【熟読】投資予測ができない人は「アノマリー」を学ぶべし

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株式投資を始めると、相場は人の心理が動かすものだというものがわかります。

 

昨今ではAI技術による売買に感情を入れない方法も出てきましたが、大半の一般トレーダーは自分の感情によって売買してしまうことが多いです。

 

相場は生き物のような物だと言われていて、見えない力によって予測不能な動きをすることも多々あります。

このように理由もなく相場が変動することを「アノマリー」と言います。

 

今回は「【熟読】投資予測ができない人は「アノマリー」を学ぶべし」についてご説明させて頂きます。

これから株をしたい人、株の勝率を上げたい人におすすめです。

 

目次

 

1.アノマリーとは?

株式市場は国内外の政治経済などの影響を受けて変動するため、日々のニュースや各種の指標などは相場予測には欠かせないものです。

 

しかし、一方でなぜ相場が動いたのかがわからない、もしく明白な理由や法則がないのに異常な相場の動きを「アノマリー」といいます。

 

このアノマリーは昔からあり、多くは株式について言及されています。

昔からのプロの相場師などは、この数値では測ることのできない「アノマリー」を重要視しています。

 

この「アノマリー」を知ると、資産効率が上がると言われているからです。

 

アノマリーは株式投資以外にも為替や先物、債券などの他の金融商品にも当てはまるとされています。

 

2.天気と相場

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最も身近で直ぐに学ぶことができるアノマリーの代表が「天気と相場」になります。

 

株式相場の動きは投資家の心の持ちようで変化することが多く、天気が株価に影響を与えることもあります。

 

基本的に人間は気分が良い時は「買」、気分が落ち込んだり不安になると「売」傾向があります。

 

つまり、天気が「晴れ」だと投資家が積極的になり、買い注文が多くなります。

反対に、「雨」だと気分が消極的になり、売り注文が多くなると言われています。

 

ポイント

晴れの日:株価が上がる

雨の日:株価が下がる

 

3.曜日と相場

曜日でも相場は影響を受けると言われています。

一般的に月曜日は株価が高くなり、金曜日は株価が下がるとされています。

 

週初めでは新規の注文を取るため、買い注文が増えて株高になります。

その反対で、金曜になると相場が休みになるため、利益確定の売りが多く入ることで株価が下がるということです。

 

ポイント

月曜日:株価が上がりやすい

金曜日:株価が下がりやすい

 

このように天気と曜日によって株価が変動することがあります。

株を買いたい場合は、雨の金曜日で市場が閉まるぎりぎりの時間帯、売りたい場合は晴れた月曜日の午前中など自分なりに工夫をしてみると良いでしょう。

 

4.季節と相場

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年単位で株を保有している人は、年間を通しての株価のアノマリーを把握しておくと便利です。

季節と相場の関係を表にまとめてみました。

 

【季節と相場のアノマリー】

相場

株価の動き

1月

お正月相場

年末年始にかけて相場が閉まるため、その間に投資家の買い意欲が上がると言われています。年始は株の買い注文が入りやすいため、株価も上がる傾向があります。

2月

節分天井

彼岸底

1月のお正月相場の熱は、2月の節分を天井に、下がっていくと言われています。3月の彼岸には株から底値まで下がると言われています。

3月

新年度相場

プロの投資家やファンドマネージャーなど機関投資家は4月から新しく運用を始めることが多いため一旦株価は高値を出しやすくなっていると言われています。

4月

鯉のぼり天井

 

4月からGWにかけて株価は上がり続けるとされていて、こどもの日には株式相場は天井を迎えます。

5月

Sell in may

6月からは株の売り相場が始まると考えられているため、5月には利益確定で株を売ってします人が多いようです。

6月 7月 8月

夏枯れ

熱い時期が到来すると株式相場の動きも鈍くなります。一旦ここで株式は安定し、あまり大きな変動を起こさないのが特徴です。

9月

彼岸底

3月の彼岸と同様に、9月の彼岸も株価は安値に傾きやすくなっています。

10月

稲穂相場

稲穂が垂れる時期は株式相場がもたれ気味、つまり下がると言われています。

12月

クリスマス相場

餅つき相場

クリスマスではアメリカの投資家たちが休暇に入るため、旦利益確定の売りをします。このことからクリスマス相場は株価を下げると言います。

日本では年末にかけて節税対策などの理由から、売り注文が多く発生すると言われています。しかし、来年度への期待から買い注文も入るため相場は上下し、餅つきで杵を上下に動かすことから「餅つき相場」と言われています。

 

このように、株式相場は年間を通して経済的な状況以外に動きます。

1月は株を売りたい人には高値で売れるチャンスの時期で、2月、3月は株を購入する際には安く買える可能性が高いです。

 

2、3月で購入した株は4月の鯉のぼり天井周辺で高く売り、安値で買いたい場合は9月の彼岸底がおすすめです。

 

12月は相場が変動しやすい時期でもあるので、短期売買を繰りかえして利益を重ねたい方にはぴったりの時期になるでしょう。

 

株は季節やその時々の心情によって動くことがあるので、株式で勝率を上げたい場合は年間アノマリーを覚えておくと非常に便利です。

 

5.投資の格言

投資の格言も売買する上で非常に参考になります。

有名な投資の格言をいくつか紹介していきます。

 

売買のタイミングに迷った時の格言

  • ・閑散に売りなし
  • ・押し目待ちの押し目なし

 

以上の格言を参考にすると良いでしょう。

閑散に売りなしとは、相場が方向性がはっきりしない「持合い相場」などの場合、上がるか下がるかが予想しづらいです。

そのため新規での買いが入らず、相場は静かです。

 

この持合いになると株を売る人が多くなり、そのタイミングを見計らいプロや勝ち組は狙って購入するため、自分が売った後に株価が上昇することになります。

 

そのことから、先人たちは「閑散時にうりなし」と言葉を残しています。

持合い相場では、まずは売らずに買い注文が増えるのを待ってみると良いでしょう。

 

2番目の格言は、株価が上昇中の銘柄を買う場合「高値つかみ」になる可能性があることを示唆しています。

 

高騰した株はいつかは下落しますので、そのタイミングを見計らうことです。

株価がいくらになったら購入するなど、金額を自分なりに決めることが大切です。

 

トレードが上手くいかない場合の格言

トレードが上手くいかない場合の格言は以下の2つになります。

  • ・売るべし、買うべし、休むべし
  • ・見切り千両

 

まず上の格言ですが、こちらは全然調子が出ない場合は思い切って相場を休むことを意味しています。

株式投資には「買うこと」「売ること」の他に「休むこと」もできると意味しています。

 

上手くいかない時に取引を重ねるほど負けてしまうことがあるので一旦小休憩をとって、心を落ち着かせましょうということです。

 

次の格言は、自分が買った銘柄が値下がりし続けて上がる見込みがない場合、思い切って損切をしましょうという意味になります。

 

失敗を認めて、残った資金で別の銘柄に投資を行えば、損失を取り戻せる確率があるからです。

 

損切りは、損を確定するため行うのが難しいのですが、長い投資生活で見ると千両の価値があると言うわけです。

 

このように、株式投資には先人たちの経験や知恵から生まれた多くの格言が残っています。

これから株取引を始める人、既に始めている人も悩んだときなどに参考にすると良いでしょう。

 

いかがでしたか。

この記事が皆様の一助になれば幸いです。

著者:hironohikari

前職では大手証券会社のコンサルティング業務に携わり、現在は金融ライター兼トレーダーとして活動しています。皆様のお役に立てる情報を発信していきたいと思います。

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