新型iPhone発表でアップル株はさらに最高値更新か?!

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9月12日に3種の新型iPhoneを発表すると公表した米アップル社。発表イベントを建築中であるアップル社の新施設、Steve Jobs Theaterで行うとのことです。

 

 
こちらの建物内部は講堂のようなスタイルとなっており、なんと1000人規模で収容できるという巨大シアターです。
 
そのような注目の巨大新施設でのイベントとあって、新型iPhoneだけでなく、シアター自体への注目も集まっています。
 
2007年からアップルは継続的に新型iPhoneを発表・発売し、発売日には店舗前に購入希望者が長蛇の列をなすという光景が当たり前となるほど、毎回その注目度は高いものとなっています。
 
販売開始からちょうど10年を迎える今年2017年、どのような新型iPhoneを披露してくれるのか、世界中が注目しているところです。最高値を更新しているアップル株ですが、果たして今回の新型iPhoneの発表がアップル株の株価にどれだけプラスとなるでしょうか?すでに高値を付けていますが、今回の新型の販売や今後を見据えると今が買いでしょうか?
 
歴代iPhoneが販売された時期とその株価を見ていき、今回の発表がどのどれほど影響を与えるのか考えて行きたいと思います。
 
 

2007年初代iPhone発売 低い水準でも上昇

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2007年に初代iPhoneは産声をあげました。これまでの携帯電話にはなかったタッチスクリーンやPCに引けを取らないスペックを持ったiPhoneはそれまでの携帯電話と一線を画すものだったことは言うまでもありません。
 
発売日は6月29日。当時株価がまだ低い状態であったアップル社の株価は、iPhone発売2ヶ月前の2007年4月には約13USDでした。それが販売が開始された6月末には17.43USDへと上昇。その後順調に上昇し、年末には27USDにまでなったのです。
 
最初の価格が低い水準であったため、半年間で倍程度にまで上昇したということになります。iPhoneの人気に後押しされた株価の上昇と言えるでしょう。
 
 
 

2008年 IPhone 3G発売 秋の株価下落はジョブズに関する噂が原因?!

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初代iPhoneが発売されてから約1年後の2008年7月に当時最速だった3G回線を使用できるiPhone 3Gが発売されました。GPS機能も追加され、さらに使い勝手がよくなりました。
 
株価はというと、2008年に入ってからは一旦2月に17USD台まで下落する局面を迎え、その後はiPhone 3G発売の7月までには持ち直し、25USD前後で推移していました。
 
しかし、販売開始後、7月下旬からは株価が年末まで下落し、一時11USDまで下がったことも。iPhoneの販売台数は好調だったのですが、なぜこのような急激な株価下落が起こったのでしょうか。
 
この年の9月にあのリーマンショックが起こり、市場は大荒れとなりました。その影響をアップル株も受けたと言えます。
 
その他の理由としては、CNNによるとそれは当時のアップル社のCEO、スティーブ・ジョブズに関するある噂が原因ではないかとのこと。ジョブズが心臓発作で救急搬送されたという情報がネット上に掲載され、そこから10分で株価は10%も下落。アップルの広報が誤った情報であると発表し、ネット上の情報は削除されたそうです。
 
 
スティーブ・ジョブズの噂によって、株価にそれほど大きな影響が出るというのは、アプル関係者だけでなく、株主においても、ジョブズが大きな存在であるかを認めているエピソードですね。
 
 

2009年 iPhone 3GS発売 株価は緩やかに上昇

 
1年ごとに新型iPhoneを発表しているアップルは、3Gから約1年後の2009年6月にiPhone 3GSを発売しました。高速化、バッテリー寿命の改善、オートフォーカスカメラ、動画撮影機能など、今となっては当たり前である機能が新しく追加されたのがこの3GSでした。
 
株価は1月に12USD台からスタートし、3GSが発売された6月には20USDまで回復。年末には30USDにまでなりました。iPhoneの販売台数は引き続き好調で、2008年の約2倍まで台数が伸びたこともあり、株価も順調に上昇を続けた模様です。
 
 
 

2010年 iPhone 4発売 販売月までに大きく上昇

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2010年6月には平面デザインを採用したiPhone4が発売されました。小型化され、テレビ電話機能も搭載され、より活用の幅が広がりました。
 
株価はというと30USDでスタートした後、しばらくは横ばいで推移してましたが、3月上旬から上昇し始め、iPhone4の発売された6月には40USD目前まで上昇。その後、年末には46USDになりました。
 
2010年のiPhone販売台数はさらに増加し、2009年の約2倍となったことも株価上昇の要因となっているでしょう。
 
 
 

2011年 iPhone 4S発売 大きな下げもなく、順調に上昇

 
デザインに変更はないものの、カメラやグラフィック性能などが向上したiPhone4が10月に発売されました。自然言語処理システムであるSiriが搭載されたのもこのモデルが初。
 
2011年のアップル株価は緩やかに上昇していきました。iPhone4S発売時期には盛り上がりをみせ、またその後は一時若干下落する局面もありましたが、大きな動きはなく、緩やかに年末まで上昇しました。スティーブ・ジョブズがCEOを辞任したことも株価にそれほど大きな影響を与えませんでした。年初から年末まで約10USD上昇し、約57USDで終わりました。
 
販売台数は前年度比約8割アップと、相変わらず好調だったことも株価の上昇と関係しているでしょう。
 
 

2012年 iPhone 5発売 需要の陰りを懸念し、年末にかけて下落

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9月にはカメラ性能が向上し、LTE対応にもなったiPhone5が発売されました。デザインも変更され、サイズが大きくなっています。 
 
株価はiPhone 5発売の9月までは上昇を続け、100USDまで登りましたが、その後下落。この年は約72USDで終了しています。この下落の原因としては、アップル製品に対する需要に陰りが出てきたというアップルの観測があります。
 
 
まだ販売台数は顕著に伸びを示していましたが、今後アップルがどのような商品を販売していくかというところが試される時期になり、投資家たちが売りにでたようです。
 
 

2013年 iPhone 5s/ 5c 株価は下落から順調に回復するも、販売台数の伸びは大幅に縮小

 
2種類のiPhoneが同時リリースされたのが2013年9月。指紋認証が搭載されたり、高速化が進んだこのモデルはカラーバリエーションも豊富となり、より幅広い層へターゲットとして開発されたと言っていいのではないでしょうか。
 
前年末に下落していた株価はさらに下落し、4月には55USDにまでなりました。そこからは上昇し、販売時期以降も年末まで値上がりを続け、80USD目前まで回復し、終了しています。
 
この辺りから販売台数の伸びも縮小し、前年比20%アップ程度に収まっています。やはい需要の陰りが株価にも影響を見せていたようです。
 
 

2014年 iPhone 6/ 6 Plus 株価は継続して上昇し、3桁まで成長

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9月に新型を2種類リリース。画面サイズを大きくし、薄型のデザインに変更になりました。さらにカメラやグラフィック性能が向上し、さらなる高速化が計られました。
 
株価は大きな下落なしに、安定して上昇を続け、80USD目前のところから112USDまで値上がりしました。
 
販売台数の伸びはさらに縮小し、前年度比12%アップに止まっています。
 
 
 

2015年 iPhone 6s/ 6s Plus 期待はずれの販売台数で株価下落

 
カラーバリエーションのさらなる充実、カメラ性能の向上、3D Touch対応など、新たな機能が加わった新iPhone 6sと6s Plusは9月に発売されました。
 
安定して上昇していた株価は6月には130USDになったものの、その後下落し、約107USDでこの年の取引を終えています。
 
この下落の要因はiPhone需要への陰りがいよいよ現実のものとなってきた可能性からです。7月にアップルが収支レポートを出しました。業績は決して悪くはなかったものの、期待よりもiPhoneの販売台数が伸びなかったことや、短期間での買い替えを必要としないスマートフォンに頼っての経営は厳しいと言った見方が広がり、株価に影響が出た模様です。
 
 
しかし、2015年の販売台数は前年度比36%アップという結果となっています。
 
 

2016年 iPhone SE発売 年末にかけて上昇

 
iPhone 5sと同サイズながらもiPhone6と同レベルのスペックを持ったiPhone SEを3月に発表。
 
年初は引き続き下落を続けていた株価が、徐々に上昇し、年末にかけて結果110USD台まで回復しました。
 
 

2016年 iPhone 7/ 7 Plus

 
大幅なデザイン変更はないものの、カメラ機能には手ブレ補正機能やさらに画素数が上がり、カメラ機能が向上した新モデルは9月に発表されました。
 
2016年前半はほぼ横ばいで推移していた株価は、新型iPhoneへの期待の高まりもあってか、後半では緩やかに上昇し、116USDで終えました。
 
iPhoneの販売台数は2016年に初の減少となり、前年比約18%減となっています。
 
 

2017年 9月12日発表の新型iPhone 株価は最高値を更新中

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9月12日の新型iPhoneの発表を前に、株価は好調。2017年は順調に上昇しています。115USDから9月には163USDまで値上がりし、最高値を更新している状況です。
 
 

新型iPhoneの発表と業績良好で株価はさらに好調か

 
これまでの流れの中でやはり新型iPhoneが発表、販売される時期にかけて株価が上昇している傾向にあります。その後はその年の業績だったり、販売台数などに影響を受けて株価が動いていると言えます。
 
今回の新iPhoneの発表に先駆けて株価は最高値を更新してきています。8月に公表されたアップルの2017年第3四半期の業績も好調で、売上高は7%増大したとのこと。iPhoneの販売台数自体には以前ほどの勢いはいないものの、1台あたりの単価が上昇していることなどからも、売上自体は減少とはなっていないようです。そういった業績が好調なことも、アップルの株価を押し上げていると言えるでしょう。
 
 
このような状況から、今後もアップルの株価は上昇を続ける可能性が高いと言えるのではないでしょうか。一度利益確定売りが入り価格を下げることはあるかもしれませんが、一時的なケースが予想されます。新型iPhoneの販売が好調であれば、継続して株価にも良い状況が続きそうです。
 
 

アップル株は今後の値上がり期待大!

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アップルの株は初代iPhoneが発売された2007年からこの10年でかなり大きく上昇しています。特に近年、業績がいいことや、新商品への需要への陰りがそこまで大きく業績に影響を与えていないことなどから、株価の上昇は目覚ましいものとなっています。
 
アップル社の株は米国株であるということで、日本の個人投資家にとっては手を出しづらいかもしれません。まして、すでに高値感がある株のため、購入するのに少し躊躇するかもしれません。しかし現状と今後の成長性を考えると、今後も株価のさらなる上昇が期待できるはずです。過去10年での値上がりを見ていくことで、その期待もさらに高まるのではないでしょうか。
 
 
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