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【初めての債券投資】投信より簡単?債券投資を始めちゃおう!

ウェブサイトで銀行のトップページに行ってみたことはありますか?

「外国為替」、「投資信託」。

そんな言葉ならいくらでも見つかるのですが、「債券」という言葉となると、どこにも見つかりません。

これではなかなか債券投資を始めたいとは思えませんよね。

 

でも、思っているよりも簡単に債券投資が始められるって知っていましたか? 

リスクを低く抑えたい人にも、債券なら納得できる商品が見つかるかもしれません。

そんな債券投資の始め方を、詳しく説明していきます。

 

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債券投資に必要なお金はどのくらい?

債券投資を始めるには、あらかじめどのくらいのお金を用意しておけばよいのでしょうか?

「債券投資はお金持ちでなければ無理」というイメージがありますが、意外にも債券投資のハードルは低いのです。

 

日本国政府が発行している個人向け国債なら、1万円単位で購入することができます。

ちっともハードルが高くありませんよね。

 

また、何ページもある目論見書を渡されて、商品の仕組みを理解しなければならない投資信託よりも、個人向け国債の購入なら単純明快です。

「自分がいくらのお金で買って、いくら儲かりそうなのか」、「いくらくらい損をしてしまう可能性があるのか」といった点では、銀行の定期預金と同じくらい簡単に仕組みが理解できるでしょう。

 

個人向け国債以外にも、債券投資には様々な種類がありますが、取引を始めるのはそれほど敷居の高いことではありません。

これから詳しく説明していきます。

 

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口座って、どこで作ればいいの?

債券投資を始めるには、証券会社などの金融機関に口座を開設することが必要です。

 

もっともベーシックな国債なら、銀行に口座があれば取引を開始できる場合もあります。

いずれさまざまな種類の債券投資をしたいと考えているなら、証券会社に口座を作っておくと便利です。

 

個人向け国債を買いたいなら、口座は、以下のどれかを持っていれば大丈夫でしょう。

ただし銀行の場合は、銀行が系列の証券会社への仲介を行うことによって取引ができる場合もあります。

その場合は、銀行経由で証券会社に口座を開設することになります。

 

  • ・都市銀行
  • ・地方銀行
  • ・信託銀行
  • ・証券会社
  • ・第二地方銀行
  • ・農林中央金庫
  • ・農業共同組合
  • ・農業協同組合連合会
  • ・信用組合
  • ・信用金庫
  • ・労働金庫
  • ・ゆうちょ銀行

 

この中には、インターネットで債券投資ができたり、スマホのアプリで口座開設ができたり、チャットで相談できる金融機関もあります。

債券投資を始めるハードルは、一昔前よりもずっと低くなったのではないでしょうか。

 

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必要書類って、何がいるの? 条件は? 

まずは取引に必要な口座の開設から始めましょう。

ある大手都市銀行で口座開設をする場合、口座を作ることができるのは以下の条件に当てはまる人のようです。

 

  • ・日本国内発行の有効な運転免許証、パスポート、個人番号カードのどれかを持っている人
  • ・本人確認書類に記載されている住所に住んでいる人
  • ・日本国内に在住している人

 

口座を持っていないと債券投資が始められません。

債券投資の条件も、まずはこの条件を満たしている必要があります。

 

また、ある大手証券会社に口座を開設する場合、口座を作ることができるのは以下の条件に当てはまる人です。

 

  • ・個人
  • ・成人
  • ・米国籍以外の人
  • ・米国税法上の米国人以外の人
  • ・日本国内発行の有効な運転免許証を持っている人
  • ・運転免許証の住所に住んでいる人
  • ・職業が「証券会社の役職員、国会議員、知事、官公庁長官等、弁護士、税理士、公認会計士」以外の人

 

銀行口座を開設するよりも条件が厳しくなっているようですが、多くの一般人にとっては無関係な条件ばかりです。

 

この条件を満たしている人が、ある大手証券会社のスマホアプリで口座開設をする場合、スマホに口座開設アプリをダウンロードして30分ほどで手続きが完了できます。

 

口座開設の流れは、

  • 1.口座開設アプリを起動する
  • 2.反社会的勢力ではないことの表明・同意をする
  • 3.取引コースを選択する
  • 4.運転免許証、印鑑、個人番号カードを撮影する
  • 5.氏名・住所・職業等を入力する
  • 6.携帯電話番号、携帯電話会社名を選択し、SMSを送信する
  • 7.受信したメッセージに従って操作する
  • 8.申し込み完了!
  • 9.証券会社からスターターキットが送られてくる

 

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口座開設できた!次に何をすればいいの?

まずはもっともベーシックな個人向け国債を銀行で購入したいと考えたら、口座開設後に何をすればよいのでしょうか。

 

さきほどの大手都市銀行の場合、インターネットバンキングの利用登録と、債券口座の開設が済めば、インターネットで個人向け国債の申し込みができます。

銀行の窓口に足を運ぶことなく個人向け国債を購入することができるので、とても便利だと言えるでしょう。

口座開設時の条件にはなかったことですが、インターネットで個人向け国債の取引ができるのは20歳以上の人ということになっています。

 

次に、証券会社で債券投資を始める場合は口座開設後に何をすればよいのでしょうか?

やはり、さきほどの大手証券会社ではオンライントレードの申し込みをしておけば、オンライントレードから債券購入の申し込みができます。

すべてオンラインで、すいすいと取引が始められる訳ですね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「個人であっても、いかに簡単に債券投資が始められるか」ということがお分かりいただけたかと思います。

 

債券取引を始めるのはこんなにも簡単ですが、「債券が定期預金や投資信託とはどのように違うのか?」「債券にはどんなリスクがあるのか?」ということは最低限きちんと理解しておきましょう。

 

そうすれば、後で「債券投資はリスクが低いと聞いたから始めたのに。」とか、「証券会社の人が勧めたから買っただけなのに。」と、自分の資産のことなのに、まるで他人の責任のように言わずに済むはずです。

 

まずは自分が口座を持っている銀行や証券会社で、「どのような債券を取り扱っているのか」、「どのような条件で販売されているのか」について、ホームページやパンフレットで調べてみるのもよいかと思います。

 

さっそくある証券会社のホームページを見てみると、ちょうど個人向け国債キャンペーンが行われていました。

個人向け国債は定期預金のようにはいきませんが、毎月発行されているので購入できる期間は比較的長いです。

利率は2017年4月の募集のもので0.05%と、決して高いものではありません。

しかし、「大きく元本割れすることを覚悟する」必要もないので、あまりリスクをとりたくない人でも始めやすい取引になります。

 

この証券会社では、ほかにも新発債券や利付国債を売り出し中でした。

新発債券は、大きく分けて円貨建債券と外貨建債券に分けられており、為替リスクを取ってもよいかどうかで円貨か外貨かを決められます。

 

2017年4月にこの証券会社で販売中の円貨建債券は、どれもEB債というものです。

このEB債を詳しく見てみると、日本の最大手企業の株式への転換条件が付いた早期償還条項付の円建社債となっていました。

利息は、5.4%、5.96%、8.74%のものがあり、期間はどれも約1年半となっています。

こちらのEB債は利息も大変魅力的ですが、債券の仕組みはとても複雑で、大きく元本割れするリスクも覚悟してから取引する必要があります。

 

さきほど個人向け国債なら債券投資が簡単に始められると書きましたが、債券には様々な種類があり、商品の性質やリスクも様々だと言えます。

 

また、債券は一定期間を設けて売り出しを行い、期限が来れば申し込みを締め切るというふうに販売されています。

そして、期限前でも売り出し額がすべて販売された時点で申し込みが締め切りになります。

何だかネットオークションでの買い物に似ていると思いませんか?

ネットショップで掘り出し物を探す感覚で、自分が気に入る条件の債券を探してみるのも楽しそうです。

著者:Asia

元外資系金融勤務。金融法が専門。10年を超える海外在住経験で培った国際的視野で日本を見つめる。

 

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