通話が多い方に。新しいガラケー事「ガラホ」「ガラスマ」の解説

登場してそれなりの時が立っているのですでにご存知の方もいるかもしれませんが、ガラケーのOSとしてAndroidを利用したガラホを各社がラインナップに入れ始めています。

ここではガラホの解説と機種の紹介をしていきます。

ガラホとは

f:id:manekai:20161226172218j:plain

ガラホとはガラケー(フィーチャーフォン)のOSとしてAndroidを利用した機種のことです。

ほかにも「ガラスマ」など複数の呼び方がありますが、ここではauで使われている「ガラホ」に統一します。

ガラホのメリット

ガラホのメリットとして、10キー付きなのでタッチパネル操作になれていない方でも使いやすく、従来の携帯電話の操作感覚で利用できるタイプがあります。

折りたたみ式携帯なので電話がしやすく、携帯性にも優れている機種が多いです。

 

またフィーチャーフォンとして見ると、従来は対応していなかった4G通信の他にWi-Fiやデザリング、Bluetoothなどのスマートフォン機能を使えるというメリットがあります。

後述の通りGoogle Playが使えない機種が多いのですが、基本はAndroidなのでそれぞれのキャリア独自のマーケットにあるアプリを利用する事ができます。

ですから、ガラケーでLINEなどを利用することも可能です。

デメリットはある?

デメリットとしてはGoogle Play未対応機種が多いことがあげられます。

またタッチパネル未対応機種が多いので、スマホに慣れている人には使いにくい部分があります。

 

Googleplay未対応機種でも工夫をしたらスマートフォン向けのゲームなどを導入することもができるのですが、携帯電話と同様の3,5インチディスプレイでもともと高いスペックを求められる場面を想定して作っていませんから、性能もそこまで良くはありません。

ですから、基本的には高いスペックを求めるゲームは難しいです。

 

また当然ですが、外側はガラケーとはいえ中身はスマートフォンなので、ezwebなどのフィーチャーフォン向けの機能は未対応となっています。

なんでガラホが生まれたのか?

f:id:agathaCW:20161217014627j:plain

スマートフォンを求める方にとって、ガラホはあまりメリットがないと感じる人もいるでしょう。

なぜandroid搭載のガラケーが生まれたのかを解説するには、ガラケーの現状を理解しなければなりません。

かつてガラケーに搭載されていたOSは、各社がLinuxなどをベースに独自に開発していました。

その結果、各社で独自のサービスが生まれるなどのメリットもあったのですが、各社それぞれがバラバラにサービスやアプリを開発していたので、共通性が低いというデメリットもありました。

そのデメリットを解消できず、Androidと呼ばれるシェアの大きい外国産OSにまけてしまうことになります。

そういった経緯から、現在のOS市場はAndroidもしくはiOS(iPhoneに搭載されるOS)は主流となったのです。

 

ですから、Androidに対応しないガラケーのパーツは生産が少なくなっており、将来的にはなくなると予想されています。

また同時に、通信設備をもっているキャリアにしてみれば「3Gをもうそろそろ廃止して4Gに移りたい」という思惑もあります。

 

とはいえ、ガラケーは電話のしやすさなどから、今でも一定の人気があります。

しかし、メーカー側の視点に立つとすでに開発がほぼ止まっているガラケーでは新機種は出せません。

その上、最近主流となっているスマートフォン向けサービスは根本的な部分で技術が違うので、ガラケーで利用することが難しいです。

そのため新機種も出せず、利用者の減少によりガラケーのサービスがどんどん減ってしまい、本人は乗り換える気がなくてもスマホに乗り換えざる得ない環境が生まれていました。

 

そこで、4G(LTE)対応でパーツも確保しやすいAndroidを搭載したガラケーである「ガラホ」を作り、メーカー側の「ガラケーの生産が難しい」という実情と、ユーザー側の「ガラケーが欲しい」という需要の両方をカバーする事を狙ったわけです。

具体的な機種

それでは、次にいくつか具体的な機種を紹介していきたいと思います。

AQUOSKシリーズ

日本で初めてauから販売された「ガラホ」です。

携帯として基本的な機能は抑えつつ、LINEに対応していることや、しかもすでに数が少なくなっていたガラケー型の新機種ということもあり、大きな話題となりました。

 

その後、auVoLTE対応のAQUOSKSHF33やドコモからAQUOSケータイシリーズ、SIMフリーでYモバイルや楽天モバイルなどのMVNO(格安SIM)からも販売されているSH-N01など、複数のシリーズが出るほどの定番機種となっています。

GRATINA 4G

3Gケータイ時代から人気ブランドであったGRATINAシリーズは、auの3Gケータイ最後のブランドとして根強い人気がありました。

そのGRATINAがガラホになり、4Gに対応した機種がGRATINA 4Gです。

特徴としては、京セラお得意の防水・防塵・耐衝撃と、普段使いで多少雑な扱いをしても大丈夫であるという安心性がある点がまず挙げられます。

 

またauVoLTE対応で、スマートソニックレシーバーにも対応しています。

スマートソニックレシーバーというのは京セラ独自の技術で、ディスプレー全体を使って音を伝えることでどのような場所でも安定した通話を可能とするほか、受話口が無いので埃や水などに強くなっています。

MUSASHI

MVNOでは珍しく独自開発の端末を複数販売し、定番の機種から変わり種まで幅広く扱うFREETELが販売した、二画面搭載のガラホがMUSASHIです

 

4インチと通常のガラケーと比べるとかなり大きめな姿をしているのですが、特徴はその変わったフォルムです。

実際に画像を見るのが一番わかりやすいのですが、開いた状態であれば通常のガラケーですが、折り畳むと背面にもタッチパネル方式の画面があるという変わった形をしています。

 

通話やメールの際は開いてガラケーと同じ要領で利用し、通常時は折り畳んでちょっと分厚いスマートフォンとして使う「二刀流」を目指して作られたスマートフォンとなっています。

また、タッチパネル搭載である上にGoogleplayに対応しているので、自由にアプリを増やすことができます。

電池は交換式、デュアルSIM機能搭載でガラケー時代ではどの機種にも付いていたストラップホイルも搭載しています。

 

登場した当時は一部で話題にはなったのですが、スペックは内蔵メモリ8GでRAMが1Gとロースペックに近く、一方で定価が2万5千円と同社のフラグシップ機と比べてもかなり割高となっていました。

そのため、今では二画面という機構を楽しめるガジェット好きが、玩具として買う程度の人気となっています。

ちなみに、現在はフリーテルがおこなった価格改定により、約1万5000円まで価格が下がっています。

SH-03H

かなりマイナーな機種ですが、docomoが出しているandroid搭載の携帯です。

今の時代におサイフケータイ、Wi-FiやGoogleplay未対応と、なかなか珍しい機種です。

また、docomoが提供するアプリマーケットであるd-マーケットに未対応、しかもカメラもなく、性能がかなり低いというのが特徴です。

というのも、この機種は法人向け機種であり、カメラレスにすることで情報流出対策の他、カメラなどが持ち込み禁止の場所でも使えるように制作してあるのです。

そのため、防水や防塵、電池の持ちなどはかなり良いですし、データーの暗号化機能や遠距離ロックなどの情報漏洩対策がしっかりとしています。

基本は法人向けですが、個人でも購入する事は可能となっています。

まとめ

MUSASHIのような変わり種のガラホは存在しますが、多くのガラホはガラケーユーザーに向けて作ってある「ガラケーの進化版」です。

ですから、スマートフォンを求める方には少し不満点も残るかも知れません。

しかし、10キーで折り畳み携帯を求めるという方にはうってつけの機種となっています。

 

今後はガラケーの部品が少なくなることが予想されますし、将来的には3Gの廃止もありえます。

それでも、「スマホは使いにくい」「ガラケーが良い」という顧客の需要に答えるために、今後もガラホは進化し続けるでしょう。

[PR]格安SIM・格安スマホを探すなら格安SIM比較情報.com

格安SIM比較情報.com

格安SIMの情報なら格安SIM比較情報.com!プランや購入できる端末、その他のスペック情報も満載!自分に合ったスマホがきっとみつかる。

格安SIM比較情報.com >>

無題ドキュメント