現金主義者の知らない世界 「会員限定ラウンジ」について

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ラウンジとは待合室や休憩スペースのこと。
例えばバスターミナルの待合室や空港の待合室。
時間が来るまでゆったりと時間を過ごしながらホッと一息をつける空間はとても貴重なものです。
人との待ち合わせにカフェを利用する方も多いでしょう。そのような落ち着いた空間で休憩することで次の予定の整理ができたら便利です。

実は特定のクレジットカード保有者のみが利用することができる会員限定ラウンジが街中や世界各地の空港に存在します。
本来は時間が来るまで待合室として利用するのがラウンジですが、その会員限定ラウンジを利用するためにわざわざ遠方から訪れる人もいるほど。
世の中には様々なクレジットカードがありますから、ラウンジが使えるカードも是非検討されてはいかがでしょうか。

イオンラウンジ

イオンモールつくば公式ホームページ :: イオンラウンジ

イオンでの買い物利用客に向けて設置されているイオンラウンジ。お菓子とイオンブランドの飲料品を無料で飲むことが出来ます。
店内はカフェのような雰囲気のところが多いようですが、すべてのイオンにラウンジがあるわけではなく、また内装やサービスも異なっているようです。

イオンゴールドカードや株式保有者であることを示すカードを提示すると入室できます。ただし最近では無料ということもあり大人気。ラウンジに行列が出来ていることもザラ。
主婦や自営業の方が平日に使うのはまだしも土日休みのサラリーマンがわざわざ行列に並んで休憩スペースに入るのは本末転倒な気もしてしまいますね。
ゆっくり落ち着く、というのは混雑するラウンジではなかなか難しいでしょう。

JCBラウンジ

国際ブランドの運営からカード発行まで行っている純国産カード会社のJCB。
JCBの休憩スペースにはJCBラウンジとJCBプラザ、そして空港ラウンジの3種があります。
まずはJCBラウンジからご説明します。

JCBラウンジ

有名なのはJCBラウンジ京都。

JCB ゴールド ザ・プレミア|クレジットカードなら、JCBカード

関西観光の一大拠点、京都。
検索してみると実際に体験した方のお話が大量に出てきますが、皆さんとても満足されているようです。
筆者も是非いつか行ってみたいと思っています。

フリードリンクの他に手荷物預かりサービスがあります。旅行の際には何かと邪魔になるのが衣服などの大きな荷物。せっかくの旅も荷物を預けるところを探すだけで疲弊してしまうこと、ありますよね。
京都が好きな方はこのために対象カードを持つのもいいのでは無いでしょうか。
利用対象はJCBゴールド ザ・プレミア、JCBザ・クラス。提携カードの内、上級のカードのホルダーのみが利用できるので対象はとても限られています。

JCBやアメリカンエキスプレス、ダイナースクラブを「T&E」カードと分類することがあります。
これはtravel and entertainmantの略で、旅や食事といった人生の豊かなひと時をよりよく演出しようという精神の現れです。単に現金に代わる決済手段というのではなく、そこに如何に付加価値をつけるか。そのサービスの一環がこういったラウンジサービスです。

JCBプラザ

JCBプラザにはJCBプラザとJCBプラザラウンジの2種類があります。
世界各地に60ヶ所配置されるJCBカード保有者のみが利用できるスペースです。

JCB PLAZA | クレジットカードJCB 海外でも便利な優待特典やJCB PLAZA情報

こちらによるとJCBプラザで出来ることはJCBプラザラウンジでも出来るようです。

JCBプラザでは日本語での観光案内や旅行のオプションツアーの予約などができます。
素晴らしいのはJCBカード紛失・盗難時のサポートを受けられること。
一部の店舗ではカードの緊急再発行まで行ってくれます。
せっかくの旅行を台無しにしないためのサービスです。

その他プラザラウンジでは荷物の預かりやドリンクサービスを受けることもできるそう。
実際に利用するしないは置いておいても、こういったサービスを行なっていることに対する評価は高いでしょう。

空港ラウンジ

実は空港ラウンジにもいくつか種類があります。
誰もが入ることのできる休憩所や空港が提供している会員制ラウンジ、クレジットカードのゴールド以上の会員が入れるものなどです。

空港ラウンジサービス|クレジットカードなら、JCBカード
JCBの公式サイトでは空港ラウンジについてアナウンスしています。

例えば仙台国際空港のビジネスラウンジ。
空港ラウンジサービス|クレジットカードなら、JCBカード
ここはJCBのゴールドカード以上の会員なら時間無制限で使えます。
しかし、JCB以外のカード会社でも利用することができるタイプのものですので
JCB独自に提供しているJCBラウンジ京都のようなサービスとは異なります。

プライオリティパスについて

プライオリティ・パスという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
priority passはイギリスに本社を置く企業の名前。提供しているのは空港ラウンジに関するサービスです。
ウィキペディアの項がよくまとまっています。
プライオリティ・パス - Wikipedia

プライオリティ・パスが必要なラウンジ、というものが世界中の空港にあります。
公式サイトによると世界1000箇所以上の空港で利用出来るとのことです。

プライオリティ・パスの入手方法はいくつかあります。
・購入
・提携サービスでポイントと交換
・クレジットカード付帯

会員権の購入ですがこれはあまりオススメできません。なぜなら値段が高いからです。
会員プラン | プライオリティ・パス

スタンダード 99ドル
スタンダードプラス 249ドル
プレステージ 399ドル

後述しますが会員権が必要な空港ラウンジにはゴールドカードなどの特典で入るのが吉です。
現在の日本では、年会費99ドル(およそ10,000円)もの金額を払うならラウンジ会員権付きのクレジットカードを発行できます。

また、提携サービスでポイントと交換もあまりおすすめできません。
世界最大規模の空港ラウンジ・アクセス・プログラム「プライオリティ・パス」とJALが業務提携 | プレスリリース | JAL企業サイト
JALのマイルを4万マイル貯めるとプライオリティパスのプレステージ会員権と交換することができます。
ですが4万マイルもあれば特典旅行として海外旅行にいけるので、わざわざラウンジの会員権と交換するメリットはみえません。

プライオリティパスを使って世界各地の空港のラウンジを利用することに魅力を感じるのであれば、利用権が付帯するクレジットカードを申し込むのが王道。

たとえば楽天カードが発行しているクレジットカードのうち、
・楽天プレミアムカード
・楽天ブラックカード
はプライオリティパスが無料で付帯します。
楽天カード:楽天プレミアムカード新規入会&利用でポイントプレゼントキャンペーン

 ・「プライオリティ・パス」の提供プランの中でもランクの高い、プレステージ会員同等のサービスが受けられます。
 ・楽天プレミアムカード到着後、別途お申し込みが必要となります。
「プライオリティ・パス」をご希望のお客様は、楽天プレミアムカード到着後に、楽天カード会員様専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」よりお申し込みください。2週間程度で簡易書留にてお届けいたします。
 ・海外空港ラウンジをご利用の際には、プライオリティ・パス会員カードと航空券をご提示ください。
 ・同伴者様もご利用される場合は別途料金がかかります。同伴者様のご利用があった場合後日楽天プレミアムカード会員ご本人様に同伴者料金としてお1人様1回につき3,000円(税別)をご請求させていただきます。

楽天プレミアムカードの年会費は10,800円(税込)です。
プライオリティパス単体で申し込んだら最安のスタンダードでもほぼ1万円。
楽天プレミアムカード自体に様々な特典がついていますのでプライオリティパスだけの申込みはもったいない、というわけです。
楽天プレミアムカードは旅行保険も自動付帯です。
しかも楽天プレミアムカードで得られる会員権は最上位の「プレステージ」。
会員は利用制限なしの無料で、同伴者のみに都度利用料金がかかります。

それからアメリカンエキスプレスにもプライオリティパスが付帯します。
https://www.americanexpress.com/jp/content/green-card/
アメリカンエキスプレスカードは年会費12,000円(税別)。
通称アメックスも「トラベルアンドエンターテインメント」に力をそそぐ国際ブランド。
通常のアメックスからプライオリティパスが付帯します。
ですがこちらは「スタンダード会員権」。

ちなみにアメリカンエキスプレスゴールドだと

国内外1,000ケ所以上の空港VIPラウンジをご利用いただける「プライオリティ・パス・メンバーシップ」に、基本カード会員様と家族カード会員様は年会費無料(通常99米ドル)でご登録いただけます。さらに、1回27米ドルの利用料が年間2回まで無料になります。

となっていて若干ランクが上がっているようです。

このほかにもプライオリティパス付帯のクレジットカードはさまざまあります。
基本的に有料カードですが、無料カードしか持っていないが海外旅行をよくする
という方はこれを機に検討されてはいかがでしょうか。

その際は会員権の種別をよくチェックしましょうね!

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ダイナースクラブとラウンジ

「日本で最初のクレジットカード」のコピーでおなじみのダイナースクラブ。
ダイナースクラブでは空港の会員ラウンジの利用のほか、独自のラウンジである「銀座ラウンジ」を提供しています。
空港ラウンジに関しては他社カードと同様のサービスです。
空港ラウンジ|ダイナースクラブカード 日本で最初のクレジットカード
国内空港ラウンジ|ダイナースクラブカード 日本で最初のクレジットカード

語るべきはこちらの銀座ラウンジです。
銀座ラウンジ - 銀座ダイナースクラブカード|ダイナースクラブカード 日本で最初のクレジットカード
JCBラウンジ京都とダイナースクラブの銀座ラウンジは有名です。
ダイナースクラブ銀座ラウンジでは
ドリンクの提供やここでしか食べることのできないチョコレートの提供を受けることができるそう。
手荷物預かりサービスもあるので銀座周辺をぶらつく際にも良さそう。
※銀座ラウンジは2017年11月末に閉店し、新たに「ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジ」としてオープンすることになったようです。
https://www.diners.co.jp/premium/member/entertainment/pdf/ginzalounge_transfer_info.pdf

利用条件として、「ノーマルのダイナースクラブでは不可」というところが少々厳しそうですかね。

・ダイナースクラブプレミアム
年会費 130,000円(税抜)
・銀座ダイナースクラブ
年会費 25,000円(税抜)

D'sラウンジトーキョー 

D'sラウンジトーキョー - 銀座ダイナースクラブカード|ダイナースクラブカード 日本で最初のクレジットカード
実はダイナースクラブには銀座ラウンジ以外にも会員限定ラウンジが。
有名百貨店大丸の東京店11Fに会員制ラウンジがあり、ここにも入室することができます。
ダイナースクラブは世界通貨や決済手段としてのVISAやMasterCardに対抗すべく、「ステータス」「リッチさ」を売り物にしています。
その結果が「会員限定のラウンジ」なのです。

フリードリンクサービスやクロークでの手荷物預かり、有料の応接室などが利用できるとのこと。
わざわざこのために大丸に行きたくなるわけです。
大丸にとってもダイナース・プレミアムを所有する層には是非買い物をしてもらいたいので両者にとってメリットの有る取り組みですね。
D'sラウンジトーキョー 【大丸東京店】

ちなみにダイナース以外にも大丸系のゴールドカード所有者にも会員権があるそう。
このカードを持っている人どれくらいいるんでしょう。笑
ダイナース・プレミアムよりレアな気がします。

検索してみると実際に利用されている方の体験記が出てきますので、ダイナースクラブを検討している方には是非ご覧になった方がよいと思います。

せっかく特別な一枚を手に入れたのに会員ラウンジが混んでいて落ち着けないようでは悲しいですからね。

通常のダイナースクラブでも年会費は22,000円ですから、決して安くありません。

今は年会費無料カードの方が多いですから。

しかしその通常のダイナースでも限定ラウンジに入れさせないとは、最初から戦略が違うのだなと感じます。

より上のカードを持ってもらうための差別化を図っているということなのでしょう。

アメリカン・エキスプレスとラウンジ

アメリカンエキスプレスカード(アメックス)では5種類ものラウンジが利用できるようです。

基本的にはすべて空港ラウンジです。

カードのステータスやプロパーか否かで使えるラウンジの種類は異なります。

通常の空港ラウンジ

空港ラウンジ - クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス) 

アメリカンエキスプレスカードには前述の通りプライオリティパスが付帯しますが、
プライオリティパスを提示せずとも入れる空港ラウンジが上記に記載されています。

これは一般の空港利用者も料金を支払うことで利用が可能であったり、ほかのクレジットカードの利用者にも開放されている空港ラウンジです。

多くは手荷物検査の前に備えられており、手荷物検査を受け終えてゲートをくぐると一般の待合場で過ごさなければなりません。
とはいえ、これもカード会員1名と同伴1名が無料で利用可能。
早めに空港に向かって手荷物検査開始まではそのラウンジで過ごす、非常に有意義です。
ワンランク上の充実を求めるのであれば、ステータスのあるクレジットカードやプライオリティパスが必要です。

プライオリティパスで利用可能な空港ラウンジ

世界に広がるラウンジ・ネットワーク | プライオリティ・パス
初めてアメリカンエキスプレスカードを発行するのであれば
アメックスグリーンでしょうか。
アメックスの基本性能と充実のサービスを兼ね備えたプロパーカードです。
アメックスグリーンとアメックスゴールド保有者は、プライオリティパスの
スタンダード会員の申込みが可能です。

本来スタンダード会員は99ドル/年ですがアメックスならこれが無料。
提携カードの一部ではこのサービスが付いていないものもあるようです。

ただし、年会費は無料ですが対象ラウンジの利用は都度27ドルかかります。
同伴者一名の入室も可能ですがこちらも27ドル。

上位のカードであるアメックスプラチナやアメックスセンチュリオンでは
全世界1000か所以上でのラウンジサービスはとても魅力的。
世界を飛び回る方にはぜひとも持っておきたいサービスです。

アメリカン・エキスプレス独自のラウンジサービス

ミーティング・スクエア - アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード会員様限定特典 - クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス)
流石はダイナースクラブと肩を並べるステータスカード。
特に最近はラウンジサービスにテコ入れをしているようです。
ミーティング・スクエアは帝国ホテル内に存在するラウンジ。
商談として利用することも想定されているようです。

こちらの対象カードはアメリカン・エキスプレスの中でもビジネスカード系のみとのこと。
また月額制で税抜20,000円です。
月額ですから個人負担にならないような企業経営者が契約するということですね。
有料にすることで利用層をさらに限定する目的があるのでしょう。

また、公式サイトの記述は見当たりませんがネット上の情報によるとアメリカン・エキスプレス センチュリオンのホルダーは、
「センチュリオンラウンジ」と呼ばれる会員限定ラウンジに入る資格があるそうです。

THE CENTURION LOUNGE - Welcome
ただし、上記サイトが英語であることからもわかる通り現在それらはアメリカにのみ存在します。
上記サイトによればセンチュリオンラウンジは全米に7箇所。
シアトル、サンフランシスコ、ラスベガス、ダラス、ヒューストン、マイアミ、ニューヨーク。
ほとんど海岸沿いにあることからもわかるように、アメリカの有名都市は内陸にはあまりないのですね。

レストランやバー設備はもちろん会議室やシャワー室まで完備。
ホテルと同等かそれ以上です。
日本にも早く出来ると良いですね。

アメックスについて色々と調べていると、どうやら上記以外にも利用できるラウンジはあるようです。
公式の表示が見当たらなかったため、あえて言及は避けますがアメリカがメインのカードですから英語サイトのみ、という可能性もあります。
実際に利用している方の体験記はありますので、実際にアメリカン・エキスプレスカードを申し込む方や、更に上位カードを狙っている方は混雑状況などもよく見ておくとよいでしょう。

【おまけ】遊園地の会員限定レストラン

知っている方も多いかもしれません。
東京ディズニーランド内にある会員制レストラン「Club33」です。
会員制、かつ招待制のレストランです。

入会の方法やルートは一般公開されておらず、実際の会員に招待してもらうしかありません。
しかし、そのルートの1つにJCB The Classを利用する方法があります。
JCBザ・クラスはJCBカードの中で最も取りづらく、ステータスのあるカードです。
それだけに付随するベネフィットも納得。
そのうちの一つがディズニーランド内の会員限定レストランというわけです。

これはラウンジではないのですが、「現金主義者の知らない世界」というテーマにマッチするのでおまけとして記述しました。
あなたもJCBゴールドカード→JCBゴールドザ・プレミア→JCBザ・クラスというレベルアップを目指してみたくなったでしょうか?

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まとめ

今回ご紹介した会員限定ラウンジは執筆時点の情報です。
ダイナースクラブも今回銀座ラウンジが移転し、新規オープンすることが発表されました。
アメリカン・エキスプレスカードも差別化のために限定ラウンジのサービス拡充を図ってきそうな雰囲気があります。
となるとJCBももしかしたら限定ラウンジの追加があるかもしれませんね。

せっかくクレジットカードを使っているのであれば、たまにはスーパーやコンビニで決済する以外の活用法も試してみてはいかがでしょうか?
きっとあなたの知らない世界が広がっているはずです。

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