FXで勝率を上げるには?いまさら聞けないチャートの基礎知識を解説!

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FX取引はハイリスク・ハイリターンの投資法として人気があります。

少ない資金でも大きな取引ができるので、効率よくお金を儲けることができます。

 

リスクが大きいため、FXで破産した人も数多く存在しているのも事実ですが、破産する大きな原因となっているのは「ロスカット」と呼ばれる強制決済をされることです。

ロスカットに遭わないためにも、チャートをしっかりと理解しておくことが大切です。

 

今回は、FXで大儲けしたい人のためのチャート入門について説明します。

 

目次

 

1.FXとは

FXとは外国為替証拠金取引のことで証拠金と呼ばれる担保をFX業者に預けることで自己資金の最大25倍までの金額の取引を行うことができます。

2つの異なる通貨を選んで両替をすることにより、為替差益を得るのが目的の投資になります。

 

1ドル=110円の時に1万ドル購入したとした場合で考えてみましょう。

これが1ドル=120円の10円円安になったときに1万ドルを円に換金すると、購入時には110円×1万ドル=110万円だったものが、120円×1万ドル=120万円で10万円の利益がでると言うわけです。

 

これに通常はレバレッジを10倍ほどかけて取引を行うため、自己資金が100万円の場合は1000万円の取引を行います。

上記条件の場合だと、100万円の利益を得ることができます。

 

このように、FX取引はレバレッジ(てこの原理)を利用することで利益をあげることができます。

 

FXで失敗する人の特徴

FXでは「強制決済(ロスカット)」と呼ばれる制度が採用されており、相場が大きく急変して損失が発生した場合は自分の保有しているポジションが勝手に強制決済されます。

 

これは「損失をこれ以上拡大させないため」との理由ですが、一度ロスカットに遭うと資金を10分の1ほどに減らしてしまうため、挽回が不可能になってしまいます。

 

初心者やFXで失敗する人のほとんどは相場が予想と外れてしまい、ロスカットされてしまうことにあります。

ロスカットに遭う理由も損切ができないこと、もしくは損切りを行うタイミングを間違えていることにあります。

 

損切りのタイミングを見計らうために必要なのが、「チャートを読み取る力」になります。

 

2.チャートの基礎

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FX取引を行う場合、トレンドを読むことが大切になってきます。

 

トレンドとは流行や潮流などと訳されますが相場の世界では上昇、横ばい、下降のどの方向に向かっているのかということです。

チャートとは、過去のトレンドの動きを記録して線でつなげたものになります。

 

上昇トレンド

上昇トレンドとは相場が値上がりと値下がりを繰り返しながら右肩上がりにチャートが上がっていることです。

 

この上昇トレンドの場合は、小休止ごとに押し目買いをするか、上昇角度が高い場合は追随買いや成行で買うと良いでしょう。

売からのエントリーは避けましょう。

 

横ばい

「レンジ相場」や「ボックス相場」とも呼ばれていて、値動きが少なく一定の間で上下をくり返しているチャートのなっています。

 

横ばいの場合、チャートが上がったところで売のエントリーを行い、下値のところで買を行うことをくり返す方法があります。

トレンドがつかめない場合は、売買をせずに様子見をしておくと良いでしょう。

 

下降トレンド

下降トレンドは、値上がりと値下がりを繰りかえして、徐々に右肩下がりに進んでいく相場になります。

下降トレンドの場合、値が一旦上がったところで売エントリーを行い下がったときに買いを入れると良いでしょう。

 

下降の角度が高いときは、成行や追随売でも良いです。

この場合、買エントリーは避ける方が良いでしょう。

 

FX取引では買→売、もしくは売→買の両方の方法で取引を行うことができるため、上昇トレンドでは買→売、下降トレンドでは売→買の取引を行うと利益を出すことができます。

 

チャート予測

FX取引で相場を予想するときには、「ファンダメンタルズ分析」と「テクニカル分析」の2つの分析方法があります。

 

ファンダメンタルズ分析とは、新聞やネットニュースや経済指標などから相場を予測する方法です。

一方でテクニカル分析とは、過去のチャートから未来の値動きを予測するというものです。

 

長期的な視点で考えるとファンダメンタルズ分析が大切ですが、デイトレードのように売買のタイミングが重要な場合はテクニカル分析が重要になってきます。

 

それでは、テクニカル分析について話を進めていきます。

 

テクニカル分析

全ての情報はチャートに織り込まれているため、テクニカル分析を理解すると相場を読んだり、売買のタイミングを掴んだりすることができます。

 

チャートは過去の値動き記録になるため、個人トレーダーでも見ることができます。

テクニカル分析ではトレンド系、オシレーター系、値幅予測系の3つの種類に分類することができます。

 

どの種類を見ていくかによって、トレンドの見方、相場の過熱感や値動き力関係、今後の予測などが異なります。

 

トレンド系

トレンド系は相場のトレンドを予測したり、変動率などを見ることができるテクニカル指標になります。

トレンド系はテクニカル分析の基本になります。

 

  • ・トレンドライン
  • ・移動平均線
  • ・ボリンジャーバンド
  • ・一目均衡表

 

オシレーター系

オシレーター系は相場が反転しそうなタイミングを予測する場合に役に立ちます。

オシレーターは「振り子」と訳されていて、価格の上下の勢いや相場の熱量などを判断することもできます。

 

  • ・MACD
  • ・RSI
  • ・ストキャスティクス

 

値幅予測系

値幅予測系は過去の値幅記録から、「今後はどのように相場が動くのか」を見ることができます。

 

  • ・チャートパターン
  • ・フィボナッチ
  • ・リトレースメント

 

3.チャートの応用

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チャートを見るのに慣れてきたら、さらに専門的なテクニカル分析を相場の参考にすると良いでしょう。

 

今回は、「一目均衡表」とトレンド相場に強い「MACD」についてご説明していきます。

 

一目均衡表

一目均衡表とは、日本で作られた指標で海外トレーダーに人気の高い指標になっています。

 

この一目均衡表はトレンドが一目で確認でき、為替レートの予測を立てやすいというメリットがあります。

 

一目均衡表は「①転換線、②基準線、③雲、④遅行線」の4つから成り立っています。

始めは複雑に見えますが、徐々に慣れてくるといろんな方向から相場の予想を立てることができます。

 

①転換線

過去9日間の高値と安値の中間値を示していて、基準線とクロスするところでトレンドの転換を確認できます。

 

②基準線

過去26日間の高値と安値の中間値を示していて、為替レートの位置や傾斜でトレンドを判断できます。

 

③雲

転換線、基準線の中間値、52日間の高値と安値の中間値を、それぞれ26日後に移動させた2つの線に囲まれた空間で、値動きの抵抗帯や支持帯が判別できます。

 

④遅行線

遅行線はリアルタイムのチャートを26日分過去にずらしている線になります。

遅行線とその時のリアルタイムのチャートがクロスした場合、値動きが加速するケースが多いです。

 

上記の4つがチャート上に表されており、最初は難しく感じるかもしれません。

しかし、慣れれば相場予測が多方面から分析できるようになります。

 

売買のタイミングをつかむにはMACD

MACDとは、「短期移動平均線-長期移動平均線」の計算式で表された値幅になります。

 

このMACDがシグナルと0ラインを超えると「ゴールデンクロス」、シグナルが0よりも下でクロスする場合は「デットクロス」と呼ばれています。

 

ゴールデンクロスは上昇するサインになり、相場の強気を表します。

一方でデットクロスは下落のサインで、弱気を表しています。

数多く存在しているテクニカルでも、MACDは精度が高いとされています。

 

このように少しチャート分析に慣れてきたら、少し複雑でもより精度を高める分析を使うとさらに勝率を上げることができます。

 

4.ローソク足チャート

「ローソク足チャート」も、チャート分析には重要になっています。

 

ローソク足は四角の実体の上と下にひげのような線があるチャートで、ローソク足一本分の期間によって種類が異なります。

 

例えば、ローソク足の期間が1日分なら日足(ひあし)チャート、1週間分なら週足、1ヶ月なら月足などと呼ばれています。

 

ローソクの上辺が初値で、下辺が終値を表しています。

ローソクの期間内で値動きが大きい場合は、ローソクの長さが長くなります。

 

上ひげの上辺が高値で、下ひげの下辺が安値を表しています。

ひげが上下に長ければ長いほど、動きが激しいことになります。

 

このローソクは、相場が反転しそうな場合などの予測を行うときに重要です。

相場が値下がりをしている場合、相場の底圏で下ひげが長いローソクが現れたら相場が上昇に反転するシグナルになります。

下ひげが長い場合は、相場が急落しても急激に戻す場合が多いからです。

 

このようにチャートには相場を勝ちぬく情報が満載していますので、FX取引で勝率を上げたい場合は読みこなすことが大切です。

 

いかがでしたか。

この記事が皆様の一助になれば幸いです。

著者:hironohikari

前職では大手証券会社のコンサルティング業務に携わり、現在は金融ライター兼トレーダーとして活動しています。皆様のお役に立てる情報を発信していきたいと思います。

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