毎月の利用明細を確認してますか?クレジットカードの基本について

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便利で安心。

そして安全なクレジットカード。

しかし、残念ながら不正利用を狙う人間からあなたのクレジットカードは常に狙われています。

 

しかし、過度な心配は不要です。

クレジットカードには万が一の際に利用者を守る仕組みがあります。

約束やルールを守ることで、クレジットカードを不正利用されても法律や発行会社があなたを守ってくれるのです。

今回は、普段から注意しなければいけない点や万が一のときの対処について説明します。

 

カードの不正利用や盗難紛失について

残念ながら、クレジットカードの不正利用はなくなりません。

一般社団法人日本クレジット協会によると2016年のクレジットカード不正利用被害額は140億円を上回っています。

(http://www.j-credit.or.jp/information/statistics/download/toukei_03_g_170331.pdf)

また、先日チケットサービスを提供しているバスケットボール団体のサイトが何者かに攻撃を受け、利用者の個人情報が大量に流出する事件が発生しました。

実は個人情報の流出は頻繁に起こっているのです。

 

ただし、考えておかなければならないのは「現金も盗まれる」ということ。

財布のひったくりや紛失、オレオレ詐欺などによっても現金は簡単に取られてしまいます。

 

クレジットカードが現金と異なるポイント

  • 1. 紛失や盗難にあってもすぐにカード会社に電話すれば24時間いつでもカード機能を停止できる
  • 2. 盗難されたカードを使っても暗証番号や生体認証が必要な取引では不正利用可能性が下がる
  • 3. カードを停止する前に不正利用されたとしても盗難届けなど必要な手続きを行うことで支払いが免除される
  • 4. 個人情報が流出して不正利用されたとしても必要な手続きを行うことで支払いが免除される
  • 5. IT化によりカード利用した際に速報メールを受け取ることができたり、会員サイトやアプリ上で確認できるので不正利用に気が付きやすくなっている

 

現金は、盗まれたらどこで使われてもわかりません。

犯人が捕まれば盗まれた現金が戻ってくるはずですが、現実には失くした財布はなかなか戻ってきません。

財布が戻ってきたとしても、現金だけ抜かれているケースもあります。

犯人が見つからなければ、被害者は泣き寝入りするしかありません。

 

けれどもクレジットカードには不正利用や紛失・盗難を前提にした仕組みがあります。

被害を最小にすべく、初めから考えられているのです。

 

しかしせっかくの制度も、利用者が存在を知らなかったり、適切な対応ができなかったりすれば無意味に終わってしまいます。

場合によっては不正利用されたのにもかかわらず、自分がその代金を支払わなければならないこともあります。

そもそも不正利用されたことに気がつかないことだってあり得るのです。

 

日頃、どんなことに気をつけてクレジットカードを利用すればよいのでしょうか?

 

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日頃からの注意点

はじめに発行したカードが手元に届いたらWEBサイトに会員登録を済ませましょう。

最近では、登録したアドレスに利用速報メールや請求日のお知らせを配信してくれるサービスが一般的です。

このメールをきちんと確認することで、自分の知らないところでカードが利用されていた場合早期発見することができます。

 

楽天カードのサイトを見てみましょう。

楽天カード: 楽天カードご利用ガイド

カード利用お知らせメール

カードショッピングやキャッシングご利用後、ご利用内容をメールにてお届けするサービスです。
ご利用内容を詳しくチェックすることができる「 カード利用のお知らせ」(ご利用後、最短で2日後にお知らせ)と、
万が一の不正利用もすぐに発見できる「 【速報版】カード利用のお知らせ」(ご利用後、最短で翌日にお知らせ)がございます。

 

楽天の場合は2種類のカード利用お知らせメールがあります。

他のカード会社はどうかというと、速報メールがないこともありますし、あったとしても2種類の利用お知らせがあるのは楽天カードくらいでしょう。

IT企業らしいメールシステムの充実っぷりです。

 

また、カード会社がスマートフォン用アプリを提供することも珍しくなくなりました。

こういったアプリにはオートログイン機能が搭載してあることが多いため、「いちいちWEBサイトにログインするのが面倒」な私のような人間にはぴったりです。

 

ここで、また楽天カードのサイトを。

楽天カード: 楽天カードアプリを今すぐ無料ダウンロード

 

アプリや会員サイトでは利用金額のほか、その月の請求日のお知らせや獲得したポイントの確認も可能です。

少しずつ貯まるポイントを見ながら、どんなモノに交換するか想像を膨らませるのも楽しいですよ。

 

ところで、過度な心配をしないようサイト上のこのような説明もきちんと読んでおくことも大切です。

  

楽天カード: 楽天カードご利用ガイド

ネット不正あんしん制度

インターネットショッピングを利用するときに一番心配なネット上でのカードの不正利用。
楽天カードなら、ネット不正利用による損害を全額補償いたします。

カード盗難保険

楽天カードには盗難保険が付帯しております。
万一、カードが不正利用された場合は、紛失・盗難をお届けいただいた60日前にさかのぼり、それ以降の損害額を弊社が負担します。
ただし、お客様からのご連絡が遅れた場合や、カード保管義務に違反していた場合は、お客様にご請求させていただく場合がございますので速やかにお知らせください

 

もしクレジットカードにこのようなサービスや盗難保険がついていなければ、カードを発行することすらためらわれてしまいますよね。

限度額100万円のカードを財布に3枚入れていたら、300万円を持ち歩いているのと同義になってしまいます。

何枚か家に置いておくのも心配です。

 

人々がクレジットカードを持ち歩いて利用することができるのは、こういった安心ができるシステムがきちんと設計されているからに他なりません。

 

「カードがない!」そんなときは

いつも使っているカードがない!

あるいはタンスに眠らせたままのカードがどこにいったかわからない!

こんな経験ありませんか?

 

  • ・財布ごと失くしてしまった
  • ・バッグを置き引きされてしまった

明らかな「盗難」であればまず警察への届け出が必要です。

その後、カード会社に連絡して利用停止の手続きと再発行の処理を依頼しましょう。

 

カード会社のサポート窓口はカードに書いてありますので、前もって携帯電話に登録しておくのもおすすめです。

もしくはホームページやアプリを確認することができれば電話番号が載っています。

ちなみに警察への盗難届を出す際には、財布の中に入っていた金額やカードの枚数、免許証か保険証なのかといったカードの種別も詳細に聞かれます。

普段持ち歩く財布の中身ですので、チェックしておきましょうね。

 

一度にクレジットカードを大量に紛失してしまうと連絡漏れが起こって厄介です。

必要なもの以外持ち歩かないことや、貴重品は肌身離さず持ち歩くことは盗難対策の基本です。

 

紛失したかもしれないがしまった場所がわからないだけかもしれない…。

こういった場合、カード会社に連絡すると見つかることがあります。

 

落としたことに気が付いたら、ひとまず落ち着いて深呼吸。

心当たりのある場所をすべて探しても見つからなければ、利用停止と再発行の依頼をしましょう。

 

そうならないために普段から整理整頓をすることですね。

 

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不正な請求がある

利用明細を確認してみたら、自分の記憶にない請求があった。

こんな経験をしたことはありませんか?

 

日頃から領収書をきちんと整理しておくと、このようなときに利用履歴と店舗での買い物の記録を突き合わせてチェックすることができます。

1ヶ月も経てば記憶は曖昧になりますから、記録にきちんと残しておくようにしましょう。

 

ただし、近頃はネット通販が広く普及しています。

領収書が発行されないことやネット上からプリントアウトする仕様になっていることもあります。

 

さらに、先にも述べましたが、サイトから個人情報が流出して不正利用されることもあります。

NPO日本ネットワークセキュリティ協会がまとめたところによれば、2016年に漏洩した個人情報は1500万人分以上。

インシデント件数は468件、想定損害賠償額はおよそ3,000億円です。

個人情報の流出は決して他人事ではありません。

NPO日本ネットワークセキュリティ協会 報告書・公開資料

 

領収書がないとか、個人情報の流出の心配などについても、カード会社に電話して相談しましょう。

手元にカードを用意しておくとカード番号を伝えることで本人確認がスムーズです。

そこで「『いつの』『どの請求が』自分の記憶にないのか」をきちんと伝えましょう。

どのような対応になるかはケースバイケースです。

ですが、きちんと自分の意思を伝えたことが後々有利になるはずです。

 

不正利用請求の期限

こういった不正利用が認められるケースだとしても、その請求には期限があります。

楽天カードの場合は以下になります。

楽天カード: 楽天カードご利用ガイド

楽天カードには盗難保険が付帯しております。
万一、カードが不正利用された場合は、紛失・盗難をお届けいただいた60日前にさかのぼり、それ以降の損害額を弊社が負担します。

 

盗難保険の適用範囲は楽天カード側への届け出の60日間、約2ヶ月です。

期限があるからこそ、毎回・毎月きちんと明細を確認することが大切です。

例えば、3月分の請求を6月に確認したのでは、既に手遅れの可能性が高いのです。

 

逆を言えば、きちんと利用明細の確認をしないということは責任を放棄したとみなされ、「それは盗難保険の対象にはならない」と暗に示しています。

きちんとルールを守るカード利用者に有利なように、クレジットカードの仕組みは設計されています。

 

個人情報流出のニュースと盗難保険

個人情報の流出やカードの不正利用の被害は決して少なくありません。

だからこそ、カード会社や国際ブランド保有会社には消費者に対して盗難保険の制度の説明をきちんとしてほしいものです。

不安が増せば増すほど、カード利用をしたことがない人にとっては新規利用のハードルが高くなってしまいます。

 

この記事を読んだ方は、過度な心配は不要だということがわかっていただけたでしょう。

我々カード利用者にできるのは、カード会社からのお知らせにきちんと目を通すことです。

大きな事件や流出の可能性がある場合、可能性がある段階で必ずメールや公式サイトでの掲出があるはずです。

自分の利用明細に眼を通し、疑念があればカード会社に電話をしましょう。

もし個人情報の流出や不正利用の不安が拭えなければ、カードそのものを止めてしまえば、不正利用を企んでいる人間にはそれ以上何も出来ません。

これはクレジットカードの利点の一つです。

カードを怖がらずに利用し、普段からきちんとお知らせに眼を通しましょう。

 

海外での利用の注意点

今やあらゆる国と地域でクレジット・カードを使うことが出来るようになりました。

特に国際ブランドVISAとMasterCardは加盟店数が飛び抜けて多いです。(ただし加盟店数の公表は行っていないので第三者の調査や推測です)

 

残念ながら日本企業であるJCBはVISAとMasterCardより加盟店数が少なく、特にカードを初めて作成する方のファーストチョイスには不向きと言えるでしょう。

公式サイトによると、世界で約3,100万件で利用可能とのことです。

JCBの加盟店 | クレジットカードJCB 海外でも便利な優待特典やJCB PLAZA情報

 

とはいえ、日常での利用においては特に問題ないでしょう。

また、上位カード保有者のみが入ることができる京都ラウンジや海外旅行時の日本語での旅行案内など、そのメリットは十分といえます。

 

海外でクレジットカードを使うメリットをいくつか挙げてみます。

 

・大量の現金を持ち歩かなくてよい

これは盗難対策と通貨の交換手数料の節約の意味があります。

海外旅行の際に免税店でブランド品を買いたい人も多いはずです。

そんな時にこそクレジットカードの出番です。

通貨レートはその時々によって変わりますが、基本的に通貨交換所で現地通貨にして使うよりもはるかに安くなります。

 

・盗難されても海外から電話ですぐに止められる

例えスリや置き引きにあっても、すぐに電話をしてカードを止めることができます。

大抵の場合、国や地域ごとにそれぞれ専用ダイヤルを用意しています。

例)クレディセゾン

紛失・盗難連絡先|お問い合わせ|クレジットカードは永久不滅ポイントのセゾンカード

 

アメリカ本土からは1-800-388-9223

カナダからは1-800-665-2078

このように、実に様々な地域からの電話を想定していますね。
また、盗難保険がついていますから不正利用されてもきちんと手続きさえすれば心配は不要。

 

・海外旅行保険がついている

海外旅行に行くと、慣れない気候や環境に体調を崩すことも多々ありますね。

思わぬ怪我や事故のリスクだってあります。

それらを怖がっていては何処にも行くことはできませんが、海外の病院は日本のように国民保険で3割負担で済むわけではありません。

例えばアメリカでは、ちょっとした入院でも数百万円単位の料金を請求されます。

世界の医療事情 アメリカ合衆国(ニューヨーク) | 外務省

 

こちらは日本の外務省のサイト。

米国の医療費は非常に高額です。その中でも、ニューヨーク市マンハッタン区の医療費は同区外の2倍から3倍ともいわれており、一般の初診料は150ドルから300ドル、専門医を受診すると200ドルから500ドル、入院した場合は室料だけで1日数千ドルの請求を受けます。例えば、急性虫垂炎で入院し手術後腹膜炎を併発したケース(8日入院)は7万ドル、上腕骨骨折で入院手術(1日入院)は1万5千ドル、貧血による入院(2日入院、保存療法施行)で2万ドル、自然気胸のドレナージ処置(6日入院、手術無し)で8万ドルの請求が実際にされています。

恐ろしい金額です。

とてもではありませんが、とうてい支払えません。 

 

カードを契約する際に海外旅行保険についても確認しましょう。

確認するポイントはいくつかあります。

 

・傷病手当金の金額

死亡保障よりも病院にかかったときの治療費が出るのかを確認しましょう。

 

・利用付帯か、自動付帯か

年会費無料、あるいは安めのカードは「利用付帯」が多いです。

その地域に行くための公共交通機関の利用代金をこのカードで払ってくださいね。

そうすれば行き先で何かあったときにこのカードの保険が降りますよ、ということです。

海外への航空チケットの支払いをしていない、あるいは現金で買ったときなどは一切保険が降りません。

年会費が高めのカードになるとその縛りの無い「自動付帯」になることがあります。

 

例外の1つとしてマルイ系列のエポスカードは年会費無料にも関わらず自動付帯で傷病手当金もつきます。

エポスカード|海外トラベルサービス|海外旅行傷害保険

 

額は十分とはいえないものの、持っておいて損はないのでおすすめです。

 

補償金額が少ない、あるいは傷病手当金が付帯しないカードの場合は別途海外旅行保険に加入しましょう。

病院にかかっても、提携先であれば一時金の建て替え不要のものもあります。

AIUは大手海外旅行保険業者です。

一度サイトを見ておくことをおすすめします。

海外旅行保険 インターネット契約 | AIU保険会社

 

その一方、海外でクレジットカードを使うときの注意点を挙げます。

 

・スキミングや二重課金の可能性

当然ですが海外と一口に言っても、現地の情勢や治安の良さは大きく異なります。

治安の良くない地域でカードを使うことで「スキミング」の被害にあうことがあります。

日本でも多数の被害が出ているこの手法は、普通に決済したと思わせてカードの情報を抜き取り、不正利用をするというものです。

海外に滞在している際は利用速報メールやウェブサイト上での利用確認に時間がかかることがあります。

スキミング被害にあったときの対応についてはこちらを参考にすると良いでしょう。

クレジットカードのスキミングの手口と対策|クレジットカードの三井住友VISAカード

 

一方でこんな話もあります。

Booking.comで予約したホテルから2重請求があった話 - トランクひとつでバンコク生活

海外のホテルに泊まった際に二重の請求をされてしまった。

残念ながらスキミング以外にも、利用店舗の決済担当者が不正を働く事例や操作を誤ってしまうこともあります。

事例によっては上記の話に出てくるホテル予約サイトのように親切ではなく、「自分でホテル側に確認しろ」と言われることもあるそうです。

筆者の友人はまさにそれで、慣れない英語のメールでやり取りをしたが向こうが決して過ちを認めなかったので泣き寝入りをするしかなかったとのことでした。

 

対策として挙げられるのは、日本の旅行代理店を挟むことや信頼のできる店を選ぶことになります。

自分でホテルを取るのもまた旅の醍醐味ですが、信頼できない宿は使わないのが良いでしょう。

 

 余談

先日大問題になった、旅行代理店「てるみくらぶ」の破綻騒動。

現地にいる人は実費でチケットを購入して帰らなければならなくないという、何とも酷い事態になりました。

こんなときでも、クレジットカードがあれば何とかなる可能性があります。

 

 

「『支払停止の抗弁権』を行使できるのでは無いか?」と話題になりました。

これもカード利用者保護のための仕組みです。

これを認めるかどうかはカード会社の方針次第ですので、今回は支払いを免除するところとそうでないところが出たようです。

 

本来で言えば、既に引き落とされてしまった金額分はてるみくらぶ側が返金すべきものです。

ですが、その返金に必要なお金が会社側にないために問題が起きています。

 

既に出発して現地に滞在している間に今回の騒動になり、ホテルや飛行機が勝手にキャンセルされたとあっては全く身動きが取れなくなることも考えられます。

特に学生や若者は片道10万円もするようなチケットを現地で買って帰ってこいと言われても、そんな金額を持ち合わせていないことだってありますよね。

 

そんなときにクレジットカードさえあれば、ひとまず一晩の宿を取れたり、帰りの便のチケットを確保できたりするわけです。

帰国さえすればお金の支払いは翌月以降ですから、その間にお金の相談ができます。

 

クレジットカード1枚持っているだけで自分を救う可能性があると、今回のてるみくらぶ問題を通して感じられるでしょう。

 

総括 

  • ・契約時に会員サイトやアプリへの登録
  • ・利用速報メールや月々の明細にはきちんと目を通す
  • ・カード会社からのお知らせにも目を通す
  • ・紛失や盗難、明細に不審な請求があるときにはカード会社にきちんと連絡
  • ・海外旅行保険の有無、条件を契約時に確認する

 

以上、素晴らしいクレジットカードライフをエンジョイしてくださいね!

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