お金がかかる運転免許を取得する際に便利!運転免許ローンとは?

お金がかかる運転免許を取得する際に便利!運転免許ローンとは?

免許の種類はたくさんありますが、その中でも多くの人が持っている免許と言えば自動車の運転免許でしょう。仕事でも運転免許が必要になるシーンは多く、持っていて損のない免許と言えます。
しかし、運転免許を取得するには、教習所に通ったり合宿所に宿泊したりする費用がかかるため、まとまったお金が必要です。中には、まとまった金額を用意することが難しいという人もいるでしょう。
そんな人に便利なローンが、運転免許ローン(教習所ローン)です。ここでは、運転免許ローンの概要についてご紹介します。

運転免許の取得には22万円から35万円ほどかかる

自動車の運転免許の取得には、およそ22万円から35万円かかると言われています。その内訳は、教習所への入学金がおよそ2万円から10万円、技能講習代が13万円から15万円ほどとなります。
また、テキスト代や仮免の発行料金、運転免許センターでの受験費用なども必要です。追加で講習や試験を受けることになった場合は、さらに追加料金を支払わなければなりません。
上記は一般的な教習所に通った場合の金額ですが、免許取得の合宿に参加すれば、食費や宿泊費などを含めても20万円ほどで免許を取得できるケースもあります。しかし、どちらにしても運転免許取得のためには、少なくても20万円以上というまとまったお金が必要になります。そこで、運転免許ローンを利用すれば、これらの必要資金を短期間で用意することができます。

運転免許ローンの3つの特徴

以下では、運転免許ローンの3つの特徴をご紹介しましょう。

【1】学生でも申し込みが可能
運転免許ローンは、基本的に学生の方でも申し込みができます。運転免許の取得を目指している層は、比較的若い世代が中心となっているため、運転免許ローンは若年層も対象に含まれているケースが多くなっています。
ただし、申し込みができるのは18歳以上の方のみであり、18歳以上であれば高校生でも自分名義での申し込みが可能です。なお、一般的な運転免許ローンでは、未成年が利用する場合に親の同意が必要となります。
社会人として働き始めると、まとまった時間をなかなか確保できず、教習所に通うことも難しくなるでしょう。そのため、学生のうちに運転免許ローンを利用して、教習所や合宿で免許を取得する方は多く見られます。

【2】スキップ払いができる
スキップ払いとは、元金(借入金額)の返済開始期間を遅らせる支払方法のことであり、多くの運転免許ローンで利用することができます。例えば、20万円を3ヶ月のスキップ払いで借りた場合、借りた時期から3ヶ月経過したタイミングで、20万円の返済が開始されます。1月に融資を受けたとすると、返済開始時期は3ヶ月が経過した4月からとなります。
このスキップ払いを利用すれば、社会人になって収入が安定してから、運転免許ローンの返済を始めることが可能です。また、運転免許ローンは支払回数を選ぶこともでき、比較的自分で返済計画を組みやすくなっています。返済のことも考慮した上で、計画的に利用することを考えておくと良いでしょう。

【3】教習所と連携しているケースが多い
金融機関の中には、教習所と連携した運転免許ローンを提供しているところも見られます。そのような運転免許ローンを選べば、教習所の窓口や合宿免許のウェブサイトから、免許取得の申し込みと一緒にローンを申し込むことが可能です。

運転免許ローンの種類と審査の傾向

運転免許ローンの種類は大きく分けると、

・銀行のローン
・信販系のローン
・大学生協のローン

上記の3タイプに分けることができます。タイプによって、運転免許ローンの特徴には少し違いが見られるため、以下では各タイプの特徴についてご紹介しましょう。

【1】銀行のローン
銀行の運転免許ローンは、金利が低く限度額が高いことが特徴です。ただし、その分審査は厳しい傾向にあり、20歳以上でなければ借入できない、学生の借入はできないといった銀行も多いです。
銀行によっては、自動車ローンの中に運転免許ローンを含んでいる場合もあります。

【2】信販系のローン
多くの運転免許ローンは、信販系のローンに該当します。若い世代をターゲットとしている信販会社が多いため、20歳未満など若年層の方は、信販系のローンを主な選択肢として考えてみると良いでしょう。比較的金利は高めに設定されていますが、ポイント特典など信販系ならではのサービスも見られます
審査に関しては、今まで延滞などの金融事故を起こしていなければ、特に厳しいといった傾向は見られません。ただし、利用する信販会社によっては保証人が必要であり、保証人の信用情報によっては審査に通らないこともあります。

【3】大学生協のローン
大学生協では、大学生のみが借入可能な運転免許ローンが提供されています。借入には両親が保証人になることが条件とされていますが、金利が比較的低く、審査も特に厳しくないといった傾向が見られます。

このように、運転免許ローンの各タイプにはそれぞれメリットとデメリットがあります。また、運転免許ローンは人生で初めて利用するローンになることも多いでしょう。そのため、運転免許を取得する際にかかる時間や費用などをよく考えて、自分に合った運転免許ローンを選ぶようにしましょう。

まとめ

・運転免許の取得には、まとまったお金が必要になる
・運転免許ローンを利用すれば、免許取得に必要な資金を短期間で用意できる
・運転免許ローンには、「学生でも申し込み可能・スキップ払いができる・教習所と連携している場合が多い」といった3つの特徴がある
・運転免許ローンには、「銀行・信販系・大学生協」の3つのタイプがある

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