【ネット社会の「イマドキ副業」転売師のホンネ】転売師:松原さん

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インターネットで商品を購入する、これって今やごくごく一般的になっていますよね。
インターネットで商品を販売しているのは、もはや正規の販売元や大手の販売店ばかりではありません。

 

自分で商品を様々なところから購入して、それを個人オークションやインターネットフリーマーケットなどで利ざやを得る「転売師」と呼ばれる人々も近年激増しています。

 

この転売師と呼ばれる人々も、専業ばかりではなく一般のサラリーマンや主婦、学生なども参入している業界になってきているようです。そんな昔では考えられないようなイマドキの副業とも言えるネット転売。

 

ここでは本職を他にも持ちながら、休日に転売業に精を出す松原さん(仮名)に転売師のホンネを語っていただきました。

 

アルバイト時代の経験から転売をスタート!

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──転売という商売を始めたきっかけは何でしたか?

 

"ファッション"という分野が学生の頃から好きでした。
自分でTシャツの布染めをしてみたり、古着屋巡りなんかも「お宝探し」みたいでワクワクしてましたよね。

 

もともとそんなんでしたから、服なんかを取り扱うリサイクルショップでアルバイトを始めたんです。

 

そこで古着を購入して実際に自分で使ってたんですけど、ある時それをオークションに出したんですよ。そうしたら購入した値段より高く売れて。

「あぁ、こんな世界もあるんだな」と思って少しずつ転売を始めていきました。当時高校生でしたから、ありきたりですがお小遣い欲しさでしたね。


そのうちリサイクルショップを回って買い付けして、それをインターネットで販売するのがライフスタイルになってきました。


このときに服飾系のアイテムを転売する、という現在の基本スタイルが確立しましたね。

 

スキマ時間を有効に使える副業

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──転売ってネットで販売してくれるので、一度出品してしまえばあとは自分の手間をかける必要がありませんね。実際どんなことをしているんですか?

 

基本的には学生の頃にやっていた、お店を巡って買い付け、販売、という手法は変わりません。
それがリサイクルショップだけじゃなく、セール中のお店だったり、福袋だったり。


自分なりのルールを決めて、購入価格に手数料を合わせた上である程度の利益率になるように値段設定をしています。買い付けももちろん同じで、お店に行ってもいいものがなければ手ぶらで帰ってくることもありますよ。

 

──そういう商品ってなかなか見つからないんじゃないですか?


そりゃ安いモノなんてみんな欲しいですから(笑)


まして普通の会社員ですからね。基本的には休みだって土日や祝日しかありません。
でもそこで慌てて売れるかどうかわかんない商品を大量に購入しても在庫が残っちゃう。これが一番マズいと思っています。

 

なるべくリスクを負わずにやれることをやっているだけです。
けれど転売のいいところは購入して、出品手続きさえしてしまえば後はネットで勝手に販売してくれるところです。
時間のない会社員でも多少の売上が出ているのは、仕事中でも販売してくれる「ネット」があるからですね。

 

やっぱり目利きは大切、そして冒険をしないこと

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──転売って在庫を抱えなきゃいけないリスクを負うわけですよね。正直稼げていますか?

 

うーん、やっぱり月によって上下はありますよ。
でも個人で転売をしている人の中でも、稼ぎはそこまで多いほうではないと思います。

月にして黒字額が平均5万円前後ですかね。

 

結構手堅くやっている方かな?と思います。なるべくリスクを負わないスタイルって言えばいいんでしょうか。
それこそ在庫ばっかり抱えて売れなければ、今度は支払いが待っているわけです。結婚もしていますのでそこまでの冒険はさすがに手が出せません。

 

商品を買い付けるにもある程度の目利きは必要になりますよね。
なので日々勉強になるんですが、ファッション好きな自分としては「勉強」とは思っていません。むしろ好きなことを楽しんでいる感覚です。

 

──転売をしていくのに苦労とかがあれば教えてください。

 

土日や祝日にお店なんかを回って商品を買い付ける、そしてそれをネット販売する、ということって実は結構多くの人が参入しているんです。


"週末バイヤー"なんて言われてますね(笑)

 

自分自身そこまで苦労した経験はありませんが、やっぱり「目利き」がいい加減な人は、不良在庫を抱えたまま支払いだけが残って、さらには自宅が不良在庫に占領されていく、なんて話も聞きますよ・・・。

 

会社は副業禁止!こっそりやってます

──周りの人って"転売"のこと知ってるんですか?


知りません。

というか話しません。だってボクの会社は副業禁止ですもん(笑)

どこでどんな風につながるか分かりませんからね。

 

社内でもちょっとしたブームみたいで「フリマアプリ」で○○円儲かったー、とか社員の間で話しを聞くこともあるんです。ボクはあくまで「へぇー、すごいですね!」っていうスタンスを崩していませんよ。

 

確定申告もちゃんとやってますけど、直接納付をすることで会社バレを防いでいます。
まぁこれは副業リーマンにとっては当たり前だと思うんですけど・・・

 

副業での稼ぎはマイホーム資金に

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──本業もやられている、ということですが副業をしなければ生活ができないとかそんなことはありませんよね?

 

そうじゃないですよ。
副業しなきゃ生活できないようなら家族を養えませんからね。

 

実際年収が450万くらいだと思うんで、同年代のサラリーマンとあまり変わらないと思います。
結婚前は副業収入はお小遣いとして使っていました。若い間は給料もそれなりですし、友達と遊んだりもしたいですし。


けれど今は結婚して副業の稼ぎはマイホーム資金の足しになってますよ 。

現在は賃貸に住んでいますが、ゆくゆくはマイホーム。これってサラリーマン共通の夢みたいなものだと思うんです。そんなとき資金は大きければ大きい程いいですから。

 

給料+αで生活に潤いが出れば

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──現在の収入に関してどのように感じていますか?また転売をしてい く今後の展望について教えてください。

 

会社の給料は人並みだと思いますし、それ+αで転売の収入があるんですよね。


なのでマイホームを購入して支払いのメドが立てば、後は自分のお小遣いでいいのかな?って感じています。妻も自分のお金だから好きにして いいよ、って言ってくれています。

給料以外の定期的な収入があるっていうのは結構大きいと思います。

 

副業を始める人って「給料以外にあと1万円あれば・・・!」って言う人も多い。それと同じような感覚ですね。
そのお金で飲みに行ったり、家族旅行に行ったりとアテにできるお金が あるっていうのは生活にも潤いが出ます。

 

お金がなくてピリピリした生活なんてしたくありませんからねぇ。

 

──専業としてやっていく予定はありますか?

 

週末だけこうして商品を買い付けしている立場ですから、そこまで大きくするのは想像がつきません。

あくまでも毎月のお小遣いをちょっとだけ稼いでいく、っていうスタイルでこのまま継続していけたらな、と思っています。

お金はたくさんあっても困りませんから、もっと欲しいとは思いますけどね。

 

好きなことをやって無理せず生活に潤いを!

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──副業で生活を圧迫するのは本位ではないと?

 

もっとがんばればもう少し収入も上がるかもしれません。
けれどそればかりになってしまうと、家族サービスだってできなくなりますし、何より自分の心に余裕がなくなっていく気がするんですよね。

 

会社の給料だけでは、リストラだったり倒産だったりリスクもあるわけなので不安はもちろんありますよ。

 

けれど結局ファッションが好きで買い物が好きで、それが高じて転売をスタートさせたんです。なので「副業がんばってます!」っていう感じじゃなくて、無理なく楽しんでやってます。

 

自分が楽しんで、さらに収入源が1つ増える。
こんないいことってありませんよね。

 

まとめ

今日お会いした松原さんは今年で33歳。
マイホームを夢見る普通の家庭のサラリーマンです。

 

「給料以外に毎月1万円だけ・・・」

 

こう考えている方も実際のところかなり多いのではないでしょうか。それをまさに具現化している松原さん。

好きなことを無理なく続けて、それが副収入にもなる。

インターネットを使った「イマドキの副業」でもある転売は、サラリーマンにも手軽に始められる商売なのかもしれませんね。

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