更新日:

バーチャルカードとクレジットカードの違いや特徴について徹底解説!

バーチャルカードとクレジットカードの違いや特徴について徹底解説!

最近ではバーチャルカードと呼ばれるカードが普及しており、利用者が増加しています。しかし、バーチャルカードがクレジットカードやデビットカードと何が違うのか、どのようなメリットがあるのか分かりづらいかもしれません。

簡単にいうと、バーチャルカードはネットショッピング専用で、審査なしでつくれるカード。そして、物理的なプラスチックのカードはありません。

本記事では、バーチャルカードはクレジットカード違いや、どんなメリットがあるのかを、バーチャルカードの種類や特徴と一緒に解説します。

バーチャルカードはネット通販決済専用カード!審査なしで即日発行も可能

バーチャルカードはネット決済専用のカードで、実店舗では使えず、主にオンラインショッピングの決済に使用します。クレジットカードやデビットカードのように実際に発行して手元に持つリアルカードではありません。

バーチャルカードには、基本的に下記のような特徴があるので覚えておきましょう。

バーチャルカードの特徴

  1. 基本的にプラスチック製の物理的なカードがない
  2. オンライン上(ネットショッピング、ゲーム、電子書籍、電子コミックなど)の支払いとして使用される
  3. 即日発行が可能なケースが多い
  4. 年齢制限のないバーチャルカード(主にプリペイド式)も存在する
  5. 利用上限が10万円のカードやプリペイド式で使いすぎの防止にもなる
  6. カード番号を毎回の取引ごとに変更することも可能で、不正利用防止にもつながる

バーチャルカードは、基本的にリアルカードを発行しない仮想のカードなので、即日発行が可能なケースが多くなります。

また、プリペイド式のバーチャルカードは、年齢制限がないものもあるため、中高生でもバーチャルカードを持つことが可能です。

クレジットカードとの違い

バーチャルカードはクレジットカードよりも発行しやすいカードになります。クレジットカードは年齢や収入で審査に落ちる場合がありますが、プリペイドタイプのバーチャルカードは未成年でも発行できます。

また、バーチャルカードはクレジットカードと違い、カード番号を変更する手続きが非常に簡単です。

ただし、クレジットカードのほうが付帯サービスは多く、ポイント還元率も高いため、同じ料金を支払うなら、クレジットカードのほうがお得になります。

クレジットカード会社が発行するバーチャルカード

大手クレジットカード会社では、あと払いタイプやプリペイドタイプのバーチャルカードを発行しています。その会社のクレジットカードを所有していなくても発行できたり、未成年でも発行できるなど、最近ではバーチャルカードが入手しやすくなっています。

この項目ではクレジットカード会社が発行する、バーチャルカードを紹介します。

エポスカードを持った会員ならエポスバーチャルカード

エポスバーチャルカードはエポスカード会員限定サービスなので、エポスカード保有者かつ、「エポス Net」登録者が利用できるバーチャルカードです。

エポスカードの申込み条件は「18歳以上(高校生は除く)」となっているので、中高生は作れないことを覚えておきましょう。

バーチャルカード自体はエポスカードと紐づけされているので、利用できる上限金額は「エポスカードの利用可能枠内」になります。

デビットタイプやプリペイドタイプはありませんが、「エポスNet」から申込みをおこなえば即日発行ができるので、エポスカードを保有している人であれば申込み当日に使うことができる便利なバーチャルカードになっています。

エポスバーチャルカードの特徴

エポスバーチャルカードは、エポスカードと同様にポイントが付与され、発行手数料・年会費が無料なのが特徴です。クレジットタイプのバーチャルカードは2年目以降コストが発生しやすいですが、エポスバーチャルカードは無料で利用できます。

カード名義はエポスカードと同じですが、カード番号セキュリティコード有効期限はエポスカードと違うものが新しく発行されるので、セキュリティが不安なネットショッピングなどで利用するのもよいでしょう。

また、バーチャルカード発行後の再発行(番号変更)・利用停止は会員サイト「エポスNet」からいつでも設定できます。

利用したくないときは、設定金額を0円にしておけば、エポスバーチャルカードを勝手に利用される心配もありません。

コストがかからず、会員サイトで再発行(番号変更)手続きが可能となっており、全体的に使いやすいバーチャルカードとなっています。

多くのネットショップで使える三井住友VISAバーチャルカード

三井住友バーチャルカード
三井住友VISAバーチャルカード
VISA MasterCard 非対応 アメリカン・エキスプレス 非対応 JCB 非対応 ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • インターネットからのご入会で初年度年会費無料!
  • 悪用された額を補償
  • オンライン決済が可能
年会費初年度 年会費2年目〜 ポイント還元率
無料 300円(税抜) 0.1%
電子マネー
楽天Edy(エディ)
SMART ICOCA
ID(アイディ)
nanaco
Suica(スイカ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

三井住友VISAバーチャルカードは、三井住友カード発行のクレジットカードを持っていなくても「18歳以上(高校生は除く)」であれば誰でも発行可能なバーチャルカードです。

カード利用金額の上限は10万円までとなっており、デビットタイプやプリペイドタイプはありません。

また、バーチャルカードは即日発行に対応しているケースが多いですが、三井住友VISAバーチャルカードは、最短3営業日の発行になることを覚えておきましょう。

三井住友VISAバーチャルカードの特徴

三井住友VISAバーチャルカードの国際ブランドはVISAのみとなっていますが、VISAは世界規模でみても利用者の多いブランドのため、多くのネットショップで利用可能となっています。

新しいショッピングサイトやアプリ、ふるさと納税もVISAで支払いが可能となっているため、三井住友VISAバーチャルカードがあれば、オンライン上での買い物が安全におこなえます。

また、三井住友VISAバーチャルカードは再発行をおこなえばカード番号を変更することが可能ですし、24時間365日不正検知システムが作動しているので、セキュリティに高い評価を受けています。

万が一、バーチャルカードが不正に利用されたとしても、届出日から60日前まで遡って補償されるので、安心して利用できる点でも魅力があります。

注意点ですが、三井住友VISAバーチャルカードは発行手数料と初年度の年会費は無料ですが、2年目以降は1枚につき330円(税込)が発生します。

ただし、リボ払いサービスに登録して年1回以上の利用があれば、翌年度の年会費は無料となるので覚えておきましょう。

使い過ぎ防止にピッタリな楽天バーチャルプリペイドカード

楽天バーチャルプリペイドカードは、楽天カードを所有している方なら誰でも無料で発行できるバーチャルカードになります。

楽天カードの申込み条件は、「18歳以上(高校生を除く)」となっているので覚えておきましょう。

また、楽天バーチャルプリペイドカードの支払い方法はプリペイドタイプになります。

チャージ金額は500円、1,000円、3,000円、5,000円、1万円、2万円、3万円から選択でき、複数枚のカードを発行できますが、1日の上限は最大10万円までとなっているので注意しましょう。

楽天カードを保有している人は即日発行が可能なので、すぐにネットショッピングなどで利用することができる便利なバーチャルカードになっています。

楽天バーチャルプリペイドカードの特徴

楽天バーチャルプリペイドカードの国際ブランドはMastercardのみとなっており、Mastercardブランドで決済可能なインターネットショッピングなら、どこでも使えます。

プリペイドタイプのバーチャルカードのため、チャージした金額以上は利用できず、使い過ぎ防止に繋がります。


プリペイドカードは残高の処理が面倒だといわれていますが、楽天バーチャルプリペイドカードは残高が500円以下になると、楽天カードの利用代金として消費できます。

また、楽天バーチャルプリペイドカードは、発行するプリペイドカードごとにカード番号が与えられ、新しいカードを発行すればカード番号を変えることも可能なのでセキュリティ面も安心です。

ただし、楽天バーチャルプリペイドカードは、海外ショッピングサイトの支払いをすると、楽天カードだと手数料が1.6%なのが、バーチャルカードだと3.6%と割高にななってしまうデメリットがあることを覚えておきましょう。

オリコ バーチャルカードは年会費無料

オリコバーチャルカードは、「18歳以上(高校生は除く)」であればオリコカードを所有していなくても発行可能なバーチャルカードになります。

即日発行には対応しておらず、発行までに最短8営業日かかってしまいますが、利用金額の上限が最大80万円とバーチャルカードのなかでは高額になっています。

年会費は無料で発行できるので、手軽に発行できるバーチャルカードとして人気となっています。

オリコバーチャルカードの特徴

オリコバーチャルカードは、国際ブランドがJCBのみとなっていますが、一般的なオリコカードと同様に支払い金額に応じてポイント還元率がアップする特徴があります。

カード番号の変更は難しいですが、JCB海外お買い物保険が付帯しているので、海外のサイトで購入した商品が破損・盗難されても、購入日から90日間までなら補償されます。

バーチャルカードでブランドがJCBなのは珍しいため、JCBのバーチャルカードを探している方にピッタリです。

コンビニで購入できるライフカード Vプリカ

ライフカード Vプリカは、コンビニやインターネットで購入できる、ネット専用のバーチャルカードです。

利用条件は、「国内在住の18歳以上の方」となっているため中高生の利用は難しいですが、審査なしで即日発行ができる使いやすいバーチャルカードになっています。

ちなみに、Vプリカは最大10枚まで保有することができ、Vプリカ1枚の利用金額は購入する場所によって異なります。ただし、トータルの利用上限金額は10万円までとなるので覚えておきましょう。

ライフカード Vプリカの特徴

ライフカード Vプリカは、セブンイレブンやローソンといった、全国の大手コンビニや、ライフカード Vプリカのホームページで購入が可能です。

本人確認がなく、ニックネームで登録できるため匿名性が高く、個人情報が流出する心配はありません。

また、プリペイドカードごとにカード番号が異なり、同時に10枚まで保有することができるので、新しいカードを購入すればカード番号を変更することも可能です。

ただし、Vプリカの購入には手数料が発生することを覚えておきましょう。コンビニで購入する場合は、額面に応じて200円~390円、インターネットから購入する場合は一律200円となっています。

コンビニで購入できるため、未成年者でも簡単に作れるバーチャルカードになります。

スマートフォンアプリのバーチャルカード

最近では、スマートフォンアプリとして登録して使えるバーチャルカードも普及しています。この項目では、スマートフォンアプリのバーチャルカードについて解説します。

誰でもすぐにつくれるKyash(キャッシュ)

Kyash Card Virtual(キャッシュカードバーチャル)は、プリペイド式のバーチャルカードです。登録に関する年齢制限はないので、中高生(未成年は親権者の同意が必要)でも利用することが可能です。

Kyash Card Virtualを発行するためには、Kyashアプリへの登録が必要になりますが、バーチャルカード自体は即日発行が可能になっているので、申込み当日に利用することができます。

また、利用上限金額は、本人認証の有無によって下記のように異なるので覚えておきましょう。

Kyash Card Virtualの利用上限金額
本人認証の有無 1日の上限 1ヶ月(1日~月末)の上限
本人認証完了 3万円 12万円
本人認証未完了 5,000円 2万円

Kyashの特徴

KyashはバーチャルカードのほかにKyashCard LiteやKyash Cardのリアルカードを発行することが可能です。国際ブランドはVISAなので、リアルカードを発行すれば全国のVISA加盟店で利用できます。

基本的にカード番号の変更はできませんが、アプリ内のカード設定で利用上限を設定することやカード自体のロックをかけることも可能なので、不正利用されるリスクが少なくなっています。

決済はリアルタイムに通知されるため、カードの管理がしやすく、バーチャルカードの場合は決済金額の0.5%がポイントとして付与され、1ポイント1円で残高にチャージできます。

公共料金も支払えるLINE Pay(ラインペイ)

LINE PayはLINEアプリに搭載されている決済機能ですが、プリペイドタイプのバーチャルカードのほか、リアルカードも発行することできます。

LINE Payのバーチャルカードは、年齢制限がなく誰でも登録が可能なので、中高生などの未成年でも利用することができ、即日発行が可能です。

利用上限金額は、LINE Payのアカウントタイプによって下記のように異なるので覚えておきましょう。

LINE Payの利用上限金額
アカウント 1回の上限 1ヶ月の上限
LINE Money(本人確認あり) 100万円 なし
LINE Cash(本人確認なし) 10万円 10万円

LINE Payの特徴

LINE Payでは、1ヵ月の決済金額に応じてランクが決まり、ポイントの還元率がアップします。ポイントは1ポイント1円として利用できるため、まとまった支払いをLINE Payで支払うように設定すれば、ランクアップが狙えます。

LINE Payは公共料金バーコード付き請求書の支払いが自宅で簡単にできる「請求書支払い」というサービスや、ポイントが大量にゲットできるキャンペーンが不定期で開催されるなど、ほかのバーチャルカードにないサービスが豊富です。

基本的にカード番号は変更できませんが、LINEアカウントとLINE Payは異なるパスワードを設定できるため、不正利用を防ぐことができます。

お店でも使えるバンドルカード

バンドルカードは審査・年齢制限なしで誰でも作れるプリペイドタイプのVISAバーチャルカードなので、中高生などの未成年でも作ることが可能です。

即日発行が可能で、国内外のネット決済以外にリアルカードを申請すれば実店舗での支払いにも使えます。

バーチャルカードの利用上限金額は、「1回3万円で、月間では最大12万円となっているので覚えておきましょう。

バンドルカードの特徴

基本的にプリペイドタイプは、事前にお金をチャージしないと利用できませんが、バンドルカードはあと払い清算が可能です。

手数料はかかってしまいますが、翌月末まで支払いをあと回しにできるという、ほかのバーチャルカードにはない特徴があります。

基本的にカード番号を変更することはできませんが、アプリから一時停止ボタンを押すだけですぐにチャージや支払いができなくなるので、第三者による不正利用を防ぐことも可能です。

さまざまなポイントをまとめて使えるPollet(ポレット)

Pollet(ポレット)バーチャルは、年齢制限がなく、中高生でも利用できるプリペイドタイプのVISAバーチャルカードです。発行までの時間は、最短3分程度となっているので、即日発行することも可能です。

Polletバーチャルのチャージ上限金額は下記のようになっているので覚えておきましょう。

Polletバーチャルの上限金額
1回のチャージ上限金額 最大3万円
月間のチャージ上限金額 最大12万円
残高の上限金額 10万円

Polletの特徴

Polletバーチャルは、現金やクレジットカードなどによるチャージではなく、別のサイトで貯めたポイントや自宅で使わないものを査定後にチャージして使うので、一般的なバーチャルカードとは若干違った特徴があります。

主にチャージできる種類は下記のようになっています。

Polletバーチャルでチャージできる種類

  • ポイントサイト(ハピタス、ポイントインカム、ワラウ、Gポイントなど)
  • 金券、外貨
  • モノチャージ
  • LINE Pay(LINEポイント)
  • アフィリエイト報酬(アドボンバー)
  • ビットコイン

また、Polletは、バーチャルカード「Polletバーチャル」のほかに、リアルカード「Pollet Million」を発行することも可能です。

Pollet Millionに関しては、クレジットカードや現金でのチャージが可能ですが、利用条件が16歳以上という条件が付くほか、発行手数料として500円かかることを覚えておきましょう。

デビットカードとバーチャルカードを比較

バーチャルカードもデビットカードも、どちらも審査なしで作れるカードですが、バーチャルカードとデビットカードにはいくつかの違いがあります。

バーチャルカードのプリペイドタイプなら使い過ぎを防げる

デビットカードは銀行口座と直接紐付するため、使い過ぎを防ぐには自分で注意しなければなりません。

プリペイドタイプのバーチャルカードなら、事前に入金した以上のお金を使う心配はありません。また、スマートフォンアプリのバーチャルカードは、アプリ側で毎月の使用金額を設定することもできます。

デビットカードはクレジットカードと同じように使える

デビットカードは実店舗やネットショッピングなど、クレジットカードと同様に幅広く使えますが、バーチャルカードはオンライン決済専用のカードのため、実店舗での支払いには使えません。

ただ、バーチャルカードは、Amazon.co.jp楽天市場Yahoo!ショッピングなどの人気のショッピングサイトで利用可能ですし、初めて利用する通販サイトでも問題なく使うことができます。

そのため、ネットショッピングをよく利用する人にとっては、審査不要で即日発行ができるバーチャルカードのほうが使い勝手がよいということもあります。

ポイント還元率はカードによって異なる

バーチャルカードもデビットカードも支払い額に応じてポイントが付与されます。ポイント還元率はカードによって違いがあるため、どちらがお得だとは断言できません。

セキュリティ対策もしっかり!番号がすぐに変更できるバーチャルカード

バーチャルカードはカード番号を気軽に変更できますが、デビットカードは番号を変更するのに時間と手続きが必要です。仮に、ショッピングサイトからカード番号が流出したとしても、バーチャルカードのほうはすぐに対処できます。

バーチャルカードはクレジットカードやデビットカードに比べると、利便性は限定されており、ポイント還元率も高いとはいえませんが、セキュリティ面での高さはほかのカードに比べて優れてます。

ですので、セキュリティがちょっと不安な海外サイトなどではバーチャルカード、実店舗や普段利用しているショッピングサイトではデビットカード、クレジットカードを使うといったように使い分けるのがおすすめです。

バーチャルカードのまとめ

バーチャルカードはオンラインショップ専用のカードです。実店舗での支払いに使えないカードが多いですが、セキュリティ面はしっかりとしています。

情報が流出して、クレジットカードの不正利用を防ぐために再発行する手間を考えたら、一枚は用意しておきたいです。

大学卒業後、ライティング事務所に就職。2017年に独立し、フリーライターとして活動。ライティング業務に携わる中で、ジャンルを問わず多くの記事を執筆しましたが、最も得意なのは金融・経済系。特にアジア・欧州の経済や、新興スタートアップ企業に関する記事を投資webメディアにて連載中。猫が好きだけど、猫アレルギーのためモニター越しでしか眺められないのが悩み。ライティングを行う時には「分かりやすく・読みやすく・おもしろく」を心がけています。

野田 幹太の執筆記事・プロフィール一覧へ

関連記事