節約して生きたいからスタイリッシュにクーポンが出せるマシーンを作った

こんにちは、無駄なものを作っている藤原麻里菜@togenkyooです。
木の葉が舞い散り、去りゆく秋が惜しまれる今日このごろですが、いかがお過ごしですか? 私は、クーポン券を恥ずかしくて使えずにいるうちに、使用期限が切れてしまって後悔するという日々を過ごしています。

「大盛り無料」や「トッピング1品サービス」などクーポンを配っている飲食店は多いです。そして私はそれらを大切に財布の中にしまっているのですが、使ったためしがありません。ラーメンは普通盛りじゃ物足りないし、味玉をトッピングしたくなるにもかかわらず、クーポンを使うのを躊躇してしまいます。なぜなら、私の心に住んでいるパリス・ヒルトンが「ちまちまクーポンなんて使って恥ずかしくないの?」と囁いてくるからです。

確かに、パリスの言うことも分かるんです。財布からまごまごとクシャクシャのクーポンを出すのはちょっと恥ずかしいし、面倒だし。そもそもクーポンを持っていることを忘れているときさえあります。

湯水のようにお金を使えればいいのですが、私はド貧乏。どうにかして心の中のパリスを黙らせてお得にクーポンを使いたい。なので、スタイリッシュにクーポンが出せるマシーンを作ろうと思います。

さっそく作る

こちらが設計図です。設計の「設」の字を「説」と間違えており、私の偏差値の低さが露呈していますが、大丈夫です。安心してついてきてください。



部品を買ってきました。
まずは、電子工作部分から行なっていきます。使うのは、モーター3つとラジコン用のタイヤ、スイッチです。カニは関係ありません。これらを組み立てていきます。



組み立てました。モーターが3つと、それぞれに黒い押しスイッチを付けました。電子工作に関して細かいことは全く分からないのですが、電源を入れたら動くのでオッケーとします。



続いては外箱を作ります。部品の切り出しに必要な機材はDMM.make AKIBAで借ります。



レーザーカッターでこんな感じにアクリル板を切り出しました。



切り出したものを仮で組み合わせます。完璧ですね。



先ほど組み立てたモーターやらスイッチやらを箱に組み込みます。



アクリル板を接着剤で貼り合わせました。
これで完成! としたいのですが、心の中のパリスが「高級感が足りない」と言っているので、少し装飾します。



はい、高級感。Amazonで販売されているヘビ皮(風)シートを付けました。ヘビ皮は高級感の代名詞みたいなところがあるので。

完成!

ついに完成しました。スタイリッシュにクーポンが出せるマシーンです。
ヘビ皮が作用して、深夜のテレビショッピングで元アイドルがプロデュースした多機能ポーチみたいな見た目になりました。そう、ファッション性は抜群ということです。

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ストリートスナップ風に写真を撮影してみました。東十条という東京屈指のオシャレタウンにとてもマッチしていますね。撮影しているときに何人か人が通ったのですが、私の腕に付けているのがクーポンマシーンだと誰も気付いていないようでした! 誰もクーポンマシーンだと気付かないなんて。誰も。

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インスタとかWEARでイキっているオシャレ野郎風の画像を作ってみました。フォトジェニックというやつですね。これは。

使用する

それでは、使います。実際の店舗で使用してしまうと、スタイリッシュすぎて全員失神してしまうので、家でやります。このマシーンには3つのクーポンを格納できます。

まずは、牛丼の大盛り無料券*1をスタイリッシュに出しましょう。



牛丼ボタンを開いて、



押すと……。


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スッ




スタイリッシュに出すことができました。
今のgif見ましたか? スタイリッシュすぎませんか。「スタイリッシュ」って音が聞こえませんでしたか。私には聞こえました。キリンってこんな鳴き声なんだみたいな感じで「スタイリッシュってこんな音なんだ」という衝撃を受けました。



続いてラーメンのトッピング無料券を出します。


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スッ




1品どころか、1億品くらいサービスされそうなスタイリッシュさでしたね。最初に勢いよく出て、少しためてから再び出るところなんか、たまりませんね。その出方、もしかして藤原ヒロシプロデュースですか? という感じのスタイリッシュさでした。



最後の1つは、「Tポイントカード」です。レンタルビデオ店だけでなく、コンビニやファミレスなどで聞かれることが多い「Tポイントカードお持ちですか?」という言葉。持っているけれど財布から出すときに、まごまごしてしまうのが嫌で、「あっ。だっ。あっ。いっいや」と返事をしているのが常です。

しかし、このマシーンを使えば、「Tポイントカードお持ちですか?」と聞かれたら、瞬時にカードを出せます。「てぃーぽ……」と聞かれた刹那、出すこともできるのです。やってみましょう。


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スッ




どうぞ

おわりに

これで、クーポンをスタイリッシュに出すことが可能になりました。心の中のパリス・ヒルトンに見せたら、「Good job !」と言いながら、だんだんと消えていきました。さよなら

クーポンを使うことで節約ができるということは、人間のエゴによって環境が破壊されていくと同じくらい当たり前のことです。クーポンを使うのって恥ずかしいんだよね。と、思っている同志の皆さんは、ぜひ作ってみてください。



ちなみに、デートのときに、カッコつけたいばっかりにクーポンを出すのをためらう人も多いと思います。しかし、このマシーンを使えば……。


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これで、ジュエルロブション(うろ覚え)で大盛り無料になりますし、あなたのスタイリッシュさにデート相手からの好感度が上がるのではないでしょうか。私はドン引きします。

著者:藤原麻里菜id:fujiwaram

藤原麻里菜2013年から、YouTubeチャンネル「無駄づくり」を開始し、無駄なものを作り続ける。Googleが主催するYouTubeNextUp入賞(2016年)。ライターとしては、第三回オモコロ杯未来賞、週刊SPA!「今読むべきブログ21選」、おもしろ記事大賞佳作など。横浜出身。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。ガールズバーの面接では「帰れ」と言われた。

YouTube:無駄づくり / MUDA-ZUKURI - YouTube ブログ:藤原麻里菜のブログ Twitter:@togenkyoo

*1:以降、登場するクーポンは架空のものです。念のため。

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