始める前に知っておきたい!株式投資に役立つ代表的な情報源は?

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『これから株式投資を始めてみよう!』もしくは、「興味があるけどよくわからないな」なんて考えていらっしゃる方は多いでしょう。
実際、株をやっている人はどんなところから情報を得ているのでしょうか。
今回は、基本的な情報源からちょっと上級者向けなものまで、幅広く紹介していきます!

目次

テレビ

まずは、一番触れやすいテレビ番組が情報源として挙げられるでしょう。
時系列順にみていきましょう。

1. 5:25~5:45 『早起き日経プラスFT』(BSジャパン)

この番組は、おそらくニュースの中でも最も早い時間帯に始まるものでしょう。
深夜のニュースが終わってから明朝までの間に起きた日本やアメリカ、ヨーロッパのニュースはもちろん、その日の『日経新聞』またはイギリスの『フィナンシャルタイムズ』の記事から最新のトピックを報道しています。
朝いちばんに重要な情報を収集する際には、頼もしい存在となるはずです。

2. 5:45~7:05 『ニュースモーニングサテライト』(テレビ東京系列・BSジャパン)

次は早起き日経プラスFTの次にやっている『ニュースモーニングサテライト』、通称「モーサテ」です。
金融関係に勤めている者であれば、おそらく全員視聴しているといっても過言ではない番組でしょう。

2017年の4月より放送枠が拡大され、さらに充実した内容となっています。
日経新聞社の協力によって、経済やマーケットに焦点を当てたニュース番組です。
NYからの中継や、金融機関のアナリストをゲストに呼び、相場の解説等をしています。

3. 10:00~11:00 『日経プラス10』(BSジャパン)

こちらも日経新聞社によるニュース番組で、毎日900以上の記事が掲載される日経電子版の注目記事に的を絞り、記者がより深く解説していく番組です。
さらに、経営者や文化人をゲストとしてインタビューをしたり、NY証券取引所から情報発信を行っていたりするなどしています。

4. 23:00~23:58 『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京・BSジャパン)

こちらもモーサテ同様、日経新聞の協力のもとに企業や金融のジャンルに特化したニュース番組です。
社会面のニュースはほぼ取り扱わないため、まさに一日を締めくくる経済ニュース番組と言えます。

新聞

次に挙げられるものは、やはり新聞でしょう。
テレビ以外での有用な情報収集手段として、多くの投資家が利用しています。

1. 『日経新聞』

数ある新聞の中でも、株について焦点を当てるのであれば、『日本経済新聞』がお勧めです。
俗にいう「日経新聞」ですね。
日本経済新聞社が発行しています。

なぜ、この新聞がお勧めなのでしょうか。
もちろん数多くの投資家に愛読されているからでもありますが、上記に書いたニュース番組の多くが日経新聞の協力のもとに製作されているため、日本経済の多くの情報はここから発信されているといっても過言ではありません。

もちろんすべて信用できるというわけではありませんが、いつも取っている新聞を日経に変えるくらいは大きな負担にもならないでしょう。

一般紙に比べると経済や会計の用語などが多いため、普段新聞を読まない方にとっては少し難しく感じるかもしれませんが、3か月くらいで慣れるでしょう。
読むのが難しいと感じられるのであれば、日経新聞を理解するための解説書も売っていますので、併用して読んでも良いでしょう。

日経新聞が他の新聞と異なるのは、経済に特化しているだけではなく、文化面や社会面などの幅広い情報が網羅されている点にあります。
だいたい40ページ程度はありますので、かなりの分量と言えます。

経済あるいは株に特化した新聞については次で取り上げますが、日経新聞では社会人として知っておくべき情報が載っています。
難解な新聞というわけではありませんので、まずは「とりあえず読んでみよう」という精神で手に取ってみてください。

2. 『日本証券新聞』

日経新聞よりも証券に詳しい情報が欲しいという方にお勧めなのが、日本証券新聞です。
証券に詳しいとは言っても、14ページくらいの薄いうえに10ページ弱が株価の一覧ですので、記事自体はかなり少ないです。
内容は証券に偏りますので、日経新聞よりはやや深い知識が必要になります。

日経新聞にも慣れて物足りないと感じたら、一度手に取ってみてください。
ただしコンビニにはおいてないと思われますので、ネット版を利用してみるのが便利でしょう。

3. 『株式新聞』

株式新聞は証券専門誌の中でトップのシェアを持ち、「株新」と呼ばれています。
駅のキオスクなどで手に入れることができます。
必読というわけではありませんが、証券新聞と読み比べてみてはいかがでしょうか。

4. 『日経産業新聞』

こちらは日経新聞と同じ会社は発行しているもので、より個別の企業について詳しく書かれている記事が多いのが特徴です。
テクノロジーやマーケティングなどの分野を中心に、毎日400社もの記事が掲載されています。

5. 『日経ヴェリタス』

こちらも日本経済新聞社から発行されている週刊誌です。
主に個人投資家向けの記事であるため、株をやっている人にはかなり読みやすい内容となっています。

もちろん多少の知識は必要ですが、わかる部分だけでも読むと、だんだんと知識が増えていくでしょう。
一週間に一回しか発行されないため、ゆっくりと読めることができるのも魅力と言えるでしょう。

ネット

続いて、インターネットから得られる情報をまとめてみました。

『ヤフーファイナンス』

おそらく、最も有名な株式関連の情報サイトではないでしょうか。
現在の株価から、業績や配当の内容、チャートまで、基本的な情報はこのサイトで手に入ります。
新聞はいろいろな情報が網羅されている点では優れていますが、リアルタイムのニュースは手に入れにくため、インターネットを活用してみるのも良いでしょう。

海外の情報源

日本の新聞やニュースの多くは日経新聞に基づいているということは、なんとなく理解できたでしょうか。
海外からのニュースを仕入れる際、海外のニュース番組や新聞を活用するのも一つのの選択肢です。
そんな海外メディアの中から、いくつかご紹介していきます。

1. 『ロイター』

以前はイギリスを本拠地としていた通信社で、現在はアメリカの代表的な情報企業であるクラリベイト・アナリティクスの1部門として報道しています。

日本のニュースとは異なり、多言語で報道していて、日本ではウェブもしくはアプリでニュースを見ることができます。
日経新聞を始めとした日本の報道機関が海外のニュースを扱うときは、ロイターの報道を翻訳して報じることが多くあります。
そのため、ロイターを利用していれば、誰よりも早く海外のニュースを得ることができるでしょう。

2016年のイギリスのEU離脱を問う国民投票のリアルタイムの報道ですが、筆者が見ていた限りではロイターが最も早かったと思われます。

2. 『ブルームバーグ』

ロイターと並ぶ大手の通信社で、金融や経済の情報に特化しています。
こちらも日本の報道機関の情報源になっている海外通信社です。

日本ではウェブから利用することができます。
アプリは日本語対応していませんので、英語ができる方はこちらも活用ください。

『四季報』

株の情報源について語る際には、やはり四季報は外せないでしょう。
四季報とは、東洋経済社が四半期ごとに出版する会社情報誌で、全上場企業が一冊にまとめられています。

株式投資を行っている人なら、ほぼ大半の方が持っているバイブルです。

ただし、かなり見方が難しいので、様々な出版社が出している四季報の読み方ガイドを参考に読み進めていった方が良いでしょう。
四季報の凄いところは、数行でその企業の現状・展望がまとめられている点です。
まずはこの部分だけでもパラパラと読んでみてはいかがでしょうか。

ブログ

最後は、公の情報源ではありませんが、個人の投資家が開いているブログも大いに役立ちます。
新聞やニュースほど公式性には欠けますが、テレビ局のしがらみなどに囚われることはありません。

そのため、面白い見解やニュースでは取り扱われないような裏側のところまで知ることができます。
ここでは特にピックアップはしませんが、検索エンジンを利用して「株式 ブログ」などの検索ワードで調べてみてください。

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最後に

余談ではありますが、毎年「報道の自由度ランキング」というものが発表されています。
世界の180か国を対象にしたもので、先進国はもちろんアフリカ諸国や北朝鮮も含められています。

その中で2016年の日本の順位は、72位でした。
先進国の中ではワースト1か2くらいなのが、今の日本の現状です。
一方で、「インターネットの自由度ランキング」では、60か国中7位なのです。

日本人の多くは、新聞に書いてある内容について疑う人はなかなかいないでしょう。
反対に「ネットの情報なんて」と言われて育ったのではないでしょうか。

どちらが良いとか悪いとかではなく、本当に株や経済について惑わされないようにしたいのであれば、様々な情報源から欲しい情報を仕入れてみてはいかがでしょうか。

著者:翔勳

現役証券マン。まだひよっこですが、ややこしい投資の情報をわかりやすい記事にまとめさせていただきます。