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ビュッフェに救われた私がオススメしたい、ただの「食べ放題」を超えたお店と楽しみ方

ビュッフェに救われた私がオススメしたい、ただの「食べ放題」を超えたお店と楽しみ方

悩みがちの凡人女ブロガー・やままです。「言いたいことやまやまです」というブログを運営しています。

私は本当によく悩みます。日々、憂いています。LINE返信のタイミングひとつとっても、「今すぐ返信すると急かしているように見えてしまう? いや、早く返事をした方が積極性を伝えられるだろうし……うーん……」といった具合です。

悩んでいない日はなく、これはもう神から授かったスキル……『ジョジョの奇妙な冒険』風に言うなれば「スタンド」としか思えません。

こいつ(悩み体質)とうまく付き合うには「息抜き」が必要です。そうしないと飲まれます。自分が攻撃されるッ! のです。では、いかにして息抜きをするか?


思う存分、食う。


これに限ります。食べているときだけは脳内にお花畑があらわれ、日々の憂いははるか彼方へと遠ざかるのです。

ひと昔前、仕事が忙しく、彼氏とも破局し、憂いモードが最高潮になった頃、ひとりでビュッフェレストランに突撃した私は、好きなものを好きなだけ食べているうちに心が洗われる体験をしました。

最初は単純な「ヤケ食い」でしたが、ひとりビュッフェを繰り返すうちに、「たくさん食べられる」だけではない魅力を感じるようになりました。満腹になれるから良いのではなく、楽しいから心が満たされていたのだと気付いたのです。

そこで今回は、悩みがちな私を救ってくれるビュッフェレストランの魅力と、お手頃価格帯のおすすめのお店をご紹介いたします。

ビュッフェ最大の魅力は「盛り付け」! 盛り付け方の基本「ナッパ・プロテクト」

「お腹いっぱい食べたい」が目的なら、焼肉食べ放題、オーダー式中華バイキング、デカ盛り料理などの選択肢もあります。しかし、ビュッフェならではの魅力は「自ら盛り付けるスタイル」にあるのです!

どの食器を用いて、どの料理を隣接させ、どれくらいの分量を盛り付けるのか。その全てが自分に懸かっているのです。誰の助けも借りることはできません。己を満足させられるかどうかは自分次第です。

当初はとにかく「めいっぱい食べてストレス発散」が目的だったので、ボリューム重視だったり、そのお店でなければ食べられないものばかりを選んだりして盛り付けていました。皿一面に広がる、大好きな鶏のから揚げの海原……それが私の桃源郷でした。

ところが繰り返しビュッフェに行くことで、私は徐々に「盛り付けの妙」を知ることになります。

ビュッフェといえば、具だくさんの炒め物、クリームソースをたっぷりまとった魚介類など、豊富なおかずが用意されています。それぞれの料理はとてもおいしいのですが、薄味好きの私には、味付けが濃い目に感じることもしばしば。

また、うまみが凝縮されたソースや汁がお皿に残ってしまいがちで、もったいなく感じていました。

よりよいビュッフェ・ライフを満喫するには、どうしたものか……。

考えた結果、味の濃さをうまく中和し、なおかつソースや汁をお皿に残さない、ビュッフェを100%楽しめる盛り付け方を発見しました。

その名も「ナッパ(菜っ葉)・プロテクト」!  我がビュッフェ道は「ナッパ・プロテクト」とともにあると言っても過言でないほど、この盛り付け方をおすすめしたいのです!

「ナッパ・プロテクト」とは、これまでお皿に盛ろうともしなかった生野菜をお皿に敷き詰めてから、お目当ての料理を盛り付けるというテクニックです。

特にレタスやキャベツのような「葉野菜」を重用するとよいでしょう。私はこの盛り付け方を基本として、ビュッフェを楽しんでいます。

生姜焼きを思い浮かべてください。私は単品だと味の濃さが気になってしまいます。しかしそうは言っても、肉のうまみを含んだ炒め汁は堪能したい……。

そんなときに活躍するのが「キャベツの千切り」ではないでしょうか。生姜焼きの醍醐味(だいごみ)といえば、炒め汁を吸ったキャベツの千切りをいただく瞬間にありましょう。これをビュッフェでも再現してしまおうというのが「ナッパプロテクト」なのです。

「ナッパプロテクト」の「プロテクト」効果は以下の通りです。

【効果1】料理の「濃い味付け」、塩分量過多からあなたをプロテクト!

【効果2】各種の「汁」が皿に流れて廃棄されてしまう現象からプロテクト! 汁の再雇用!

葉野菜で料理の濃い味をうまく中和しつつ、うまみの要であるソースや汁を受け止めることで料理の全てを楽しむことが可能に! あらゆる料理で生姜焼き同様のピースフルなシーンを生み出すことができます。

私が何度も通ったオススメのビュッフェをご紹介!

盛り付け方の基本を押さえたところで、皆さまにぜひ知っていただきたい、お手頃価格で楽しめる面白いジャンルのビュッフェレストランをご紹介いたします。

ビュッフェで知る、異国料理の楽しみ方

まずは、本場の味を堪能できる異国料理のお店から。

ブラジル料理「シュラスコ」のお店でランチビュッフェを堪能!

「異国料理×ビュッフェ形式」の代表と言ってもいいのが、ブラジル料理・シュラスコです。大串で焼いたお肉を目の前で好きなだけ切り分けてくれる「肉バイキング」。そんなシュラスコには、サラダバーも付いてくることが多いです。

サラダバーと名乗りつつも、野菜サラダ以外のメニューが豊富に取り揃えられているのが特徴です

銀座OL時代に特に足しげく通っていたのが、銀座8丁目にある「バッカーナ デマイス」です。シュラスコが絶品なのは当然として、「サラダバーのみ」だと平日ならたった1,000円(税込)!銀座ならずとも、この価格は大変にありがたい。ブラジル料理と野菜で満腹になりたいという夢を叶えてくれる素敵なお店です。

上の写真は、ある日のナッパ・プロテクト発動時の様子です。かなり上品な盛り付けですね。手前にあるうずらの卵のフライのように見える料理は、ブラジルのコロッケ「コシーニャ」です。

こうしたレアメニューを気軽に、思う存分、自由な食べ方でいただけるのが、異国料理ビュッフェの幸せなところです。

ブラジルの郷土料理がいただけるので、「お肉で腹を満たしてしまってはもったいない」とまで思ってしまいます。もちろんお肉も最高ですよ!

▼バッカーナデマイス 公式サイト

「銀座夜市」では、本格中華をビュッフェ方式で楽しめる

異国料理をたっぷり楽しめるビュッフェのお店としてもう1軒おすすめしたいのが「銀座夜市」。中華料理のバイキングなのですが、大衆的な「町中華」とは一線を画す本場の味を楽しめるラインアップにグッときます。

左奥に配置されている茶色い料理、何か分かるでしょうか?

正解は「北京ダックの頭」でした。頭が、おかわり自由!! いつも用意されているメニューではないのですが、来店して初めて出会ったときには驚きと感動でいっぱいでした。

そんなレアメニューも含め、自由気ままに盛り付けておいしく食べられるうれしさよ!

私はいま国境を越えた。人類、皆兄弟。料理、皆おいしい。異国の料理をビュッフェ形式で楽しめば、その国をより身近に感じられると思います。

「後悔することなく“食べ放題”したい」そんな時は、ヘルシー系ビュッフェへ

好きなものをたくさん食べて幸せに浸りたい。そう願いつつビュッフェレストランに足を運び満足したものの、時折こういった考えがよぎることもあります。「さすがに食べ過ぎた」と。

「今日は食べるぞ!」と覚悟をしている日はよいのです。でも「たくさん好きなものを食べたいけど、ちょっとカロリーが気になるな……」という日だってある!そんなとき、私は「ヘルシー系ビュッフェ」を選びます。

包容力あふれる野菜専門の「やさいの王様」

例えば、銀座と日比谷に店舗がある野菜専門レストランの「やさいの王様」。平日には60分間999円(税込)のランチビュッフェが楽しめます。さすが王様、お店の名前からして堂々たる包容力にあふれています。

おなじみのレタス類に加え、チンゲンサイや小松菜など、あまりサラダとして食べる機会がない野菜も豊富にそろっています。

お惣菜も、きんぴらごぼうやラタトゥイユ、ナスの天ぷらなど、野菜を使用したものがいろいろ。

揚げ物があるところに、王様の「本当はボリュームのあるものも食べたいんでしょう?」という気遣いを感じるではありませんか。

さらに王様は、「やっぱりお肉も食べたい」という私の気持ちも見抜いてくださっている模様。

このようにチキンもたっぷり用意されているので、野菜中心ながらも満足感いっぱい。から揚げではなくソテーなのがまた、ヘルシーでうれしい限りです。

デザートにはヨーグルトやフルーツがそろっており、甘い物好きの心もがっちりキャッチ。野菜中心のお店なのに、親近感のかたまりのようなラインアップなのです。

さて、この野菜国家で奥義「ナッパ・プロテクト」を発動するとどうなるか、ご覧ください。

サニーレタス、チンゲンサイ、小松菜、ワカメ、水菜といった葉野菜&海藻を下に敷き、ドレッシング代わりに惣菜を乗せています。さらにその上から、出汁で和えてあるオクラをどっさり。

王様の庭にあるちょっとした箱庭……いや、プレートの上に広がる野菜のゲレンデといった様相を呈しています。

▼やさいの王様 公式サイト

おばんざいビュッフェ「膳丸」

同様の「ヘルシー系」でおすすめしたいのが、新宿三丁目駅直結のビルにある「畑の厨 膳丸」(はたけのくりやぜんまる)。平日は時間無制限で1,000円、土日祝は90分で1,100円です(各税込)。

「さまざまなおばんざいが並ぶカウンター」と紹介されております。「おばんざい」……それは野菜をたっぷり食べられる甘美な呪文。

たくさん野菜を食べたい、そんなときには「おばんざい!」と唱えればハッピーになれます。

風呂吹き大根、小鯛の幽庵焼き、チキンの塩麹焼、ひじき煮、こんにゃくの炒めもの……ヘルシーな品々に感謝するばかりです。野菜しゃぶしゃぶコーナーは見逃さないように!

▼畑の厨 膳丸 公式サイト

皿一枚を使い尽くせ!「もうやんカレー」のランチビュッフェ

最後に、みんな大好きな「カレー」のハイレベルなビュッフェをご紹介いたしましょう。大人気カレー店「もうやんカレー」です。私はこのお店のカレーが世界一好きです。

大量の野菜とフルーツを丸2日間焙煎し、その後25種類以上のスパイスで味をまとめてから2週間熟成させ、やっと完成する「もうやんカレー」。

夜は1皿1,500円前後の価格帯ですが、ランチタイムは1,080円(税込)で食べ放題です。

お手頃価格だというのに、ポークカレーやビーフカレーは「本当にいいの!?」と言いたくなるくらい、お肉たっぷり。

カレーだけではなく、惣菜類の本気ぶりにも、目を見張ります。

スパイスが効いたキャロットラペ(おろし器やスライサーでせん切りにしたにんじんを、ドレッシングであえるフランスの家庭料理)、独特の食感がヤミツキになる「もうやん式おうどん」、カレーのお供には雑穀米やじゃがいも、チャーハンまで用意されています(ラインアップは日によって変わります)。

冒頭で「ハイレベル」と申し上げたのは、お料理の数々のクオリティが高いという意味だけではありません。

「1人につきお皿1枚」という、ビュッフェ初心者にはハイレベルなルールがこのお店には存在することに留意いただきたいのです。

もちろん最初からカレーをたっぷりお皿に注いで飲み干してもいいのですが、その後のおかわりタイムは「カレーを飲み干した後の皿」に料理を盛り付けることになる事実を受け入れなければなりません。

カレーもお料理もきちんと楽しむには、戦略が必要なのです。私の場合、「ナッパ・プロテクト」の派生形を使用します。

炭水化物が多くなり過ぎる事態を避けるべく、カレーのお供にはキャベツの千切りをセレクト。これを薄くお皿に敷きつつ、カレーのための土手としても使います。

左右にポークカレーとビーフカレーを盛り、上部にはお惣菜を数点。Tの字に配置されたキャベツにヒントを得て、私はこれを「Tバック盛り」と呼んでいます。

カレーは基本的に「飲む」扱いです。あらかた飲んだら、キャベツの千切りでお皿に残るカレーを拭うようにしてきれいに食べ切ります。

ルーがお皿に残るのが気になるようなら、ここでごはんを少々投下して「カレーライス」を楽しんでもいいでしょう。ここまでやりきれば、気持ちも新たにおかわりの旅に出発できます。

「ビュッフェ脳」をフル回転させる楽しさも味わえる、私が世界一おいしいと思うカレービュッフェ。店舗数が増えているので、お近くにお住まいの方にはぜひ足を運んでいただきたいです。

▼もうやんカレー 公式サイト

ビュッフェ形式は“胃的好奇心”を刺激する

ビュッフェ。それはただの「食べ放題」ではないと思っています。

満腹になれればいい、価格のモトが取れればいい──そんな単純なものではありません。ビュッフェ形式のレストランでは、たくさんのお料理をひとつのお皿に盛り付けることで、偶然のコラボレーションが生まれます。

ビュッフェによって刺激される、“胃的好奇心”。ビュッフェ形式のレストランでしか出会えない興奮なのです。まさに食べ放題というエンターテインメント空間であります。

その空間で試行錯誤した末に、自分だけの「盛り付けの妙」に出会った瞬間の喜びは、たまりません! ビュッフェレストランで人はときに興奮し、感動し、癒やされるのです。

そんなことまで考えるのはもしかしたら私だけかもしれません。良ければ、これを読んだあなたもビュッフェ仲間になってくれるとうれしいです。そしてビュッフェの楽しさを広めていきましょう! 大げさですが、本心です。

ビュッフェレストランは、「お腹いっぱいになれる楽しい場所」。 そこにはお値段以上の価値が必ずあるはずです。

レッツエンジョイビュッフェ!

執筆者のプロフィール
やまま
やまま

特殊スキルのない凡人雑記ブロガー。食レポ、ライフハック、ダイエット、仕事の愚痴など愉快な生存報告を毎日綴っています。凡人だって情報発信していいんだ!ということを身をもって証明していきたい。

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