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クレジットカードをまとめるメリット・デメリットを解説!まとめるときの5つの注意点も紹介

クレジットカードをまとめるメリット・デメリットを解説!まとめるときの5つの注意点も紹介

クレジットカードはカードごとに特徴や特典が違いますが、たくさん発行していると管理が大変になります。

そのため、不要なカードは減らし、残しておきたいカードにまとめたいと思うこともあるでしょう。


今回はクレジットカードをまとめるメリットとデメリットを中心に解説しつつ、注意点や残しておきたいカードを紹介します。

クレジットカードはまとめるべきか?

基本的にクレジットカードは何枚でも発行できます。

ですが、カード会社ごとに付与されるポイントの還元率が違ったり、カードのランクによって受けられる優待サービスが違います。

また、国際ブランドもそれぞれ違いがあります。

国際ブランドの違い

  • VISA、Mastercardは、日本でも海外でも知名度が高く加盟店が多い
  • 日本生まれのJCBは、国内での加盟店は多いが海外での普及率は低い
  • アメリカン・エキスプレスは富裕層を中心に人気が高く、JCBと提携しているためJCB加盟店でも利用できる
  • ダイナースクラブはレストランの優待特典や会員限定イベントなどのサービスが充実しているが、他の国際ブランドと比べると加盟店が少ない

このように、クレジットカードはどこの国際ブランドの、どこのカード会社で発行するかによってメリットが変わります。

だからといって、カードをたくさん発行すると、持ち歩いたり管理するのが大変になってしまいます。

一般的にクレジットカードは2、3枚程度にしておくと便利だと言われています。

クレジットカードをまとめるメリット

カードをまとめると、以下の3つのメリットが得られます。

クレジットカードをまとめるメリット

  • クレジットカードを効率よく管理できる
  • 還元率の高いカードにポイントを貯められる
  • 財布のなかがスッキリする

それでは、順番にメリットを詳しく解説します。

メリット①:支払日や支払金額の把握が楽になる

クレジットカードの支払日は、カード会社によってそれぞれ異なります。

複数のクレジットカードがあると、どのカードでどれぐらい使用したのかが煩雑になりがちです。そして、すべての支払日と金額をしっかりと把握していないと、残高不足で支払い遅延を起こす原因にもなりかねません。

クレジットカードを少なくすれば、これらのリスクを減らしてしっかりと管理できます。

メリット②:還元率の高いカードにポイントを効率的に貯められる

クレジットカードのポイントは、カード会社やカードのランクによって違います。

一般的なクレジットカードの還元率は0.5%程度ですが、高還元率のカードは1.0%ほどまでアップすることがあります。

毎月5万円を支払った場合、0.5%だと1年で3,000円分しか貯まりませんが、高還元率のカードだと1年で6,000円も貯まることになります。

クレジットカードがたくさんあると、還元率の低いカードで支払いをしてしまう恐れがあります。

カードをまとめて支払いを還元率の高いクレジットカードに集中させれば、効率よくポイントを貯められます。

メリット③:財布のなかがスッキリする

クレジットカードのサイズは国際規格で決められているため、すべてのカードが同じ大きさになります。

縦53.98mm×横85.60mm×厚さ0.76mmのプラスチック製で、1枚や2枚だとあまり気になりませんが、5枚以上になると財布のなかでかさばるようになります。

クレジットカードの枚数を普段から少なくしておけば、財布のなかがスッキリして、ストレスなく持ち運べます。

クレジットカードをまとめるデメリット

クレジットカードをまとめると財布のなかがスッキリして管理しやすくなり、ポイントを効率よく貯められるようになります。

しかし、クレジットカードをまとめてしまうと、2つのデメリットが発生します。

クレジットカードをまとめるデメリット

  • クレジットカードの使い分けができない
  • 突然のトラブルに対応できない

それでは、順番にデメリットを解説します。

デメリット①:クレジットカードの使い分けができない

上記でもふれましたが、クレジットカードは会社やランクによって特典や還元率が違います。

たとえば、楽天カードは楽天市場での支払いが最大で3倍にまでアップします。しかし、Amazon.co.jpで買い物をする場合はポイントアップなどはなく、Amazon Mastercardクラシックの方がお得に買い物ができます。

クレジットカードは一長一短のものが多く、シーンごとに使い分けて効果を発揮します。

カードをまとめてしまうと、場合によっては不便な場面に遭遇してしまうというデメリットがあります。

デメリット②:突然のトラブルに対応できない

例えば、1枚しかないクレジットカードが、破損したり、折れてしまった場合、当然ながら使用することができなくなってしまいます。

また、以前には楽天カードがトラブルを起こし、24時間以上使用不能という事態になりました。楽天カードしか持っていない方が、ネットショッピングやコンビニでの支払いができずに困ったと、大きな騒ぎとなりました。

もしも1枚だけにまとめてしまうと、このようなトラブルが起きた場合、対処できなくなります。

クレジットカードをまとめるときの5つの注意点

クレジットカードをまとめると、シーンごとに使い分けたり、突然のトラブルに対応できないといったデメリットがあります。

ですが、クレジットカードはまとめておくと管理しやすく、ポイントを貯めやすくなるためメリットの方が大きいです。

だからといって、深く考えずにクレジットカードをまとめてしまうと、意外な落とし穴にはまってしまう危険性があります。

クレジットカードをまとめる際の5つの注意点

  1. 使いやすいクレジットカードを選ぶべき
  2. 入会直後の解約には注意
  3. 貯まったポイントは解約前に使いきる
  4. 払った年会費は原則返ってこない
  5. 新しいカードを発行する前に解約しない

これら5つの注意点を順番に解説します。

注意点①:まとめるなら使いやすいクレジットカードを選ぶべき

クレジットカードをまとめる際は、残す国際ブランドはVISAかMastercardのどちらかにしましょう。JCBやアメックスは使えない場合があります。

とくにJCBは日本発の国際ブランドですが、国内のすべてのお店で使えるとは限りません。

JCBに加盟していないお店でも、VISAのカードなら使える場合があるので、残すならVISAやMastercardの方がおすすめです。

注意点②:入会直後の解約には注意

クレジットカード会社ごとに内容は違いますが、どのクレジットカード会社でも入会キャンペーンとして大量のポイントがゲットできます。

クレジットカードの入会特典を狙って発行するのは悪くありませんが、入会特典をもらったからすぐに解約するのは印象が悪くなります。

クレジットカード会社では個人情報を数年間管理するので、入会してすぐに解約したという履歴が残ります。

そうなると、次に同じクレジットカード会社でカードを発行してもらおうとしても、審査に落ちる可能性があります。

クレジットカードを作ったなら、使わない場合でも1年間以上は保有しましょう。

年会費が有料なら、年会費を払うタイミングの直前に解約できるように予定を組みましょう。

注意点③:貯まったポイントは解約前に使いきる

基本的にクレジットカードに貯まったポイントは解約すると無効になります。

クレジットカードを再発行したとしても、解約時点で消失したポイントはほとんど戻ってきませんので、解約前にポイントは使いきりましょう。

ただし、クレジットカードのなかには、会社の発行したIDやアカウントとひも付けしてポイントが貯まるタイプもあります。その場合は解約してもポイントが消えません。

注意点④:払った年会費は返金されない

クレジットカードの年会費を払うと、原則返ってきません。

そのため、年会費を支払った翌日にカードを解約しても、年会費を支払う直前に解約しても違いはありません。

ただし、解約までの支払金額が多かったり、利用年数が長い、あるいは同じカード会社の別カードへの移行だったなど、特殊な条件があれば返金されることも稀にあります。

年会費を支払った直後に解約する場合は、一度サービスセンターなどに問い合わせてみましょう。

注意点⑤:新しいカードを発行する前に解約しない

新しいカードを発行している場合、古いカードは新しいカードが発行されるまで解約しないようにしましょう。

なぜなら、クレジットカードの審査は必ず通るとは限らないからです。

もし、古いカードを解約してから新しいカードの審査に落ちてしまうと、支払いに使えるカードが減ってしまいます。

手元に残しておきたいクレジットカード

クレジットカードをまとめるときは、自分のニーズやライフスタイルにあったカードを残すべきです。

ここでは、誰もが一度は聞いたことのある利便性の高いクレジットカードの特徴を解説します。

楽天カードは総合的に使いやすい

知名度の高い楽天カードは、年会費無料のクレジットカードです。

ポイント付与率が高く、通常の買い物なら1%、楽天市場では2%以上も可能です。

また、楽天サイト内ではさまざまなキャンペーンを開催。キャンペーンを上手く利用すれば、最大で30倍までアップする場合もあります。

ポイント以外にも海外旅行保険や盗難補償などの補償内容が充実しています。

楽天Edyが付いているのでチャージ&支払いでポイントが2重取りも可能です。

楽天カードはポイントが貯まりやすく、補償内容なども充実しているため、総合的に使いやすいクレジットカードとなっています。

楽天カード
楽天カードの詳細
VISA MasterCard アメリカン・エキスプレス JCB ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • 年会費永年無料
  • ポイントがザクザク貯まる
  • 安心のセキュリティ
年会費初年度 年会費2年目〜 ポイント還元率
無料 無料 1.0%~20.0%
電子マネー
楽天Edy(エディ)
QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
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オリコカードは電子マネー内蔵&ポイントが獲得しやすい

オリコカードは年会費無料で、還元率の高いクレジットカードになります。

基本の還元率が1.0%で、オリコモール経由でショッピングをすればさらにポイントがアップ。

家族カードで貯まったポイントを合算できるので、効率よくポイントが貯められるのが魅力的です。

また、電子マネーのiDとQUICPayに両方に対応。どちらも普及率の高い電子マネーのため、多くのお店で支払いができます。

オリコカードはポイントが貯めやすく、電子マネーを内蔵しているためいろいろなシーンで活躍します。

オリコカード THE POINT
オリコカード THE POINTの詳細
VISA 非対応 MasterCard アメリカン・エキスプレス 非対応 JCB ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • 年会費が永年無料で、ポイント還元率は常に1%以上
  • 入会後6ヶ月間は、ポイント還元率が2倍の2%!
  • たまったオリコポイントは500ポイントからリアルタイムに交換可能ですぐに使えます!
年会費初年度 年会費2年目〜 ポイント還元率
無料 無料 1.0%~2.0%
電子マネー
ID(アイディ)
QUICPay(クイックペイ)
楽天Edy(エディ)
nanaco
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
【PR】Sponsored by 株式会社オリエントコーポレーション

海外旅行用のカードが欲しい方はエポスカード

エポスカードは、デパートのマルイが発行しているクレジットカードです。年に4回行われる「マルコとマルオの7日間」では、マルイ全店で10%オフの特典が利用できます。

海外旅行中に病気やケガをしたり、持ち物が破損・盗難被害に遭ったときの補償内容が充実していることです。

現地で入院が必要になったケースでは最高額270万円まで補償。たとえば、カメラやスマートフォンの置き引きには最高で20万円まで補償されます。

年会費無料で発行しやすいクレジットカードは補償内容が充実していない場合が多いですが、エポスカードは補償内容が充実しており、海外旅行・出張が多い方におすすめです。

エポスカード
エポスカードの詳細
VISA MasterCard 非対応 アメリカン・エキスプレス 非対応 JCB 非対応 ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • 全国10,000店舗の優待つき!
  • 入会金・年会費永年無料
  • 海外旅行傷害保険は最高500万円
年会費初年度 年会費2年目〜 ポイント還元率
無料 無料 0.5%~5.0%
電子マネー
楽天Edy(エディ)
Suica(スイカ)
QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
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デートや接待用のステータスカードならアメリカン・エキスプレス・カード

世界が認めるブランド力を持つアメリカン・エキスプレス・カードは、上質な優待サービスに特化しています。

国内28箇所の空港とダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ・ホノルル)の空港ラウンジを利用でき、同伴者1名も無料です。

また、世界中でさまざまな優待が受けられるアメリカン・エキスプレス・コネクトを利用できるのも魅力的です。

日本で初めてゴールドカードを発行したブランドのため、アメリカン・エキスプレス・カードを持っているということ自体が一種のステータスとなっています。

デートや接待用に1枚持っているだけで、相手からの印象をアップできるクレジットカードです。

アメリカン・エキスプレス®・カード
アメリカン・エキスプレス・カードの詳細
VISA 非対応 MasterCard 非対応 アメリカン・エキスプレス JCB 非対応 ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • 国内200以上のレストランの優待特典や多様なエンターテイメントの優待特典あり!
  • 最高5,000万円の旅行傷害保険の保証も充実!
  • 貯めたポイントを一度アイテムと交換するとポイント有効期限が無期限に!
年会費初年度 年会費2年目〜 ポイント還元率
13,200円(税込) 13,200円(税込) 0.333%~0.4%
電子マネー
楽天Edy(エディ)
Suica(スイカ)
SMART ICOCA
QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

普段の買い物をお得にしたい方にはイオンカードセレクト

イオンカードセレクトは全国チェーン展開しているイオンでの買い物がお得になります。

「お客様感謝デ―」が毎月20日、30日あります。55歳以上を対象にしたG.G.感謝デー(毎月15日)を含めれば、月に3回も安く買い物ができます。

また、ポイントはイオングループで常に2倍、毎月10日だと5倍、加盟店で最大3倍、会員専用サイトで最大21倍とさまざまな場面で貯めやすく設定されています。

ほかにも、イオンカードと提携している優待施設での支払いがお得になります。

カラオケ店やデリバリーピザ、全国展開している飲食店での支払いなど東京都だけで190ヶ所以上もあります。

日常の買い物や支払いをお得にしたい方はイオンカードセレクトがおすすめです。

イオンカードセレクト
イオンカードセレクトの詳細
VISA MasterCard アメリカン・エキスプレス 非対応 JCB ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • イオングループの対象店舗なら、ときめきポイントがいつでも基本の2倍!
  • 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は お買い物代金が5%OFF
  • 55歳以上の会員さま限定!毎月15日「G.G感謝デー」は5%OFF
年会費初年度 年会費2年目〜 ポイント還元率
無料 無料 0.5%~2.0%
電子マネー
WAON(ワオン)
ID(アイディ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

複数のクレジットカードをまとめるのにおすすめアプリ

さまざまなシーンで使い分けしたい方は、複数のクレジットカードを楽に管理できるアプリを使ってみましょう。

最近では、アプリとクレジットカードを紐付して、クレジットカードを管理できるアプリが登場しています。

クレジットカードを管理できるアプリ

  • Moneytree
  • マネーフォワード
  • Apple Pay

Moneytree(マネーツリー)」はシンプルな自動入力家計簿アプリ。クレジットカードと連携すれば、支出が自動で記録され、人工知能が項目ごとに判別します。

マネーフォワード」はクレジットカードや電子マネー、銀行口座などの入出金を管理してくれる家計簿アプリです。お金の出入りが自動で記録されていくので、自分の資産がまとまり見やすくなります。

この2つのアプリは似ていますが、手軽に利用したいのであれば「Moneytree」より細かい情報を分析や管理したいのであれば「マネーフォワード」をおすすめします。

また、「Apple Pay」はApple製デバイスが財布代わりになるアプリです。クレジットカードを登録すれば、支払い時にデバイスをかざすだけで支払いが完了。

クレジットカードは複数枚登録でき、ショップごとに支払いに使うメインのカードを自動で選択できるように登録できます。

このようにアプリを上手に使いこなせば、クレジットカードがたくさんあっても管理することは可能になります。

クレジットカードをまとめるメリット・デメリットのまとめ

カードを2枚程度保有していると、どちらかのカードが使えなくても支払いができなくなるといったトラブルを回避でき、かさばらずに済むのでバランスがよいです。

一方で、クレジットカードがたくさんあると、シーンごとに使い分けてお得にポイントを貯めたり、優待サービスを受けられるというメリットもあります。

全部を持ち歩くと管理が大変で財布のなかがかさばってしまうので、多すぎるクレジットカードはアプリで管理することも検討してみましょう。

重要なのは、自分のライフスタイルやニーズに合ったクレジットカードを賢く使い、支払いをお得にすることです。

大学卒業後、ライティング事務所に就職。2017年に独立し、フリーライターとして活動。ライティング業務に携わる中で、ジャンルを問わず多くの記事を執筆しましたが、最も得意なのは金融・経済系。特にアジア・欧州の経済や、新興スタートアップ企業に関する記事を投資webメディアにて連載中。猫が好きだけど、猫アレルギーのためモニター越しでしか眺められないのが悩み。ライティングを行う時には「分かりやすく・読みやすく・おもしろく」を心がけています。

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