「氷上に予定調和などない」スケヲタ歴12年目の私が語るフィギュアスケート観戦沼

「氷上に予定調和などない」スケヲタ歴12年目の私が語るフィギュアスケート観戦沼

はじめまして、奏ポルカ(id:polka8dot)と申します。三度の飯よりもフィギュアスケートを観るのが好きなスケートヲタク、いわゆる「スケヲタ」です。フィギュアスケートの美しさ、スケーターの強さに魅せられてから早12シーズン目……おっとすみません、年数ではなくシーズンで数える癖が出てしまいました。

どっぷり浸かったスケヲタ沼で人生を全うするはずが、あれよあれよという間にハロー!プロジェクトと関ジャニ∞という沼も増やし、現在ではスケヲタ・ハロヲタ*1(ハロー!プロジェクトが好きなファンを指す)・エイター*2(関ジャニ∞が好きなファンを指す)という3本立てで日々を過ごしています。

今回は最もヲタ歴の長いフィギュアスケートについて、私なりの付き合い方を語らせていただきます。

2015年札幌で行われた全日本選手権、吹雪の開場待ち

美しき涙と熾烈な争いに魅せられて

私がフィギュアスケートに出会ったのは今からちょうど12シーズン前、2005-2006のトリノオリンピックシーズンのことでした。何故12シーズンが「ちょうど」なのかというと、冬季オリンピックを基準にして4年単位で年代を区切ることが多いからです。そう、スケヲタ史は4年周期なのです。

最初のきっかけは、忘れもしないNHK杯でした。

・NHK杯……正式名称は「NHK杯国際フィギュアスケート競技大会」。国際スケート連盟(ISU)が承認するフィギュアスケートの競技会で、世界6カ国で開催される大会(グランプリシリーズ)の一つ。2005年12月1〜4日にかけて開催された大会では、織田信成選手(男子シングル)、中野友加里選手(女子シングル)がそれぞれ初優勝した

たまたまTVのザッピングの手を止めたのは、織田選手と中野選手2人の、涙の初優勝の姿がものすごいインパクトだったからです。その後に放送された「エキシビション」なるものを観てみたのは、そんなちょっとした好奇心からでした。華やかで楽しいアイスショーの世界に、当時高校生の私はあっという間に魅了されたのでした。



そして時は同じ12月、伝説の試合を観てしまいます。2005年全日本女子フリーです。

・全日本……正式名称は「全日本フィギュアスケート選手権」。第74回大会は、2005年12月23日〜25日にかけて開催された。当時注目を集めていた女子シングルでは、浅田真央選手、安藤美姫選手、中野友加里選手、恩田美栄選手、荒川静香選手、村主章枝選手の6名が最終グループに残り、トリノオリンピック代表選考のすさまじい緊張感の中、全員ノーミスで滑り終えた

その試合は、まるで神々の戦いでした。ハイレベルな演技の連発に感動し、入門本と首っ引きで録画を毎日見直しました。



そして迎えたトリノオリンピック本番、金メダルを獲得した荒川静香選手のフリースケーティング演技。

1点でも多く得点するためにルールを研究し尽くしながらも、最終的には得点にならない「イナバウワー」で自分らしさを表現する境地に至った荒川選手。トリノオリンピック優勝後に放送されたNHKの特別番組と、番組内容を再構成した書籍『金メダルへの道』からはフィギュアスケートの競技としての奥深さを学びました。

その後、大学進学を機に現地観戦の魅力を覚え、ついにはフィギュアスケートを研究対象にして卒業論文を書いてしまうほどに。冬になるとテレビ画面にスタンディングオベーション、夜中にPCに張り付き小さくガッツポーズ、クリスマスには彼氏を置いてスケートリンクへ観戦に行く、そんな日々を過ごしてきました。





それでは、いつのまにやら身に付いていた私のスケヲタスタイルについて、ここからは主にお金の観点から紹介していきます。



現地に足を運ぶまで

フィギュアスケート関連で一番お金がかかるのは、現地観戦費ではないでしょうか。

まずは、チケット代。舞台観劇などと同じように、座席によってチケット代が異なります。テレビ中継に映り込むくらいの近さで観たければ1席1万円は下りません。そして大会は基本的に数日かけて勝敗を決めるので、観たい日数分のチケット代が必要になります。と言っても、人気選手が出場する試合はプラチナチケット化しているので、希望通りの日程を全てそろえるのは至難の業になりますが……。

スケートリンクへの「通いやすさ」は妥協しない!

同時に、一般的な「遠征」費用が発生します。

宿泊費、往復の交通費、現地での食事代などのことです。フィギュアスケートはウィンタースポーツですが室内競技なので東京・名古屋・大阪・福岡などの都市圏で開催することも多く、その場合は夜行バスLCCという節約の選択肢があります。しかし、札幌・仙台・長野などの北国開催の場合は雪による遅延欠航なども視野に入れ、なるべく安全な交通手段の手配をするように気を付けています。節約が仇となり「観れない・帰れない」となると全ての苦労が水の泡ですから。





また、私は宿泊費になるべくお金をかけたくない方なので、多少古びたビジネスホテルや女性専用ドミトリーなども利用します。ですが、会場からのアクセスの良さだけは妥協せずにこだわっています。連日の会場通いを楽にするためです。なにしろ、長い日は9時間近く会場の座席に座りっぱなし、夜遅く帰ってきて翌日また1日観戦というハードスケジュールになるので、リンク通いに無駄な体力を使っていられないのです。

現地観戦のときは、試合を絶対中心としたスケジュールを組みます。ただでさえ冷える会場に長時間居ることになるので、無理のある観光は入れず、体調を崩さないように気を付けています。趣味は身体が資本です。その代わり、会場に用意された自分の座席でゆったり過ごす時間は何にも代え難い至福のひとときです。休憩時間に製氷車を見守ったり、審判団の紹介に拍手を送ったりするのも現地観戦ならではの楽しみ方の一つです。

手間をかけず、お金をかける人も

試合やアイスショーを目当てに海外遠征するのも珍しくない世界です。観戦手段の一つとして、旅行会社主催の観戦ツアーに参加する人もいます。宿泊と交通手配を任せられることに加え、観戦座席も確実に確保できるので人気があります。

一例として、2018年2月に韓国で開かれる平昌オリンピックの公式観戦ツアーをご紹介しますと、某旅行会社が男子シングル個人戦観戦者向けに組んでいる3泊4日のツアーは、1名分でちょっとした車が買えるくらいのお値段です。しかし、オリンピック個人戦男子ショートプログラムとフリースケーティングを1番前方のエリアで観戦できるチケットが付くとなると、その付加価値は計り知れません。



というのも、オリンピックのチケットは各国に散らばるため手に入りにくく、人気競技の前方席を自力で手配するためには1年以上前からの情報収集が欠かせません。新設されるオリンピックパーク付近では宿泊・交通機関が存分に行き届いていない可能性もありますし、ツアーというのは手間と安心をお金で買う立派な選択肢の一つと言えます。



もちろんその一方で、各国語を使いこなし異国のサイトでチケットを購入し、飛行機やホテルを個人手配するつわものも存在します。短い休暇しかとれない場合は個人手配の方がスケジュールを自分の都合に合わせて組めるということもあります。それぞれの懐具合と性格、時間と相談ですね。





このように、国内・海外を問わず、現地観戦するスケヲタは試合やアイスショーのために地球上を飛び回っています。多額のお金をかけて現地観戦することを私は酔狂とは思いません。スケーターには必ず引退のときがやってきます。選手としての時間は限られています。今このとき、あの場所で、あのプログラムを滑る姿を観たい……そう思ったなら後は行動に移すだけです。



こだわりはじめたら底なし沼

フィギュアスケートの試合には、観客が応援グッズを用意する文化があります。例えば、演技後のリンクにお花やぬいぐるみを投げ入れる「投げ込み」。中でも一番ポピュラーなのが花束です。投げ込む花には決まりがあり、投げ込んだときの衝撃で花びらが氷上に散らないように全体をセロファンで覆わなくてはなりません。国内試合に出店している「宮田花店」さんではルールに基づいた花が販売されていて、持ち込んだ花に有料でラッピングを施してもらうこともできます。

投げ込み禁止エリアや代替のプレゼントボックスの有無は大会によって異なります。試合によっては投げ込み自体が禁止されるときもありますので、事前に確認が必要です。





バナー」と呼ばれる横断幕を作成する人もいます。リンクに貼り出す大きいサイズ(提出バナー)のものと手持ち用の小さいものがあり、オリジナルデザインで業者に発注したり、手作りしたりします。当然、凝るほど手間やお金がかかります。



リンクに貼り出す「掲出バナー」は、1枠横1800mm×縦1200mmまでとサイズが定められています。大会によっては掲出権が抽選になったりバナー禁止だったりしますので、花束と同じく確認が必要です。



「手持ちバナー」には厳密なサイズ規定がありませんが、自席からはみ出さない大きさであるように告示されています。国際試合でおなじみの手持ち国旗も同様です。後方からの視界を妨げないように、どんなに興奮しても振り上げないのがマナーです。ジャニヲタ((芸能事務所「ジャニーズ事務所」に所属するメンバーまたはグループのファンを指す))鉄の掟「ウチワは胸の高さまで」と同じことですね。



私自身はバナーを作成したことはないのですが、応援する選手が増えていくにつれ、出費も観戦荷物も雪だるま式に増えていくといいます。強豪国ではない思わぬ国から気になる選手が現れた場合は、足を踏み入れたこともない国の旗を求めてネット通販をさまようことになるとか……。





その他、開催地や会場の特性に合わせて、寒さ対策は必須です。なにしろ、会場には大きな氷が鎮座しているので、観戦と寒さは切り離せないのです。まずは以下の装備からそろえましょう。



・厚手の上着(ダウンジャケット)……室内でも、外気温と差がない会場もあります
・ひざ掛け……長時間座っていると、足元から冷えが立ち上ってきます
・ホッカイロ……ひざ掛けに張り付けて内側から暖めるのがおすすめです

また、オペラグラス(双眼鏡)などもお役立ちグッズの一つ。リンクサイドの様子を見るときなどに活用できます。



観戦時に必要な荷物については拙ブログで記事にしておりますので、もしよろしければご覧ください。

雨の降らない星では愛せないだろう?
id:polka8dot
  • 初めてのフィギュアスケート観戦、備えあれば憂いなし!フィギュアスケート観戦デビューさんへ向けた持ち物と服装アドバイス。

お金がかかるのは現地観戦のときだけではありません。

地上波テレビでは放送されない試合を目当てにスポーツチャンネル等の有料放送に加入する人も多く、またその録画を保存するディスク代も塵も積もればなんとやらです。

人によっては書籍代にもお金がかかるでしょう。雑誌のほか、試合やショーのパンフレットは「記念だから」とつい買ってしまいがちです。数年後に振り返ると「あのときの、あの選手が……!」ということがよく起こるので、「未来の資料だから」と自分に言い訳をし、雑誌もパンフレットもついつい増やしてしまいます。

お金を使うのは楽しい!でも使わないのも楽しい!

全てのスケヲタが1年を通して現地観戦ばかりしている訳ではありません。お金をかけすぎずとも楽しめる方法があるからです。それが在宅観戦という形です。

大きな大会のメジャーな選手の演技は地上波でもTV放送がありますし、BS・CS放送やインターネットのライブストリーミングも活用すれば、遠く離れた国の試合ですらリアルタイムで視聴できることがあります。技術の進歩はスケヲタに優しい

演技を観ずに「観戦」する「オンリザ観戦」

また、ちょっとおかしな表現になりますが、演技を観ずに「観戦」することもできます。オンラインリザルト、略して「オンリザ観戦」といいます。どういうものかというと、得点と順位がほぼリアルタイムで更新されていく「リザルトページ*4(リザルトページは大会ごとに随時開設のため、国際スケート連盟や各国スケート連盟のWebサイトでチェック)」を見守りながら、脳内観戦することです。

フィギュアスケート競技では、決められた時間の中の演技で「要素」と呼ばれる技を実施していき、

・技術点(トータルエレメンツスコア/TES)*5(難易度に基づいて割り振られた基礎点と出来栄え点のこと。ジャンプ・スピン・ステップシークエンス・リフトなどの技を、ルールの範囲内で自由に組み合わせ、得点を重ねる)
・演技構成点(プログラムコンポーネンツスコア/PCS)*6(スケート技術・要素のつなぎ・演技力・振付け・音楽の解釈という5つの項目に基づき、演技全体に関して採点される点のこと)
・減点(ディダクション/Ded)

合計得点(トータルセグメントスコア/TSS)を競います。

これらを数字化したものがリザルト(結果表)です。「オンリザ観戦」では会場とほぼ同時刻に採点結果が更新されるので、演技そのものを観ることはできなくとも、数字をもとに演技内容を類推したり、順位を予想したりすることができます

例えば「シーズンベストスコアより技術点が低いし減点がある……ジャンプで転倒したのかな」「演技構成点が前の試合よりも高い! 最後までいい表現をしたんだな」と想像を膨らませます。まるで演技そのものを観ているように興奮しますし、緊迫感も味わえます。夜中にPCに向かって1人ガッツポーズ。はい、こういうのが楽しいんです(笑)。

また、試合終了後に公開される、得点の詳細が分かるプロトコル(採点表)も見逃せません。例えばこちらが2017年グランプリファイナルでの男子フリースケーティングのプロトコル(PDFファイルが開きます)です。略称で表記されてはいますが、得点源が一目で分かりやすくなっています。



野球やサッカーなどにも共通すると思いますが、勝負の面白さは「得点そのもの」ではなく「どう得点したか」にもあると思います。



採点が不透明で基準が分かりにくいと言われることもあるフィギュアスケートですが、実は0.01点を競うほど数字にシビアなスポーツでもあります。感覚で「見る」だけでなく、数字を用いて演技を「読む」のもまた採点競技の楽しみ方の一つと言えるかもしれません。美しい演技は採点表もうっとりするほど美しいのです。



スケヲタスケジュールとヲタ配分

ここまで、スケヲタらしいお金の使い方、観戦の楽しみ方を私の知る限りでご紹介してきました。ここからは、趣味の予定をどのようにして組み立てているのかお話します。


フィギュアスケートの新シーズンは7月1日を区切りとして始まり、シーズン中は大小取りまぜ実に多くの試合が行われています。主な大会には以下のようなものがあります。

全日本フィギュアスケート選手権 日本スケート連盟が主催する国内選手権。各ブロック大会、地方大会を勝ち上がり出場権を獲得していく
ISUグランプリシリーズ・グランプリファイナル 世界6カ国で行われる国際大会。シリーズ2戦の成績をもとにファイナル出場者が決定する
ヨーロッパ選手権 ヨーロッパ圏の選手が出場する国際大会
四大陸選手権 ヨーロッパを除く国と地域(アフリカ、アジア、アメリカ、オセアニア)の選手が出場する国際大会
世界フィギュアスケート選手権 フィギュアスケート単独の大会として年間最大の大会
世界フィギュアスケート国別対抗戦 国際スケート連盟に加盟している国のうち、選考基準上位6カ国が出場国となり、男女シングル各2名、ペア・アイスダンス各1組でチームを構成し、団体順位を競う2年に1度の国際大会
冬季オリンピック 4年に1度、冬期に行われるスポーツの祭典。正式競技として団体戦と個人戦が採用されている

上記の他にもシーズン通して国際スケート連盟(ISU)公認試合が多数開催されています。

大会では4カテゴリ(男子シングル・女子シングル・ペア・アイスダンス)の試合が行われます。さらに、年齢・技術習熟度別にシニアとジュニア、日本国内ではそれに加えノービス*7(年齢別にA・Bに分かれる)という階級があり、それぞれ別の試合を行っています。また、夏季はシーズンオフですが、アイスショーに出演し新プログラムを披露する現役選手も多く、結局年間通して稼働しているスケヲタも多いはずです。

全ての試合を追いかけるというのは難しいと思いますが、興味のある限りの映像を観て編集して、ときには現地観戦し、報道をチェックし、プロトコル(採点表)を確認して、今後の展開を予想して……そうこうしている間にすぐに次戦がやってきます。選手ほどではありませんがヲタクもなかなか忙しいのです。

3つの趣味の渡り鳥

冒頭で触れた通り、私はスケヲタ・ハロヲタ・エイターという3つの沼に暮らしています。いつも「好き」の感情で満たされているので、まるで「3本の矢」のように趣味は私を強くしてくれます。しかし、推しに会えば会うほど時間とお金は私のそばから居なくなってしまいます。浪費は計画的に、これ大事。

ハロプロ現場は年間のコンサートスケジュールが毎年ほとんど同じなので、突発的なものだけ気をつけていれば半年くらい先までのスケジュールは見通せます。CD発売イベントや全国ツアーに全て通うタイプではないので、ワンシーズンに近距離の現場(コンサート)を2、3回入れる程度です。



関ジャニ∞は現場数こそ少ないですが、音楽番組や映画・ドラマの出演、雑誌掲載が非常に多いため、彼らの出演スケジュールが私の体内時計になっています。



これから冬はハロプロとエイトの現場だけでは予定がスカスカですが、スケートに費やす時間が多くなるので実質ちょうどよくなるはずです。冬が始まる前に予定を埋めすぎると後で後悔することになるというのが、これまでの経験から得た知見です。



筋書きのないドラマのエキストラになりたい

お茶の間で十分「観る」ことはできるのに、お金と時間をかけてなぜ現地観戦に行くのか。

それは私の場合、「感じる」ことが癖になってしまったからです。



会場の中央に広がる30×60mの氷から漂ってくるヒンヤリした冷気や、猛スピードで滑る選手が巻き起こす風。選手と共に聞くファンファーレやアナウンス、頭上のスピーカーから流れる大音量の音楽。何千人もの人々が息を詰めて氷上の選手を見守る緊張感は、一度肌で感じると病みつきになります。



また、日によって選手の調子は変わりますし、技の出来も大きく左右されます。そこで何が起こるかは誰にも分かりません。生きた人間のいる場所には必ず筋書きのないドラマがあります。氷の上には予定調和など存在しないのです。

そして何よりも選手へ「伝える」ことができるのは、同じ空間に存在するからこそです。疲れてスピードが出なくなってしまった選手には、後押しするような手拍子を。神演技をやり遂げた選手には、スタンディングオベーションの歓声で祝福を。与えてもらった感動を感謝の拍手で返せるのは、現地だけの特権だと思っています。



だからどんなに遠くの座席でもいい。ただそこに立ち会いたい。できることならモブの中のモブ、ガヤの中のガヤ。そういうものにわたしはなりたい。画面越しで観戦するときも、応援する心だけはいつも強く持っていようと決めています。





いよいよ間近に迫った2018年平昌オリンピック。歴史が作られる瞬間がやってきます。観戦はお茶の間からになりますが、選手全員を全力で応援したいと思っています。ただ、トリノ・バンクーバー・ソチのときは睡眠時間を削りさえすればリアルタイムで観戦できたのですが、今回は時差が無い上に競技開始が午前のため、試合が就業時間と丸被りなのです。しがない会社勤めにはつらいものがありますが、いやいやここがヲタクの腕の見せどころ。さあ、どの試合日に仕事の休みを取る? どうやって速報をチェックする? 試合結果バレを回避する方法はある? 悩ましくも楽しい祭りの準備をしながら、大事な勝負に思いを馳せます。



願うことはただ一つ。夢舞台、全員元気で神演技!

フィギュアスケートとハロー!プロジェクトと関ジャニ∞をこよなく愛する、普通の少女A。好きな人たちの笑顔が私の笑顔です。

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