金を買うなら早い方が良い!その理由とは?

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株式、FX、投資信託、債券など様々な金融商品が存在しています。

その中でも、「金」の存在は特別だとされています。

 

金は、現物資産として保有することや売買取引で利益を得ることができます。

保有していても金利が付かないため、ハイリターンを求める人にとっては物足りなく思われがちです。

 

以前は、それほど注目を浴びていなかった投資先でしたが、昨今では金を購入する人が世界中で続々と増えているのが現状です。

 

今回は「金を買うなら早い方が良い理由」について説明していきます。

 

目次

 

1.金とは

金とは、世界中で共通の価値を持つ資産になります。

株や預金のように配当金や金利などは付きません。

しかし、戦争や経済危機、災害など有事があった際には非常に心強い資産の1つです。

 

金の価格や売買は、為替取引と同様に世界中の市場で取引をすることができます。

ロンドン市場やニューヨーク市場、スイスやアジアなどで売買されています。

 

金の価格は国際価格と日本国内の価格の2種類あり、国際価格は1トロイオンス(31.1035グラム)あたりを米ドル建てで換算しています。

 

日本国内の価格は金の国際価格を円建てに換算し、トロイオンスからグラム単位に計算して出されています。

つまり、日本国内の金価格と米ドル/円の為替レートによって金の価格が大きく変わってきます。

 

一般的に、「円高になると金の国内の価格が安くなり、円安になると高くなる」と言うわけです。

 

つまり、金を国内で買いたい場合は、その日の為替レートが円高に振れている際に購入することが良いでしょう。

逆に、金を売却したい場合は、円安時を狙うと高く売ることができます。

 

金価格に影響を及ぼすもの

金の価格は、常に変化し金の需要や世界の経済状況、為替レート、ニュースなどから影響を受けます。

 

金の価格に影響を及ぼす主なものを以下にまとめてみました。

  • ・世界の国の中央銀行の金の購入や売却
  • ・金利の低下や上昇
  • ・インフレやデフレ
  • ・世界の政治・経済
  • ・原油価格

 

世界各国の中央銀行は金を購入したり、売却したりします。

この場合、莫大な金の取引高になるので購入すると金価格が上昇、売却すると金価格が下落することになります。

 

各国の政策金利が上がった場合、金から金利の付く預金や債券に流れます。

 

そのため、金利が上がった場合は金価格は下落します。

反対に、金利が下がった場合は現金や債券などから金に資金が流れるため、金価格が上昇します。

 

物価が上がるインフレの際にも金価格は上昇します。

これは金がインフレヘッジができる資産になっているからです。

 

原油価格の上昇も金価格の上昇を起こし、原油の下落は金をも下落させてしまいます。このように金価格絶えず変動し、少しの世界の動きによって価格が決まります。

 

2.金を買うなら早い方が良い理由

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金利が付かないのに金を保有している目的は、何と言っても「将来的に価値が上がる」ことに尽きるでしょう。

つまり、単純に安くかって値が上がった時に売却し、その差益を得ることにあります。

 

金を買うなら早い方が良い理由は、ずばり言って「今後も値上がりが期待できるから」になります。

現在、新興国を中心に各国の中央銀行が金の購入に乗り出してきています。

 

世界の金鉱山会社によって運営される期間であるワールド・ゴールド・カウンシルによると、新興国の金の保有量は2016年までの5年間で約7%も上昇していると言います。

 

これほど金に投資しているのは、自国の通貨不安に備えて資産防衛をしているということです。

さまざまなリスクに備えて、多くの国々が金の魅力を見直し始めたというところです。

 

特に金の保有量を増やしているのがロシアと言われていて、ロシアの中央銀行は年間で12%も増えた様です。

 

ロシアなど天然資源を輸出することで外貨を得ている国は、新しい資源や技術の発見で輸出資源の価格が下落するかはわかりません。

 

その際には通貨危機が起こる可能性があるため、今のうちから金を購入し、自国の通貨価値を保つというわけです。

 

この他には、米国債券によりも確実な現物資産である金への投資を活発化させているのがカザフスタンやトルコなどです。

中国は急速に金購入を行っている国の1つで、今後も衰えることはないでしょう。

 

このように、今後は自国の通貨や不安定な債券などの資産から確実な資産である金への資金流入がますます増えると予想されます。

 

そのために、金購入を考えている方は今のうちかが購入をする方がよいと言えるでしょう。

 

自分資産のポートフォリを作成した場合、金は全資産の10%~20%ほどがよいとされています。

 

3.金の購入方法

金は金融機関や地金商で購入することができます。

購入単位は1キログラム単位から500グラム、100グラム、50グラム、10グラム、最少量で5グラムほどから購入できます。

各業者によって購入条件は異なります。

 

預入れ期間は無期限で、満期はありません。

金利の支払いは無く、いつでも売却をすることはできますが、その時の金価格や為替レートによっては損失を被る場合もあります。

 

金は店頭で購入することもできますが、ネットでのオンライントレードや金の積立、金貨などの形で投資をすることができます。

 

特に純金積立では月々3,000円程度から始めることができ、ドル・コスト平均法によって購入コストを下げることもできます。

 

200万円以上の金を購入する場合は、本人確認書類が必要になります。

多くの店舗で支払いは現金のみということもあります。

 

4.金の税金

金を売却した際に得た利益は、通常は「譲渡所得」と見なされます。

この譲渡所得には年間で50万円分の控除があるため、他の譲渡所得と合算して50万円未満の利益は非課税です。

 

仮に50万円以上の利益を得た場合は、金の保有期間によって課税方法が変わります。

 

購入後5年以内で売却した場合は「短期譲渡所得」とみなされ、(金の売却益+その他の譲渡益)-50万円になります。

 

5年以上保有した場合は、長期譲渡所得と見なされ(金の売却益+その他の譲渡益)-50万円×1/2になります。

つまり5年以上保有して売却した方が、税金が安く済むと言うことです。

 

金の相続と贈与

金を相続や贈与された場合、当然税金がかかってきます。

全ての相続財産が基礎控除額を超えると相続税が発生します。

 

金の相続価値は、所有者が死亡した日の時価になり、贈与の場合は贈与が成立した時の価格が評価額になります。

 

金を売却する場合

平成23年の所得税の改正法により、売却金が200万円を超えた場合は貴金属商から税務署に支払調書が提出されます。

 

この支払調書とは、売却人の氏名や住所、マイナンバーなどが記載された書類になります。

 

5.今後の金投資

今後も金はますます需要が伸びていくと予想されます。

各国の中央銀行の金への資金流入は留まるところを知りません。

金を保持することで自国通貨の安定を図ろうとする国は多くあるからです。

 

特に中国やインド、ロシアでの需要が高まっています。

北朝鮮の核問題など世界情勢の雲行きが怪しくなると、国だけではなく個人の富裕層などの間でも金への投資が盛んになると言えます。

 

このため、金投資を考えている人は、金価格が高騰する前に少しでも早い段階で購入を検討すると良いでしょう。

 

いかがでしたか。

この記事が皆様の一助になれば幸いです。

著者:hironohikari

前職では大手証券会社のコンサルティング業務に携わり、現在は金融ライター兼トレーダーとして活動しています。皆様のお役に立てる情報を発信していきたいと思います。

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