au PAY(auペイ)とはauユーザー必須のスマホ決済?使い方や使えるお店、楽天ペイとの提携などを解説

2019年8月からauユーザー以外へもサービスの提供が開始され、au PAYは誰でも便利に利用できるQR決済となりました。
日本を代表する携帯電話会社と言えば「NTTドコモ」「ソフトバンク」そして「KDDI」です。いわゆる三大携帯電話キャリアと呼ばれる大企業ですが、なかでもKDDIは「じぶん銀行」「auクレジットカード」「au WALLET」など金融サービスにも力を入れています。
KDDIはauブランドで携帯電話事業をおこなっており、スマホアプリで決済する「au PAY(auペイ)」は、KDDIが提供する新しいキャッシュレス決済サービスです。携帯電話会社ならではのサービスが注目のau PAYを紹介します。
au PAY(auペイ)を利用したい方はこちら
au PAY(auペイ)の気になる特長とは
au PAY(auペイ)は携帯電話会社である「KDDI」が提供するスマホ決済サービスです。もともとKDDIは自社携帯ブランドであるauユーザーに対して、「au WALLET」と呼ばれるポイント・金融サービスを提供していました。
しかしau WALLETはネットやプリペイドカードを利用した決済のみ対応しており、クレジットカードや電子マネーと同様の機能しかありませんでした。そこでスマホ決済サービス機能を追加することでau WALLETの機能を大きく広げたのです。
au PAY(auペイ)はあくまでau WALLETのサービス追加であり、「au WALLETアプリ」にスマホ決済サービス機能のau PAYが追加された形でリリースされています。
さらにサービス開始にあたりインターネットショッピングモールで有名な「楽天」と業務提携をおこなっています。
全国の楽天ペイ加盟店でau Payを利用していくことができます。今後もさらに楽天Payとの提携サービスや協同でのキャンペーンなどがおこなわれる見込みです。
au PAY(auペイ)には3つのお得がある
au PAY(auペイ)を利用することで得られる3つのお得を見てみましょう。
au PAY3つのお得
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スマホだけで便利に支払いができる
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au WALLETポイントがもらえる
- auのサービスによるお得がたくさんある
単にスマホ決済をおこなうだけでなく、さまざまな機能を持ったau PAY(auペイ)は使うだけでお得がいっぱい。上手に使うほどお得になるのがau PAYです。
支払いが簡単
au PAY(auペイ)はあくまで「au WALLETアプリ」の機能追加の位置づけであり、au PAY専用アプリはありません。現在、旧バージョンのau WALLETアプリをインストールしている人は、最新版をダウンロードする必要があります。
またau PAY(auペイ)の使い方もいたって簡単です。アプリ上にバーコードを表示して、レジでスキャンしてもらうか、ショップに掲示してあるQRコードをアプリでスキャンして金額を入力するだけです。スマホで手軽に支払いができるところがau PAYの最大の特長と言えます。
支払いはau WALEET残高を利用する
au PAY(auペイ)を使用するには事前にお金を「au WALLET残高」へチャージしなくてはなりません。
イメージ的にはau WALLETと呼ばれる「インターネット上のお財布」にお金を預けて、au PAY(auペイ)はそのお財布からお金を取り出して支払うと考えてください。
つまりau WALLET残高とはお財布に入っているお金の残高で、お財布にお金が入っていないとau PAY(auペイ)で支払いができません。
au WALLETはauサービスの共通ウォレット(お財布)で、「au WALLETプリペイドカード」や「auかんたん決済」でも使用します。またau WALLET残高は1円単位での利用が可能で、細かいお金の出し入れにも対応しています。
au WALLETポイントがもらえる
au PAY(auペイ)で支払いをおこなうと、auの共通ポイントである「au WALLETポイント」がもらえます。200円(税込)ごとに1ポイント付与され、1ポイント1円の価値があるので還元率は0.5%。1,000円の利用で5ポイントもらえる計算ですね。
au PAY(auペイ)はまた有料の「au スマートパスプレミアム会員」なら200円(税込)に対して3ポイントと、3倍のポイントがもらえる特典があります。
au PAY(auペイ)でもらえるau WALLETポイントとは?
au WALLETポイントはauサービスの共通ポイントで、1ポイントが1円としてau PAY(auペイ)やネットショッピングで使用できます。
au PAY(auペイ)で使用するには事前にau WALLETポイントをau WALLET残高へチャージする必要があり、チャージしないと決済に利用できません。またプリペイドカードでコンビニ利用したり、au商品の購入やポイント移行に使用したりできるマルチポイントです。
au WALLETポイントの利用法
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au WALLET残高へチャージ
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au料金の割引
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au商品の購入
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au WALLETプリペイドカードで利用
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ネットショッピングでの利用
- 他社ポイントへの移行
au WALLETポイントの有効期限は付与されてから4年間です。ただしキャンペーンなどでもらったポイントのなかには、期間限定ポイントも含まれていますので有効期限には注意してください。
au PAY(auペイ)の使い方を紹介
au PAY(auペイ)を実店舗で使用するにはau PAYの「バーコードをショップでスキャンしてもらう」方法と、「ショップが提示するQRコードをアプリで読み込む」方法があります。加盟店により使い方に違いがあるので、両方の手順を十分に理解して慌てないようにしましょう。
バーコードをショップでスキャンしてもらう手順
au WALLETアプリで表示したau PAY(auペイ)のバーコードを加盟店のレジシステムでスキャンしてもらう方法です。コンビニではおなじみの手順で、利用したことがある人も多いはずです。
アプリのバーコードをスキャンしてもらう手順
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au WALLETアプリを起動
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残高の不足がないかを確認
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ホーム画面の「au PAY」をタップ
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決済用のバーコードが表示される
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店頭のスタッフに「au PAYを使います」と伝えてスマホを提示する
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スタッフがバーコードをレジでスキャンする
- 支払い完了
ショップが提示するQRコードをアプリで読み込む手順
バーコードに対応していないレジを導入している店舗では、ショップが提示するQRコードをau WALLETアプリでスキャンして決済をおこないます。
アプリでQRコードをスキャンする手順
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au WALLETアプリを起動
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残高の不足がないかを確認
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ホーム画面の「au PAY」をタップ
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決済用のバーコードとQRコードが表示される
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画面上の「スキャン支払い」をタップ
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店頭のスタッフに「au PAYを使います」と伝える
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ショップが提示するQRコードをアプリでスキャンする
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支払う金額をアプリに入力
- 支払い完了
ショップのQRコードは店頭やレジ付近に掲示してあったり、スタッフがタブレットなどの携帯端末で提示したりすることもあります。ショップによりやり方が違うのでスタッフの指示にしたがって支払いをおこなってください。
支払い前にはau WALLET残高を確認
au PAY(auペイ)を使用する前にはau WALLET残高を確認することが大切です。残高がない場合はau PAYが利用できずに、支払いができなくなります。
またau PAY(auペイ)はオートチャージを設定していても月間のチャージ上限を超えていたり、チャージ判定基準に問題があったりする場合はチャージされずに支払いはできません。オートチャージを過信してはなりません。
au PAY(auペイ)の登録方法
au Payは、auで契約中の人なら登録は不要で、au WALLETアプリをダウンロード後、すぐに利用を開始できます。
また、auユーザー以外の人も、au IDを登録すれば、誰でもau Payを利用できます。
au Payでは独自のキャンペーンも随時開催されています。ふだん別のQR決済を利用している人も、キャンペーンに合わせて合わせてau PAYを利用していけばもっとお得に買い物ができるはずです。
au Payの登録方法を見ていきましょう。
auユーザーの場合
auユーザーなら、au WALLETアプリをダウンロードして、規約に同意すれば、すぐにau PAYが利用できます。

すでに古いバージョンのau WALLETアプリをダウンロード済の人は、そのままではau PAYが利用できない可能性があります。最新のアプリへのアップデートを行うようにしましょう。
au WALLETアプリ初回起動時にはチュートリアルが開始されるので、サクッと目を通して利用を開始しましょう。
auユーザー以外
2019年8月より、auユーザー以外も、au IDを取得することでau PAYが利用できるようになっています。
au IDの登録ページから登録を開始しましょう。まずはメールアドレスを入力します。
入力したメールアドレス宛に、確認コードが送信されます。
確認コードを入力。
パスワード、生年月日、性別などの登録情報を入力。
以上で登録は完了です。新規登録完了の確認画面が表示されます。
あとはauユーザーと同様に、au WALLETアプリをダウンロード後に、規約に同意すれば、au PAYの利用を開始することができます。
au PAY(auペイ)にチャージする手順を解説
au WALEET残高へのチャージは大きく分けて「アプリ/Web(au WALLET サイト、アプリ)」と「実店舗(auショップ、ローソン)」があり、それぞれチャージの方法に違いがあります。
au WALEET残高へのチャージ方法
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au WALLET サイトやアプリでチャージ
・auかんたん決済
・じぶん銀行
・クレジットカード(au WALLETクレジットカードほか)
・WALLET ポイント
・auポイント
・au WALLET チャージカード -
auショップ、ローソンでチャージ
・SakkuTTO(auショップ)
・ローソン店頭 - セブン銀行ATM
それぞれについて詳しく解説していきます。
au WALLET サイトやアプリでチャージ
au WALLETサイトやau WALLETアプリでのチャージは「auかんたん決済」、「じぶん銀行」、「クレジットカード」、「au WALLETポイント」、「au WALLETチャージカード」が選択できます。店舗へ行かなくても簡単にau PAY(auペイ)にチャージできることから、最も利用されている方法です。
auかんたん決済を使ったチャージ手順
au かんたん決済はau PAY(auペイ)で利用した代金を月々の携帯電話料金と合算して請求される決済方法です。スマホ代金と合算されて請求されるので、管理が楽な反面使い過ぎには注意しなくてはなりません。
かんたん決済でのチャージ手順
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au WALLETアプリを起動する
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HOMEタブでホーム画面に移動する
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「チャージ(入金)」をタップ
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「金額を指定してチャージ」をタップ
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1,000円~45,000円の範囲で金額を設定する
- チャージ完了
じぶん銀行を使ったチャージ手順
KDDIの子会社である「じぶん銀行」を使用したチャージは、チャージした金額が銀行口座から即時に引落とされるのが特徴です。au PAY(auペイ)の使い過ぎを押さえる効果もあり便利ですが、銀行口座の残高を常に把握する必要があります。
じぶん銀行でのチャージ手順
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au WALLETアプリを起動する
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HOMEタブでホーム画面に移動する
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「チャージ(入金)」をタップ
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「じぶん銀行」をタップ
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1,000円~45,000円の範囲で金額を設定する
- チャージ完了
クレジットカードを使ったチャージ手順
au WALEET残高へのチャージで使用できるクレジットカードはあらかじめ決められており、一定のカードしか設定できません。
登録できるクレジットカード
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au WALEETクレジットカード
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Mastercard
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VISA(クレディセゾン、UCカード、トヨタファイナンス、エポスカード)
- JCB(クレディセゾン、トヨタファイナンス)
これ以外のクレジットカードはau WALLET残高へのチャージはできません。クレジットカードを選ぶさいには確認が必要です。
クレジットカードでのチャージ手順
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au WALLETアプリを起動する
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HOMEタブでホーム画面に移動する
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「チャージ(入金)」をタップ
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「クレジットカード」をタップ
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3,000円~45,000円の範囲で金額を設定する
- チャージ完了
au WALLETポイントを使ったチャージ手順
たまったau WALLETポイントをau PAY(auペイ)で使うためには、ポイントをau WALLET残高へチャージしなくてはなりません。1ポイントが1円としてチャージできますが、月に合計で2万ポイントまでしかチャージできない制約があります。「無制限にチャージできない」、ここは覚えておきたい注意点です。
au WALLETポイントでのチャージ手順
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au WALLETアプリを起動する
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HOMEタブでホーム画面に移動する
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「チャージ(入金)」をタップ
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「ポイント」をタップ
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保有ポイントからチャージしたいポイント数を入力
- チャージ完了
au WALLETチャージカードを使ったチャージ手順
au WALLETアプリのチャージは「au WALLETチャージカード」が利用できる仕様になっていますが、現在au WALLETチャージカードはサービスを終了しており新規発行されていません。既存発行のチャージカードのみ使用できます。
auショップ、ローソンで現金チャージ
現金でチャージしたい場合は、auショップかローソンが現金チャージに対応しています。ただしauショップはカウンターでのチャージ対応を終了しており、店内に設置されている自動端末「au SakuTTO」でセルフチャージしなくてはなりません。
au SakuTTOを使ったチャージ手順
auショップに設置してある自動端末「au SakuTTO」で、チャージから支払いまでを完了できます。チャージはau WALLETプリペイドカード裏面のバーコードか、au WALLETアプリに表示されるバーコードをSakuTTOにスキャンさせて入金します。
SakuTTOでのチャージ手順
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au SakuTTOの「チャージ」ボタンを押す
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バーコードをスキャンさせる
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案内にしたがってチャージ金額を設定
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現金を入金する
- チャージ完了
チャージ単位は500円、1,000円~1万円(1,000円単位)、1.5万~4.5万(5,000円単位)です。またau WALLETアプリでバーコードを表示するには、アプリを起動したのちに「チャージ・入金」「au ショップ/コンビニ」と進むことでバーコードが表示されます。SakuTTOが設置されていないauショップもありますので、事前に確認することをおススメします。
ローソンでのチャージ手順
コンビニの「ローソン」と「ローソンストア100」で現金を使ったチャージができます。
ローソンでのチャージ手順
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ローソンのレジで「au WALLETのチャージをしたい」と伝える
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チャージ金額を伝える
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カードリーダーが点灯する
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au WALLETプリペイドカードの磁気部分をリーダにスライドさせる
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チャージ金額を確認して「承認」ボタンを押す
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チャージ金額を支払う
- チャージ完了
ローソンでのチャージにはau WALEETプリペイドカードが必要で、さらに自分でプリペイドカードをレジでスライドさせなくてはなりません。操作に不安がある人はスタッフに相談してからおこなうようにしてください。
セブン銀行のATMからのチャージ手順
新しいチャージ方法としてコンビニのセブンイレブンに設置されている「セブン銀行ATM」からチャージができるようになりました。今までのチャージ手順と違い、ATMとアプリの両方での操作が必要です。よく手順を理解してください。
セブン銀行ATMからのチャージ手順
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セブン銀行ATMの画面から「スマートフォンでの取引」をタップ
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ATMの画面にQRコードが表示される
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au WALLETアプリで「チャージ・入金」「セブン銀行ATMチャージ」をタップ
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アプリで「QRコードをスキャン」をタップしスキャン画面に移行
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アプリでATMに表示されたQRコードをスキャン
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スキャンが終わるとATMの画面で「次へ」をタップ
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アプリ画面に企業番号「8434」が表示されるのでATMに入力
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案内に従い任意の金額を設定・入金する
- チャージ完了
セブン銀行ATMを使ったチャージでは、au WALEETアプリのQRコードスキャン(読込み)を使用します。またATMとスマホの操作を交代でおこなうので、落ち着いて操作することが大切です。セブン銀行ATMのチャージ条件は、1,000円~50万円までの紙幣が入金可能です。
かんたん決済によるチャージはオートチャージも利用可能
かんたん決済を使用したチャージでは自動的にチャージをおこなう「オートチャージ」が利用できます。オートチャージには残高不足が発生したときに自動チャージされる「リアルタイムチャージ」と、あらかじめ設定したチャージ条件により自動チャージされる「一定額チャージ」の2種類があります。
リアルタイムチャージの設定手順
リアルタイムチャージはau PAY(auペイ)の使用時にau WALLET残高が不足した場合、自動的に差額分がチャージされるオートチャージです。
リアルタイムチャージの設定手順
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au WALLETアプリを起動する
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HOMEタブでホーム画面に移動する
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「チャージ(入金)」をタップ
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「オートチャージの設定」をタップ
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オートチャージの設定をチェック
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「リアルタイムチャージ」を選択
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チャージ方法を選択(auかんたん決済かじぶん銀行)
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「月額オートチャージ限度額」を設定
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設定を確認する
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パスワード入力
- 設定完了
「月額オートチャージ限度額」はその月のオートチャージの合計限度額です。つまりオートチャージで利用できる限度で、それを超えてのチャージはできません。
オートチャージの設定を忘れて利用すると、限度額が過ぎてau PAY(auペイ)が利用できなくなることもあります。限度額を少なく設定しすぎるとすぐにオートチャージができなくなるので、月間の利用計画を立ててから設定しましょう。
一定額チャージのチャージ設定手順
リアルタイムチャージは不足した差額分をチャージしますが、一定額チャージはあらかじめ設定された条件によりチャージを判定します。
一定額チャージの設定手順
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au WALLETアプリを起動する
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HOMEタブでホーム画面に移動する
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「チャージ(入金)」をタップ
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「オートチャージの設定」をタップ
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「一定額チャージ」を選択
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「チャージ方法」を選択(auかんたん決済かじぶん銀行)
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「チャージ設定」に「チャージの判定基準」を設定
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月額オートチャージ限度額を設定
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設定を確認する
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パスワード入力
- 設定完了
一定額チャージは「チャージ判定基準」が重要で、au WALLET残高が「○○円未満になったら○○円チャージする」ように設定します。ただし連続チャージはできないので、高額利用するときはチャージ金額が足りなくなることがあります。手動チャージとの併用も考えましょう。
オートチャージはかんたん決済払いとじぶん銀行払いから選択できる
オートチャージで設定する「チャージ方法」は、実際におこなったオートチャージのお金の支払い方法で「かんたん決済」か「じぶん銀行」から選択します。このほかにも「クレジットカード」、「au WALLETポイント」などのチャージ方法がありますが、あくまで選択できるのはこの2種類でクレジットカードが使えないことに注意してください。
au PAY(auペイ)と楽天ペイが提携し、使えるお店が大幅アップ!
サービスが開始されて間もないau PAYですが、サービス開始直後にもかかわらず多くの店舗で使用できます。
au PAYがつかえるショップ(一部)
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ローソン(コンビニ)
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ファミリーマート(コンビニ)
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銀だこ(飲食)
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はなまるうどん(飲食)
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クスリのアオキ(ドラッグストア)
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ウェルシア薬局(ドラッグストア)
- ケーズデンキ(家電量販)
- IKEA(家具インテリア)
- そのほか多数
加盟店は順次拡大予定なので定期的にホームページを確認してください。
楽天ペイとの業務提携
日本を代表するインターネットモールを展開する「楽天」が提供する「楽天ペイ」は、楽天市場の加盟店を中心にスマホ決済サービスを提供しています。KDDIと楽天が業務提携し、2019年8月28日より楽天ペイとau PAY(auペイ)が相互利用がスタートしています。
この業務提携によりau PAY(auペイ)は楽天ペイ加盟店でも利用できるようになり、一気に利用可能店舗が拡大しています。
ただし、一部の楽天ペイ加盟店では、au PAYの利用が不可となっています。どうしてもau PAYで会計したい場合には、レジ周りなどにau PAYのマークがあるか事前に確認しておくと良いでしょう。
au PAY(auペイ)の3つのメリット
au WALLETが進化したau PAY(auペイ)には魅力のメリットがいくつもあります。とくにポイントプログラムはauユーザーにとって嬉しい内容です。
au PAYの3つのメリット
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①スマホだけで便利にお支払い
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②au WALLET残高/au WALLETポイントが使える
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③auスマートパスプレミアムでポイント3倍
スマホだけで便利にお支払い
近くのコンビニに行くくらいなら、スマホさえ持っていけばお買い物ができてしまいます。会計もバーコードを読み取るだけなので、とっても楽です。
楽天との提携により使えるお店も、QR決済の中でもトップクラスに多いサービスとなっています。ほかのQR決済利用中の人も、合わせてau PAYを利用していくと良いでしょう。
au WALLET残高/ポイントが使える
今までためていたau WALLET残高やau WALLETポイントが、そのままau PAYで使用できます。また「auポイント」をau WALLET残高にチャージすることも可能ですが、auポイント1.2ポイントで1円のチャージとなり、au WALLETポイントよりレートが悪くなります。
au PAY(auペイ)はau WALLET残高を軸にした決済システムですが、チャージやポイント利用に幅があるので利便性が高くなっています。
auスマートパスプレミアムでポイント3倍
au PAY(auペイ)のポイントは通常で利用額200円(税込)に対して1ポイントの付与されます。しかし「auスマートパスプレミアム」の会員に対しては、3倍の3ポイントが付与されます。つまり200円(税込)に対して3ポイントで還元率が1.5%、高還元クレジットカードなみのポイント還元レベルです。
さらにauスマートパスプレミアム会員にはお得なクーポンを配信したり、内容充実のキャンペーンに参加できたりする特典が充実しています。またテレビCMでも有名な「三太郎の日」も見逃せません。auスマートパスプレミアム会員は、毎月「3がつく日」にお得なサービスが受けられます。
auスマートパスプレミアムは有料の会員サービス
auスマートパスプレミアムはauが提供する有料の会員サービスです。月会費が499円(税抜)必要で、携帯機器の安心サポートをはじめさまざまな特典が提供されます。
auスマートパスプレミアムのサービス
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携帯機器の修理代サポート
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データ復旧サポート
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ウイルスバスター
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毎日配信される特典
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無料・割引クーポン配信
- 各種アプリの提供
au PAY(auペイ)で気を付けたい注意点
au PAYは、どのクレジットカードでも登録できるわけではありません。
Mastercardはすべて登録可能ですが、VISA、JSBについては登録できるカードが限られます。
Mastercard |
すべて登録可能 |
VISA |
・au WALLET クレジットカード ・トヨタファイナンス ・エポスカード ・クレディセゾン ・UCカード |
JCB |
・トヨタファイナンス ・クレディセゾン |
ちなみに、au WALLETクレジットカードならMastercardとVISAのどちらを選んでも利用可能です。
au WALLETクレジットカードからチャージを行えば、au WALLETポイントの2重取りもできるので、これからau PAY用にクレジットカードを作るなら、こちらのカードがおすすめですね。

- 年会費は永年無料!
- 新規入会&利用で最大10,000円相当ポイント!
- auユーザーなら必須の一枚!
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 無料 | 1% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
au PAY(auペイ)では定期的にお得なキャンペーンが開催されている
au PAY(auペイ)では定期的にお得なキャンペーンを開催しており、参加することでau WALLETポイントがもらえたり、対象店舗で割引購入できたりする特典が使えます。
開催中のキャンペーン
- 三太郎の日:最大20%還元のキャンペーン
- 【東京・飯田橋エリア限定】最大2000ポイントが当たるキャンペーン
三太郎の日で最大20%分のポイントがもらえる
auでは毎月3日、13日、23日に「三太郎の日」というキャンペーンが実施されています。
10月・11月の三太郎の日では、auスマートパスプレミアム会員(有料)限定で、au PAYでの支払い金額の最大20%相当分のau WALLETポイントがもらえるキャンペーンが実施されています。
「auスマートパスプレミアム」は月額499円で、データ復旧サポート、iPhone/iPad修理代金サポート、iPhone/iPad紛失時の負担金サポートなどが受けられるサービスです。
2019年11月からは映画、J-POPの新曲、雑誌などのエンタメサービスも追加されています。
三太郎の日の特典を受けるためには、こちらのauスマートパスプレミアムの加入が必須となります。キャンペーン期間中だけまずはお試しで加入してみるのも良いでしょう。
【東京・飯田橋エリア限定】抽選500名に最大2000ポイントが当たるキャンペーンを開催中
10月28日から11月30日の間、東京・飯田橋エリアで、au PAYを利用して合計500円以上支払いをした人を対象に、抽選で500名に最大2000ポイントが当たるキャンペーンを実施されています。
東京・飯田橋にお出かけの予定がある人や、勤務先が周辺地域の人はぜひ特典を狙ってみると良いでしょう。
au PAY(auペイ)は導入店舗にとってもメリットが高い
au PAYはユーザーだけでなく、導入する事業者にとってもメリットは高いようです。
導入する事業者のメリット
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初期費用が無料
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入金手数料が無料
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2021年7月31日まで決済手数料が無料
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月間200万人が利用するau WALLETユーザーが対象
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キャッシュレス・消費者還元事業に登録
- 中国系決済の申込みも可能
au PAY(auペイ)の導入は初期費用が無料です。店舗にレジシステムがなくても、インターネットと接続してあるタブレット端末があれば設備投資なしでau PAYを導入できます。
また2021年7月までは通常3.25%の決済手数料が無料になり、タダでau PAY(auペイ)を使うことができます。お試しで加入するのもよい方法です。
また月間200万人が利用するアプリはきっと事業者の顧客拡大に貢献するはずです。さらにau PAY(auペイ)の導入時に中国で普及しているAlipay/WeChatpayも同時に申込めます。ますます顧客拡大が期待できますね。
au PAY(auペイ)のまとめ
au PAYは、auユーザー以外へもサービスの提供が開始され、誰でも便利に利用できるQR決済となりました。楽天ペイとの提携も開始し、加盟店も大幅に増え、どんどん便利になってきています。
毎月必ず開催される「三太郎の日」など、独自のキャンペーンも随時実施されているので、ほかのQR決済サービスを利用中の人も合わせて利用を検討してみると良いですね。

気になるけど、なかなか話しづらい。けどとても大事な「お金」のこと。 日々の生活の中の身近な節約術から、ちょっと難しい金融知識まで、知ってて得する、為になるお金の情報を更新していきます。