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1,000円台から好みの指輪を作れる。趣味として楽しむ「ジュエリー」の世界

1,000円台から好みの指輪を作れる。趣味として楽しむ「ジュエリー」の世界

はじめまして。観たい舞台やライブがあれば会場が海外でもチケットを取り、暇を見つければ弾丸旅行に飛び回るフットワーク軽めのオタクOL、桜花です。「この服かわいい!……けど、服1着のお金で舞台のS席チケット1枚買えちゃうし我慢!」と、完全に「コト消費>>>モノ消費」の優先順位で生きています。

そんな私が2018年に出会ってしまったのが「ジュエリー」の世界。宝石を使用したアクセサリー、中でも指輪にハマってしまい、2年前まで1つもファッションリングを持っていなかったにもかかわらず、気付けばその日の気分に合わせた指輪を選んで身に着けるのが習慣になりました。

今回は、私がジュエリーにハマったきっかけや、ジュエリーに興味を持った人におすすめしたいブランドを価格帯ごとに紹介したいと思います。安いものだと、1,000円台からオーダーメイドで制作することもできます。

「ジュエリー」への先入観が覆った、Instagramでの出会い

キラキラしたものは、昔から好きでした。宝塚も好きだし、映画祭のレッドカーペットのドレスを見るのも大好き。でも、そこで見る宝石は女優やセレブのコスチュームジュエリーであって、完全に別世界のものです。素敵だなと思っても、「手に入れたい」と思うことはありませんでした。年収より高いジュエリーを買ったところで、そんな高価なアクセサリーに合わせて着られる服は持ってないし……。

ということで、私にとってジュエリーは憧れではありつつ、それを欲しいと思うことは「お城に住みたい」というのと同じくらい非現実的な夢でした。

そんな状態からどうしてジュエリーの沼に足を踏み入れてしまったのか……。そのきっかけは、Instagramでした。いつものように、予定していた旅先の食べ歩きグルメを検索しようと画面をスクロールしていたときに、1つの写真が目に飛び込んできたのです。

ソフトクリームを持つその左手には、綺麗にネイルが塗られ、4〜5個の指輪が重ね付けされていました。私はその中の1つ、石にピンクとグリーンのグラデーションが入ったキラキラと輝く指輪に目を奪われたのです。

こんな2色の石は見たことがない。ガラスなのかな。どこで売っているんだろう。ピンクとグリーンの組み合わせって、大好きなミュージカルの衣装に似ている。指輪の台座部分もとってもかわいくて、日常っぽい写真にもマッチしている。この指輪が欲しい!!!

完全に一目惚れです。たった1枚の写真から、ここまで強い気持ちでアクセサリーを欲しいと思ったのは初めてでした。

幸いオタク気質でインターネット検索の術に長けていたため、私が一目惚れして気になったその指輪は「tatsuo nagahata」というブランドのものであること、2色の石は「バイカラートルマリン」という名前であることをすぐに突き止められました。

芋づる式にジュエリーブランドの公式サイトやジュエリーを収集する方々のアカウントを調べまくり、気付けば毎日指輪の写真を眺める状態に。最初は全体的に「キラキラしていてかわいい」と思っていた石たちの名前や特徴が少しずつ分かるようになり、お気に入りのブランドも増え、「どんな指輪が欲しいか」という欲望がより具体的になっていきました。

指輪のオーダー会で沼にハマる

来る日も来る日も指輪の写真を見続け、欲しいものが増え過ぎてわけが分からなくなっていたタイミングで、なんとジュエリーに興味を持つきっかけとなったtatsuo nagahataさんのオーダー会に当選しました。

ジュエリー沼を覗いた女がオーダー指輪を作ってきたよ

指輪の写真

下調べを重ねてオーダーした指輪はまさに自分の理想そのもので、毎日手に取っては眺めてうっとりしています。

指輪の写真を見るようになってから自分の目も肥えてしまい、好みはどんどん細分化されました。その結果、実際に買うつもりでお店に行っても「石の色は好きだけど、土台の部分はもっとシンプルな方が好きだな」「デザインはとても好みだけど、できればピンキーリングじゃなくて中指に着けたいんだよなあ……」なんて贅沢な悩みがどんどん出てきてしまい、ますます選ぶのが難しくなっていました。なまじ安い買い物ではないだけに、少しでも「惜しい」と思うところがあると衝動買いもできず。

それがオーダーだと、石もデザインもサイズも全て自分の好みで注文できてしまうんです。

そして現地で大量のルースを見てしまったことで、写真では興味がなかった石たちのかわいさにも気付いてしまい、また一歩さらに沼の深みへと足を進めたのでした……。

これからジュエリーを趣味にしたい人へ。おすすめしたい“世界”の歩き方

さて、ジュエリーが気になるけど何から手を出していいか分からない、という方のために、超・初心者の私がおすすめするジュエリーの世界の入り方をご紹介します。

どんな石や色にときめく? まずは自分の好みを知ろう

私ものぞいてから知りましたが、ジュエリーの世界は想像以上に広くて深い。お値段もピンからキリまであるし、同じ石でも色やカットによって印象は全く違うものになります。店頭で一目惚れしたものをお迎えするのも良いけれど、まずはいろいろな写真を見て、自分がどういう色や形の石にときめくかを知るところから始めるといいと思います。

チェックするものは、ジュエリーブランドの公式サイトや、写真の多いInstagramがおすすめ。Instagramでは、よくジュエリーブランドやセレクトショップのアカウントを見ています。ハッシュタグ「#手元くら部」は、時計やネイルも含めた手元のコーディネートが見られて楽しいです。ファッション誌や百貨店のサイトでもジュエリーの特集はよく組まれています。

セレクトショップに行ってみよう

百貨店のジュエリーフロアって、1人で見にいくのはちょっとハードルが高いというイメージがありませんか?個人的には、まずセレクトショップに行ってみるのをおすすめします。気軽に入れるファッションビルに入店しているところも多くて、足を運びやすいし、いろいろなブランドのジュエリーを一気に見られます。

複数のブランドを扱っているからか、店員さんの知識も豊富。幅広い相談に乗ってくれるので、「白っぽい石で、細めの指輪が欲しいんですけど……」みたいなふわっとしたリクエストにも応えてくれます。

私がおすすめするセレクトショップは「H.P.FRANCE」さん。全国展開していて、商品を紹介するInstagramも頻繁に更新されています。店頭に並ぶジュエリーや写真を見ていくうちに、自分のお気に入りの傾向がきっと分かるはずです。

1,000円台でオーダーも可能。値段別のおすすめブランド

写真や店頭でジュエリーの世界をのぞいた後は、お気に入りの一品を購入してみましょう。ここからは、私のおすすめブランドを値段別に紹介していきます。高価なものは少し手が出しづらい……という人は、比較的お手頃なジュエリーから入ってみてください。

重ね付けにおすすめ! シンプルな指輪を1,000円台でオーダー

指輪の重ね付けでコーディネートしたいときに便利なのが、石の付いていないデザインのものです。シンプルなものを何本か重ね付けしても綺麗だし、色石のついた指輪と組み合わせてもかわいい!

グレンタの写真①

東京・吉祥寺と神奈川・鎌倉にあるセレクトショップ「Glänta(グレンタ)」なら、ゴールドとシルバーのシンプルな指輪が常にたくさんそろっています。しかも、自分のサイズに合わせて1,000円からオーダーメイドできるんです。“プチプラ”でオーダーの楽しさも味わえる、おすすめのお店です。

グレンタの写真②

私は「1,000円以下でも指輪がオーダーできる」と聞いて、チープでかわいい感じのものを作るつもりで店舗に行ったのですが、実物を見て想像以上に高級感のある素材にびっくり。単体で身に着けてもおしゃれなデザインで、アンティークな色味もお気に入りです。

3,000円台で楽しめる天然石アクセサリー

Biju mam(ビジュマム)」さんは、天然石を使用したアクセサリーブランド。一つ一つの石の形も色の出方も違う1点物、なのに3,000円台から購入できちゃうんです。店員さんによると、鑑定書を付けないことで値段を下げているのだとか……(その代わり、名前が正確には分からない石もあり)。

ゴロッとした石を重ね付けするのが最高にかわいくておすすめ。バングルも売っているので、指輪とのコーディネートも楽しめます。とにかくお値段がお手頃なので、えいやと複数買いできてしまうのが危険!

ビジュマムの指輪

ゴロッとした石の指輪やバングルもヘビロテしていますが、特にこのバロック真珠の指輪がお気に入り。一つ一つが違う形のバロック真珠はジュエリーショップで購入するとなかなかお値段が張るのですが、ビジュマムでは3,000円ほどでした。着けると一気に個性的な手元になります。

1万円前後で買える、日常使いにぴったりなジュエリー

カジュアルなファッションビルに入っているブランドは、宝石が主役! というよりは服に合わせやすいデザインのものが多いような気がします。

私のお気に入りの「NOIR DE POUPEE (ノワール ド プーペ)」さんが展開するジュエリーは小ぶりな石でシンプルなデザインのものが多く、ルビーなど高価な石を使用したアクセサリーも手の届くお値段で買えます。指輪は指が華奢に見えるデザインが中心で、オフィスに着けていっても悪目立ちしない、さりげないかわいさがうれしいブランドです。

私は、光の加減や角度によってさまざまな色合いを見ることができる、小さなラブラドライトの指輪を購入しました。ちょうどルミネがセール中で、何気なくのぞいた店舗で「新しいことを始めるときに幸運をもたらす石ですよ」と聞いて勢いで買ってしまったのですが、どんな服にでも合うシンプルさがとても便利でヘビロテしています。

沼は底なし! 「オーダー会」で理想の指輪を作る

オーダー会の画像

とことんこだわりたいという人におすすめなのが、私がジュエリー沼にハマるきっかけとなったオーダー会です。

オーダー会とは、ルース(ジュエリーに加工する前の石)とデザインを選んで自分だけのジュエリーを作ることができる催しです。数種類の決まったデザインパターンから選べる形式もあれば、デザイン画を一から作っていくようなフルオーダーもあり、デザイナーさん本人とお話できることもあります。

ブランドのお店やオンラインサイトで常時注文を受け付けているところもありますが、百貨店のジュエリーフロアやセレクトショップのイベントとして不定期にオーダー会をされているデザイナーが多いです。

自分の理想を詰め込んだジュエリーをオーダーしたときの満足感は格別です。私はちょうど誕生日という記念に重なったのもあり、ハイブランドの鞄を買うくらいの値段を覚悟して行ったのですが、実際には選んだ石がそこまで高価でなかったのもあり(時価で価格も変動します)予算内で2つもオーダーできてしまいました。高価な大きい石を選んだり、たくさんダイヤの装飾をつけたりするとまた違うのかもしれませんが、思ったよりもずっとお手頃です。

日々の幸福度がぐんと上がる。指輪にハマるとこんなに楽しい

指輪にハマると、まずはやっぱり、日々の幸福度が上がる!! 自分の指は常に目に入る場所なので、かわいい指輪が視界に入るたびにテンションが上がります。服や鞄のような布製品に比べて劣化もしにくく、デザインにあまりはやり廃りもないため、本当に「一生モノ」に近い買い物ができるとも思っています。毎日着けても傷まないし減らないのだから、使えば使うほど“実質無料”に近くなりますよね。

また、価値の高い宝石であれば、石だけを取り出して新しく指輪を作り直すこともできます。親から受け継いだけどデザインが気に入らない……みたいな宝石があれば、リフォームに持ち込むことも可能です。そう思うと、少々高い買い物でもお得な気すらしてきます。

……と言いつつ、私もまだ片手で数えられるほどしか持っていませんし、今後も急激に増えることはないと思います。何せ、他の趣味にお金がかかるオタクなので……。

ただ、ジュエリーにハマったことで、持っている指輪を「出し惜しみ」しなくなりました。

昔は、ちょっと高め(自分比)のアクセサリーは「もったいない」「私服から浮くんじゃないか」と思い、結婚式への出席などハレの日にしか身に着けてきませんでした。でも、とっておきのかわいい指輪と出会ってからは「使って減るものじゃないし、毎日でも着けてあげなきゃ逆にもったいない!」と思うようになりました。

生活の邪魔にならない程度に手元を飾るだけで毎日とてもご機嫌で過ごせるし、一度買えば追加料金も発生しない……ジュエリーって実はとってもコスパの良い趣味なのでは!?

気になったあなたもぜひ、まずはプチプラからでもジュエリーの世界をのぞいてみてください。

執筆者のプロフィール
桜花
桜花

世界のミュージカルと旅とチョコレートが好き。すぐ遠征する多趣味なオタク。

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編集:はてな編集部