おもてなし【100円折り紙や広告で作る食卓インテリア】ちょっとした工夫でおしゃれに変身

もう冬も終わりを告げ、春が訪れようとしています。

温かくなったと思っても、時折スーッと冷たい風が吹きます。

まだまだ、油断ならない2月です。

 

そういえば、数日前にうぐいすをマンション前にある木の陰に見ました。

ちょうどマンション裏の自転車置き場から、表に自転車を走らせたときに、かわいらしい鶯色の鳥をみつけました。

一瞬の出来事に「うぐいすかな?あれ?」との頭の中を「?」いっぱいにして走らせたのですが、その時は気にしていませんでした。

後で少し気になり、引き返そうかとも思ったのですが、その時は車をずいぶん前に進めていました。

 

今になって、「あ、やっぱりあの鳥はうぐいすだった」と思う筆者です。

今まではそんなことに気にも留めなかったのですが、最近自然と触れ合うことが増えたからでしょうか?

季節の変わり目ということもあってか、自然を見る目も変わってきたのかもしれません。

 

花と散り花と見えつゝあざむけば雪ふる里ぞ夢に見えける

【新古今和歌集】巻第十八雑歌下 藤原道真

 

お知らせ(2月の和歌) - 明治書院」に紹介されている和歌の中で、2月の和歌でお気に入りなのがこちらの和歌です。

 

昔は唄を詠んでいた日本人も、今では一部の人のみとなりました。

たまには日本古来の物・事に触れてみるのもいいかもしれません。

和歌などあまり関心を示さなかったのですが、一度和に関心を持つとおのずといろいろなものが見えてきます。

 

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さて、本日はそんな日本では馴染みの深い折り紙から。

今や完成されたインテリアが多くなりましたが、日本には昔から折り紙を使った、節約かつ雅なインテリアがあります。

 

折り紙の歴史

折り紙が日本で登場したのは、一体いつ頃なのでしょうか?

イメージとしては、蹴鞠や百人一首など貴族の遊びの一つとして親しまれたイメージがあります。

紙というのは今と違って非常に貴重なものでしたので、庶民には手の届かないものではなかったのではないしょうか?

「 おりがみの歴史 - origami-noa 」によりますと、こちらの予想通り、室町・江戸時代の頃に庶民に親しまれていたようですね。

 

日本はこのころの時代からもわかるように、雅なものが栄えていました。

手鞠はその刺繍の美しさ、扇子は繊細さ、着物は美しさを引き立て、折り紙は色を添えてきました。

昔は今のようなシンプル、モダン、カフェなどといったものはなく、雅なものを好まれてきました。

折り紙はそんな雅な添え物として、文や遊びに花を咲かせます。

 

当たり前だった趣から、洋の装いが色濃くなり、和の美しさも陰りをみせ高級料亭や旅館などでしか見かけなくなってきました。

こういった和の佇まいには、必ずと言っていいほど折り鶴が添えられています。

 

和の空間には折り紙で色と遊びを添える美しさを、私たちは知っているのです。

 

折り紙の種類

さて、そんな日本の伝統の花飾り・遊び色ともいえる折り紙はどこへ行ったのでしょうか?

 

文房具店でも見かけることが少なくなった折り紙は、外国人に人気の100円ショップに姿を現します。

全国・各都道府県にある100円均一ショップは、日本人になくてはならないショップの一つとなりました。

 

増税で値段は昔よりも高くつくイメージもありますが、それでもお得感は高いです。

キッチンスポンジ、輪ゴム、ガムテープなど消耗品は特に100円均一で済ませてしまいますね。

 

特にお子さんがいるご家庭やアルバイトで頑張る独身者には、この100円ショップの利用率は高い。

100円といえども、物によっては使えるものも多々あるからです。

筆者は子供が壊したり、汚したりするので、オシャレなインテリアが買いたくても100円のもので済ましてしまうことが多くあります。

100円ショップの商品だって、揃え方によってはオシャレになります。

 

最近はDIYという言葉も流行し、手軽に利用できる100円ショップは人気となっています。

そんな100円ショップで、ひとつ驚いたものがあります。

それは、本日紹介する「折り紙」です。

 

筆者が子供の頃は、赤や青といった色の折り紙が定番でした。

表が色で、裏が白というものです。

加えてきらきらした金銀やピンクやグリーンが出だしてからは「特別な折り紙」として大切に宝物箱にしまっていた時代でした。

 

ところが今の折り紙というのは、両面、レース模様、木目、英字、モノクロ、クッキー、キャンディーなど本当に種類が豊富です。

もちろん昔からある和柄もありますが、オシャレかつ艶やかで「メモ帳か?」と間違えたほどです(実際にメモ帳代わりに使用することもあります)。

 

種類が豊富だからこそ利用用途が広がった

昔は単色しかなく、折り方で遊んでいた時代でした。

筆者の実家には折り紙で作った、カゴや猫の置物なんてものもあります(こちらは折り紙と広告をカットしたものを使用。カゴはコーヒーで彩色)。

折り紙って色々な使い方があるので、食卓を彩る折り紙インテリアにチャレンジしてみて下さい。

 

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折り紙や広告誌で、上のイメージ画像のようなカゴだって作れます。

枚数が必要なのと、重ねていったり、編んでいくなどの方法が複雑なので、初心者の方にはカゴや置物はおすすめしていません。

 

カゴは編むのに時間がかかりますが、重ねていくと大変丈夫になります。

色は何層も重ねていくと、本物っぽくなりますし、なによりエコです。

お金をかけなくてもオシャレに仕上がります。

大人のぬり絵も流行る時代なので、大人の折り紙もおすすめといえるでしょう。

 

折り紙インテリアで食卓を彩る

折り紙インテリアと一口に言っても、折って広げて作るだけの簡単なものから、切ったり貼ったり、カゴや置物のように編み込んで作るものまで、その種類は多様です。

まずは、折り紙インテリアに慣れていただくために、誰でも簡単にできる「折り紙の箸置き」から進めてみましょう。

 

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作り方はいたって簡単です。

折りづるを折って、箸置きにするだけです。

この時、100円ショップにある、半月のお盆やそば用の盛皿があると、なお良いでしょう。

 

艶のある黒は、食卓の食材の色を引き立ててくれます。

お店で召し上がる和膳のように、折りづる箸置きを置くだけで、一気に食卓が華やかになります。

普段のお皿の下に、折り紙をランチョマットのように敷いてみると、どんな料理であってもおいしそうに見えてきます。

 

濡れていないコップの中に、くるくるっと棒状丸めた折り紙を入れてあげると、折り紙がコップのラインに沿って広がります。

2~3枚違う色の折り紙を入れると、オシャレなペーパーふきんのようになります。

ただし、折り紙の入れすぎには注意してください。

 

余裕があれば、100均ショップで購入できる造花を入れてあげて、キラキラしたヘアピン(できれば大ぶりの物。ラインストーンや金色だと尚良し)をコップの飲み口に軽く止めてあげると、上品な花瓶の出来上がりです。

野花や木の枝をいれてみてもオシャレになりますので、ぜひ試してみてください。

急な来客や、ホームパーティーなどにおすすめです。

 

少し慣れてきたら、宝船(伝承のおりがみ: はじめて・かんたん・できちゃった - Google ブックス)を作って縁起物で彩るのも粋で喜ばれますよ。

お正月に使用した飾りをのせてあげるのもいいでしょう。

 

折り紙でランチョマットを作るのもおすすめです。

ランチョマットは初心者でも作りやすいので、本屋さんや図書館で探してみるのもいいかもしれません。

カゴや置物は時間と根気がかかりますが、興味ある方は一度挑戦してみて下さい。

 

今も昔も変わらぬ折り紙の華

部屋の中で、意外と増えていくのが紙のゴミですよね。

筆者のところには、毎日のようにマンションや塾、保険といった広告が入ってきます。

それらをゴミと思ってしまえばそれまでですが、どうせゴミならば一度オシャレに使用してから廃棄してみてはどうでしょうか?

 

今まで当たり前のように購入していたものが、リサイクルすることで「欲しい」が「代用品でもよい」に代わっていくものもあります。

今までは、筆者も「箸置きやランチョマットみたいなオシャレなものを購入して、●●っぽくしたい!」とこだわりを持っていました。

折り紙でも十分オシャレな食卓が作れるとわかってからは、「買ってもどうせ子供が汚すから」とそこまで欲しいとは思わなくなりました。

 

「貧乏くさい!」と思う人は、彩り方を知らないからです。

折り紙インテリアが貧乏くさいと思うのならば、ホテルや旅館に止まった時に置いてある、あの折りづるは何なのでしょう?

人は折りづるを通して、誰かの温かさに触れるのです。


綺麗な折り紙は、ただの紙ではなく万能アイテムです。

しかし、紙をただの紙きれと思えば、それはただのゴミとなってしまいます。

ごみにしてしまうのも人、オシャレなインテリアにしてしまうのも人なのです。

日本人はこの雅で万能な折り紙を、上手に使うことができるのです。

 

折り紙で彩る壁

折り紙は、何も折ったり切ったりするだけではありません。

そのまま壁紙の代わりに、ウォールアートにしてもいいのです。

今はそのまま使用しても、オシャレな折り紙がたくさんあります。

 

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枚数もたくさん入っているので、あなただけのインテリアができます。

湿気などが気になるようなら、軽く防水スプレーをかけたり、フキサチーフ(絵画で吹き付ける保護スプレー)をかけてもいいでしょう。

その他、額縁に入れて飾ったり、マスキングテープを使って額縁にしたりする方法など、その使い方は実に様々です。

 

飽きたら簡単に捨てられますが、ウォールアートは一度購入して失敗すると、その使い道に困ってしまいます。以前、某芸能人が部屋紹介で飾ってあったウォールアートを、散々に言われていたのが印象的でした。

 

部屋をCafé風にしたいのならば、カフェっぽい折り紙がおすすめです。

畳の部屋で洋風にしたいけど、コストの面でなかなか難しい方もこれならば取り入れられます。

 

100円だけど、安いからと言ってどんどん買っていると結構なお値段になってしまいますよね。

折り紙ならば、1セットで大体100枚入っています。

3~4セット買ったとしても500円で収まるはずです。

 

折り紙は日本人にしかできない楽しみ方

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外国人の方に折り紙を教えると大変喜ばれます。

特に、千代紙で折った折り鶴は好評です。

 

折り紙の大きさは特に決まりはありませんが、一般的に販売されているのは15センチ×15センチの正方形です。

たったこれだけの四角い紙が、様々なものに変わる楽しさは、器用・繊細と言われる日本人ならではの楽しみ方といえます。

15センチを一回り小さくして折り鶴を折れば、かわいいインテリアの完成です。

 

それを黒い盆の上に載せればあっという間に、飾り人形に変身します。

その下に金と和紙を敷いて、ビー玉や四季の草花を添えれば、花瓶に咲いた花に負けません。

高級な食器や家具などのインテリアでオシャレに飾るのも素敵ですが、こういった遊び心を入れたインテリアもまた、きっと楽しいでしょう。

 

こういった遊びを楽しめるのは、折り紙文化がある日本にしかできないものなのです。

 

完成されたインテリアと折り紙インテリアどっちがオシャレ?

折り紙は和にも洋にもマッチする便利なものです。

誕生日パーティーには折り紙のリングやガーランドなどがマッチします。

完成されたオシャレで質の高いインテリアを購入する際、100円で購入できることはないので、購入するまでに時間がかかってしまいます。

すぐに手が出せないインテリアは、半年1年後に購入できるならまだしも、2年、3年経ってやっと購入できたということも少なくありません。

 

しかし、その待っている間は殺風景で味気ないものになってしまいます。

特に食卓に関しては、毎日の健康管理をする大切な場所なので、すぐにでも心地よい空間にしたいものですよね。

同じ空間で食事をとるのならば、ご自分がホッと一息つけるインテリアに囲まれて過ごしたいものです。

そういった際に、100円で簡単にできるインテリアの模様替えは面白い時間となるでしょう。

 

小さなお子さんがいらっしゃるご家庭ならば、折り紙でお皿やコップを作って子供に遊びを入れた食卓インテリアを取り入れてみましょう。

嫌いな人参やピーマンに見立てて、折り鶴がもぐもぐしてたら面白いですよね。

そんなインテリアがテーブルの上にのっていたら、きっと野菜嫌いな子供も真似をして食べてくれることでしょう。

大きくなっても、なかなか「ごめんね」と言えないときは折り紙インテリアを添えてみてください。

 

まとめ:折り紙インテリアは日本の伝統の遊びと華

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人気の100円ショップは、セリア、ダイソーなどが有名ですが、同じ100円ショップでも揃えている折り紙の種類は異なります。

 

インテリア家具を見て回るにはコスト面でなかなか足を運べませんし、カラフルな色を購入するのには少し抵抗があるものです。

折り紙ならば、その点は問題ありません。

 

「赤のポットを購入してみたいけど、部屋のインテリアに合うだろうか?」

「白でキッチンを統一したけど、可愛いお皿やマグカップを見つけた。イメージが壊れてしまわないだろうか?」

そんな時は折り紙インテリアを使うことで、空間を和らげてくれます。

 

折り紙はキッチンに2~3種類置いてあると本当に便利です。

「今日は赤のものが足りないな・・・」と思った時も、折り紙ランチョマットで問題はすぐに解決します。

揚げ物の際は、折り紙を敷いてからペーパータオルを敷けば、オシャレな料理に大変身です。

 

折り紙なので、使い終わった後の処分も簡単です。

是非一度、お試しください。

 

今日の食卓はたとえスーパーのお総菜であったとしても、レトルト食品であったとしても、決して手抜きには見えないでしょう。

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