一

武蔵坊弁慶と戦い勝利した、作中最古の陸奥です。娘に静がおり、後に静御前として源義経の間に子供・虎若をもうけました。

虎若は後の「陸奥虎一」として当主の名を継ぐことになるのでした。

10代目当主・陸奥虎一

義経と静御前の間に生まれた子で、鬼一の父である祖父によって育てられました。

25代目当主・陸奥辰巳

成り行きで織田信長と立ち合い、鬼の血を欲した信長によって妹・琥珀を娶り、虎彦と狛彦の双子をもうけました。

辰巳は桶狭間の戦いにおける信長軍の勝利に協力しますが、この2人の双子が後の陸奥の歴史を大きく変えるのでした。

26代目当主・陸奥狛彦

辰巳と琥珀の間に生まれた虎彦との双子の兄弟です。

虎彦と狛彦の二人は信長の天下統一の戦いに尽力しましたが、後に狛彦は信長と袂を分かち、双子は本能寺の変で立ち会うのでした。

立ち合いは狛彦が勝利し、虎彦は父・辰巳に不破の姓を受けてここに不破圓明流が誕生するのでした。

陸奥圓明流と不破圓明流本家と分家の因縁がこの時始まったのでした。

27代目当主・陸奥八雲

狛彦の息子・八雲の物語は『修羅の刻』の記念すべき第一話のエピソードとなり、宮本武蔵と対決します。

この戦いで作中最初の陸奥圓明流の奥義「無空波」が登場します。

八雲は武蔵の剣を防ぐために抜刀したため、勝利を良しとせず引き分けとしました。

『修羅の刻』最初のエピソードで無空波を出してなお、陸奥に抜刀させ、引き分けと言わせた武蔵もまた強者だったと言うことが解ります。

天斗の父であり、天斗の章でもそのことが明言されています。

28代目当主・陸奥天斗

八雲の息子・天斗が陸奥を名乗る少女・圓と共に御前試合に臨みます。

御前試合は圓の徳川家光暗殺と言う目的で参加した者でしたが、天斗を見て立ち合いを申し出た柳生十兵衛が立ち塞がります。

陸奥の強さを目の当たりにしてもなお、2度勝負を挑んだ十兵衛も天斗が認めるように、自分の中に「鬼」を潜ませていた強者だったのでした。

33代目当主・陸奥左近

雷電為衛門との立ち合いを望むも、雷電にはまだ足りないものがあるとして勝負を中断してしまいます。

お互いに再戦の機会を得ることなく左近は病気でこの世を去ってしまうのでした。

34代目当主・陸奥葉月

左近の娘で父・左近が果たせなかった再戦の約束を果たすために雷電の前に現れます。

しかし、今度は雷電が葉月に足りないものがあるとし、再戦はまたしても叶わないのでした。

35代目当主・陸奥兵衛

葉月の息子・兵衛が雷電の前に現れます。左近から30年越しの再戦がついに果たされます。

雷電と兵衛の戦いを葉月は見届け、その結末に雷電の妻共々本望であったと言うことを語るのでした。

36代目当主・陸奥出海

坂本龍馬と意気投合し、作中では親友と言う設定になっていました。

龍馬の死の際には涙を流すと言う、余り表情を表に出さない陸奥一族の中でも異例の感情を見せたのは衝撃的でした。

沖田総司、土方歳三との因縁に決着をつけるべく立ち会いました。

この陸奥出海の章は、『修羅の刻』の中でも読者人気が高いエピソードとなりました。

37代目当主の天兵の父として『修羅の刻』では珍しく再登場をすることとなります。

37代目当主・陸奥天兵

出海の息子で、わずか10歳で西郷四郎との最初の仕合を行います。

『修羅の刻』は近代へと近づき、本編主人公である九十九のエピソードへと徐々に近づくのでした。

39代目当主・陸奥信玄

本編『修羅の門』の主人公・陸奥九十九の祖父であり、ただ一人の肉親です。

九十九の母の父であり、作中の九十九のルーツとなった人物で龍造寺徹心、ケンシン・マエダとの因縁のある人物です。

常に片目をつぶっているのは九十九が10歳の頃に、目をえぐられたからと明言されています。

40代目当主・陸奥九十九

『修羅の門』本編の主人公です。自身が最強であることを証明し、陸奥1000年の歴史に幕を閉じるために表舞台に現れた少年です。

小柄とは思えない怪力と食欲を持ち、常に飄々としているマイペースな性格とは裏腹に、自分の中にいる「修羅」を自覚している歴代最強の陸奥です。

不破と陸奥の関係

陸奥圓明流と不破圓明流はかつて一つであり、虎彦と狗彦の戦いを機に陸奥と不破に分かれたのが圓明流です。

陸奥は強者を探す常に流浪の旅を続けたために裕福ではなく、反対に不破は暗殺を生業として生計を立てていたと言います。

不破の当主である不破北斗は、全日本異種格闘技選手権で龍造寺徹心を破り、決勝で九十九と対峙します。

不破の目的は不破圓明流が最強と言うことを世間に知らしめ、格闘技界を支配することが目的だったのです。

常に陸奥の闇に生きてきた不破にとって、陸奥と言う存在がいかに重く根が深い存在だったかが窺えます。

陸奥になれなかった「陸奥」

作中では当代の最強の陸奥が陸奥を名乗れると言う設定ですが、作中には陸奥を名乗れなかった人物も登場します。

その中の一人、陸奥雷は兵衛の息子であり、第2部主人公の陸奥出海の弟でもあります。

陸奥の名を背負うことを拒み、自由に生きようとした雷はひょんなことからアメリカに漂流することとなりますが、そこで新しい生活を見つけると言うのが何とも彼らしいと思えてしまいます。

元々陸奥の一族は温厚でマイペースな人物が多いため、これが本来の陸奥の姿なのかもしれません。

この雷のエピソードは後の九十九の運命を大きく変えるきっかけともなり、重要人物であることは間違いありません。

陸奥の一族は比較的穏やかな人物が多いのですが、雷に至っては「最も優しい陸奥」と言う表現が相応しい人物と言えるでしょう。

陸奥を終わらせるために旅に出た九十九

陸奥の歴史は地上最強を目指すことから始まった闘争の一族です。

長い歴史の中で同族との闘いから本家と分家に分かれ、生死をかけた戦いを繰り広げることもありました。

最強を求めた不破に反し、終わらせるために表舞台に立った九十九の対照的な姿はとても印象的です。

物語は2015年の月刊少年マガジン7月号をもって終了しましたが、陸奥の軌跡がその後どうなったかは明言されていません。

九十九がどのようにして長い戦いを終わらるのか、長い歴史を今一度振り返って想像を膨らませるのも面白いでしょう。

参考元

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