大手キャリアと格安SIMの料金を真面目に考えてみる

家の家計を見直すとき、収入より支出に目を向けることが1つのポイントです。いくら収入が高くても、支出が多ければ、お金は貯まりませんよね。

 

家計の支出の中でも特に大きいのが住宅ローン、車のローンや維持費、そして生命保険だと思います。これらのお金との付き合い方は色々な本が出版され、知識があるという人も多いのではないでしょうか。

 

さて、その次に家計の負担となる支出。それが通信費だと思います。家族4人もいれば、多い人では3〜4万円と払っている人もいるかもしれませんね。

 

では、なかなか目が向けられてこなかった通信費という支出について、他のお金の付き合い方と違うことを中心に真面目に考えていきましょう。

 

通信費は「払い続ける」支出である

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家のローンや車の支払いは、額が大きいものの、その支払いには期限があります。住み続けたり、乗り続けていればいずれ支払いが完了します。

 

一方で通信費は基本的に一生支払い続ける費用です。今の時代、スマホを持っていない人の方が少ないですし、ある日突然使わなくなるという人もいないでしょう。

 

スマホを持ち始めた日から毎月一定の額を支払い続ける…これがスマホとお金の忘れてはいけない関係といえます。

 

支払い総額はいくらになる?

大手キャリアと呼ばれるdocomo、au、SoftBankでスマホを契約す場合、最低でも6千円代後半の料金になります。新機種を分割で買うと1万円を超える場合もあるでしょう。

 

例えばこれを1人月額6千円で考えると年額で7万2千円、10年で72万円です。1人1万円として考えると、年額12万、10年で120万円です。

 

1人の場合ならいいですが、家族4人ともなると1年で48万円、10年で480万円にもなります。大学の学費ぐらいのお金が貯まってしまいますね。

 

そして、これは「一生」支払い続けるお金です。その額は30年で約1,500万円にも登ります。普段あまり意識しませんが、これほど大きな額になってしまうのです。

 

格安SIMならどのぐらいの値段になるのか

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一方で普及を始めている格安SIMは、圧倒的な料金差を生みます。ここでは一般的な「音声通話+3GBのデータ通信」のパターンで考えてみたいと思います。

 

このプランでの平均的な月額料金は1,700円程度。年額で20,400円、約2万円です。10年で約20万円ですね。これは1人の場合ですが、4人の場合は年額で8万円、10年で80万円です。

 

この時点で大手キャリアとは年額40万円の差がついています。これはシンプルに考えれば「年収が40万円アップしたこと」と同じことがいえるかもしれませんね。もしくは10年で子供のための大学の学費を貯めることもできるのです。

 

もちろん、格安SIMにも様々なプランがあり、データ容量やオプションによって若干の価格差が生じます。しかし、それを差し引いても大手キャリアのような多額な料金を払うことはないでしょう。

 

世の中に漂う「なんとなく意識」

スマホ料金が高いものの、なんとなく払い続けている…そう思ってはいないでしょうか。スマホを使い続けるために仕方のない支出だと思っていて、安くすることが難しいという意識もあるかもしれません。

 

家計から支出されるお金について、なんとはなしに支払い続けてしまうと、前述したように多額の料金を支払わなければなりません。一方で、通信費は特に意識されない支出かもしれませんね。

 

ただ、同じプランでもスマホを月額2千円以下で運用する人がいます。しかしそれは単に格安SIMに乗り換えただけで、それ以外に違いはないのです。

 

大手キャリア・格安SIMのメリット・デメリット

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大手キャリアにも格安SIMもメリット・デメリットがあります。乗り換えを検討する上で、それらを考え、自分のスマホ事情に当てはめることが大切です。

 

大手キャリアのメリット・デメリット

例えば大手キャリアのメリットはトラブルが起きても相談できる相手がいるということ。水没や端末故障の際、ショップに行けば代替機の貸出をしてくれるでしょう。

 

一方でショップで長時間待たされることが少なくありません。ときには何時間も待たされ、休日が丸々潰れてしまうということもあるかもしれませんね。

 

格安SIMのメリット・デメリット

格安SIMの最大のメリットは料金の安さです。先に述べたように、月額2千円以下でスマホを使用することができますから、家計にとって大助かりでしょう。

 

一方、最大のデメリットはトラブル時は自分で対応しなければならないことです。特にスマホ端末のトラブルに関しては、ネットで調べたり、手間のかかることが多いです。

 

もちろん、普段からトラブルが起きないよう予防することも大事です。ですが、トラブルというのは予測できないもの。ふとした瞬間にスマホを落として、壊してしまうこともありますが、それも対応できなければ格安SIMの運用は難しいかもしれませんね。

 

ちなみに通信速度が遅いというデメリットも、格安SIMではあげられますが、外出先で動画などパケットを消費するアプリを使わなければ、それほど大きなストレスは感じないと思います。

 

あなたに最適なプランは?

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大手キャリアにしても、格安SIMにしても、人それぞれのスマホ事情によってどれが合っているかが変わります。ですから、まずは自分がどれぐらいスマホを使っているかを考えなければなりません。

 

例えば大手キャリアに向いている人は、よく電話をする人です。LINEなどの無料通話アプリではなく、仕事で電話番号の通話をしなければならない、そして月に3時間以上電話をするようであれば、大手キャリアのほうが格安SIMを運用するよりも安くなります。

 

ただ、最近では格安SIMでも時間制限ありのかけ放題プランが出てきているため、大手キャリアのかけ放題プランを契約するメリットも薄まってきているようです。

 

格安SIMが合っている人は、ほとんど通話をせず、ネットサーフィンやSNS等の利用しかしていない人です。コミュニケーションはLINEやMessenger、Twitter等で済ますのであれば、格安SIMで十分でしょう。

 

学生さんや主婦の方には格安SIMがおすすめかもしれません。スマホを触る時間も少なかったり、家でWi-fiに繋いでスマホを利用するのであれば、なお格安SIMに乗り換えるべきだと思います。

 

メリット・デメリットを理解した上で決断を

大手キャリアと格安SIMにはメリット・デメリットの両方があります。そして、自分のスマホの使い方を考えたとき、どちらが得をする選択なのかを考えてみてください。

 

電話をほとんどしないのにかけ放題に入っていたり、Wi-fiをよく使うのに大容量プランに入っている...それではあまりにお金がもったいないですよね。

 

先に述べたように大手キャリア契約の場合、家族4人・10年で500万円近くの料金を支払うことになります。本当にその価値があるのかどうかを考えてみてください。

 

まとめ

普段何気なく使っているスマホ。大手キャリアを契約しているのであれば、それは決して安いサービスではありません。毎月1万円の負担はとても大きなものです。

 

その価格が適正かどうかは、自分自身で判断しなければなりませんが、もし高いと感じるのであれば、格安SIMに乗り換えることをおすすめします。

 

知らず知らずのうちに多額のお金を払ってしまうのはとてももったいないですよね。将来のためにも、目の前のお金を少しでも節約するようにしてみてください。

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