関西アーバン銀行カードローンの特徴を知りたい!大手カードローンと比較&解説 PR

関西アーバン銀行カードローンの特徴を知りたい!大手カードローンと比較&解説

大阪を中心に130を超える支店を構える関西アーバン銀行。

関西相互銀行、関西さわやか銀行と、合併や名称変更を繰り返してきた銀行ですが、2004年以降は関西アーバン銀行として営業活動をおこなっています。

関西アーバン銀行では、個人に向けたカードローン「アーバンカードローン」を提供しています。

アーバンカードローンは他のカードローンと比べてどのようなメリット、デメリットがあるのか、どのような人がアーバンカードローンに剥いているのかについて徹底的にまとめました。

(※)関西アーバン銀行は、2019年4月1日に近畿大阪銀行の合併により「関西みらい銀行」となりました。こちらの記事は旧関西アーバン銀行のカードローンに関する記事となりますので、ご注意ください

関西アーバン銀行のカードローンは大手カードローンとどう違う?

関西アーバン銀行のカードローン「アーバンカードローン」はどのようなローンなのかは、分野ごとに他のカードローンと比較すると分かりやすくなります。

全国区で利用できるプロミスとアコム、アイフル、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行の各カードローンと比べて調べていきましょう。

まずは金利で比較

比較表
カードローン名 金利
アーバンカードローン 年4.0~14.4%
プロミス 年4.5~17.8%
アコム 年3.0~18.0%
アイフル 年3.0~18.0%
みずほ銀行カードローン 年2.0~14.0%(※)
三井住友銀行 カードローン 年1.5~14.5%
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 年1.8~14.6%
(※)住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%〜13.5%です


金利が低いということは、同じ金額を借りても利息が少なくなるということです。

カードローンを利用するなら、少しでも金利が低いものを選びたいものです。

なお、カードローンの金利を見るときは、もっとも高い金利に注目してください。

契約直後は上限金利に近い金利が適用されますので、上限金利で利息をシミュレーションしておけば、「利息が高すぎて払えない」といった状況を回避できます。

アーバンカードローンの上限金利は年14.4%ですので、消費者金融よりは低いものの大手都市銀行と比べると平均的な高さです。

金利だけで選ぶなら、大手都市銀行のカードローンと遜色ないローンだといえるでしょう。

無利息サービスで比較

無利息サービスの比較
カードローン名 無利息で借りられるサービス
アーバンカードローン なし
プロミス 初めての利用から30日間無利息
アコム 契約日の翌日から30日間無利息
アイフル 契約日の翌日から30日間無利息
みずほ銀行カードローン なし
三井住友銀行カードローン なし
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 なし

金利だけを見ると、銀行カードローンは消費者金融カードローンよりもお得です。

しかし、大手消費者金融では、一定期間は無利息で借りられるサービスを提供していますので、短期間で返済するなら消費者金融でお金を借りる方がお得なこともあるのです。

150日未満に完済するなら消費者金融の方がお得!

完済期間 30日間無利息サービスのある年18%の消費者金融カードローンを利用するときの実質金利 アーバンカードローンを年14.4%で利用するときの実質金利 お得なのは?
30日間で完済 年0% 年14.4% 消費者金融
60日間で完済 年9.0% 消費者金融
90日間で完済 年12.0% 消費者金融
120日間で完済 年13.5% 消費者金融
150日間で完済 年14.4% 同じ
180日間で完済 年15.0% アーバンカードローン
(※)借入期間の最終日にまとめて返済したとしてシミュレーションしています。返済計画によっては適用金利が多少前後しますが、おおよその目安として参考にしてください


例えば30日間無利息サービスを利用して30日間お金を借りるなら、利息は0円となり、実質金利は年0%になります。

また、30日間無利息サービスを利用して年18%の金利で60日間お金を借りるなら、利息が発生するのは全借入期間の半分だけですので、実質金利も半分の年9%になります。

最高金利が年14%台の銀行カードローンを利用するよりもお得ですよね。

さらに、無利息サービスを30日間利用して年18%の金利で90日間お金を借りた場合も考えてみましょう。

借入期間中利息が発生するのは全期間の2/3ですから、実質金利も2/3の年12%になります。

上記の表からも明らかなように、30日間無利息サービスを活用すると、150日未満で完済するなら消費者金融で借りる方がお得になります。

単に金利だけに注目してローンを選ぶのではなく、返済期間も考え合わせるようにしてください。

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融資限度額で比較

融資限度額の比較
カードローン名 限度額
アーバンカードローン 10~500万円
プロミス 500万円まで
アコム 800万円まで
アイフル 1~800万円
みずほ銀行カードローン 10~800万円
三井住友銀行カードローン 10~800万円
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 10~500万円

大抵のカードローンは、融資限度額は500万円か800万円に設定されています。

関西アーバン銀行でも上限額は500万円ですので、平均的な金額といえます。

500万円を超える金額を借りたい方は、アーバンカードローン以外のローンを検討してみましょう。

最低返済額で比較

カードローン名 最低返済額(50万円を借りた場合) 最低返済額(100万円を借りた場合)
アーバンカードローン 10,000円 20,000円
プロミス 13,000円 26,000円
アコム(※1) 8,000~15,000円 15,000~30,000円
アイフル(※2) 13,000~15,000円 26,000~30,000円
みずほ銀行カードローン 10,000円 20,000円
三井住友銀行カードローン 10,000円 15,000円
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 10,000円 20,000円
(※1)アコムは融資限度額によって最低返済額が異なります。融資限度額が多ければ多いほど、最低返済額は少なくなります
(※2)アイフルは返済サイクルによって最低返済額が変わります。月に1回返済する約定日製の方が最低返済額が少なくなります


返済しやすさを重視するなら、毎月の最低返済額が低く設定されているカードローンの方が好ましいです。

アーバンカードローンは50万円を借りたときは平均的な最低返済額、100万円を借りたときはやや低めの最低返済額に設定されています。

特に消費者金融と比べると最低返済額が低めに設定されていますので、返済しやすいカードローンだといえるでしょう。

総利息額が少なくなるのは最低返済額が高めのローン

家計に余裕がないときは、少しでも毎月の返済額が少ない方が有難いものです。

しかし、少しずつしか返済しないといつまで経っても借入残高は減りませんから、返済期間が長引き、ひいては利息総額も高くなってしまいます。

月々の支払いが苦しくても、できるだけ最低返済額が多いローンを選ぶ方が、長い目で見ればお得といえるのです。

もちろん余裕があるときは追加返済をして、積極的に借入残高を減らす努力もしてください。

ATM手数料で比較

カードローン名 ATM手数料(自社ATM) ATM手数料(提携ATM)
アーバンカードローン 【借入】
・平日8:45~18:00は無料
・その他の日時は110円(税込)
-
【返済】
・曜日に関わらず8:00~21:00は無料
・その他の時間は利用不可
-
プロミス プロミスと三井住友銀行は常に無料 1万円以下:110円(税込)
1万円超:220円(税込)
アコム 常に無料 1万円以下:110円(税込み)
1万円超:220円(税込み)
アイフル 常に無料 1万円以下:110円(税込)
1万円超:220円(税込)
みずほ銀行カードローン ・みずほ銀行とイオン銀行のATMは平日8:45~18:00は無料
・その他の日時は110~220円(税込)

時間帯によって110~220円(税込)
三井住友銀行カードローン 三井住友銀行とゆうちょ銀行、コンビニATMは常に無料 時間帯によって110~220円(税込)
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 三菱UFJ銀行とコンビニATMは常に無料 手数料有料のATMなし

借入や返済をするたびに手数料がかかるのでは困ります。

できればATM手数料が無料のカードローンを選びたいものです。

アーバンカードローンは、関西アーバン銀行とゆうちょ銀行、セブン銀行なら曜日と時間を選べば手数料無料で利用できます。

関西アーバン銀行のカードローンの3つのメリット

カードローンを提供している金融機関は関西アーバン銀行だけではありません。

数多くあるカードローンの中からアーバンカードローンを選ぶべき理由を4つ紹介します。

①来店せずに契約可能

アーバンカードローンはインターネットやファックスでも申し込めますので、お近くに関西アーバン銀行の支店がなくても問題ありません。

しかも、郵送契約も可能ですから、契約時にも関西アーバン銀行の支店に出向く必要はありません。

日中忙しい方でも利用できるカードローンといえるでしょう。

ただし、関西アーバン銀行が「来店契約が必要」と判断するときは、窓口に出かける必要が生じます。

②申し込める年齢が幅広い

ほとんどの銀行カードローンは、申し込める人の上限年齢は64歳か65歳と定められています。

しかし、アーバンカードローンは満74歳まで申し込めますので、年齢のために他のカードローンに申し込めなかった人も利用できる可能性があります。

③居住地に関わらず申し込み可能

地方銀行のカードローンは、銀行の営業エリア内に住んでいる人しか申し込めないことがほとんどです。

しかし、関西アーバン銀行のカードローンは、全国どこに住んでいる方でも申し込め、もちろん、契約して利用することも可能です。

関西アーバン銀行カードローンの2つのデメリット

ゆうちょ銀行とセブン銀行のATMを合わせると、ATMが日本全国に54,000台ほどもある関西アーバン銀行のカードローン。

使い勝手の良さだけでなく幅広い年齢の方が利用できる点も、他のカードローンと比較しても優れているといえます。

しかし、デメリットもいくつかあります。

契約後に後悔することがないように、デメリットをしっかりと把握してから申し込み手続きをしてください。

①銀行カードローンとしては金利にお得感がない

アーバンカードローンの金利は、銀行カードローンとしては平均的です。

消費者金融のカードローン金利と比べるとお得であることは間違いありません。

しかし、数ある銀行カードローンの中からあえてアーバンカードローンを選ぶ必要があるかというと、そうでもないのが事実です。

金利だけで銀行カードローンを選ぶなら、京都銀行カードローンや近畿大阪銀行カードローンのように上限金利が年11~12%台の商品もあります。

②最低返済額が少ないので返済が長引く恐れがある

消費者金融のカードローンと比べるとアーバンカードローンの最低返済額は若干少なく設定されています。

そのため、返済が長引き、消費者金融で借りた場合と総利息額がほとんど変わらなくなることもあります。


アーバンカードローンを利用するときは、かならず追加返済をこまめに実施し、少しでも返済期間を短くするようにしてください。

金利よりも最低返済額が大切!

最低返済額
金融機関 借入額 適用金利 毎月の返済額 返済期間 総利息額
アーバンカードローン 50万円 年14.4% 10,000円 6年5ヶ月 268,098円
プロミス 50万円 年17.8% 13,000円 4年10ヶ月 246,160円

例えばアーバンカードローンで年14.4%の金利で50万円を借り、毎月10,000円ずつ残高スライド方式で返済したとしましょう。

返済期間は6年5ヶ月、総利息額は268,098円になります。

一方、プロミスで年17.8%の金利で50万円を借り、毎月13,000円ずつ残高スライド方式で返済したとしましょう。

返済期間は4年10ヶ月になり、総利息額は246,160円になります。

30日間無利息サービスを活用すれば、1ヶ月分、利息額がさらに減ります。

つまり、金利も大切ですが、毎月どの程度返済するかの方が、もっと大切だといえるのです。

アーバンカードローンのせっかくの低金利を活かすためにも、毎月多めに返済するように心がけてください。

関西アーバン銀行のカードローンはどんな人におすすめか?

関西アーバン銀行のカードローンは、関西アーバン銀行の営業エリア外の人でも利用できます。

しかも、セブン銀行やゆうちょ銀行のATMを利用すれば、ほとんどの時間帯で手数料無料で借入と返済ができます。

そのため、地域に関わらずおすすめできるカードローンといえるでしょう。

また、最低返済額以上の金額を返済するなら、アーバンカードローンの金利は消費者金融のカードローンよりも低いため、お得に利用できます。

月々多めに返済できる人には、アーバンカードローンはおすすめのカードローンとなります。

関西アーバン銀行カードローンの審査の流れは?

関西アーバン銀行カードローンはインターネットかファックス、電話で申し込みます。

インターネットで申し込んだ場合の審査の流れは、以下の通りです。

審査の流れ
  1. インターネットで申し込みます。
  2. 申込内容の確認のために、関西アーバン銀行から申込者宛に電話がかかってきます。
  3. 本人確認書類をファックスもしくはメールで送信します。
  4. 審査結果が申込者宛に連絡されます。
  5. 契約は原則的に店舗で実施します。店舗に出向けないときは、郵送で契約します。
  6. ローンカードが自宅に郵送されます。カードを受け取ったらすぐに借入可能となります。

関西アーバン銀行カードローンの借り入れ方法と利用可能なATM

関西アーバン銀行のカードローンは、ローンカードを使ってATMから借り入れます。

契約者ごとの借入限度額とは別に、ATMによって借入限度額が決まっていますのでご注意ください。

<借入可能なATM>
関西アーバン銀行、ゆうちょ銀行、セブン銀行

関西アーバン銀行カードローンの返済方法

毎月10日(10日が土日祝のときは翌営業日)に、最低返済額が関西アーバン銀行の口座から引き落とされます。

追加で返済したいときは、ローンカードを以下のATMに挿入して入金返済してください。

<返済可能なATM>
関西アーバン銀行、ゆうちょ銀行、セブン銀行

関西アーバン銀行カードローンまとめ

関西アーバン銀行のカードローンは、メガバンクのカードローンと同程度の金利に設定されています。

しかし、メガバンクと比べても手数料無料で利用できるATMが多く、利便性に関しては非常に優れているカードローンといえます。

ただし、最低返済額が少ないため、毎月の定例返済だけでは借入残高が減りにくいというデメリットがあります。

余力があるときは積極的に任意返済をし、なるべく早めに完済するようにしてください。

投資信託・株式の運用歴20年以上。相続問題が発生したことを機に、ファイナンシャルプランナー2級とAFPの資格を取得。 大学や省庁で研究活動をおこないながら、2014年度からはマネーやファイナンス、医学関係の執筆活動を開始。 ライフマネープランニングやIPO投資、金融詐欺の見分け方、ローン・クレジットカードの使い方などを得意テーマとしている。 現在メインで利用しているカードはアメリカンエクスプレスのプラチナ。招待制から申込制に変わって、ちょっと残念に思う毎日。

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