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ブラックでも審査に通るクレジットカードはあるのか!?

ブラックでも審査に通るクレジットカードはあるのか!?

クレジットカードを発行するには、カード会社から信用を得ることが必要不可欠です。ただし過去に金融事故を起こして異動情報が載ってしまうと、利用者はブラックリストに登録されることになります。

でも、クレジットカードは非常に便利なので「ブラックでもどうにかしてクレジットカードを作りたい」と思ってしまうものです。

そこで本記事では、ブラックでも作れるクレジットカードがあるのかどうか、そして審査に通過するか不安な方におすすめのカードや申込み時のコツについてご紹介していきたいと思います。

ブラックでも審査に通るクレジットカードは存在しない

まず結論から申し上げますと、ブラックでも作れるクレジットカードというのは存在しません。

インターネット上では「だれでも審査にとおる」、「審査がまったく厳しくない」といって紹介されているクレジットカードがあるかと思います。

とくに楽天カードやヤフーカード、アメリカン・エキスプレスが発行しているカードは、そのような記事で持ち出されやすいです。

「こんなに有名なカードでも作れるんだ…!」と思ってしまいますが、実際はそのようなことはなく、ブラックの方がクレジットカードを作るというのは非常に困難なことなのです。

ここで、そもそも「ブラックって何?」と思った方もいらっしゃるかと思うのでご説明しておきます。

ブラックとは、クレジットカードの利用額の支払いや借金・ローンなどの返済をせずに延滞し続けている人のことをいいます。いわゆる、「ブラックリストに登録されている人」ということです。

クレジットカードは後払いのため、利用者の信用をもって発行されています。そのため、支払いの延滞を繰り返せばその信用は傷つきます。

ブラックでもクレカを発行できたという声がある理由

「いやいや、ブラックでもクレジットカードを作れた人を知っているよ」という声もあるかもしれません。ただしこのような場合、申込み者はブラックではないという可能性があります。つまり、思い込みです。

そこで気になるのが「本当にブラックなのはどんな人なのか」ということですよね。そちらについては、後ほど解説していきたいと思います。

そもそもブラックになるのはどんな人?確認方法も解説

ブラックリストに登録されるのは、金融事故情報の1つである「異動」に該当した場合です。基本的には以下に該当すると、異動情報として扱われます。

ブラックリストに登録される要因

  1. クレカやローンの支払いを61日以上または3カ月以上延滞
  2. 奨学金の返済を3カ月延滞
  3. 自己破産・任意整理・個人再生・特定調整をおこなった
  4. クレジットカードを強制解約された
  5. カードローンなどで代位弁済を受けた

1つめについて「61日以上または3カ月以上」となっている理由は、ブラックリストに登録されるかどうかは、延滞総額や事前連絡、電話対応時の態度などで判断されるからです。

もし支払いを延滞する可能性が生じたら、その時点で冷静に連絡を入れることが大切となります。

次に4つめの「強制解約」については、クレジットカードの支払いを短期間で繰り返し延滞するとカードが強制解約となるうえで、ブラックリストに登録されることになります。

最後に5つめの「代位弁済」とは、カードローンなどを何らかの理由により返済ができなくなったとき、契約時に指定された保証会社に返済を肩代わりしてもらうことをいいます。

もちろん返済が不要になるわけはなく、その後保証会社から一括請求が来ることになるので対処しなければなりません。以上から、どのような要因でブラックリストに登録されるのかがお分かりいただけたでしょうか?

信用情報の開示をするとブラックなのか確認できる

「もしかしたらブラックリストに登録されているかも…」と思ったら、自分で確認する方法があります。それは、信用情報機関に信用情報を取り寄せるという方法です。

取り寄せ先となる信用情報情報機関には、CIC・JICC・JBAの3つがあります。以下で詳細をご確認ください。

機関名 加盟金融機関 開示方法(手数料・税込み)
株式会社シー・アイ・シー(CIC) ・信販会社など
・消費者金融
・インターネット(1,000円)
・郵送(1,000円)
・窓口(1,000円)
日本信用情報機構(JICC) ・消費者金融
・保証会社
・スマホ(1,000円)
・郵送(1,000円)
・窓口(500円)
全国銀行個人信用情報センター(JBA) ・銀行
・信用金庫
・ろうきん
・郵送(1,000円)

このように信用情報機関によって加盟している金融機関が異なるので、自分に合った取り寄せ先に開示請求する必要があります。CICは最も多い信用情報を管理しているので、まずはCICから開示してみるといいでしょう。

JICCは、加盟している金融機関が最も多いという特徴があります。銀行については、メガバンクを除いた地方銀行やネット銀行が中心となっているので参考にしてみてください。

一方でJBAは、メガバンクを含む銀行が中心となって加盟しています。ですが、消費者金融や信販会社は加盟していませんのでご注意ください。

また開示した信用情報のなかに、「異動」という文字があればブラックリストに登録されているということになるので確認してみましょう。

ブラックの人がクレジットカードを作るためにできること

上記でもご説明しましたが、ブラックリストに登録されている方がクレジットカードを作ることは非常に難しいことです。

ですが永遠に作れないというわけではなく、最低でも10年が経過すればその状況から立ち直ることもできます。

そこで、ブラックリストに登録されている方がクレジットカードを作るためにできることについて解説していきます。

ブラックの人がクレジットカードを作るためには

  • 定職について安定収入を得る
  • 金融事故や自己破産から最低10年が経過するまで待つ

収入を得ることが必要というのは想定内かと思いますが、できれば会社員・公務員などの定職についた方がカード会社にとっては望ましいと考えられています。

また、異動情報が信用情報機関から消えるのは、どの機関に登録されている場合でも10年が経過していれば確実です。クレジットカードを申込む前に信用情報を開示すれば、確認ができるでしょう。

このように、ただ異動情報が消えるのを待つだけではなく立ち直って収入をきちんと得ることが必要となります。

デビットカードなら審査なしで発行可能

デビットカードならカードを利用したのと同時に口座からお金が引き落とされるので、貸し倒れの心配がありません。

楽天銀行デビットカードや住信SBIネット銀行のデビットカードなど「入会審査なし!」と記載しているカード会社もあります。

つまりブラックでも発行できる可能性があります。

クレジットカードの審査に通過しやすくなるコツ3つ

ブラックリストにかつて登録されていた方や審査が不安な方のために、クレジットカードの審査に通過しやすくなるコツをご紹介していきます。

クレジットカードの審査に通過しやすくなるコツ

  1. キャッシング枠を0もしくは空欄にする
  2. ほかのカードを同時に申込まない
  3. 固定電話があればその番号も記載する

①キャッシング枠は0もしくは空欄にする

1つめは、キャッシング枠をゼロもしくは最低額に設定することです。

クレジットカードのショッピング枠だけを利用したいなら、わざわざキャッシング枠を設定しておく必要もないでしょう。もしキャッシング枠を利用したい場合は、必ず年収の3分の1を超えないようにしましょう。

②ほかのクレジットカードと同時に申込まない

2つめは、ほかのクレジットカードと同時に申込まないということです。

同時に数枚のカードに申込んでいると「お金に困っている」、「カードを不正利用するかも」とよくないイメージを植え付ける原因となります。ご注意ください。

③固定電話の番号がある場合は必ず記載する

最後に3つめは、固定電話の番号がある場合は記載するということです。

クレジットカードの申込みフォームには携帯電話と固定電話の番号を記載する欄があります。このとき、固定電話がある場合はその番号も入力した方が審査に有利に働くのです。

なぜかというと、申込みフォームに記載のあった住所に本当に住んでいるのかという確認がとりやすく、信用が増すからです。これからクレジットカードを申込もうと思っている方は、ぜひ実践してみてくださいね。

審査に不安のある方におすすめのクレジットカード

ブラックリストに登録されていない場合でも、年収や職業柄クレジットカードの審査自体が不安という方もいらっしゃると思います。

そこで、本記事では審査に不安のある方におすすめのクレジットカードをご紹介します。

審査に不安のある方におすすめのクレジットカード

  • セディナカードJiyu!da!
  • デポジット型ライフカード

審査が甘いセディナカードJiyu!da!

セディナカード jiyu!da!
セディナカード jiyu!da!の詳細
VISA MasterCard アメリカン・エキスプレス 非対応 JCB ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • 年会費無料!
  • 毎月の支払額、お支払い方法も自由に決められる
  • 海外でのショッピングご利用でわくわくポイント3倍!
年会費初年度 年会費2年目〜 ポイント還元率
無料 無料 0.5%~10.0%
電子マネー
QUICPay(クイックペイ)
ID(アイディ)
楽天Edy(エディ)
nanaco
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
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気になる審査についてですが、他社のクレジットカード審査に落ちた方でも審査に通過したという声が多いのが、セディナカードJiyu!da!です。

というのもセディナカードJiyu!da!では、IBISというシステムを利用した審査をおこなっており、通常のクレジットカード審査とは審査基準が異なります。

通常のクレジットカード審査では、申込み者の年収・勤続年数・クレヒスなどが重要視されるイメージがあると思います。

ただしIBISはそのような点を加味して返済能力を審査するというよりも、「セディナカードにとって優良顧客かどうか」を審査することに重きを置いているのです。

上記でも触れたように支払い方法が翌月一括払いではなくリボ払いが基本なので、毎月の支払い金額を調整したい(年収が安定していない)という顧客をそもそものターゲットにしていると考えられます。

リボ払いでは顧客から手数料や利益を徴収できるため、利用者が増加すればするほどカード会社の利益に繋がるのです。

またセディナカードが発行するクレジットカードは券面にハローキティをあしらったものが多く、ダイエーやイオンといったどちらかというと主婦層がよく利用しそうな店舗にてポイントが優遇されています。

年収や職業などの面で審査に不安のある方も、1度申込んでみるといいのではないでしょうか?

またデフォルトの支払い方法が「翌月1回払い」ではなく「月々払い(リボ払い)」となっており、毎月支払い金額を自由に設定できるという特徴があります。

「今月は余裕があるな」と思ったら「よゆう払い」といって、月々払いに追加して支払いをおこなうこともできるので、収入が多少不安定の方でも上手にやりくりしながら利用可能です。

(50代 / 男性 / 会社員 / 年収400〜600万円未満)

リボ払いが基本なカードですが、月々の支払コースの金額を自分で設定できるのが魅力で選びました。

また、余裕があるときは翌月に1,000円単位で増額できるなど、支払う立場から考えると使い勝手のよいカードに思いました。

ポイントの還元も魅力的で、セブンイレブンとイオンの利用が多い自分にとってはポイントが貯めやすいと思いました。

(30代 / 男性 / 会社員 / 年収200〜400万円未満)

カードに対応しているショッピング店舗の商品がすべて5%オフな「ご優待デー」というシステムがとても便利で使用しています。

スーパーマーケット限定の割引サービスとなっているのですが、この割引を使用すれば普段定価で購入している物も安く購入することが可能です。

またポイントに関しても良くできており、セブンイレブンやダイエーといった対応している店舗を使用すると買った料金にたいして通常よりも多くのポイントを付与することができます。

そのためすぐにポイントがたまるのでついでに何か買うときでも使用することができるので節約することができますし、利用頻度の高いコンビニや量販店が対象となっているのでとても便利だと思います。

デポジット型ライフカード

つぎに、デポジット型ライフカードです。

デポジット型ライフカードでは事前に支払ったデポジット(保証金)がカードの限度額となり、通常のクレジットカードと同様にショッピングや公共料金の支払いに利用できます。

デポジット型ライフカードにはスタンダードカードとゴールドカードの2種類があり、それぞれは限度額によってさらに2種類に分けることができます。つまり、実質4種類ということです。

カード名(限度額) スタンダードカード(5万円) スタンダードカード(10万円) ゴールドカード(20万円~90万円) ゴールドカード(100万円~190万円)
年会費(税抜) 5,000円 5,000円 10,000円 20,000円
付帯保険 ・国内・海外旅行傷害保険
・シートベルト傷害保険
・国内・海外旅行傷害保険
・シートベルト傷害保険
・国内・海外旅行傷害保険
・シートベルト傷害保険
・ショッピングガード保険
・国内・海外旅行傷害保険
・シートベルト傷害保険
・ショッピングガード保険
ETCカード(年会費) 発行不可 発行可能(無料) 発行可能(無料) 発行可能(無料)

デポジット型という特徴があるものの、保険も付帯しておりETCカードを発行できるものが多いので、ほとんど通常のクレジットカードのような気持ちで利用できそうですね。

ただし注意点として、支払いはどのカードであっても一括払いとなります。年会費とデポジットはカードが届いたときに代金引換、2年目以降は口座から引落しとなるので次回に備えておきましょう。

またデポジット型ライフカードでは、ライフカードのポイントプログラムが適用されており、LIFEサンクスポイントを1,000円(税込)につき1ポイント貯めることができます。

デポジット型ライフカードはなぜ審査に不安のある方でも利用できるかというと、カード利用額をデポジットとして前払いしていることで貸し倒れの心配がないからです。

基本的にはだれでも審査にとおるといわれています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

ブラックでも作れるクレジットカードについてのまとめ

いかがでしたでしょうか?結論から申し上げますと、ブラックでも作れるクレジットカードというのは存在しません。

1度ブラックリストに登録されたら、異動情報が消えるのを待つだけではなく再度安定した収入を得る必要があるのです。

ブラックでもクレジットカードのようなキャッシュレス決済を利用したい場合は、デポジット型ライフカードやデビットカードの発行を検討してみましょう。

自分でブラックかどうか確認する方法や、ブラックではないけど審査にとおるか不安な方におすすめのクレジットカードもご紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

経済学部卒業。学生時代にライター業を開始し、大学卒業後はフリーライターとして活動。当メディア「マネ会」でのクレジットカードに関する記事はもちろん、株式投資・節約・電子マネーなどのお金に関する記事を、女性ならではの目線で多数執筆中。クレジットカードは楽天カード・イオンカードセレクト・エポスゴールドカードを保有している。キャッシュレス決済はQUICPayとPayPayを愛用しており、ポイントを貯めることとクーポンを使うことが大好き。

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