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三社目のカードローンに申し込んでも借入可能? 審査難易度や審査通過を解説!

三社目のカードローンに申し込んでも借入可能? 審査難易度や審査通過を解説!

カードローンを利用していると、今よりも多くお金を借りたいという方は多いでしょう。一社だけではお金が足りなくなれば、二社、三社とカードローン利用したいものです。

しかしカードローンでは、借入件数や借入総額が多いほど他社でお金を借りるのが難しくなります。すでにカードローンを利用している方が、三社目のカードローンに申し込んでも借入れ可能なのでしょうか?

カードローンは何社まで借入れできるの?

カードローンは、大きく分けると消費者金融銀行の2つです。消費者金融と銀行のどちらでも、借入件数に対する規制は設けていないので、最大何社まで借入れ可能かは、明確な答えはありません。

カードローンの審査さえ通過できれば、何社からでも借入れ可能なので、三社以上のカードローンを利用している人もいます。

三社目のカードローンの審査に通るの?

すでに二社のカードローンを利用している人が、三社目のカードローンに申し込みをして、審査に通るかどうかは、はっきりとした答えはありません。消費者金融や銀行によって審査基準が異なるために、何社までなら審査に通るとは一概には言えないのです。

カードローンの審査では、借入件数以外にも、年収、勤務形態、勤務年数、借入総額などを見て総合的に合否を判断します。

他社借入件数が多くても、新規でカードローンを借りて返済できるだけの収入と返済能力があれば、三社目の審査を通過する人もいます。

実際に三社以上から借入れている人はどれくらいいるの?

先にも説明のとおり、カードローンの審査の合否は、他社借入件数や借入総額、収入などの個人の属性により決まるので、新たなカードローンでの借入れが可能な人も、逆に不可能な人もいます。何社からの借入れをしているか、ここで全国銀行協会のデータをご紹介します。

借入件数 割合
一社 35.2%
二社 28.4%
三社 19.6%
四社 7.9%
五社 8.8%
出典元:銀行カードローンに関する消費者意識調査に関する報告


このデータでは、三社・四社・五社のカードローンを利用している人をあわせると36.3%となり、およそ全体の4割の方が三社以上のカードローンを利用しています。データから見ても、三社目のカードローンでの借入れは可能です。

三社目のカードローンの審査について

三社以上のカードローンを利用したいと考えているなら、借入額に対して十分に返済できるだけの収入がないといけません。総量規制を考えて、借入額の3倍以上の収入が必要とされるのはもちろん、三社目のカードローンを利用しても、返済できる収入が必要です。

すでに二社のカードローンを利用しており、返済がぎりぎりで苦しいという方は、三社目のカードローンの契約は難しいです。借入件数が多いほど、返済額は増えるので、カードローンの審査は難しくなっていきます。

総量規制によって借入総額が制限されるので注意しよう!

カードローンを契約するにあたって、考えなければいけないことは、総量規制という貸金業法によって定められている法律です。これはカードローンで借りられるお金は、原則年収の3分の1までという決まりです。

昔は総量規制はなく、カードローンで年収以上の多額のお金を借りる多重債務者が続出しました。カードローン利用者が返済不能に陥るのを防ぐために、2010年に総量規制が制定されます。

総量規制は、利用中のカードローンすべての総額で考えます。

たとえば、年収300万円の人は、カードローンでは100万円までお金を借りられます。ただし、A社から20万円、B社から30万円借りていれば、すでに50万円の借入れがあるので、他社からは50万円までしか借りられません。

総量規制は、消費者金融などの貸金業者のカードローンに適用されます。そのために、銀行カードローンでは貸金業法の影響を受けないので総量規制は考えません。

ただし銀行も最近は、債務不能に陥る方が出るのを防ぐために、年収めいっぱいの金額を貸すようなことはしません。

銀行のカードローンでは、総量規制が適用されているカードローンとあまり変わらない基準で審査されることがあります。

借入額にはクレジットカードも含まれる

総量規制で考える借入額には、カードローンの契約額がありますが、注意しないといけないのはクレジットカードも含めて考えるということです。

クレジットカードには、買いもので使えるショッピング枠と、ATMからお金を引き出せるキャッシング枠の2つがあります。このなかで、キャッシング枠は、総量規制が適用されます。ショッピング枠は総量規制の適用外です。

たとえば、年収300万円の人はカードローンで100万円までお金を借りられます。すでにA社から20万円、B社から30万円、さらにクレジットカードのキャッシング枠が20万円あれば、総額で70万円となります。

このために、他社の貸金業者のカードローンでは、30万円までなら借りられるという計算です。

三社目のカードローンの審査には通る人

総量規制があるので、現在の借入額は年収の3分の1以内であり、十分な収入があると、審査に通るかもしれません。ただし、十分な収入であっても一時的な収入ではなく、安定継続した収入が求められます。

安定継続した収入とは、毎月一定額ある収入です。正社員やアルバイトで毎月稼ぐようなお金です。株や宝くじで一時的に稼いだ収入は、安定継続しているとはみなされません。カードローンでお金を借りれば、多くの場合に毎月分割払いで返済していくために、安定継続した収入が求められるのです。

審査に通る条件として、カードローンの返済で延滞せず、返済実績を作ることもあります。返済延滞した場合は、信用情報機関で記録に登録されます。信用情報機関は、消費者金融や銀行などの貸金業者が加入している団体であり、CIC、JICC、KSCという3つあります。

一度、信用情報機関に延滞したことが記録されれば、最長で5年間記録は消えません。カードローンの審査では、この信用情報機関の記録を見ます。延滞の記録があれば、審査に通りにくくなるのです。返済実績が良好であると、審査に通過しやすいです。

三社目の審査を通過するコツ

すでに二社のカードローンを利用しており、三社目に申し込みするなら審査通過するにはポイントがあります。

現在利用している二社のカードローンで返済延滞をおこなわず、良好な返済実績を作っておくことはもちろんのこと、借入総額も考えないとなりません。

総量規制があるので貸金業者のカードローンでは借入総額が審査通過するかどうかに関係します。

また、銀行のカードローンも消費者への過剰貸付を防ぐ自主規制をしているために、現在の借入総額を考慮し審査していきます。

現在の借入総額は、総量規制の範囲に収めておく

先にも説明のとおり、貸金業者のカードローンの審査では、総量規制を考慮するために、年収の3分の1を超えての借入を希望すると審査に通りません。カードローンの審査通過を目指すなら、借入額は年収の3分の1以内にしないとなりません。

三社目のカードローンで総量規制に引っかかりそうな人は、現在の収入を増やすか、借入総額を減らすかのどちらかが、審査通過のために取れる対策です。

利用していないクレジットカードのキャッシング枠があれば解約しておこう

現在クレジットカードを利用しており、キャッシング枠があるなら、総量規制対策として、キャッシング枠を減らすことができます。総量規制では、キャッシング枠も借入総額として考えます。

たとえ利用していないキャッシング枠でも、総量規制の借入残高に組み込まれるのです。

クレジットカードのキャッシング枠を取り消せば、キャッシング枠は0円です。キャッシング枠の取り消し方法はカード会社により違いますが、時間をあまりかけずにおこなえる方法なので、総量規制対策としてすぐ使えます。

三社目のカードローンに申し込む前には、一度クレジットカードのキャッシング枠がないかどうか、確認してください。

銀行のカードローンは総量規制の影響を受けない

銀行のカードローンは、総量規制の対象外です。消費者金融などのカードローンでの借入総額が、年収の3分の1に達してしまったとき、どうしてもお金を借りたいなら、銀行のカードローンが検討できます。銀行のカードローンなら、年収の3分の1以上のお金を借りられる可能性もあります。

ただし、銀行のカードローンは消費者金融よりも、審査が厳しい傾向にあります。銀行のカードローンの審査が厳しくなるのは、以下の2つが関係します。

銀行のカードローンの審査が厳しい理由

  • 銀行が審査内容を見直した
  • 低金利なためにリスクが大きい

ある時期にメガバンクの1行で、暴力団への融資が発覚しました。これを機に、審査に警察庁データベース照会を取り入れ、カードローン申込者が反社会勢力関係者かどうか確認するようになりました。

また暴力団への融資があったことを機に、銀行自身も審査体制を構築しました。この審査体制の変化が、審査が厳しくなった一助です。

貸金業者は、利用者が返済不能に陥ると資金回収できなくなります。さらに、収益から督促をおこなう費用も捻出しないとなりません。金利の低いローンほど利息による利益が少なく、自社の経営を圧迫しないために利用者の返済不能による余計な費用出費は避けなければなりません。

このようなことから、低金利な銀行のカードローンは、申込者に対する審査でのチェックが厳しくなるのです。

審査項目はぜったいに嘘をつかないようにしよう

カードローンの審査では、借入件数や借入額を少なく見せようと、申込書に嘘を書いて申し込む人がいます。同じく年収を多く見せようと、嘘の金額を申込書に書く人もいます。

借入件数や借入額は信用情報機関にすべて記録されているために、カードローン会社が信用情報を見れば、申込内容が嘘かどうかわかります。

年収に関しては、収入証明書を提出すると申込書に記載の年収が嘘かどうか判明します。

収入証明書を提出しなくても、カードローン会社は膨大な数の申込者のデータを持っているために職種役職勤続年数でおおよその年収は予想がつきます。

カードローン会社は、申込書の内容が怪しいと思えば、より詳しく審査を進めます。申込書の申告内容が嘘とわかれば、申込者の印象は悪いです。あまりにも悪質な嘘は、詐欺罪や詐欺未遂罪として問われる可能性のある行為です。カードローンの申し込みでは嘘をつかず、正しい情報を申告してください。

三社目の申し込み以外にも、おまとめローンや増額申請も検討しよう

すでに二社のカードローンを利用している人は、おまとめローン現在利用のカードローンの増額申請も利用できるかもしれません。三社目のカードローンの審査が厳しいと思う方は、おまとめローンや増額申請を検討してください。

おまとめローンってなに?

おまとめローンは、現在利用の複数社のカードローンを一社にまとめて、一本化する方法です。借り換えローンなどとも呼ばれるローンもあります。

おまとめローンのメリット

  • 今利用のカードローンよりも、金利の低いローンで一本化する
  • 毎月の返済が1回にまとめられて、返済負担が減る

おまとめローンを利用すると、これらのメリットが生まれます。普通は低金利のカードローンで一本化するために、銀行のカードローンを利用します。一部の消費者金融では、おまとめローン専用のローンを用意しています。

おまとめローンは契約時に一括で借入れして、利用中の他社のカードローンを完済するのが一般的です。一括で借入れしたあとは、追加での借入れができないことが多いです。

つまり返済のみをしていきます。おまとめローンによっては、利用条件として他社すべてで限度額いっぱいまで借りていることなどと条件があるので、利用したいおまとめローンがあれば、申し込み条件を確認してください。

おまとめローンは本当におすすめ?メリットやデメリット、注意点を徹底解説!

増額申請ってなに?

現在利用しているカードローンの、限度額を引き上げてほしいと申請することを、増額申請と言います。

増額申請をおこない申請が通ると、限度額が増えて借入れできる金額が増えます。
限度額が増えれば、金額によっては適用金利が下がるので、返済の負担が減るかもしれません。

限度額の増額は、カードローン会社から契約者宛に増額申請の案内が来ることもありますが、多くの場合はローン利用者が会社に増額を申請します。

増額申請をおこなうと、カードローンの新規契約時と同じように、審査がおこなわれます。その審査を通過してはじめて、限度額が増額されます。ただし審査結果によっては、限度額が減額される可能性もあります。

増額の審査を通過するための条件としては、契約しているカードローンで今まで延滞をしていないことです。1度でも返済延滞をしていれば、増額の審査通過は難しいと考えた方がよいでしょう。

年収が下がった人、転勤したばかりのような人は増額申請すると限度額が下がるおそれがあります。

三社目のカードローンについてのまとめ

三社目のカードローンの審査は今までカードローンを利用したことがなく、新しくカードローンを申し込む人の審査よりも厳しい場合もあります。三社目のカードローンを利用すると毎月の返済額が増えて、返済不能に陥るかもしれません。

そのために、三社目として契約しても大丈夫か、カードローン会社はより厳しく審査していきます。

三社目のカードローンを申し込む前におこなった方がよいこと

  • 一年以上、良好な利用実績を作る
  • 一度も延滞をせずに、毎回期日までに返済する

三社目のカードローンに申し込むまでには、少なくとも上記の2つはおこなった方がよいでしょう。総量規制もあるので、年収の3分の1以内の借入額かも確認してください。

2019年に株式会社サイバーエージェントに入社。 クレジットカード、キャッシュレス、カードローンの記事作成を担当。 愛用クレジットカードは楽天ゴールドカードでネットショッピングでは楽天市場を利用するようにしている。楽天ペイ、楽天Edyも使っており、楽天のダイヤモンド会員を維持している。最近はスマホを楽天モバイルに変えるか悩んでいる。 ヤフーカードやPayPay、Kyashなども利用しており、お得にポイントを貯めることが趣味。

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