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Suica(スイカ)でポイントを貯めないのは損!チャージ、残高確認、おすすめクレジットカードを解説

Suica(スイカ)でポイントを貯めないのは損!チャージ、残高確認、おすすめクレジットカードを解説

Suicaで電車やバスに乗っているけれど、現金でチャージしているという人は損をしています! Suicaはポイントを貯めることができる交通系ICカード(電子マネー)です。

この記事ではSuicaの基本から、長年Suicaを持っている人でも意外に知らない、Suicaのお得な使い方をご紹介します。

気になるSuicaのお得なチャージ方法、残高確認、おすすめのSuica付きクレジットカード、Suicaの種類や発行方法、払い戻し方法についても触れていきます。

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Suicaとは?

SuicaとはJR東日本が運営する交通系ICカードのこと。交通系電子マネーとも呼ばれています。

Suicaのサービスが誕生したのは2001年。それまでは紙のきっぷを購入して電車に乗っていましたが、Suicaの登場によって改札にピッとかざすだけで通過できるようになった、日本のICカードの先駆けです。ちなみに名前の由来は「スイスイ(Sui)」行ける「ICカード(ca)」という意味からきているのだそう。

Suicaはあらかじめ入金(チャージ)してから、電車・バスの乗車や買い物に利用するプリペイド式です。1回あたりのチャージ額は500円、1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円の6段階。1枚のSuicaにチャージできる上限は2万円となっています。

Suicaには一般的なカード型のSuicaと携帯やスマホで使うモバイルSuicaがあります。モバイルSuicaについては、のちほど詳しく紹介していきます。

まずはSuicaの2つの機能「ICきっぷ」と「電子マネー」について解説しましょう。

【ICきっぷ機能】北海道や九州でもSuicaで移動できる!

SuicaのICきっぷ機能のメリットは、ピッと1秒ほどの速さで改札を通過できることです。JRと地下鉄など異なる路線を乗り入れたときには、自動で精算されてスマートに移動でき、すべて割安なIC運賃が適用されます。さらに駅の専用の券売機で、Suicaを使って定期券や新幹線の切符を購入することもできます。

Suicaが管轄するエリアは当初関東・首都圏だけでしたが徐々に広がっていき、現在は首都圏に加えて東北の仙台・新潟エリアまで広がっています。

Suicaに続くようにして日本各地でもICOCAやPASMOなど地域に密着したICカードも続々誕生していき、全国にICカードが普及していきました。

2013年には日本各地のJRや私鉄・バスが発行する交通系ICカードが連携して、お互いの管轄エリアを自由に行き来できる、相互利用サービスを確立しました。

それからいっきにSuicaの利用エリアが拡大。北海道や九州の電車やバスもSuicaで利用できるようになりました。

そのおかげで東京から広島や九州へ観光に行った先でも、乗り慣れない電車やバスの支払いにとまどうことなく、Suicaをピッとかざすだけで乗車でき、とても便利になっています。

◆日本各地で連携している「交通系ICカード」

エリア 各地の交通系ICカード
北海道エリア ・SAPICA(サピカ)
・Kitaca(キタカ)
・ICAS nimoca(イカすニモカ)
仙台エリア Suica
・odeca(オデカ)
・icsca(イクスカ)
新潟エリア Suica
・りゅーと
首都圏エリア Suica
・PASMO(パスモ)
東海エリア ・TOICA(トイカ)
・manaca(マナカ)
西日本エリア(近畿圏・岡山・広島・香川・富山)
・ICOCA(イコカ)
・PiTaPa(ピタパ)
九州エリア ・SUGOCA(スゴカ)
・nimoca(ニモカ)
・はやかけん

ただし、これらの交通系ICカードは異なるエリアをまたいで、電車・バスの利用はできません。エリアをまたぐ場合は、別途きっぷを購入する必要があります。きっぷを購入するときは、交通系ICカードが使える券売機や窓口ならSuicaで支払うことができます。

こうした各地域の交通会社の垣根をなくすため、現在JR東日本はSuicaと各地域の交通系ICカードを1枚にまとめられるようにシステムを開発しています。2021年の実現を目指しているというので、期待したいですね(※)。

(※)Suicaと地域交通ICカード機能を併せ持つ2in1カード「地域連携ICカード」実現の取り組みについて
https://www.jreast.co.jp/press/2018/20180920.pdf


【電子マネー機能】全国どこでもSuicaで買い物OK!

交通系ICカードの連携を表す画像

Suicaのもうひとつの機能が電子マネーです(※)。交通系では電子マネーの機能をSF(Stored Fare=チャージされたお金の意)と略して呼ぶこともあります。交通系ICカードが使える全国の店舗で、Suicaの電子マネーを利用することができます。

(※)ただし、りゅーと、icsca、odeca、SAPICA、PiTaPaは電子マネーの機能はありません


Suicaの発行数は6,942万枚(※1)。日本の電子マネーのなかでは1位の楽天Edyの1億960万枚(※2)に続いてSuicaは2位です。しかしKitacaやICOCA、SUGOCAなど全国の交通系ICカードの利用者をひとくくりにして合算すれば、楽天Edyを超えて全国1位となります。

また、2018年8月の発表(※3)によると、交通系ICカードの1か月の利用件数が2億件に達しました。これは過去最高の記録なのだそう。さすが全国津々浦々まで網羅している交通系ならではの記録です。

(※1,2)2018年3月1日時点
(※3)交通系電子マネーのご利用件数が最高記録を更新!1ヶ月あたりのご利用件数が2億件を初めて突破しました!
https://www.jreast.co.jp/press/2018/20180804.pdf


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Suicaの間違った使い方

意外に知られていませんが、Suicaはポイントを貯めることができます。

昔からSuicaを使っている人ほど「Suicaでポイントが貯まるの!?」と驚きます。Suicaの「便利さ」は知っていても、どうすれば「お得」になるかは知らない人が多いようです。

Suicaで損をしている人は、下記のような思い込みや使い方をしています。

Suicaで損をしている人

  • 「Suicaで貯まるポイントはない」×
  • 「Suicaのチャージは現金」×
  • 「Suicaの残高を見てチャージ」×
  • 「JRに乗らないからSuicaは不要」×

これらに思い当たる人は多いのでは?

こうしたSuicaの使い方や思い込みが多いのは、JR東日本の複雑なしくみに原因があります。

具体的には、ポイントが貯まる店と貯まらない店がある、ビューカードの申し込みが必要、ポイントサイトへ自分で登録しなければいけない、ポイントが貯まるSuicaと貯まらないSuicaがあるなどが挙げられます。

Suicaで得する「ポイントの貯め方」

では、どうすればSuicaでポイントを貯めることができるのか、次から解説していきます。

SuicaとJRE POINTを連携させる

Suicaで貯まるポイントの名前はJRE POINT(ジェイアールイー・ポイント)といいます。JR東日本グループが2016年2月にスタートさせた比較的新しいサービスです。

このJRE POINTは、それまでJR東日本のグループ各社がバラバラに作っていたポイントを吸収合併して誕生しました。具体的にはアトレクラブポイントテルミナポイントなど駅ビルのポイントを統合しました。

以前、Suicaで貯まるポイントはSuicaポイントでしたが、2017年12月にJRE POINTに統合されました。

また、Suicaポイントを管理していたSuicaポイントクラブも2019年3月31日で終了しました。

2018年6月にはJR東日本系が発行するクレジットカード、ビューカードのビューサンクスポイントもJRE POINTに統合されました。

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JR東日本のポイントがJRE POINTに統合されたことを表す画像

SuicaでJRE POINTが貯まるようにするには、自分でJRE POINTとSuicaを連携させる登録が必要です。

登録の方法はJRE POINTのサイトで「JRE POINT WEBサイト会員登録」をおこないます。

登録できるSuicaはSuicaカード(記名式)モバイルSuica、クレジットカードのSuica付きビューカードです。入力する項目はメールアドレス、パスワード(英数記号混合8~12文字)、第2パスワード(数字4~8文字)。SuicaのID番号、名前、誕生日です。

JRE POINT WEBサイトに登録できるのは、同じ名前や個人情報のSuicaであれば20枚のSuicaが登録できます。例えばSuica、Suica定期券、モバイルSuica、Suica付きビューカードなど複数のSuicaのポイントを一括管理できるので便利です。

このJRE POINTの登録ですが、SuicaのID番号を確認したり、普段使い慣れない第2パスワードを考える必要があったり、正直手間がかかる印象です。楽天Edyやnanacoなどほかの電子マネーのように、Suicaを発行したら自動的にポイント連携するよう改善されることを期待します。

Suica利用でポイントが貯まる店

SuicaとJRE POINTの連携が終わったら、「Suicaを使えばポイントがどんどん貯まる!」とはならない複雑なしくみがSuicaのデメリットです。

残念ながらSuicaで電車・バスに乗ってもポイントは貯まりません。

Suicaを使ってポイントが貯まるのは、JR東日本エリア(関東・甲信越・東北)の一部の店舗で電子マネー機能を使ったときだけです。

その目印となるのが、黄色の「Suica登録して貯まる」JRE POINTステッカーが貼ってある店やサービスです。具体的には、JR東日本の駅構内にあるエキナカの店舗や飲食店、そのほかに提携店のアリオやイトーヨーカドー(関東・甲信越・東北エリアのみ)などがあります。

JRE POINTのアプリやサイトで告知される期間限定キャンペーンを利用すると、効率的にポイントを貯めることができます。

もうひとつ似たようなステッカーで、緑色の「カードの提示で貯まる・使える」JRE POINTのステッカーがあります。こちらはアトレなどJR東日本系列の駅ビルに貼ってあり、「JRE POINTカード」の提示でポイントが貯まります。ややこしいのですが、普通のSuicaでの買い物ではポイントは貯まりません。ただしSuica付きのビューカードなら、JRE POINTカードが一体になっているので提示すればポイントが貯まります。

Suica支払いでポイントが貯まる店 JRE POINTカード提示でポイントが貯まる店
条件 黄色いステッカーのある店で、Suicaを使って支払いをする 緑色のステッカーのある店で、JRE POINTカードかビューカードを提示する
ポイント還元率 100~200円ごとに1ポイント(1~0.5%) 100円ごとに1~3ポイント(1~3%)
対象店舗・サービス 【JR東日本の駅構内の店】
JR東日本の駅構内にあるエキナカの店舗・飲食店。コンビニ、自動販売機、Suica対応の駅のコインロッカー、ホテルなど(※1)

【街の提携店】
アリオ、イトーヨーカドー、紀伊国屋書店、コナカ、洋服の青山、ヤマト運輸、タイムズ、ANA国内線機内販売など(※2)

【JR東日本の駅ビル】
アトレ、アトレヴィ、グランデュオ、シャポー、ビーンズ、イーサイト、MIDORI、nonowa、エスパルなど(※3)
(※1)関東、仙台などのJR東日本エリアのみ。全国のJRの駅ビルが対象ではない
(※2)関東、仙台などのエリアに限る。全国の店舗が対象ではない
(※3)JRE ポイントカードの機能がついた「Suica付きビューカード」の提示でポイント対象となる


貯まったポイントはSuicaへチャージできる

貯まったJRE POINTは、1ポイント1円相当でSuicaにチャージしたり、JR東日本のショッピングモールサイト「JRE MALL」での買い物に使ったりすることができます。

ほかにはJRE POINTのWEBサイトから商品交換することもできます。商品の一例を挙げると、Suicaのペンギングッズやメトロポリタンホテルズの共通利用券、鉄道博物館の入館引換券などがあります。

Suicaにポイントでチャージする場合は、JRE POINTのサイトで交換の申し込みをします。そのあとJR東日本の駅にある券売機で「ポイントチャージ」を選んでチャージします。

スマホでSuicaを利用するモバイルSuicaなら、スマホの操作だけで簡単にポイントをチャージできます。

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お得にSuicaへ「チャージする方法」

Suicaに現金でチャージする場合は、JRの券売機、のりこし精算機、自動契約機、主要なコンビニのレジや家電量販店のレジなどでおこないます。2018年からは全国のセブン-イレブンに設置してあるセブン銀行ATMでも可能になりました。

しかしこうした現金でチャージする人は損をしています。

Suicaはクレジットカードでチャージすることで、魅力がぐっとアップします。

クレジットカードでSuicaにチャージをすると、カード独自のポイントが貯まる場合もあり、現金でチャージするよりもお得です。

さらにJR東日本のエキナカやイトーヨーカドーでSuicaを使えば、JRE POINTが貯まり、ポイントの2重取りができます。

ただし、スマホでSuicaを利用するモバイルSuicaの場合は、ほどんどのクレジットカードが使えますが、カード型のSuicaを利用する場合は、使えるクレジットカードが違ってくるので注意が必要です。

モバイルSuicaが使えるスマホがあればベスト!

モバイルSuicaとは、スマホでSuicaを利用するためのアプリです。

Androidならおさいふケータイ機能がついているスマホ機種、iPhoneならApplePayアプリを使える機種(2016年iPhone7以降)を持っていれば、モバイルSuicaを利用できます。

クレジットカードはビューカードをはじめ、VISAMastercardJCBアメックスなどの国際ブランドがついていれば、どのクレジットカードでも登録することができます

REXカード(還元率1.25%)、リクルートカード(還元率1.2%)、オリコカード(還元率1.0%)といった高い還元率のクレジットカードも登録できます。これらのカードは今のところSuicaにチャージするとポイントがたまりますが、モバイルSuicaにチャージはできても、ポイント付与は対象外というクレジットカードもあるので確認するといいでしょう。

ただし、モバイルSuicaには年会費がかかってしまいます。といっても無料になる方法があるので、のちほど詳しくご紹介します。

モバイルSuicaが使えないなら、ビューカードが必須!

Suicaとビューカードは相性がいいイメージ

モバイルSuicaが使えるスマホを持っていない場合、Suicaにクレジットカードでチャージするためには、JR東日本系の会社が発行するビューカードが必要です。通学通勤のSuica定期券を買うときは、好きなクレジットカードで支払えますが、クレジットカードでSuicaにチャージするにはビューカードしかできないからです。

ビューカードはSuicaとの相性がとてもいいクレジットカードです。この組み合わせには3つのメリットがあります。

1つめはSuicaと同じくJRE POINTが貯まること。ビューカードにはいろいろな種類がありますが、どのビューカードでもクレジットカード払いをするとJRE POINTが貯まります。貯まったポイントは1ポイント=1円相当でSuicaにチャージすることができます。

2つめはポイントが1.5%の高還元であること。
ビューカードで貯まるJRE POINTは、通常1,000円ごとに5ポイントの0.5%還元率です。しかしSuicaへのチャージや定期券の購入をするときは、いっきに3倍もアップして1.5%の高い還元率でJRE POINTを貯めることができます。

3つめはオートチャージができること。オートチャージ機能とは、電子マネーの残高が設定した金額を下回ると、自動改札機にタッチするだけで自動的にチャージする機能です。このオートチャージ機能がSuicaで使えるクレジットカードは、ビューカードだけです。のちほど紹介するモバイルsuicaでもオートチャージ機能を使えるのはビューカードだけです。

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電子マネーのなかでSuicaの1.5%ポイント還元率は優秀!

Suicaにビューカードでチャージしたときの1.5%のポイント還元率は、ほかの電子マネーと比べてもとても優秀です。

PASMOの場合、Suicaと同じ交通系の電子マネーですが、クレジットカードでチャージしたときのポイント還元率は1%です。2018年3月から乗車で貯まるメトロポイントをスタートさせましたが、平日に1回以上乗車で一律3ポイントだけ。しかも定期券利用はポイント付与の対象外です。

流通系の電子マネーはnanaco以外、クレジットカードでチャージしたときの還元率は0.5%、電子マネーを利用したときに0.5%のポイントが貯まるケースが多く、合計すると1%です。

下の表にまとめたように、Suicaは電車やバスで利用して付与されるポイントはありませんが、ビューカードでチャージすれば”先払い”でたくさんポイントが貯まることがわかっていただけると思います。

電子マネーで貯まるポイントの比較表

電子マネー チャージポイント
利用ポイント
(提携店・優待店以外)
還元率の合計
Suica 1.5%還元
(ビューカード利用)
なし 1.5%
PASMO 1%還元
(TOKYU CARD利用(※))
なし
1%
楽天Edy 0.5%還元
(楽天カード利用)
+0.5%還元
1%
WAON 0.5%還元
(イオンカードセレクト利用)
+0.5%還元 1%
nanaco 0.5%還元
(セブンカード利用)
+1%還元
1.5%
(※)Web明細の登録が必要


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Suicaにクレジットカードでチャージする方法

Suicaにクレジットカードでチャージするには下記のような方法があります。

◆モバイルSuicaの場合 

  • 必要なときにスマホでチャージ
  • ビューカードを登録してオートチャージ設定

◆カード型Suicaの場合

  • JR駅にある多機能券売機専用ATMビューアルッテでチャージ
  • JR駅にある専用ATMビューアルッテオートチャージ設定
  • パソコンからFeliCaポート/パソリ(カード情報を読み取る機械)でチャージ

このなかでいちばんラクな方法は、ビューカードが必須ですがオートチャージ設定です。

いちいちSuicaの残高が少なくなっていないか気にする必要がなくなるオートチャージは、使ってみると本当に快適な機能です。

さらにいえば、モバイルSuicaでオートチャージがもっともラクなチャージ方法です。券売機やビューアルッテに限定されず、いつでもどこでもチャージができます。

カード型のSuicaの場合、パソコンを使ったチャージの方法は自宅でできるのでよさそうに思えますが、FeliCaポート/パソリという専用端末の購入が必要です。今後はQRコードの台頭で廃れる端末なので、新規購入するならおすすめしません

オートチャージは2018年3月からはSuicaで改札に入るときだけでなく、出るときにもオートチャージ機能が発動するようになり、より便利になりました。

ただしオートチャージが適用される自動改札は、首都圏・新潟・仙台Suica・PASMOエリアの改札に限定されています。つまり関西や九州などでは適用されません

2021年には全国でSuicaのサービスが使えるようになる予定ですから、期待しましょう。

「モバイルSuica」のお得な使い方

モバイルSuicaの会員数だけでも500万人(2018年現在)。対応しているスマホ機種を持っているなら、ぜひ使ってみてほしいアプリです。どんな機能があるのか見ていきましょう。

スマホ利用できる交通系ICカードは「モバイルsuica」だけ

全国で使えるモバイル対応の電子マネーがSuicaだけであることを示す画像

Suicaは「関東圏の人しか使えない」、「関東圏以外の人は地元の交通ICのほうがお得」と思っている人が多いのですが間違いです

実は現段階では全国各地で発行している交通系ICカードのなかで、Suicaだけがスマホで利用することができます。2018年8月にSuicaとみずほ銀行はみずほ銀行の口座からSuicaのチャージができるMizuho Suicaをスタートして、サービスの拡大を行なっています。

モバイルSuicaの大きなメリットは全国どこにいても作ることができることです。もしモバイルSuicaを使っているスマホを紛失しても、新しいスマホにチャージ残高ごと引き継いで再発行することができます。

カード型Suicaには実現できない、モバイルSuicaならではの便利な機能にをまとめると、以下のようなことが挙げられます。

【モバイルsuicaならではの便利な機能】

  • 日本のどこにいてもSuicaが作れる
  • 好きなクレジットカードが登録できる
  • スマホでSuicaにチャージができる
  • スマホでチャージ残高の確認ができる
  • スマホでSuicaの使用履歴が確認できる
  • JRE POINTを簡単にSuicaへチャージできる
  • 銀行振込でもチャージができる(みずほ銀行、三菱UFJ銀行、じぶん銀行のみ)

カード型のSuicaの場合、これらの機能はJR東日本の駅へ足を運び、券売機や専用ATMのビューアルッテで操作する必要があります。しかしモバイルSuicaなら、日本全国どこにいても手元のスマホで操作することができるのです。

関東以外に住んでいて旅行や出張が多い人地元の交通系ICカードのポイントや使い勝手に不満がある人は、モバイルSuicaを検討することをおすすめします!

モバイルSuicaもビューカードの登録なら年会費がお得!

モバイルSuicaはカード型Suicaのように新規発行時に500円のデポジットはかかりませんが、注意したいのは年会費1,030円(税込)がかかるということです。

実は2019年1月の発表(※)では、2020年2月26日以降には、モバイルSuicaの年会費はいっさい無料になることが発表されました。

とはいえそれまで1年近くありますので、年会費を払わなくていい方法を紹介したいと思います。方法は3つあります。

1つめはモバイルsuicaの引き落としにビューカードを登録すること。公式サイトでは「当面のあいだ無料」という表現をとっているので永遠に無料というわけではなさそうですが、現段階では無料です。ビューカードを登録すれば、オートチャージ機能の設定をすることもできます。

2つめはモバイルSuicaのアプリを使わず、ApplePay、GooglePayのアプリでモバイルSuicaを利用すること。

3つめは「EASYモバイルSuica」で利用すること。EASYモバイルSuicaとはクレジットカードを登録しないで、コンビニ、銀行振込などでチャージするSuicaです。しかしこの場合、チャージのポイントは貯まりません。

ただし注意したいのは、2つめのGooglePayと3つめのEASYモバイルSuicaは、いわば”モバイルSuicaの廉価版”です。具体的にはオートチャージ、新幹線の予約、JRE POINTからチャージ、スマホの機種変更時のデータ移行、定期券の購入などの機能が使えません。

モバイルSuicaをお得に便利に使おうとすると、やはりここでもビューカードを登録したモバイルSuicaかApplePayを利用するのがおすすめです。年会費がかからず、オートチャージができ、さらにSuicaへのチャージで1.5%のポイント還元がついてくるからです。

下記にカード型のSuica、モバイルSuica、EASYモバイルSuicaのチャージ方法を表にまとめてみたので参考にしてみてください。

◆Suicaのチャージ方法の比較表
Suicaカード モバイルSuica EASYモバイルSuica
・自動契約機
・多機能券売機
・のりこし精算機
コンビニ
クレジットカード ◯(※2)
オートチャージ ◯(※3)
◯(※4)
ネットで手動
専用ATM
(ビューアルッテ)
携帯決済(※5)
ポイントでチャージ
銀行振込
(※1)モバイルSuica一部サービスの変更および終了について
https://www.jreast.co.jp/press/2018/20190107.pdf
(※2,3,4)ビューカードに限る
(※5)2018年5月に終了

Suicaの種類・作り方

では実際にSuicaを作る流れを見ていきましょう。

カード型のSuicaには記名式と無記名式がある

カード型のSuicaには次の種類があります。

【一般的なSuica】
名前を登録しないで作る「Suicaカード」と、自分の名前や生年月日、性別、電話番号の個人情報を登録して作る「My Suica(記名式)」の2種類があります。記名の有無でSuicaの再発行や払い戻しなどの対応が違ってきます。発行場所は、JR東日本の駅の多機能券売機、みどりの窓口です。

【Suica定期券・Suica連絡定期券】
定期券の場合、発行場所はJR東日本の首都圏・仙台・新潟のいずれか最寄りエリアの駅にある、指定席券売機、多機能券売機、みどりの窓口です。新規でSuica定期券を作る場合には、インターネットを使った「ネットde定期」で申し込むことができます(受け取りは指定席券売機、みどりの窓口)。

これらのSuicaはどれも初回の購入時には預り金(デポジット)500円(税込)が必要です。Suicaの返却時には返金されます。

Suica付きクレジットカードはデポジット無料、ネット申し込みOK

Suicaの機能クレジットカード機能が一体になったタイプは、カード型のSuicaと違って発行するときにデポジットは不要です。

Suica付きクレジットカードの代表ビューカードは年会費がかかりますが、年会費以上のお得なサービスをおこなっています。例えば、年間のご利用金額に応じて、ビューサンクスボーナスや商品券がもらえたり、Web明細ポイントサービスに申し込むと年会費以上のポイントが貯まります。

ビューカードの申し込みインターネットと書類送付のどちらかで申し込むことができます。1点注意したいのは、Web完結のインターネット申し込み以外は本人確認書類のコピーの送付が必要ということ。

書類送付で申し込む場合は、申込用紙と一緒に本人確認書類を同封します。インターネットで申し込みする場合は、各自でWebから印刷して本人確認書類のコピーを同封して送付する必要があります。

楽天カードやイオンカードなど流通系のクレジットカードなら、こうした書類の送付が不要なので、ビューカードの申し込みには少し手間と時間がかかる印象です。

ちなみに、Suica付きクレジットカードはビューカードが他社と提携して発行しているカードがいくつかあります。例えばイオンSuicaカードJALカードSuicaANA VISA SuicaカードスーパーICカード Suica 三菱UFJ-VISAなどです。ビューカードに比べてSuicaへチャージしたときのポイント還元率は劣りますが、気になる人はチェックしてみてください。

Suica付きビューカードのおすすめ4選

Suicaと相性のいいビューカードは「クレジットカードJRE POINTカードSuica」の3つの機能が1枚になっている便利なカードです。数あるなかからおすすめを4つピックアップして紹介します。

Suica付きビューカードはどのカードでも、Suicaへのチャージポイント還元率1.5%は同じです。選ぶときには定期券を付帯させたいか、JRの駅ビルでよく利用している商業施設があるか、ビックカメラをよく利用するかなどで判断するといいでしょう。

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VISA MasterCard アメリカン・エキスプレス 非対応 JCB ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • ルミネでのお買い物がいつでも5%OFF!さらに、年に数回10%OFF!
  • ルミネでのお買い物総額に応じて、商品券ももらえちゃう!
  • 紛失補償や海外旅行傷害保険もついてるから安心!
年会費初年度 年会費2年目〜 ポイント還元率
無料 953円(税抜) 0.5 〜 1.5%
電子マネー
Suica(スイカ)
QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

JREカード

JRE CARD
キャンペーン中!最大JRE POINT5,000ポイントプレゼント!オンライン入会キャンペーン実施中!
JRE CARD(Suica・定期券なし)
VISA MasterCard 非対応 アメリカン・エキスプレス 非対応 JCB 非対応 ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • 駅ビル・JRE MALLで貯まる! 3.5%還元!
  • チャージや定期の購入で貯まる! 1.5%還元!
  • 初年度年会費は無料!
年会費初年度 年会費2年目〜 ポイント還元率
無料 477円(税抜) 1.5 〜 3.5%
電子マネー
QUICPay(クイックペイ)
Suica(スイカ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
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2万円まではSuicaがお得!高額決済はビューカードで

ビューカードを使うときにはコツがあります。

通常ビューカードで貯まるJRE POINTは1,000円ごとに5ポイント(0.5%還元率)です。つまり1,000円以下の買い物にビューカードで支払うと切り捨てになってポイントはもらえません。

そこで1,000円以下の買い物は、ビューカードでチャージした“1.5%のポイント先払い済み”のSuicaで支払いましょう

またSuicaは2万円までチャージできます。1,000円以上の買い物でも2万円まではSuicaで支払えば1.5%還元になり、0.5%還元のビューカードで支払うよりもお得にポイントが貯まります。

提携店や優待店以外で2万円以上の買い物をするときは、楽天カードなど1%還元率のクレジットカードで支払うほうがお得です。

Suicaの注意点(デメリット)

ここまでの記事のなかでも触れていますが、Suicaのデメリットをまとめたので押さえておきましょう。

Suicaのデメリット

  • Suicaのチャージ上限は2万円と少ない
    (nanacoの上限は5万~10万円、楽天Edy は5万円)
  • 紛失時に使用停止・再発行がネットでできない
    (モバイルSuicaを除く)
  • ポイントの連携が自動ではない
  • クレジットからのチャージの受け取りは駅のみ
    (オートチャージ、モバイルSuicaを除く)
  • 残高確認・利用履歴確認が不便
    (モバイルSuicaを除く)

カード型Suicaの残高を確認する方法

デメリットに挙げたSuicaの残高確認する方法には、下記のようなものがあります。

Suicaの残高を確認する方法

  • セブンイレブンにあるセブン銀行ATMで確認
    (2018年より)
  • コンビニの支払い時にレシートを確認
    (買い物をしなければいけない)
  • 駅の改札を通過するとき確認
    (一瞬しか見えない)
  • Suicaに対応している券売機で確認
  • Suica対応の自動販売機で確認する
  • パソリ電子マネービューアーで確認する
    (購入が必要)
  • モバイルSuica、Suicaリーダーのアプリで確認する
    (対応スマホ機種が必要)

Suicaの履歴を確認する方法

もう1つSuicaのデメリットに挙げたSuicaの利用履歴の確認はどのようにやるのでしょうか。

利用履歴もモバイルSuicaならスマホで確認することができますが、そのほかの方法は1つしかありません。

駅のSuicaにチャージができる券売機で操作する方法だけです。

直近の利用履歴が最大20件まで表示されます。JRや東京メトロの券売機では、1回の操作で過去100件までさかのぼって印刷が可能です。この履歴は領収書として使うことができます。

流通系の電子マネーのように、Suicaの利用履歴もアプリやインターネットで確認できるように改善を期待したいものです。

電子マネーだから気になる疑問

最後にキャッシュレスの電子マネーだからこそ気になる、Suicaの紛失や盗難をしたらどうなるのか、払い戻しはできるのか、有効期限はあるのか…。気になる疑問を解説します。

Suicaの紛失や盗難にあったら?

紛失・盗難時の対応はSuicaの種類によって違います。

【カード型のSuica】
流通系の電子マネーのようにインターネットで使用停止の手続きをすることはできません。必ず駅やバス営業所の窓口へ足を運んで使用停止の手続きをしてください。

名前を登録して発行したMy Suica(記名式)やSuica定期券なら、再発行できます。

【Suica付きクレジットカード】
クレジットカード会社へインターネットか電話連絡で使用停止することができ、再発行することもできます。

【モバイルSuica】
インターネットかモバイルSuicaコールセンター(050-2016-5005/7時~23時)へ電話すれば、使用停止と再発行の手続きができます。

カード型Suica、モバイルSuicaのどちらも再発行手数料は510円です。チャージ残高は再発行した新しいSuicaにすべて引き継がれます。カード型Suicaの場合、再発行まで数日かかります。

無記名式のSuicaカード、EASYモバイルSuicaは再発行はできません。

どちらにしても紛失や盗難後に悪用された場合の対策として、警察や派出所に届け出ることをおすすめします。

途中でSuicaの払い戻しはできるの?

使わなくなったSuicaは払い戻しができます

払い戻しの条件はSuicaの種類によって違うので、ひとつずつ見ていきましょう。

【カード型のSuica】
返金の手続きはみどりの窓口でおこないます。残金から220円の手数料を引き、これにデポジットの500円を加算して返金されます。残金が220円以下の場合はデポジットのみの返金になります。

My Suica(記名式)は運転免許証など本人確認証明書の提示が必要です。無記名のSuicaカード必要ありません

【Suica定期券・Suica連絡定期券】

基本は上記のSuicaと同じく、定期券Suicaも払い戻しには本人確認証明書が必要です。

また定期券部分だけを払い戻すことも可能です。返金後はMy Suica(記名式)として継続利用できます。

【モバイルSuica】
モバイルSuicaの場合は、アプリから退会手続きをおこないます。会員メニューから退会手続きを進めていき、振込先の口座情報を入力することで払い戻しを受けられます。

長期間使っていないSuicaがあります。有効期限はある?

長期間、利用していないSuicaはチャージ残高が残っていても、利用できないことがあります。とくに、最後に利用した日から10年以上利用がないSuicaは使用できなくなります。

そうした場合、Suicaエリアの駅の窓口まで持っていけば、新しいSuicaカードを発行して、古いSuicaのチャージ残高を移行してくれます。またはSuicaの払い戻しも可能です。

Suica(スイカ)のまとめ

いかがでしたか? 長年、Suicaを使っている人ほど意外に知らないSuicaの使い方があったのではないでしょうか。

いちばんおすすめの使い方は、Suicaのチャージで1.5%還元のポイントが貯まるSuica機能付きビューカードを1枚作ること。そのビューカードをモバイルSuicaに登録して、オートチャージ機能を利用することです。

そしてSuica付きビューカードを手に入れたとしても、自分でネットにアクセスしてJRE POINTとSuicaを連携させる登録が必要です。まずは忘れないうちにやっておきましょう!

「ビュー・スイカ」カード

「ビュー・スイカ」カードの詳細
年会費 : 524円(税込)
ポイント還元率 : 0.5 〜 1.5%
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ビックカメラSuicaカード

ビックカメラSuicaカードの詳細
年会費 : 無料
ポイント還元率 : 1 〜 11.5%
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ルミネカード

ルミネカードの詳細
初年度 : 無料 / 次年度 : 953円(税抜)
ポイント還元率 : 0.5 〜 1.5%

月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動するが、メインはクレジットカード&デビットカード、電子マネーなど。とくにSuicaは2001年のサービス・スタート以来の愛好者で、通勤から買い物まで活用している。年に4回ほどクレジット&電子マネーのムックを出版しており、最新情報にも詳しい。2020年東京オリンピックを目指して始まったキャッシュレス促進の利用者側に立ったオピニオンリーダー。

岩田 昭男の監修記事・プロフィール一覧へ

アニメ、映画、旅行、読書、料理、食べ歩き、動物動画、グリーン(植物)が好き。所持カードは楽天、セゾンアメックス、エポス、dカード、Suicaビック。

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