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飯塚信用金庫のカードローンの使い勝手は良い?大手カードローンと比較検証

飯塚信用金庫のカードローンの使い勝手は良い?大手カードローンと比較検証

飯塚信用金庫には使いみちが限定されない個人向けのカードローンが2つ(2019年3月時点)あります。1つは飯塚信用金庫の愛称「いいしん」をそのまま使った「いいしんカードローン」。もう1つは全国の信用金庫でよくある名前の「カードローンきゃっする」です。

この2つのカードローンはどのように使い分けることができるのか、また、他の金融機関のカードローンではなく飯塚信用金庫のカードローンを選ぶことにどのようなメリットがあるのかについてまとめました。

福岡県飯塚市にお住まいの人だけでなく、その他の地域にお住まいの人も、ぜひ参考にしてください。

飯塚信用金庫カードローンの2つの商品をスペック比較

飯塚信用金庫が提供するカードローンは、それぞれ申込者の条件や融資条件が異なるため、比較的使い分けが簡単なローン商品と言えます。各カードローンのメリット・デメリットを分析する前に、まずは各カードローンのスペックを把握しておきましょう。

いいしんカードローン カードローンきゃっする
申込者の年齢条件 満20~64歳 満20~65歳
申込者の収入条件 50万円を超える融資上限額を希望する場合は、安定継続した収入が必要 本人もしくは配偶者に安定した収入があること
申込者の居住地・勤務地の条件 飯塚信用金庫の営業エリア内に居住もしくは勤務していること 飯塚信用金庫の営業エリア内に居住もしくは勤務していること
申込者の勤続年数 不問 不問
適用金利(年) 5.8~14.6% 5.8~14.6%
融資上限額 10~300万円 10~500万円
資金使途 事業性資金以外の消費性資金 事業性資金以外なら自由
申し込み方法 仮申し込み:インターネット本申し込み:窓口 仮申し込み:電話、ファックス、インターネット、携帯電話
本申し込み:窓口
契約方法 窓口 窓口
飯塚信用金庫口座の有無 必要 必要

飯塚信用金庫カードローンの使い分け方

いいしんカードローンもカードローンきゃっするも、どちらも金利や居住エリアの条件はまったく同じです。しかし、カードローンきゃっするの方が申込者の年齢条件が1歳大きかったり、融資上限額が大きかったり、消費性資金以外にも使用できたりと、自由度が高いという特徴があります。特徴別に使い分け方を紹介します。

<いいしんカードローンがおすすめの人>

  • 収入が安定していない人
  • 飯塚信用金庫で住宅ローンを利用している人

<カードローンきゃっするがおすすめの人>

  • 65歳の人
  • 配偶者に安定した収入がある人
  • おまとめや借り換え目的でローンを利用したい人
  • 300万円を超える融資限度額を希望する人

いいしんカードローンは、50万円を超える融資限度額を希望するときには安定継続した収入を得ていることが求められますが、50万円以下の融資上限額を希望するときには収入に関しては不問になります。収入が安定していない人でも、いいしんカードローンに申し込むことができますね。

また100万円を超える融資限度額を希望するときは、飯塚信用金庫で住宅ローンを組み、なおかつ年収300万円以上であることが必要になります。反対に言えば、飯塚信用金庫で住宅ローンを組んでいると、幾分、いいしんカードローンの審査には有利になると考えられます。

住宅ローンで賄えないインテリアなどの費用が足りないときは、いいしんカードローンを検討してみても良いですね。

一方、カードローンきゃっするは、消費性資金でなくても利用できます。つまり、現在、複数のローンを借りている人や高金利のローンを利用している人は、カードローンきゃっするでローンをまとめたり借り換えたりすることができるのです。

その他にも、本人ではなく配偶者の収入が安定している人や65歳の人も、いいしんカードローンではなくカードローンきゃっするに申し込むようにしてください。

飯塚信用金庫のカードローンと大手カードローンのスペック比較

飯塚信用金庫の2つのカードローンのスペックを理解したところで、他のカードローンと比較していきましょう。特に気になる金利や融資限度額、最低返済額などの各項目において、飯塚信用金庫のカードローンと大手カードローンの違いを明らかにしていきます。

金利で比較

カードローン名 金利
いいしんカードローン 年5.8~14.6%
カードローンきゃっする 年5.8~14.6%
プロミス 年4.5~17.8%
アコム 年3.0~18.0%
アイフル 年3.0~18.0%
みずほ銀行カードローン 年2.0~14.0%
三井住友銀行カードローン 年4.0~14.5%
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)
年1.8~14.6%
※みずほ銀行で住宅ローンを利用している場合は、みずほ銀行カードローンの金利が年0.5%引き下げられます。


カードローンに申し込むと、上限金利に近い金利が適用されることが多いです。例えばアイフルの上限金利は年18.0%ですから、年15.0~18.0%程度の金利が適用される人が多いのです。

カードローンの金利を見るときは、つい低い金利(アイフルなら年3.0%)の方に目が行ってしまいますが、かならず上限金利に着目して評価するようにしてください。

飯塚信用金庫のカードローンはいずれも上限金利が年14.6%ですので、大手銀行カードローンの上限金利と同程度~やや高めの水準と言えます。消費者金融カードローンを利用するよりはお得ですが、みずほ銀行や三井住友銀行の金利と比べると低いとは言えません。

また、福岡県内に本店がある筑邦銀行カードローンは上限金利が年13.95%ですから、福岡県民なら筑邦銀行のカードローンを利用する方がお得と言えるでしょう。

無利息サービスで比較

カードローン名 無利息で借りられるサービス
いいしんカードローン なし
カードローンきゃっする なし
プロミス 初めての利用から30日間無利息
アコム 契約日の翌日から30日間無利息
アイフル 契約日の翌日から30日間無利息
みずほ銀行カードローン なし
三井住友銀行カードローン なし
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 なし

金利だけを見るならば、消費者金融カードローンよりも銀行カードローンがお得です。しかしながら、多くの大手消費者金融では「無利息サービス」を実施しており、最初の30日間を無利息で借りられるため、短期間で返済するならば銀行カードローンよりも消費者金融カードローンの方がお得になることもあります。

カードローンを選ぶときは金利も重要ですが、どの程度の期間借りるのかも考慮するようにしてください。数ヶ月で返済する場合は無利息サービスを実施している金融機関から借りる方がお得になることもあるのです。

無利息サービスを利用してお金を借りたい方は下記の記事で、無利息サービスを行っているカードローンを紹介しているので読んでみてください。

無利息期間のあるカードローンを紹介!無利息期間を賢く利用するコツや注意点を解説
カードローンが各社が設定している「無利息期間」は、その期間の借入れが無利息になる、借り手にとっては大変有利なサービスです。金融各社が提供している無利息サービスの仕組みや特長、利用する際の注意点、利用目的別のおすすめサービスなどについて詳しく解説します。

融資限度額で比較

カードローン名 限度額
いいしんカードローン 10~300万円
カードローンきゃっする 10~500万円
プロミス 500万円まで
アコム 800万円まで
アイフル 1~800万円
みずほ銀行カードローン 10~800万円
三井住友銀行カードローン 10~800万円
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 10~500万円

大手消費者金融やメガバンクのカードローンは、融資上限額が500~800万円に設定されていることが一般的です。この表で紹介しているプロミスやアコム、アイフル、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行の各カードローンはいずれも、融資上限額が500~800万円に設定されています。

一方、地方銀行や信用金庫のカードローンは、融資上限額が200~500万円であることが多いです。飯塚信用金庫のカードローンも融資上限額は200~500万円ですので、一般的な上限額だと言えるでしょう。

カードローン名 最低返済額
50万円を借りた場合 100万円を借りた場合
いいしんカードローン 融資限度額あるいは借入残高のどちらかで毎月の最低返済額が決定する。金額については要問い合わせ
カードローンきゃっする 10,000円 20,000円
プロミス 13,000円 26,000円
アコム 8,000〜15,000円 15,000~30,000円
アイフル 13,000〜15,000円 26,000~30,000円
みずほ銀行カードローン 10,000円 20,000円
三井住友銀行カードローン 10,000円 15,000円
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック) 10,000円 20,000円
※アコムは融資限度額によって最低返済額が異なります。融資限度額が多ければ多いほど、最低返済額は少なくなります。
※アイフルは返済サイクルによって最低返済額が変わります。月に1回返済する「約定日制」は35日ごとに返済する「サイクル制」よりも最低返済額が少なくなります。

本当に家計が苦しいときには、毎月の返済額は少なければ少ないほど助かります。

カードローンきゃっするは平均的な返済額に設定されていますので、毎月の返済が楽ということにはなりませんが、返済額が多すぎて苦しいということにもならないでしょう。

なお、いいしんカードローンは、融資限度額によって毎月の返済額が決まる返済方法と借入残高によって毎月の返済額が決まる返済方法のいずれかを選択できます。

毎月の負担は大きくても早めに完済したい方は「融資限度額で返済額が決まる返済方法」、毎月の返済額をできるだけ減らしたい方は「借入残高で返済額が決まる返済方法」を選ぶようにしてください。

ATM手数料で比較

カードローン名 ATM手数料
自社ATM 提携ATM
いいしんカードローン、カードローンきゃっする 【借入】
平日8:00~18:00と土曜9:00~14:00は無料。その他は108円
時間帯によって108~216円
【返済】
時間帯によって0~108円
プロミス プロミスと三井住友銀行は常に無料 1万円以下:108円
1万円超:216円
アコム 常に無料 1万円以下:108円
1万円超:216円
アイフル 常に無料 1万円以下:108円
1万円超:216円
みずほ銀行カードローン みずほ銀行とイオン銀行のATM
平日8:45~18:00は無料
その他の日時は108~216円
時間帯によって108~216円
三井住友銀行カードローン 三井住友銀行とゆうちょ銀行、コンビニATMは常に無料 時間帯によって108~216円
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 三菱UFJ銀行とコンビニATMは常に無料 手数料有料のATMなし
※手数料はいずれも税込み表示です。

飯塚信用金庫のカードローンは飯塚信用金庫以外のATMでも利用できますが、借入・返済のいずれにおいても税抜100~200円の手数料がかかります。お得に利用したい方は、お近くの飯塚信用金庫のATMを利用してください。

飯塚信用金庫のカードローンのメリット

大抵の金融機関では、何度も借入・返済できるカードローンを提供しています。その中で敢えて飯塚信用金庫のカードローンを利用する意味はあるのでしょうか。飯塚信用金庫のカードローンならではのメリットについて見ていきましょう。

①土曜日も無料で利用できる

飯塚信用金庫のカードローンは、飯塚信用金庫のATMなら平日8:00~18:00だけでなく土曜日の9:00~14:00も手数料無料で借り入れができます。土曜日に急にお金が必要になっても、飯塚信用金庫のいいしんカードローンとカードローンきゃっするなら手数料をかけずに融資を受けられます。

②カードローンきゃっするはおまとめにも使える

ローンをいくつも利用していると、常に返済に追われているような気持ちになり、精神衛生上、好ましくない状態になる恐れがあります。

特に借入残高によって返済額が変わるタイプのローンなら返済額も毎月変わりますので、さらに返済管理が大変になり、借金をしていることの精神的負担もさらに大きくなるでしょう。

複数のローンを利用している場合は、1つのローンにまとめてシンプルにローン管理することをおすすめします。飯塚信用金庫のカードローンきゃっするはおまとめとしても利用できますので、細々としたローンをまとめてみてはいかがでしょうか。

特に適用金利が高くなりがちな消費者金融やクレジットカードのキャッシング枠で少額のローンを組んでいる場合は、飯塚信用金庫のカードローンに乗り換えるだけで利息軽減効果も期待できますよ。

③仮審査の申し込みはインターネットで可能

いずれも本申し込みは飯塚信用金庫の窓口で実施されますが、仮申し込みだけならインターネットでも可能です。わざわざ飯塚信用金庫の窓口に行って「申し訳ないのですが、利用できません・・・」とお断りされるのは悲しいものです。

しかし、仮申し込みはインターネットでできますので、ある程度審査に通るかどうかの目途がついてから飯塚信用金庫の窓口に行くため、無駄足になる可能性は下がります。

飯塚信用金庫カードローンのデメリット

どんなに優れて見えるカードローンでも、利用者によっては不満点はあるものです。飯塚信用金庫のいいしんカードローンとカードローンきゃっするのデメリットを5つ紹介します。

①提携ATMが分かりにくい

飯塚信用金庫のカードローンの公式サイトには、提携ATMがどこなのかということについては何も記載されていません。

飯塚信用金庫の本店に電話をかけて尋ねましたが、「飯塚信用金庫のATMは間違いなく利用できますが、他のATMに関してはATMによって異なるため一概には言えません」という返答をいただきました。

お近くに飯塚信用金庫のATMがある場合は問題はありませんが、近くに飯塚信用金庫のATMがないときは、対応できるATMを探すのに手間取る恐れがあります。

②銀行カードローンとしては一般的~やや高めの金利

飯塚信用金庫のカードローンは、いずれも最高金利は年14.6%です。決して高い金利ではありませんが、銀行カードローンとして低い金利でもありません。金利にこだわってカードローンを選びたい方は、消費者金融のカードローンがおすすめです。

③振込融資が利用できない

カードローンの中には、電話やインターネットで申し込むと指定した口座に融資金を振り込んでもらえる「振込融資」を実施しているものもあります。

しかし、飯塚信用金庫のカードローンはいずれも振込融資に対応していませんので、常にローンカードとATMで融資を受けなくてはいけません。

現金が必要なときには問題はないのですが、クレジットカードや公共料金の引き落としの資金が不足するときには、「現金を借りて引き落とし口座に入金する」という手間が必要になるため、少々手間がかかります。

④福岡県に居住あるいは勤務している人しか利用できない

いいしんカードローンもカードローンきゃっするも、いずれも飯塚信用金庫の営業エリア内に居住あるいは勤務している人しか利用できません。飯塚信用金庫の営業エリアは福岡県全域ですので、福岡県に住んでいるか、職場が福岡県内にあるか、いずれかの条件を満たす必要があります。

⑤飯塚信用金庫の口座が必須

毎月の定例返済は、飯塚信用金庫の口座からの引き落としとなります。飯塚信用金庫の口座を持っていない人は、本申し込みの際に口座を開設してください。

飯塚信用金庫のカードローンはどんな人におすすめか?

飯塚信用金庫のカードローンを便利に利用できるのは、ご自宅や勤務先、普段買い物に行くところなどの生活圏内に飯塚信用金庫のATMがある人だけです。

本申し込みや口座開設の際にはかならず飯塚信用金庫の窓口に行かなくてはいけませんので、ATMだけでなく店舗も家や職場の近くにある方が望ましいでしょう。

飯塚信用金庫カードローンの審査の流れは?2種類のカードローンをそれぞれご紹介

飯塚信用金庫カードローンは、カードローンの種類によって審査の流れが異なります。それぞれのカードローンに申し込む前に、かならず以下の審査の流れをチェックしてください。

<いいしんカードローン>

  • インターネットか電話で仮審査に申し込みます。
  • 詳細な情報を入力するための申し込みフォームが、メールに添付されて届きます。
  • 申し込みフォームを完成して、送信します。運転免許証と社会保険証の情報も添付して送信します。
  • 申し込み完了メールが届きます。
  • 仮審査の結果が知らされます。仮審査に通過していた場合は、飯塚信用金庫の店舗で本審査の申し込みを実施します。
  • 本審査に通過したときは、その場で契約手続きを進めます。
  • ローンカードが自宅に郵送されます。

<カードローンきゃっする>

  • インターネットかファックス、電話、携帯電話で仮審査に申し込みます。
  • 仮審査の結果が電話もしくはメールで知らされます。
  • 仮審査に通過していた場合は、飯塚信用金庫の店舗で本審査の申し込みを実施します。その際、本人確認書類や収入証明書類などの必要書類も提出します。
  • 審査に通過したときは、その場で契約手続きを進めます。
  • ローンカードが自宅に郵送されます。

いずれの方法でも本審査のタイミングで店頭に行く必要があります。ただし「カードローンきゃっする」のほうがより工程が短く、手間という意味では少し楽かもしれません。

飯塚信用金庫カードローンの借入はATMから可能

飯塚信用金庫のカードローンは、専用のローンカードを使って飯塚信用金庫ATMや提携ATMから借り入れます。以下のATMで借り入れられますが、手数料が無料であることが明らかなのは飯塚信用金庫ATMだけですので、できるだけ飯塚信用金庫のATMを利用するようにしましょう。

<借入可能なATM>
飯塚信用金庫、その他の提携金融機関

飯塚信用金庫カードローンの返済方法について

毎月10日(10日が土日祝のときは翌営業日)が定例返済日ですので、前日までに定例返済額以上のお金を飯塚信用金庫の返済用口座に入金しておきましょう。

自動引落になっているので、入金さえしておけば支払い忘れてしまったということもなく便利です。なお、ATMや飯塚信用金庫の窓口では随時返済が可能です。少しでも利息を減らしたい方は、こまめに返済して借入残高を減らしておきましょう。

<返済可能なATM>
飯塚信用金庫、その他の提携金融機関

飯塚信用金庫カードローンのまとめ

飯塚信用金庫のカードローンは、いずれも飯塚信用金庫の顧客専用のローン商品と言えます。申し込みの際はかならず飯塚信用金庫の窓口に行かなくてはいけませんし、飯塚信用金庫の口座を持っていない人はそもそも利用することができません。

福岡県内にお住まいもしくは勤務先がある方で、普段の生活圏に飯塚信用金庫の本支店やATMがある人は、飯塚信用金庫のカードローンを検討してみてはいかがでしょうか。