【初心者向け】必ず知っておきたい資産運用知識と、年代別の望ましい資産配分

こんにちは「FX初心者向けまとめ解説(株式投資もあるよ)」というブログを書いております、id:ikahonokahoと申します。ブログでは投資に関して全般的にお話しさせていただいております。

私からは今回、資産運用の超基礎を解説いたします。この記事では「なぜ資産運用が必要なのか?」をまず知っていただき、「年代別の望ましい資産配分」までご紹介いたします。

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【目次】

給料は伸びにくい時代に

個人が収入を得る手段を2種類に大別するなら、以下のようになるでしょう。

・資産が生み出す収入(債券、株式、不動産などの運用によって得られる収入)
・労働の対価としての収入(給与収入)

このうち前者が投資による収入、後者が働くことによって得られる収入ですね。前者(投資による収入)より後者(給料による収入)を重視する主張はたびたび目にします。主なものは「若いうちは資産があまりないのだから資産運用をしてもたかが知れている。仕事に打ち込むことによる収入の増加は投資による収入をはるかに上回る」というものでしょう。
わたしも仕事から得られる給与所得がほとんどの人にとって重要であることは否定しませんし、仕事に打ち込むことには積極的に賛成したいと思います。

一方で、仕事に打ち込むことによる収入の増加については、少し疑問もあるのも事実です。
資産運用などせずとも、貯まったお金は預金口座に放り込んでおいても、増え続ける給料のおかげでお金に困らない。70年代80年代のようなかつての日本の経済環境を考えれば、このような事例は多かったはずです。もちろん、現在においてもそうした本業からの収益増加が順調な人はいます。
しかし、そうした人の割合は、日本の高度経済成長期に比べたら確実に低下しています。経済全体の成長率が落ちれば、そこから労働者が得られる分配(給料)の伸び率は低下せざるを得ません。

本業は大事、だったら時間のかからない投資から始めてみてはどうだろう?

わたしの主張は、伸びない給料を投資で補おう、というものではありません。給料を伸ばすことに過度に期待せず、投資を生活に組み込むべきと考えているのです。

どれだけ給料所得が伸びにくい環境になったとしても、依然本業から得られる収入はとても大事です。よほど資産がある人を除いて、運用の収益が本業を上回ることはほとんどありません。
収入がどんどん増えるわけではなくても、その安定した収入を守ることには大きな価値があります。職場で評価されることにはお金には換算できない自己実現としての価値もあるでしょう。だから、本業には全力であるべきです。

そんな大切な仕事に支障のない範囲で投資することはできます。仕事と資産運用はトレードオフの関係にはありません。伸びない給料から貯めたお金には大きな意味があります。そんなお金を、ある日やってくるかも知れないインフレによって、価値が目減りしてしまうなんてことにならないように、防衛的な意味でも資産運用を検討すべきではないでしょうか。

分散投資が投資の基本

仕事に支障がないように、資産の価値を守るための資産運用を行うには、分散投資がおすすめです。分散投資は世界中のあらゆる資産に投資することで、地理的、資産クラス的に多様性を保つという考え方です。
地理的に偏れば紛争などの地政学的リスクに弱くなりますし、投資する資産が偏れば選んだ資産に向かい風の環境(株式なら景気後退、債券ならインフレ、など)が発生したとき、大きく資産を減らすことになりかねません。それを避けて、世界経済全体の成長の恩恵を得ようとするというのが分散投資の考え方です。

世界には成長力があるけれども制度が未発達でリスクが高い国や、成長力は低いものの流動性の高い成熟した市場を持つ国などさまざまな国があり、そうした国々の株式や債券に分散投資することで効率的な資産運用ができることになります。
こうした分散投資では、個別企業の細かい調査やマクロ経済の分析などが省略(または簡素化)できるため、投資の初心者にもおすすめで、時間がかからないため本業の支障にもなりません。

分散運用の基本はリスク資産と安全資産のバランス

分散投資を行うにあたって、一番重要なのはリスク資産と安全資産の組み合わせです。
運用の対象となる資産の種類は、海外株式、国内株式、Jリート、国内債券などさまざまあり、それぞれ異なるリスクリターン特性(リスクとリターンのバランス)を持っています。
イメージが湧くように、主要な資産のリスクとリターンのバランスを下図にまとめました。

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このうち、青い線で囲った現預金、国内債券は一般的に安全資産と呼ばれます。リスクが低い反面、期待できるリターンも低い資産群です。
一方で、赤い線で囲った(海外、国内)株式、リートなどは一般にリスク資産と呼ばれます。リスクが高い一方で、期待できるリターンも高い資産群です。そしてリスク資産は安全資産と比べてインフレに強い傾向があります。
この安全資産とリスク資産の組み合わせ方が、分散投資の基本です。

年代別の望ましい資産配分

ただし注意しないといけないのは、安全資産とリスク資産の理想的な組み合わせ方は個々人の状況によって異なることです。現在持っている資産額、これから得られるであろう給与収入、これから想定される支出などは個々人によって異なるので、理想のバランスはさまざまです。
以下に、それぞれの年代ごとの一般的な経済状況を想定した安全資産とリスク資産の組み合わせ方をまとめます。
1つの例として、これにご自分の環境を調整したうえで、参考にしていただければ幸いです。

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25歳未満の方(リスク資産:85%、安全資産:15%)
25歳未満の方には守るものは少ないでしょう。持っている資産も少なく、自分が養う必要がある家族もいないことが一般的でしょう。
こうした人には、リスクを取った運用がおすすめです。
リスク資産は、長期的には高いリターンを得られるものの、短期的には上限変動が激しいというもの。24歳未満の若い人は今後長期間資産運用を行う時間があるので、リスク資産による理論上の高いリターンを享受できる可能性が高い年代です。
短期的に損益にとらわれず、リスク資産の割合を高く保って資産運用することが有利になるでしょう。
それでも、急にお金が必要になることがあるので、値下がりリスクが低い安全資産も一定保有しておくことも必要になります。

25歳~34歳の方(リスク資産:75%、安全資産:25%)
25歳~34歳くらいの方は、まだこれから稼ぐ給料が多く、現在持っている資産の重要性が低い年代です。しかし一定の貯金も出来てきており、家族のための備えが必要になっている人の割合も増加してきます。攻めの資産配分で良い年代ですが、多少守り(安全資産)の割合を増やすべきです。急にお金が必要になる確率やその場合の金額も24歳未満の年代よりも増加します。

35歳~44歳の方(リスク資産:50%、安全資産:50%)
この辺りの年代からは職業人生が折り返し地点。これまで築いてきた資産の重要性が増すとともに、家族の状況などから今後必要なお金がはっきりしてくる年代です。
バランスのとれた年金基金のような運用が必要になってきます。
なお、この辺りの年代は収入、資産額、今後の必要資金の個人差が非常に大きくなる年代でしょう。ご自分の状況に合わせた資産配分(子供がいなければリスク資産を多めにする、進学を控えた子供が複数いれば安全資産を多めにするなど)が最も重要な年代です。

45歳~54歳の方(リスク資産:40%、安全資産:60%)
この年代になると今後稼げる給料がなんとなく見えてくる人も多いと思います。ご家族のために必要なお金も増加してくるでしょう。
今後の必要なお金に備えて、安全資産だけで必要資金を賄えるような資産配分を行っていきましょう。

55歳~64歳の方(リスク資産:30%、安全資産:70%)
65歳以上の方(リスク資産:20%、安全資産:80%)

資産配分上は「55歳~64歳」「65歳以上」の2つに分けましたが、資産運用に必要なポイントが似通っているため、コメントはまとめて記載します。
55歳以上の方は、今後稼げる給与額はかなり少なくなり、一方で保有する資産は増大しています。資産運用の重要性がとても高まっており、大きな失敗はできなくなっています。
リスク資産の(理論上の)高い収益よりも、短期的な価格変動リスクが大きな懸念事項になってきます。年金を補完する形で、守りの資産運用を行っていきましょう。
ただし、リスク資産にはインフレリスクへの対応策としての位置づけがあるので、一定額は保有を継続しましょう。インフレに連動しやすい給与所得が減少しているため、資産運用でインフレに対応する必要性は継続します。

振り返り用まとめ

・資産運用は経済環境にかかわらず行うべき
・分散投資なら本業に支障がなく、かつ効率的な資産運用が可能
・若い人は今後長期間資産運用ができ、得られる累計の給与所得が多いため、リスク資産を多めに保有すべき
・高齢の方は、資産運用で失敗した際のダメージが大きいので、安全資産の比率を高めるべき。

資産運用の考え方の障壁が低くなり、実際に運用を始めるきっかけになれば幸いです。

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