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クレジットカード加盟店になるメリットを紹介。手数料や契約違反行為についても解説!

クレジットカード加盟店になるメリットを紹介。手数料や契約違反行為についても解説!

日本政府も推進しているキャッシュレス化によって、クレジットカードを所有している人や利用している人が年々増加してきています。そのため、クレジットカードでの決済に対応している店舗も増加傾向です。

クレジットカードの加盟店になる一番のメリットとしては、集客力が高まり、結果的に売上が上がることが期待できるようになります。

この記事では、クレジットカード加盟店になるメリットと方法を紹介しています。さらに、加盟店になるための審査についても解説しています。そのほか、加盟店としてやってはいけない違反行為についても言及します。

クレジットカード加盟店になる3つのメリット

クレジットカードの加盟店になり、決済手段を増やすことで店にとってのメリットも増えることになります。

主なメリットとして、「集客力の向上」、「一人当たりの売り上げ単価の向上」、「現金によるトラブルの削減」があげられます。

一方で、クレジットカードの加盟店になることでデメリットもあるため、自身が経営する店舗の状況と照らし合わせて加盟店になるか判断しましょう。

クレジットカードの加盟店になるメリット

  1. 集客力の向上
  2. 一人あたりの売り上げ単価の向上
  3. 現金によるトラブルを未然に防げる

ここからはクレジットカードの加盟店になるメリットを詳しく解説していきます。

①集客力の向上

クレジットカードの加盟店になると集客力の向上が期待できます。

日本人のクレジットカードの所有人口は年々高まってきています。そのため、現金を持ち歩くことなくクレジットカードを使用できる店舗に人が集まる傾向になってきています。

クレジットカードが使える店舗は、現金で決済をする人だけではなくクレジットカードで決済をする人も集めることができるのです。

集客力の向上を目指すのであれば、ぜひクレジットカードの加盟店になるべきだといえるのです。

②一人あたりの売り上げ単価の向上

クレジットカードの加盟店であれば一人あたりの売り上げの単価が向上するメリットがあります。

消費者はクレジットカードであれば、現金を持ち歩く必要がありません。高額な商品を購入する場合も分割払いやリボ払いなど、支払い方法も選べるのです。

現金払いでは購入できなかった高額な商品でも、クレジットカードであれば購入できるようになります。そのため、一人あたりの売り上げが高くなっていくのです。

③現金によるトラブルを未然に防げる

クレジットカードの加盟店になることで、現金決済によっておこるトラブルを削減できるメリットがあります。

現金での決済では、従業員による計算ミスやお釣りの渡し間違いなどの人為的なミスが起こりがちです。また、盗難などの被害にも遭ってしまうことがあります。そのほか、従業員の着服を未然に防ぐ効果もあるとも考えられます。

クレジットカードでの決済であれば現金を扱わないため、人為的なミスもなくなりますし、現金の計算も簡単になります。

クレジットカード加盟店になるデメリット

クレジットカードの加盟店になるとデメリットも存在します。デメリットは、決済手数料を負担しなければならないことです。

クレジットカードの加盟店になると、カード決済用の機器の購入や維持、決済毎にカード会社への手数料を支払わなければなりません。

クレジットカードの加盟店になると、現金決済のときよりも支払う経費が高くなってしまうのです。なお手数料に関しては後述します。

クレジットカード決済手数料の比較

クレジットカードの加盟店になる方法によって、手数料は異なります。ここで、クレジットカードの手数料を比較してみましょう。

クレジットカード決済手数料の比較

  • 決算代行会社=3~7%(3%になるのは企業規模が大きな企業のみ)
  • スマホ決済=3.24%
  • カード会社との直接契約=1~2%

手数料を比べると、大企業や大手のグループ会社でない限りはスマホ決済がもっとも手数料が安くおすすめの方法となります。

ただし、スマホ決済にも数種類の端末があります。端末の種類によって、利用可能なカード会社や支払い方法に違いがあります。

そのため、ターゲットとする客層や商品の金額などによって、自身の店舗に合った端末を選ぶようにしましょう。

訪日中国人をターゲットにするなら「Airペイ」の導入がおすすめ

訪日中国人がターゲットであれば、「Airペイ」の導入がおすすめとなります。

日本への外国人観光客の中でも中国人は多く、商品購入額も高額となっています。訪日中国人をターゲットとするならば売り上げも高額となるため、中国人の支払い方法に合った端末を導入するべきでしょう。

「Airペイ」は、中国人が多く利用している「AliPay(アリペイ)」「WeChatPay(ウィチャットペイ)」のどちらにも対応できる端末です。

そのため、中国人でも支払いがしやすく、売り上げの向上を期待できます。

Airペイ(エアペイ)のメリット・デメリットや導入方法を徹底解説!楽天ペイやSquareとの違いも紹介

高額商品を扱っているなら「タイムズペイ」の導入がおすすめ

高額な商品を扱っている店舗であれば、「タイムズペイ」の導入がおすすめになります。

高額な商品を購入するお客の中には、一括での支払いではなく分割払いリボ払いを利用したい人もいるでしょう。

分割払いやリボ払いに対応している端末であれば、こういったお客の要求に対応できるため売り上げの向上につながります。

分割払いやリボ払いなどに対応しているのは「タイムズペイ」です。高額商品を扱っていて、売り上げの向上を目指すのであれば「タイムズペイ」を検討しましょう。

Times Pay(タイムズペイ)は導入するべき?メリットやデメリット、利用開始までの流れを解説

クレジットカード加盟店として契約違反となる行為

クレジットカード加盟店になるためには、カード会社と契約を交わすことになりますが、その際の契約内容に注意したい点があります。それは、顧客の利用に対して制限を設けることです。

以下の行為は契約違反となる可能性がありますので、注意が必要です。

クレジットカードの加盟店契約の違反になる可能性がある行為

  • 飲食店でランチの時間帯には、クレジットカード払いができないと拒否する
  • 〇〇円以上の金額の場合だけ、クレジットカード払いができるとする
  • クレジットカードの利用手数料を代金に上乗せして顧客に請求する

クレジットカード加盟店になる方法

クレジットカードの加盟店になることで多くのメリットがあります。それでは、どのような方法でクレジットカードの加盟店になれば良いのでしょうか。

クレジットカードの加盟店になるには主に4つの方法があります。「モバイル決済の導入」「カード会社との直接契約」「カード決済の代行業者との契約」「取引先の銀行に相談する」の4つです。

どの方法でも加盟店になることができますが、それぞれにメリットやデメリットがあります。

そのため、それぞれを比較して自身が経営する店舗に合った方法を選ぶとよいでしょう。ここから、それぞれの方法について詳しく説明していきます。

スマホ決済を導入する

スマホ決済を導入する方法は、加盟店手数料が約3%と安いのが最大のメリットです。

さらに加盟店になるための審査を通れば、最短で即日クレジットカードの決済が可能になるため急ぎでクレジットカードの決済を導入したい人にはおすすめの方法です。

現在、スマホ決済として人気と知名度が高いのはPayPay楽天ペイです。それぞれ加盟初期費用や手数料、特徴などが異なります。

決済サービス PayPay 楽天ペイ
初期費用 無料 実質無料
(キャッシュバックキャンペーン)
システム手数料 無料
(2021年9月30日まで)
3.24%
決済方法 専用のQRコードを読み取るだけ 専用のQRコードを読み取るだけ
入金までの日数 最短翌日 最短翌日
導入までの日数 最短1週間 2週間程度
特徴 手数料無料などがあり、ランニングコストを安く抑えられる 無料で導入できる専用端末があり、クレジットカード決済と電子マネーを追加できる

スマホ決済は、スマートフォンをを専用端末にかざしたり、表示したQRコードを読み取るだけで決済が完了するお手軽さも魅力となっています。

そのほか、注目すべき点としては、入金まで最短翌日が可能というところでしょう。「クレジットカードを導入すると資金繰りが悪くなる」と考えている店舗オーナーの方にとってこれは大きな利点ではないでしょうか。

また、スマホ決済はクレジットカードと紐付して支払うため、クレジットカードのポイントも貯められます。なかには、電子マネーと紐付して支払うスマホ決済もあります。

カード会社と直接契約する

カード会社である三井住友カードや三菱UFJニコスなどと直接契約すれば、クレジットカード加盟店になれます。

直接契約であり仲介する業者が少ないため、手数料を安く抑えられるメリットがあります。

ただし、加盟店になるには審査が厳しくなっていますので、小規模な店舗には向かないというデメリットがあります。

カード決済代行業者と契約する

クレジットカードの加盟店になるには、カード決済代行業者と契約をする方法もあります。

メリットはまとめて複数のカード会社の決済の取り扱いが可能になることです。

審査は直接契約をするよりも厳しくはなく、カード決済の導入がしやすくなっています。

ただし、カード決済代行業者と契約する方法は、直接契約よりも手数料がやや高くなってしまうデメリットがあります。

取引先の銀行に相談する

小規模な経営で直接カード会社と契約する必要はないが、クレジットカードの加盟店になりたい経営者の人は取引のある銀行に相談してみるのも一つの方法です。

取引先の銀行はクレジットカード会社を紹介してくれる場合もあります。

銀行に相談してクレジットカード会社を紹介してもらえば、導入のための審査が簡単になったり、決済用の機器を無料でレンタルさせてくれるなど、初期費用が安くなる場合もあります。

そのほか、地元の商工会議所に相談するのも選択肢の一つとなるでしょう。

クレジットカードの加盟店になるための審査の内容

クレジットカードの加盟店になれば、売り上げの向上が期待できるなどメリットがありますが、審査に通らなければなりません。

クレジットカードの加盟店になるための審査はブランドによって異なりますし、条件は公表されていません。

一般的に審査には2週間ほどかかります。審査の内容は業種や取扱商品が主な対象となります。

審査に落ちてしまう可能性が高い業種は、「アダルト関連」や「ギャンブル関連」などとなっています。公序良俗に反する業種には審査が厳しくなっているようです。

また、取扱商品で審査に落ちてしまう可能性があるのは「浄水器」や「エステ関連商品」などとなっています。こちらも公序良俗に反する商品は審査に通りにくくなっています。

クレジットカ―ド加盟店のまとめ

クレジットカードの加盟店になれば、集客力や売り上げも伸びるメリットがあります。

クレジットカード加盟店になるには手数料などもかかるため、自身が経営している店舗の規模に合わせて導入方法もきちんと選択しなければいけません。

カード会社との直接契約など手数料が安い方法を選べば、経費を抑えられますが審査が厳しく導入が難しい場合もあります。そのため、主に取引をしている銀行に相談するか、代行業者を検討しましょう。

クレジットカードの加盟店になる場合は決済端末の選択も大事になります。端末によって、対応しているブランドや支払い方法も異なります。店舗の規模やターゲットとする客層によって端末を検討するようにしましょう。

食品や雑貨商品などを扱うライター・編集を経て、マネ会を担当。クレジットカードのポイント還元や特典だけでなく、各カード会社の戦略やマーケティングにも興味あり。普段使っているクレジットカードはJALカードで、実家への帰省の際には、貯めたマイルを特典航空券に交換している。ヤフオクやヤフーショッピングで買い物をする際には、ヤフーカードも使用。体を動かすことが好きで、定期的にジムで筋トレ。機会あれば、山へハイキングに出かけ、帰りの温泉を楽しむ。

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