プリペイド・デビット・クレジット それぞれの特徴とメリットデメリットについて

 

中国やヨーロッパなどでスマホなどを使い現金をつかわない決済が増える中、日本人はいまだに現金決済の割合が多いといわれます。
その理由については色々言われているのですが、そういった現金を使わない決済方法としてクレジットカードとほぼ同じ感覚で使える「デビットカード」と「プリペイドカード」を取り扱う企業が増えてきました。
クレジットカードを含めたこの三枚は国際ブランドがが付帯していることもあるなど、よく似た部分もありますがそれぞれ特徴が違うのでここで解説していきます。

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要は「いつ支払うのか」の違い
この三枚のカードの違いを一番簡単に表しているのが「いつ支払いを行うのか」と言うことです。

具体的には
・プリペイドカード 事前支払い
・デビットカード 即時払い
・クレジットカード 後払い
と言う事になります。

 

昔からある「プリペイドカード」
一番イメージがしやすいプリペイドカードは「図書カード」か「クオカード」でしょうか?
プリペイドカードは事前に現金などで支払いを行い、支払った分のサービスを利用できるカードです。
図書カードやクオカード、商品券と言った贈答用の目的や、病院などの施設内のサービス利用を目的として昔から広く利用されていましたが、日常的に使うサービスとしては用途に制限がないクレジットカードのほうが優勢でした。
しかし近年のインターネット関連サービスの発達により、クレジットカードを持たない未成年やカードの不正利用に不安感があるユーザーなどに対してのサービスとしてコンビニなどでも扱われるようになりました。
プリペイドカードは先述した図書カードやGoogle関連サービスのみで使えるGoogle Playカードのように特定の目的のみで使えるカードと国際ブランドと提携して幅広いサービスで利用できるタイプの2つがあります。
ここでは後者のカードを3つほど紹介します。

 

LINEPayカード
通信サービスで有名なLINEが提供するプリペイドカードです。
JCBのブランドがついているのでJCB加盟店で利用することができます。
100円で2ポイントがたまり1ポイント1円換算で残高のチャージに使えるということで、還元率2%とクレジットカードと比較してもかなり高い事が魅力となっています。

 

auwalletカード
auがユーザー向けに提供しているプリペイドカードです。
マスターカードブランドがついているので、加盟店で使うことができます。
貯まるポイントはauの各種サービスで使えますし、auの各種サービスで貯めたポイントをauwalletのチャージに使うことも可能です。
ちなみにクレジットカードバージョンもあります。

 

V プリカ
オンライン決済専用プリペイドカードという変わり種です。
VISAブランドが付いていますが、カードとして発行されるわけではないので実際の店舗では利用できません。

 

プリペイドカードのメリット・デメリット
プリペイドカードは事前に支払いをする必要があるということで手続きとして面倒な部分があります。
ただし事前支払いなので与信などの審査を行いません。ですから殆どのプリペイドカードは未成年でも利用できますし、特定用途でつしか使えない物は贈答品として広く利用されています。
またクレジットカードと違い上限があるので不正利用などされた場合でもダメージが少ないと言う利点もあります。
ですからネット通販などの際に利用するという人も居ますし、ネットショッピングの際にカード決済だとどうしても無駄使いしてしまうという人などが自制手段としてプリペイドカードを使ったりもします。

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子供でも使いやすい

実は銀行のキャッシュカード「デビットカード」
クレジットカードなどと比較されることが多いデビットカードですが、実は銀行のキャッシュカードの追加サービスとして提供されています。
銀行口座と紐付けをして、カードを利用した際、即時に口座から支払いが行われます。
ですから基本的に口座に現金がなければ利用できません。
しかし、お金を借りるわけではないので殆どの場合審査無しで利用できます。
(一部の銀行では残高が足らない場合に自動的に融資を行うサービスを提供しており、このサービスを利用する場合審査を受ける必要がある)
そのため、未成年であったりなんらかの事情でクレジットカードを作ることができないユーザー、また作る予定がない方などにおすすめされることが多いようです。
デビットカードを提供する銀行は最近増えてきているので、興味がある方は一度自分の銀行のサービスを確認してみましょう。

 

デビットカードのメリット・デメリット
メリットとしてプリペイドカードの用にチャージが必要ないということがあげられます。
またデビットカードも基本的にお金を借りるわけではないので原則的に入会審査はいりません。
ですから未成年でも発行することは可能です。
逆にデメリットとしては、ポイント還元率やその他保険と言った優待がクレジットカードよりも低い事が多いという事があげられます。
またチャージの手間は要らないと言っても口座に現金がなければ利用できないという問題はあります。
デビットカードの中には残高が足らない場合自動的に融資を行い補填をするというサービスを提供している物もありますが、融資なのでもちろん利息を支払う必要がありますし、審査もあるのでデビットカードの手軽さという意味ではデメリットが大きいです。

 

立替カード「クレジットカード」
先に照会した二枚のカード「決済サービス」を提供していますが、クレジットカードが行うサービスは「商品やサービス代金の立替」です。
会員がクレジットカードを使って店頭で決済すると一時的にカード会社が商品代金を建て替えます。
そして後日まとめてユ会員に請求するので、会員は手元に現金がなくても商品を購入する事ができますし、店舗としてはカード会社が間に入る事で現金を使わない後払いサービスをリスクなしで利用する事ができるようになるというわけです。。
また会員は支払いの際にリボ払いや分割払いと言ったサービスを選択することも可能なので、月賦払いも受ける事ができるようになっています。。
基本的に一括払いであれば利息を支払う必要はありません。カード会社は分割払い時の利息と、店側が決済の際に支払う手数料を収益としています。
代金立替、つまり1種の借金を行うサービスなので利用者に対しては審査が存在し、審査に合格しなければ利用することはできません。

 

クレジットカードのメリット・デメリット
まずデメリットとして利用する(入会する)場合、審査を受けて合格しなければなりません。
ですからプリペイドカードやデビットカードと違い基本的に高校生などは発行する事はできません。(家族カードは例外)
その代わりに旅行保険などの各種保険や、特定の店舗での優待サービスなどが揃っており、一番お得に使えるのもクレジットカードとなっています。

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まとめ
支払い時期以外で3つの特徴を分類すると以下のようになります。
・審査なし プリペイドカード、デビットカード 審査あり クレジットカード
・チャージが必要 プリペイドカード 必要なし デビットカード、プリペイドカード

基本的にクレジットカードの優待が一番充実しているのですが、最近ではプリペイドカードやデビットカードでも還元率が高いカードがでています。
旅行保険や優待などに興味がない、ネットショッピングしたいけどクレジットカードは嫌だ、と言った方であればデビットカードやプリペイドカードを選択するというのも一つの手であるといえるでしょう。 

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