ライフプランでお金の不安を解消!作り方と見直し方

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何をするのにも、お金の不安というものはつきまとうものです。

 

「今の収入で結婚できるのか?」

「子どもの教育費はちゃんと払えるのか?」

「老後はいくらあれば十分なのか?」

「そもそも、今の収入で生活し続けることができるのか?」

将来の不安を挙げていったら、きりがありません。

 

この不安の原因は、一体どこにあるのでしょうか。

その原因は、お金の問題が「漠然としてしまっている」ことにあります。

 

インターネットやテレビなどで、さまざまな情報があふれている現代社会です。

「子ども一人育てるのに2,000万円かかるらしい。」

「老後は公的年金がもらえなくなるのではないか?」「友人が結婚式に500万円かかった。」

このような断片的な情報を聞くことで、「生きていくためには、とてもお金がかかるらしい。」と感じ、不安になってしまっている方もいるでしょう。

 

しかし、「いつ、何に、いくらかかるのか?」を見えるようにし、問題点を具体的にすることで、その不安を解消することができます。

 

そのための第一歩が、「ライフプランを立てる。」ということです。

ライフプランを立てることで、これまで漠然としていたお金の問題が具体的になり、解決策を見つけ出すことができるようになります。

 

ライフプランと聞くと、「なんだか面倒で難しそうだな」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、インターネットのサイトやアプリを活用すれば、いくつかの簡単な質問に答えるだけでライフプランを立てることができます。

 

この機会に、一度ご自身のライフプランを立てみて、お金に関する疑問を解決してみましょう。

 

1.ライフプランとは何か

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そもそもライフプランとは何でしょうか?

「ライフプラン」、別の言い方を「マネープラン」とも言います。

「ライフプラン」とは読んで字のごとく、人生設計のことです。

 

  • ・何歳で就職し、何歳で退職するのか
  • ・どのような職業人生を送るのか(同じ会社で働き続けるのか、転職するのか、独立するのか)
  • ・いつ結婚するのか(またはしないのか)
  • ・何年後に子どもを持つのか(または子どももたないのか)
  • ・家は買うのか・買わないのか

さまざまなことを計画立て、「その人生を歩むためには、いつ・いくらお金がかかるのか?」ということを目に見える形にすることが「ライフプランを立てる」ということです。

 

注意していただきたいのは、ライフプランは「お金がかかるから、やっぱりこれは無理そうだな。」と言って、何かをあきらめるためだけに立てるものではないということです。

 

もちろん、あれもこれも計画していては生活が成り立たなくなってしまいます。

大切なことは、ライフプランを立てることによって「自分はこうやって生きたい」ということを浮き彫りにし、物事に優先順位をつけることができるようにしていきましょう。

 

この優先順位をつけることによって、今後どのようにお金と付き合っていけばいいのかが見えてきます。

 

2.ライフプランの仕組み

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ライフプランは、大きく2つの項目からなっています。

1つ目が「ライフイベント」、2つ目が「キャッシュフロー」です。

 

これら2つを見やすくした表を、それぞれ「ライフイベント表」、「キャッシュフロー表」と言います。

この2つの表を組み合わせることで、「人生のどのようなイベントでいくらお金がかかり、どれくらいの蓄えが残るのか?」といったことが明らかになります。

 

(1)ライフイベント表の内容

ライフイベント表とは、何歳の時に何をするか?」という人生のイベントや、自分の趣味・老後の過ごし方などを一覧にまとめた表です。

 

ライフイベント表では、「何歳の時に結婚するか?」といった自分自身のイベントだけでなく、「子どもが何歳で独立するのか?」、「子どもが産まれてから夫婦のどちらかが仕事をやめるのか、それとも続けるのか?」といった、家族のイベントも含めて一覧表にします。

ライフイベント表の中に含む主な項目は、以下の内容です。

 

【自分自身のことについて】

  • ・就職の時期はいつか?(またはいつだったか?)
  • (※既に社会人になっている方も、こちらの項目が必要になります。就職の時期によって、厚生年金への加入期間が変わるためです。)
  • ・結婚はいつか?(またはしないか?)
  • ・家は買うか?買う場合、どのような場所にどのくらいの家を買うか?
  • ・車は買うか?買う場合、買い替えの頻度はどれくらいの周期か?
  • ・子どもの有無(または子どもの希望(何年後に何人ほしい、など))
  • ・子どもが産まれた後、仕事と育児の分担をどのようにするか?(どちらかが仕事をやめるか?)
  • ・何歳でリタイアするか?
  •             など

 

さらに、すでに配偶者がいる場合や、将来の結婚・出産を希望している場合には、配偶者と子どものライフイベントも必要となります。

 

【配偶者のことについて】

  • ・就職の時期はいつか?
  • ・子どもが産まれた後、仕事と育児の分担をどのようにするか?(どちらかが仕事をやめるか?)
  • ・何歳でリタイアするか?
  •            など

 

【子どものことについて】

  • ・出産時期(現在から何年後に希望するか?)
  • ・学校は、私立・公立どちらに通うか(幼稚園・小学校・中学校・高校・専門学校・大学、それぞれについて)?
  • ・いつ独立するか?
  • ・いつ結婚するか?
  •          など

 

さて、既にパートナーがいる方は、ライフイベントを立てる時点でとても重要なポイントがあります。

それは、ライフイベントは一人で立てずに、パートナーと一緒に立てるということです。

特に、こどもの教育や家の購入など、一人では決められないイベントがいくつもあります。

 

なかなか改まって話をする機会もないかもしれません。

しかし、ライフプラン表の作成を機に話し合ってみることで、お二人の意見をすり合わせることができるでしょう。

それにあわせて、将来かかるお金を準備し始めることができるでしょう。

 

(2)キャッシュフロー表の内容

ライフイベント表が完成したら、次は「キャッシュフロー表」の作成です。

キャッシュフロー表とは、お金の収支を一覧にした表です。

 

「毎月いくらの収入があって、どのタイミングでいくら出ていくのか?」ということを示した表です。

先ほどのライフイベント表は、将来「こうなったらいいな。こうしたいな。」という、家族の希望を一覧にしたものです。

 

一方で、このキャッシュフロー表は、「今いくらお金があって、これからどの程度の収入が見込めて、ライフイベントの度にいくらお金がかかるのか?」という現実的な部分を一覧にする作業になります。

キャッシュフロー表には以下の項目を入れ込みます。

 

【収入】

  • ・今の世帯収入はいくらか?
  • ・収入の将来予測(今後上がる見込みや、出産に伴う退職などで下がる可能性など)
  •        など

 

【支出】

  • ・月々の家賃または住宅ローンの支払い金額(現在かかっているコスト、もしくは家を購入する場合にかかるコスト)
  • ・車を購入する場合は、その購入費用と維持費
  • ・毎月かかる家賃以外の固定費はいくらか?(水道光熱費、保険料、携帯電話・インターネットなどの通信費)
  • ・食料品、衣料品などの費用
  • ・趣味や旅行などにかかる費用
  • ・雑費
  •        など

 

キャッシュフロー表の作成にあたって重要となるのが、現在の支出です。

子どもの教育費や老後の資金計画(公的年金からの収入)などについては、一般的な数値を使うこともできます。

 

しかし、より正確に把握するためにも、「毎年の支出は今いくらかかっているのか?」といったことをもとにして、数字を入れた方が良いでしょう。

より正確にキャッシュフロー表を作成できるだけでなく、ライフプラン表の収支が赤字になってしまった場合に、「見直さなければいけないところがどこなのか?」を具体的に見ることができます。

 

3.簡単にライフプランが立てられるサイトやアプリ

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ここまで読んで、「ちょっと自分で作るのは大変そうだな。」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

 

インターネット上には、ライフプラン表のひな形が数多く存在しています。

しかし、Excelのひな形を使用しても、実際に必要な数値やライフイベントを自分で考えて入れ込んでいくのは、とても手間がかかります。

 

そこでおすすめしたいのが、インターネットやアプリなどの既存のシステムを使用してライフプラン表を作成する方法です。

 

中でもおすすめなのが、家計簿と連携してライフプランを作成できるアプリです。

家計簿と連携するタイプのアプリであれば、日々の収支をライフプラン表に反映することで、より正確に「どの支出を削ることができるか?」といったことを簡単に把握することができます。

さらに、ネットバンクと連携して、資産残高や収支を勝手に記録してくれるものもあります。

 

「家計簿をつけるのは苦手だけど、お金の動きは知っておきたいな。」という方向けですので、ぜひ使ってみて下さい。

 

また、サイトの中には「何年後に収支が赤字になる。」といったような、結果だけわかるサイトもあります。

細かい部分が分析できずに一層不安が増すだけですので、結果だけわかるようなサイトの利用はあまりおすすめしません。

 

4.ライフプランを立てたら、早速行動してみよう!

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ライフプランを立ててみると、思っていたよりも早い段階で収支が赤字に転じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

また、赤字に転じなくとも、毎月の生活費がぎりぎりでなかなか貯蓄ができない場合もあるかもしれません。

 

ライフプランは立てるだけで満足してしまっては、意味がありません。

ライフプランを立てたら、一度お金の流れを見直して、すぐにでも始められることはないか検討してみましょう。

 

見直しのポイントは以下の通りです。

 

(1)ライフイベントの優先順位をつけ、削れるものは削る

これは特に収入の高いご家庭で起こりやすいことなのですが、ライフイベントに優先順位がつけられず、支出が大きく膨らんでしまうケースがあります。

 

「家は都心のマンションを購入し、子どもは幼稚園から私立の学校に入れ、大学までエスカレーターで進学させたい。」

「食糧費や衣料品にもお金をかけて、車も買いたい。」

「できれば、年に1回家族で海外旅行にも行きたい。」

 

これ自体はどれも悪いことではありませんが、やりたいことに収支が追いつかなければ、意味がありません。

すべてをやって蓄えも残すためには、さらに収入を増やすか、支出を減らすしかありません。

 

一度、「自分がこうしたい!」といった内容でライフプラン表を作成してみるのはとても大切なことです。

そのうえで、収入が支出に追いつかないようであれば、支出に優先順位を付けてみたり、ライフイベントのタイミングをずらすなどして、収支のバランスをとってみましょう。

 

(2)現時点で、日々の生活にお金がかかりすぎていないか?

特に、家賃や保険料、通信費などの固定費。

保険料や通信費は、目に見えない商品です。

 

本当にその契約内容が必要なのか、同じ内容でもっと安い会社はないのかどうかについて考えてみるようにしましょう。

保険や携帯電話などの契約では、内容がよくわからないので営業マンに言われるがままに契約してしまっている方も時々いらっしゃいます。

 

保険や携帯電話の契約内容を見直すだけで、1世帯で数万円の節約ができるご家庭もよくあります。

 

「本当にそんなに節約ができるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

保険をネット生保に切り替え、携帯電話を格安SIMに変えるだけで、それくらいの節約ができることもあるのです。

 

いずれも、毎月支払いが発生するものですので、その効果は想像以上に大きくなります。

これまで毎月2万円余分に支払っていた保険料や通信費を貯蓄にまわし、20年間貯め続ければ480万円になります。

これが3万円であれば、720万円です。

月々の数万円は侮れません。

 

もし、「せっかくそんなにお金が浮いても、その分月々の他の支払いに使ってしまいそう。」という方には、自動的引き落としの積み立て口座に、預金を移すことをおすすめします。

まずは自分の家計に無駄がないか確認してみましょう。 

 

5.まとめ

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ライフプランも、実際自分で立ててみるとなると、何から手を付けていいのかわからなくなってしまいます。

 

今回はライフプランの全体像をご理解いただくために、ライフイベント表やキャッシュフロー表の少し細かい部分まで説明させていただきました。

 

実際には、サイトやアプリの案内に沿って、ライフイベントや希望する生活水準を入力していくだけで、簡単にライフプラン表を作成することができます。

 

その場合にも、以下のポイントを念頭に置いて、ライフプラン表を作成してみて下さい。

  • ①すでにパートナーがいる場合には、パートナーと話し合ってライフイベントを考えてみる。
  • ②キャッシュフローを作成する場合には、できるだけ現在の支出を反映する。
  • ③簡単にライフプランを立てることができるアプリやサイトがあるので、アプリやサイトを活用する。家計簿や銀行口座と連動しているアプリは、収支を正確に反映することができるのでおすすめ。
  • ④ライフプランを立てたら、早速行動。毎月の固定費から削れるところがないか検討してみる。
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