いま投資すべき仮想通貨はイーサリアム?!

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仮想通貨の代表格、ビットコインは今年の初めからこの半年間で2倍以上の価格になり、引き続き好調です。

その一方で、仮想通貨で時価総額第2位のイーサリアムは、同じ期間でなんと4500%も価格が上昇しているといいます。

この高騰ぶりには世界中の投資家が注目し、New York Timesも今や投資の対象をビットコインからイーサリアムに移行するタイミングだとまで言っています。 

Move Over, Bitcoin. Ether Is the Digital Currency of the Moment. - The New York Times

 

その「超」がつくほど加熱している裏側には一体どのような原因があるのか、投資に関心のある人であれば非常に気になるところではないでしょうか。

そして、もし今後もこのイーサリアムだけでなく、仮想通貨の価値が上昇していくようであれば、今のうちに投資しておくのが良さそうだと思われる方も多いはずです。

 

しかし、「仮想通貨」という名前からして、なんとなく胡散臭いような、信用できないような気がしてしまうのも事実。

実際にないものをあるものと仮定した通貨に投資しても大丈夫なのか…。仮想通貨とは一体全体どのようなものなのか。そしてその価値が上昇している裏側にはどのような理由があるのか。

そういった仮想通貨に関する疑問をクリアにしながら、今後の仮想通貨の動きを予測してみましょう。

 

仮想通貨って一体何?

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仮想通貨についてしっかり説明できる人はまだ少ないかもしれません。

仮想の通貨という名称からなんとなくイメージはつくかもしれませんが、それはあくまでもざっくりしたものかもしれません。

それでは仮想通貨とは一体なんなのか、学んでいきましょう。

 

仮想通貨は、Wikipediaでは「法定通貨に対して特定の国家による価値の保証を持たない通貨のこと」と説明されています。

仮想通貨 - Wikipedia

この説明では少しわかりづらいかもしれませんので、もう少し簡単に説明すると、「インターネット上で何かを購入したり、受けたサービスへの支払いなどに使用することができる通貨のこと」です。

通貨の単位も仮想通貨によって異なり、ビットコインであれば大きいものでBTC(ビーティーシー)という単位を使用します。イーサリアムであればそれがイーサ(Ether)となります。

 

仮想通貨自体は貨幣として実在していないため、円など実在する貨幣に交換する場合には専門の取引所での手続きが必要になります。

仮想の通貨ではありますが、実在する貨幣と交換することができるということです。

 

仮想通貨って胡散臭くない?

 

実在しない通貨というだけで、なんとなく胡散臭い感じがしますよね。

実在しないものに投資をするとなるとなんとなく不安。

果たして仮想通貨は怪しいものなのでしょうか?

その仕組みがどのようになっているのか知ることでそのイメージが変わるかもしれません。

 

仮想通貨はインターネット上で使える便利なお金

 

仮想通貨はインターネット上で使用することができ、送金や支払いができたり、と普通の通貨と同じような感覚で使用することができます。

ただし、仮想通貨で取引できる相手でなければこちらで仮想通貨で送金や支払いをしたくてもできないということは言うまでもありません。

あくまでも相手が仮想通貨を使用している場合に取引ができるということになります。

 

実在しない通貨というと電子マネーを想像されるかもしれませんが、この2つは別物です。

電子マネーはあくまでも実在する通貨をカードや携帯端末など別の媒体に入金するなどして、貨幣の代わりとして使用するものです。

日本であれば円という通貨の取引を単に現金でなく、電子マネーという形で行なっているということになります。

 

仮想通貨はインターネット上に存在する通貨になり、その通貨によって取引を行います。

仮想通貨のまま取引を行うのであれば、電子マネーのように入金したりする手間がかかりません。

仮想通貨のままインターネット上で送金や支払いができるのです。

最近では仮想通貨支払いを受け付ける実店舗も増えてきています。

 

それ以外にどんなメリットがある?

 

仮想通貨が便利なことはわかりましたが、それだけの理由では別に実在する通貨を使用すればいいのではないか と思われるかもしれません。

そのほかにもいろいろと仮想通貨を使用するメリットがあるので、みてきましょう。

 

取引の透明性と匿名性が高い! 

 

仮想通貨を使用した取引はすべて公開されています。この「すべて」というのは口座残高や取引金額なども含みます。

つまり仮想通貨を使用して行われた取引すべてが公開されているのです。

通常の通貨での取引は自分が公表しない限りは、自分と相手、そして間に入る金融機関ぐらいにしかその取引内容はわかりません。

しかし仮想通貨の場合は取引された内容や口座の残高も公開されてしまうのです。

 

銀行などの金融機関を通しての取引に慣れていると、すべて公開されるということに抵抗があるかもしれません。しかし、心配はいりません。

公開されているといっても、どれが自分の口座であるかといったことは一切他者にはわからないからです。

 

その理由としては口座と個人情報がリンクしていないからです。

銀行で口座を作るには氏名や住所などの個人情報が必要となり、その情報を登録してこそ取引ができます。

しかし仮想通貨の場合は、銀行のような管理機関が入らないため、自分の口座に個人情報を紐付けする必要はないのです。

そういったことから、仮想通貨での取引は公開されているという点で透明性が高く、そのような透明性が高い状況でありながら、匿名性も守られているということになります。

 

しかし、注意してほしいのは、いくつかのケースでは個人情報を登録したり、身元確認が必要となるということです。

企業が運営するサイトで仮想通貨取引を行う場合や、取引所を介して仮想通貨を実在する通貨(円や米ドルなど)に交換しようとする場合などがその例です。

そういった取引となると、仮想通貨の匿名性は低くなってしまいます。

高い匿名性を利用しての取引を希望する場合は、取引所などは活用せずに取引を行うといいでしょう。

 

直接的な取引が可能!

 

銀行などの管理者を通さずに直接的な取引ができるのもメリットと言えるでしょう。

銀行で送金をする場合には手続きをしてから相手の口座に入金されるまで、少し時間がかかります。そして、多くの場合、手数料を取られます。

 

一方、仮想通貨の場合、インターネット上での送金となるため、手間はもちろんかからず、最短10分で相手への送金が完了します。

その際にかかる手数料は金額や使用する取引所によって変わりますが、銀行で送金を行うよりも安いということが一般的です。

特に海外にいる人に送金をする場合など、銀行送金では手数料もばかになりません。

そういった場合には仮想通貨を使用することで、余計な出費を減らすことができちゃいます。

 

仮想通貨値上がりの理由は?

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仮想通貨の概要や使用するメリットを見てきて、どのようなものなのか分かってきたと思います。

ここからは仮想通貨の価格が高騰している理由を探っていきましょう。

 

世界中での需要の拡大と中国マネーの流入

 

なぜこんなにも仮想通貨の価格が高騰しているのかというと、もちろんその裏には需要の拡大があります。

世界規模で仮想通貨での支払いを受けつける企業が増えてきているのです。

これはインターネット上だけの話ではなく、日本においてもビットコインでの支払いが可能な店舗も増えてきています。

 

仮想通貨市場の高まりを受け、今後もますます仮想通貨払いができる店舗が増えていくでしょう。

そういった需要の高まりが仮想通貨の高騰に一役買っていると言えます。

 

また、その価格の高騰から、投資対象として注目され、世界中から資金が流入してきているということも輪をかけて仮想通貨の価格を押し上げている原因となっています。

いまだ拡大を続ける中国マネーも仮想通貨に流入してきており、それも価格の高騰を支えていると言えます。

 

投資するならビットコイン?それともイーサリアム?

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仮想通貨の時価総額第1位がビットコイン。そして第2位がイーサリアムです。

New York Timesの記事には、今投資するならイーサリアムだと書いてあります。

果たしてその理由はなんなのでしょうか。一緒に見ていきましょう。

 

ビットコインはテクニカル問題などのいろいろな問題を抱えている

 

New York Timesの記事によると、ビットコインはテクニカルな問題や投資家の内部分裂などにより、やや苦境に立たされている状況であるとのことです。また、関連会社の薬品通販サイトでビットコインを使用して危険薬物の購入ができていた等のキャンダルが出てきたこともあり、ビットコインにはマイナスのイメージが付いてしまっていると言えます。

 

イーサリアムは大きなバックを従え新たなネットワーク提供を目標に!

 

ビットコインに問題がいろいろと発生している一方で、イーサリアムはJPモルガンやマイクロソフトをバックに、新しいコンピューターネットワークを構築するという目標を掲げ、事業を展開しています。

もちろんそのネットワークで使用される通貨はイーサリアムになりますので、ますますその需要が高まる可能性があると言えます。

 

仮想通貨使用者もイーサリアムへの投資に前向き

 

ビットコインなど仮想通貨に関するニュースを発信するCoinDeskのレポートによると、仮想通貨の使用者の94%がイーサリアムに対しては前向きな考えを持っているのに対し、ビットコインに対しては49%にとどまったそうです。

今の段階だと、使用する側としてもイーサリアムの方により魅力を感じているようです。

Survey: Enthusiasm for Ethereum Hit an All-Time High in Q1 - CoinDesk

 

イーサリアムには通貨として以外にも可能性が!

 

イーサリアムは仮想通貨としてだけでなく、それ以上の役割を担うことができるように作られており、ネットワーク上でコンピュータープログラムを運営するのにも一役買ってくれるとのこと。

これがソフトウェアのプログラマーたちの大きなコミュニティになってきているようです。

つまり、イーサリアムは単なる通貨としてだけでなく、ネットワーク上での様々な可能性も秘めているということですね。

 

ビットコインの方が使い勝手はいい

 

とは言え、イーサリアムは登場してから2年ほどしかたっていない通貨のため、使用できる場所はまだそれほど多くはありません。

それに比べ、ビットコインはその使用できる場を増やしてきています。

現状では使い勝手で言うと、イーサリアムよりはビットコインが上をいっています。

しかし、今後の伸びを考えると発展途上ともいえるイーサリアムの方が投資対象としていいかもしれません。

Move Over, Bitcoin. Ether Is the Digital Currency of the Moment. - The New York Times

 

仮想通貨ならイーサリアムがおすすめ

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これまで見てきたように仮想通貨は実際に使用するにしても、投資の対象とみるにしても、なかなか魅力的だと感じられます。

ビットコインはすでに値上がりしてしまっていて、今後の伸びに関してはそれほど期待できないかもしれません。

それに比べて、イーサリアムの今後の見通しは明るく、今買っておいて損はないかもしれません。

 

もちろん仮想通貨はビットコインとイーサリアム以外のものもありますので、いろいろと比較してみて自分に合ったものを見つけてみてください。 

著者:Yuka

元証券会社の営業担当として得た知識を活かしてみなさんにわかりやすい金融情報を紹介します。

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