IT系母ちゃんが考える“家計の見直し” 節約だけじゃない、メリハリのある生活

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こんにちは、mana-catと申します。IT系エンジニアとフリーランス(主にテクニカルライターとカメラマン)の“複業”中で、都内に住んでいます。

我が家は、私、夫、子ども2人の4人家族です。長男は小学1年生、次男は保育園の年少クラスに通っています。平日は夫婦共働きで、慌ただしくもにぎやかな毎日を過ごしています。

家族 職業 or 年齢
妻(筆者) IT系エンジニア(週4日時短勤務) フリーランス(週1日)
IT系セールスエンジニア
長男 7歳(小学1年生)
次男 3歳(保育園年少)

子育てをしながら共働きをしていると、調理時間がとれず外食が増えてしまい予想以上に食費がかかること、子育てで必要なものを購入するために何かと出費がかさむことなどが悩みでした。

我が家で、それらの悩みをどのように解決していったのか、管理や家計の見直しについてご紹介します。

家庭のお金管理について

まず、夫婦でどのような役割分担をしてお金を管理しているのかをご説明します。

我が家では、結婚するときに「家計管理は得意な者が担当する方が良い」と夫婦で話し合ったので、夫が家計を管理しています。夫は、口座を分けて生活費・収入・副収入・資産運用などを細かく管理し、筆者(妻)は夫から割り当てられた食費・お小遣いで日々のやりくりをしています。

食費と日用品費は「マネーフォワード」で管理

生活費をいつも使い切ってしまっていたので、無駄をなくすために家計管理のスマートフォンアプリ「マネーフォワード」を使い始めました。ダウンロードと一部機能は無料で使用できるけれど、筆者は、月額課金のプレミアムサービスに登録しています。

moneyforward.com

マネーフォワードの用途は食費・お小遣いの管理。使い過ぎたらアラートが表示されるように設定しています。

レシートを読み取って、どの店でどのくらいの出費をしたのかを集計し、グラフで可視化された支出の内訳と日々の買い物について振り返る時間を作りました。振り返りで分かったことを、日々の生活に反映しています。

お金の流れを把握するためには家計を継続的に管理することが大切ですが、筆者はお金の管理が苦手でした。マネーフォワードはそんな筆者でも三日坊主にならずに使い続けることができている、使いやすいアプリです。

ネットスーパー活用術

食費を節約することは大事です。しかし共働きで疲弊しないよう、工夫が必要です。

我が家では、ネットスーパーの献立キットで夕食を作り、外食費の削減をしています。

具体的には、オイシックス・ラ・大地が運営する「Oisix」の商品で、おかずと副菜一品をスピーディーに料理できるキット「KitOisix」を活用しています。栄養バランスが良く、しかも出来上がりもおいしく、調理時間も10分~20分程度。お腹ペコペコの子どもたちを待たせることなく、笑顔で「いただきます」が言えます。

自宅の冷蔵庫に、健康的かつ時短になるレシピがキットで用意されていることで、共働きによくありがちな、「仕事で疲れたので外食しよう」「ごはんを作る時間がないからお弁当・お惣菜を買って帰ろう」など、予定外の出費が発生しなくなりました。その結果、予定外の食費が抑えられ、コストセーブにつながっています。

食費を見直した結果、月に1万円分ほどの余剰金が出るようになりました。その分は、子どもの教育費に回すようにしています。

「筋トレ」で節約!?

これまで、日々のストレスや疲れなど、休日にカフェ巡りをしてストレスを発散させる傾向にありました。マネーフォワードを導入してみると、カフェでかなりの金額を使っていることが分かったのです。

カフェに行く目的が、「一人になって気分転換する時間」が欲しかったためだと気づき、 どうにかこの悪循環から抜け出したいと思いました。そこで最近は、スポーツジムに行って筋トレをしています。

ぶどう
上半身の筋トレのため、グローブを購入。自分のものだとすぐに分かるよう、赤色を選びました

筋トレをするようになったきっかけは育児中のぎっくり腰でした。それまで腰痛などに悩まされていたこともあり、水泳を始めるためにスポーツジムへ通うことを決意。

しかし、トレーナーの方からは「有酸素運動も大事ですが、脂肪を燃やすにはまず筋トレです!」と指導があったので、まずはマシントレーニングを始めることにしました。今はマッチョなお兄さんたちの中で黙々とトレーニングを頑張っています。

結果的に、病院代や湿布代の節約にもつながっています。体を動かすことは、日々のストレスや育児疲れなどの解消、気持ちをリフレッシュさせる働きもありますので、気分転換に最適です。

自身のお小遣いの一部がジムの会費になりましたが、その代わりにカフェ巡りなどの余計な外食費を発生させないためのブレーキとなっています。

節約してはいけないもの

ぶどう
OWNERSでとっておきのフルーツを購入

節約ばかりではなく、メリハリを付けておいしいモノを食べるようにしています。

おいしいものといえば、季節の果物。食材の生産過程からオーナーになれる「OWNERS」をはじめとしたサイトで、とっておきのものを購入しています。産地の説明を読み、観察やデッサンをした後に、家族みんなでおいしくいただいています。

ぶどう
子どもが大粒のぶどうをデッサンした様子

市場に流通していない希少な果物を食べることで、子どもは「最高においしい!」といった体験をします。

しかし「あのぶどうが食べたい!」と頼まれても、スーパーには並んでいないので、また来年の旬までお楽しみにしています。子どもも「果物には旬があって、季節が来ればまた食べられる」という理解をしますので、果物をたくさん食べたいとは言わなくなりました。結果的に食費の削減につながっています。

お金の年間計画について

我が家では毎年4月に年間計画を立てています。お中元・お歳暮や家族旅行などの計画を事前に立てて、夫が手配しています。有給休暇の残日数と小学校・保育園の年間行事が分かってからスケジュールを立てるようにしているので、余裕を持って考えられます。

お中元・お歳暮

予算は5,000円以上1万円未満で、基本的に食事としておいしく食べてもらえる、カニ・鮭などの水産物を選ぶことが多いです。どんなものが好まれるか、贈る相手の好みに合わせるようにしています。

ふるさと納税

ふるさと納税には、税金を前払いできるというメリットがあります。確定申告の時期になっても慌てることがなく、より具体的に計画を立てることができます。

ぶどう
ふるさと納税で実際に届いた伊勢海老

また、納税先には、お互いの故郷や、返礼品にお肉・お魚などがある自治体を選んでいます。実は子どもが使っているランドセルも、ふるさと納税の返礼品です。

ふるさと納税を行うタイミングについても、年間計画の中に組み込んでいます。

家族旅行は楽しく工夫してコストセーブ

家族旅行の行き先は基本的に国内です。年間計画時に旅行の予算を決め、移動費・宿泊費・食費・お土産代など掛かる費用全てを予算の範囲内でやりくりします。

行き先については、子どもの希望を最優先にしています。子どもと一緒に旅行計画を立てることで、子ども自身の行動力や金銭感覚を身に付けるための練習の機会になると考えています。

飛行機・新幹線のチケットを前割やパックで安く購入すれば、大きくコストセーブできます。これも年間計画を立てるメリットの1つです。

リスト
このようにメリハリのある宿泊プランを立てました

旅行先の移動でも、特急列車ではなく、あえて普通列車の料金区間を取り入れています。ゆったりとした田園風景や海岸の美しさを車窓から眺めることができ、オススメですよ。

子どもの体験や発見も考慮に入れて

2017年と2018年は北海道に行きました。北海道は広大なので、子どもと地図や路線図を見ながら計画を立てたところ、移動手段・地名の読み方・観光地の特色などを知る良い機会になりました。

ノロッコ号
季節限定の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」で北海道をのんびり移動した時の写真

旅行先で予算オーバーになりがちなのが、外食費です。「せっかくの旅行だから!」と贅沢するのではなく、旅行だからこそ事前にきちんと調べるようにしています。観光客向けの飲食店も良いのですが、地元で人気のファミレス、回転寿司、カフェなどを見つけておいて利用してみるのも、ひと味違った思い出となります。

家族旅行は、お金をそんなに使わなくても、たくさんの体験ができることを子どもに教えられる、大切な機会です。

高額なお買い物の「承認制度」

高額な買い物については、自分のお小遣いから捻出できないものを対象に、3年前から家庭内でプロジェクト管理ツールの「Backlog」を使って管理しています。Backlogには機能が豊富な有償プランと、機能が最低限のフリープランがありますが、我が家ではフリープランを選択しています。

www.mana-cat.com
Backlogの活用方法については以前に書いたブログをご覧ください。

Backlogを使って家計管理者の夫に対して申請する形にしていて、我が家では「家庭内稟議」と呼んでいます。

具体的には、高額な買い物については合意を取るためにBacklogへ課題として登録し、記録として残るようにしています。そうすると、どのような経緯で購入に至ったのか振り返ることができ、夫婦間の「言った・言わない」の喧嘩がなくなりました。また、半年先、1年先などの購入履歴を検索することもできるので、購入情報を集約するツールとして重宝しています。

家庭内稟議の対象例

・都度買うと大変な基礎化粧品(まとめ買いして3カ月に1度の購入)
・ 3カ月に1度の美容室代
・子供服のまとめ買い(春夏・秋冬 で年2回)
・パソコンやスマートフォンなどの機器の買い替え、買い増し

実際に家庭内稟議を行ったときの履歴は、以下の画像のようになります。

家庭内稟議
家庭内稟議の例

家賃が高くても、今の住まいを選んだ理由

我が家では、住まいを最優先にしています。交通アクセスが良いことや、公園が多くて緑豊かなこと、学校が多いなど、自分たちで考えた条件に当てはまった住まいを選びました。

交通の便利さで通勤時間を短くすることによって時間的な余裕が生まれ、夫婦2人で子育てに積極的に関わることができているため、共働きでの育児がしやすくなっています。

家族としての目標と住まいの予算の大枠を決めることで、住む場所や働き方を見直すことができています。

住まいを優先することで、今住んでいる賃貸マンションの家賃は少々高くなっていますが、家族の幸せや生活を大切にすることができており、満足しています。

どのように生活していきたいのか、何を優先したいのか、家族の幸せのゴールなどをじっくり話し合って、生活する上で外せない条件を明文化し、記録しておくことが大切だと感じています。

子どもにもお金の価値観を学んでほしい

子どもは普段の生活や家族旅行などから、親の家計管理の様子やお金の使い方を見ています。

貯金箱に貯金をする方法だけではなく、お金を使い方を知り、価値観を親から子へ共有することがとても大切だと感じています。

お金の使い方を学ぶことは、大人になってからの生き方にも大きく影響すると考えています。大人になってから本人が苦労しないよう、良いお金の使い方を学んでいってほしいですね。

家族全員で「お金」ついて考える

我が家ではこのように、家計簿アプリやプロジェクト管理ツールを使って、家計への工夫を重ねています。

目先のコストセーブだけではなく、中長期的な「家庭内ロードマップ」を描くことによって、無駄遣いしない仕組みの大切さが分かるようになってきました。

家族全員でお金について楽しく学ぶ姿勢を大切にし、家計管理だけではなく、お金の価値観についても常にアップデートできるようにしていきたいと考えています。

著者:mana-catid:mana-cat

mana-cat

1983年生まれ、熊本県出身のITエンジニア。二児の母で、趣味は写真とグルメ。最近はRaspberry Pi、Arduinoを使った家庭内IoTについて日々研究するIT系母ちゃんとして活躍中。著書に『OpenStack 構築手順書 Mitaka 版』(共著、インプレス)など。『改訂3版 Linuxエンジニア養成読本』(技術評論社)に寄稿。

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