読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

なぜ無料なの?クレジットカードの海外旅行保険が付帯している理由とは

クレジットカード 海外旅行・国内旅行保険

f:id:manekai:20161226183646j:plain

クレジットカードはお持ちでしょうか?買い物をするとき、外食をするとき、現金を使わずに代金の支払いができる後払い方式の決済手段。現金の持ち合わせがなくても、その場で欲しい物が入手できるので、とても便利なカードですよね。

 

クレジットカードを利用した時は、代金の請求がクレジットカード発行会社からきます。そして利用代金に応じて「ポイント」が付与されます。このポイントは、利用できるお店の代金支払時に使えたり、商品券や商品などと交換したりすることができます。

 

本題ですが、実はクレジットカードには、ポイントが付く以外にも「海外旅行保険」という保険が付いている場合があるということをご存知でしょうか?入会金・年会費が無料のカードにも付いていることがあります。

 

一般消費者は、商品などの購入しかしていない、保険料の払込をしていないのに、「保険」が使えるのです。ここでは、保険が無料で付いてくる仕組みについて詳しくご紹介しています。是非ご覧ください!

 

海外旅行保険って何?

f:id:Cima0206:20161202203010j:plain

 

海外旅行保険とは、正式には「海外旅行傷害保険」と言い、傷害保険の1つとなっています。海外旅行中に様々なトラブルが生じた時に、その補償をしてくれる保険です。

これは世界中で発行されているクレジットカード全てに付帯しているものではなく、数々のクレジットカード会社が各々で付帯しています。

 

海外旅行保険は、「人」に対して保障されるものと、「旅行」に対して補償されるものがあり、主に以下のようなものがあります。

 

【人】

◆治療費、死亡保障、後遺障害保障、入院一時金、救援者費用、賠償責任

【旅行】

◆航空機寄託手荷物遅延費用、航空機遅延費用、旅行変更費用、携行品損害

 

海外旅行先でケガや病気をしたり、後遺障害を負ったり、死亡した場合や、海外で入院した場合にクレジットカード会社から保険金を受け取ることができます。

救援者費用とは、会員が海外で病気やケガをした場合に、日本に居る家族などが旅行先へ駆けつけた時の交通費、滞在費のことです。

 

賠償責任は、海外旅行先で会員が他人へケガを負わせてしまったり、物を壊してしまったりした時に支払う、損害賠償金のことです。人や物に対しての保障となります。航空機遅延費用とは、飛行機の発着時間が遅れ、やむを得ずホテルの宿泊費や食費がかかってしまった時の費用のことです。

 

携行品損害とは、海外旅行先で持っているものが盗まれたり傷付けられたりした時の補償のことです。旅行へ持って行ったカメラや携帯、バッグなどが盗まれた時、もしくは紛失した時にその補償をしてくれます。

 

このような補償に関しては、それぞれのクレジットカードで金額が決められており、様々です。例えば死亡保障3,000万円、治療費1,000万円、携行品損害20万円などがあります。クレジットカードによって金額も補償内容も違うということですね。

 

つまり、海外旅行保険付きのクレジットカードを持ちたいという方は、どの保障内容を重視するかがポイントとなってきます。旅行先での病気やケガに備えたい、旅行先での盗難・紛失に備えたいなど、様々な目的がありますよね。

 

海外旅行保険には、「お金」で保障をしてくれるほか、「付帯サービス」を受けることも含まれます。例えば、電話による通訳、病院の紹介や手配、現金を支払わなくても良いキャッシュレスサービスなどがあります。海外旅行保険とは、海外で生じた様々なトラブルを助けてくれる、頼れるパートナーなのです。

 

自動付帯と利用付帯の違い

f:id:Cima0206:20161202203029j:plain

 

海外旅行保険は、「自動付帯」しているものと、「利用付帯」するものがあり、2パターンとなっています。これらについて詳しくご紹介していきますね。

 

利用付帯とは、クレジットカードの「利用」を条件に補償されるものです。クレジットカードを使って交通費やツアー代金を支払ったり、旅行先で買い物をしたりした時に初めて海外旅行保険を適用することができるようになります。つまり、何かしらの支払いでクレジットカードを使わなければならないということですね。

 

一方、自動付帯とは、自宅を出た時点で補償が開始されるものです。クレジットカードを使わなくても、所持しているだけで海外旅行保険を適用することができます。つまり、旅行に持って行くだけでOKということですね。

 

オススメは海外旅行保険が「自動付帯」しているクレジットカードです。但し自動付帯の場合でも、カードの商品内容として自動付帯が利用付帯へ変更になる場合があったり、保険期間が決められていたりする可能性があることに注意していただきたいです。

 

しかし、無理矢理クレジットカード払いをする必要はなく、自動付帯しているカードを複数枚持って行っても、全てのクレジットカードを使わなければならないなどという縛りもないので、やはりオススメです。

 

自動付帯か利用付帯かはクレジットカードによって違うため、加入前はどちらになっているかを是非チェックしてみてくださいね。また、補償内容が充実している、補償金額が高いなど、あなたにとってどれが合っているかを比較してみることもオススメです。

 

では、保険なのに「保険料」は支払わなくても良いのか?という疑問が生じてきませんか?

なぜクレジットカードには実質タダで海外旅行保険が付いているのか、その理由について、ご紹介していきましょう!

 

なぜ〈無料〉なの?~理由その①~

f:id:Cima0206:20161202203050j:plain

 

海外旅行保険は、入会金・年会費が無料となっているクレジットカードの一般カードにも付いてくることがある保険です。つまり、会員はお買い物などの代金のみを支払って、更に万が一のための補償にも備えられるということですね。

 

それだと、クレジットカード会社が「損」をするのではないかと思いませんか?なぜ無料で補償してくれるのか、そのお金はどこから発生するのかの理由は、会員、クレジットカード会社、加盟店のシステムにあります。

 

会員は、加盟店で商品などを、現金を使わずにクレジットカード決済で入手します。加盟店はカード会社へ請求をします。カード会社は請求された金額を加盟店へ、会員の代わりに立替払いをし、会員へ請求をします。そして、会員はカード会社へ後日代金を支払います。これがクレジットカードの仕組みとなっています。

 

実は、カード会社が加盟店へ立替払いをした時、加盟店は何%かの手数料を支払います。

これは、消費者がクレジットカードを利用することで、その加盟店で積極的に買い物をすることが見込めるようになり、売上が伸びる可能性があると考えられるためです。

 

そのため、加盟店からクレジットカード会社へ「ありがとう」という意味を込めて、対価として手数料が支払われます。この手数料がクレジットカード会社の儲けとなり、これを原資として会員に対して以下のような様々な還元が行われます。

 

◆ポイント付与

◆国内旅行保険

◆海外旅行保険

◆空港ラウンジ利用料無料

◆優待サービス

 

一般カード、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードなど、カードにはランクがあります。入会金や年会費が高くなるにつれ、受けられるサービスの種類や金額が増えてきます。しかし海外旅行保険に関しては一般カードにも付帯されていることが多いので、ゴールドカード以上のランクを持たなければならないという心配はありません。

 

以上のように、海外旅行保険の保険金は、クレジットカード会社が加盟店から受け取る「手数料」から発生するものであることが、保険料が無料である理由「その➀」になります。

 

なぜ〈無料〉なの?~理由その②~

保険料が無料となっているもう1つの理由は、カードの支払方法にあります。あなたが新規申込書を記入した時やお買い物をした時は、「支払の回数」を選択することになります。1回で全て支払う時は「一括払い」、2回、3回など分割して支払う時は「分割払い」、もしくは「リボ払い」となります。この分割払い・リボ払いが、海外旅行保険の無料につながるのです。ではもう少し詳しくご説明していきますね。

 

会員は、クレジットカード会社が立て替えてくれた金額を支払う必要があります。一括払いは、翌月または翌々月などに1回で全て支払ってしまうものです。分割払いでは、翌月などから数回に分けて支払いをします。つまり、支払い期間を延ばすということですね。

 

一気に支払う必要がないので、高額なお買い物をした時やお金に困っている時は助かります。しかしこの分割払いには、数%の「金利」がかかってきます。銀行や消費者金融などで借入をした時と同じように、クレジットカード会社に対していくらかの利息を支払わなければならないということです。

 

分割払い・リボ払いを設定するタイミングは、3種類あります。

 

◆新規申込書を記入した時

◆お買い物をした時

◆請求がきた時

 

新規申込書の中に、毎月の利用金額に対して、限度額を設定することのできる箇所があります。例えば5万円と書けば毎月の支払いが5万円を超えることがなく、もし超えてしまったら翌月の請求に加算されるという仕組みです。

 

お買い物をした時は、「一括払い」や「2回払い」などを選択することができます。翌月の口座引き落とし日となる頃に、口座残高に不安のある方は、支払い回数を分けることになりますが、それが「分割払い」や「リボ払い」となります。

 

お買い物をして翌月などにクレジットカード会社から請求がきた時、支払わなければならない合計金額を確認してから、分割・リボを選択することもできます。普段は一括払いだけれども、今月はちょっと口座の残高が足りないなと感じた時だけに分割払いをすることができるので、便利です。

 

このように、分割払いには様々な種類がありますが、共通することはやはり「利息」がつくことになります。この利息こそがクレジットカード会社の収益となり、会員へポイントなどで還元されるのです。したがって、海外旅行保険の補償も実現することができます。

 

どれが良い?オススメの選び方

f:id:Cima0206:20161202203114j:plain

なぜ海外旅行保険が「無料」なのかについて、お分かりいただけたでしょうか?入会金・年会費が無料もしくは有料で、利用付帯のもの、自動付帯のものなど、数々のクレジットカード会社によってそれぞれの補償内容で提示されています。また、補償金額にも差があります。

 

そこで、オススメなのは、あなたがクレジットカードを持つ「目的」を考えてみることです。では詳しくご説明していきますね。

 

海外旅行へ行く予定の無い方、今後も行くつもりが無い方は、海外旅行保険が付いていないクレジットカードを選択しても問題ありません。ですが、自動付帯しているクレジットカードを選択しても問題ないということになります。

 

クレジットカードには、海外旅行保険だけでなく様々なサービスがあるということをお伝えしてきましたが、その中に「ポイント制度」があります。クレジット決済でお買い物をすることで、100円につき1ポイントなどのポイントが付与されるというものです。

 

毎月決められた日にポイント5倍となっていたり、ポイント20倍などの対象商品を購入したりすることもできます。そして、貯まったポイントでは1ポイントにつき1円などで、そのお店でお買い物をすることができます。

 

つまり、ポイントを貯めればそのポイントでお買い物ができるということですね。ショッピングセンターやスーパーなどへよく行く主婦・主夫の方は、そのお店が提携しているクレジットカードを持つことがオススメです。

 

この場合、海外旅行保険については、付いていれば助かるもの程度としてとらえておいていただければ良いです。つまり、付いていなくても良いということですね。

 

海外旅行保険を、どのように使いたいかによっても、選び方が違ってきます。既に上記でご紹介しましたが、病気やケガ、盗難や紛失などについて、何を重視したいのかを考えてみましょう。補償金額も異なっているので、クレジットカードの比較サイトなどを利用して、海外旅行保険の補償内容を詳しく見てみることがオススメですよ。

 

例えば、一般カードは、基本的に入会金や年会費が無料となっています。そしてゴールドカードやプラチナカードなど、ランクが上がるにつれて、入会金・年会費に必要な金額が高くなっていきます。その代わり、様々なお得なサービスを受けられたり、海外旅行保険だけでなく、国内旅行保険などの他の保険も利用できたりするものとなっています。

無料で付帯しているのが魅力的な海外旅行保険ですが、わざわざ一般カードの無料のクレジットカードを発行する必要はありません。ゴールドカードやプラチナカードにももちろん海外旅行保険は付帯していますし、補償内容の範囲や補償金額については一般カードよりも手厚くなっていることが多いです。

 

また、クレジットカードには、VISAやMasterCard、JCBなどの国際ブランドがあります。海外旅行保険が自動付帯の場合は気にする必要はありませんが、利用付帯の場合は注意していただきたいことがあります。それは、海外旅行先でクレジットカードが使えない場合があるからです。 

海外旅行保険を適用するためにクレジットカードを使わなければならない時、海外のお店でクレジットカードが使えなければ、海外旅行保険を利用することもできませんよね。その心配がないように、複数の国際ブランドのクレジットカードを持って行くこともオススメですよ。

 

まとめ

・入会金や年会費が無料なのに、保険金が出る理由は会員もしくは加盟店からの「手数料」にある。

・各クレジットカードで補償内容・補償金額が異なっている。

・クレジットカードを発行する時は、そのカードで何をしたいのかを見極める。

・海外旅行へ行く時は、複数の国際ブランドのカードを持って行くのがオススメ。

無題ドキュメント